JP3059224U - 使い捨てパンツ - Google Patents

使い捨てパンツ

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JP3059224U
JP3059224U JP1998009217U JP921798U JP3059224U JP 3059224 U JP3059224 U JP 3059224U JP 1998009217 U JP1998009217 U JP 1998009217U JP 921798 U JP921798 U JP 921798U JP 3059224 U JP3059224 U JP 3059224U
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JP
Japan
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abdomen
joined
disposable pants
front abdomen
anterior
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JP1998009217U
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English (en)
Inventor
健次 中岡
勝 藤岡
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トーヨー衛材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観性が良好で、接合部分の剥離強度を向上
させる。 【解決手段】前腹部12Aと後背部12Bとから外方に
突出した両端部12bを前腹部12A側又は後背部12
B側に折り曲げて、前腹部12A又は後背部12Bに接
合する。前腹部13Aと後背部13Bの接合した両端部
13bを、前腹部13Aと後背部13Bの間の内方に折
り込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、外観性が良好で、接合部分の剥離強度も向上する使い捨てパンツに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、パンツに成形するシート状体1を展開状態(範囲F 参照)で矢印方向Aに移動させながら、幅方向の中央位置Cに両脚部用穴2aを 長手方向に一定ピッチPで形成して、幅方向の中央位置(股部2Dに相当)Cを 中心にして2つに重ね合わせた後に(範囲G参照)、両脚部用穴2aの長手方向 の中間位置を溶着若しくは接着で接合して、この接着部2bを中間aで両断する ことにより、使い捨てパンツ2を製造するようにしたものがある。
【0003】 かかる工程により製造された使い捨てパンツ2は、図4に示すように、前腹部 2Aと後背部2Bとの間に切欠き状の両脚部2Cが形成されていて、前腹部2A と後背部2Bの両端部(接着部)2b同士が相互に接合されて外方に突出するよ うになる。
【0004】 なお、図4は、乳幼児用や大人失禁者用のおむつとなる使い捨てパンツ2であ るために、股部2Dに吸収体2Eを有しているが、おむつではなくて、例えば旅 行用の使い捨てパンツである場合には吸収体2Eは不要である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の使い捨てパンツ2では、両端部(接着部)2bが外 方にそれぞれ5〜20mmも突出することから、外観性が悪くて下着らしさに欠 けるという問題がある。また、使い捨てパンツ2の着脱に際して、前腹部2Aと 後背部2Bとの間を大きく広げるときの矢印B方向の力で両端部(接着部)2b の接合が剥がれやすいという問題がある。
【0006】 本考案は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、外観性が良好で 、接合部分の剥離強度も向上する使い捨てパンツを提供することを目的とするも のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の請求項1は、展開状態において前腹部と 後背部との間に切欠き状の両脚部が形成されていて、股部を中心にして前腹部と 後背部とが重ね合わされて、前腹部と後背部の両端部同士が相互に接合されてな る使い捨てパンツであって、 上記前腹部と後背部の接合された両端部が外方に突出されていて、この両端部 が前腹部側又は後背部側に折り曲げられて、前腹部又は後背部に接合されている ことを特徴とする使い捨てパンツを提供するものである。
【0008】 請求項1によれば、前腹部と後背部とから外方に突出した両端部を前腹部側又 は後背部側に折り曲げて、前腹部又は後背部に接合するようにしたから、両端部 が外方にほとんど突出しなくなる。なお、両端部は必ずしも同じ側に折り曲げる 必要はなく、相互に反対側に折り曲げても差し支えはない。
【0009】 本考案の請求項2は、展開状態において前腹部と後背部との間に切欠き状の両 脚部が形成されていて、股部を中心にして前腹部と後背部とが重ね合わされて、 前腹部と後背部の両端部同士が相互に接合されてなる使い捨てパンツであって、 上記前腹部と後背部の接合された両端部が、前腹部と後背部の間の内方に折り 込まれていることを特徴とする使い捨てパンツを提供するものである。
【0010】 請求項2によれば、前腹部と後背部の接合した両端部を、前腹部と後背部の間 の内方に折り込むようにしたから、両端部が全く外方に突出しなくなる。
【0011】 また、請求項2における折り込みは、請求項3のように、上記股部を中心にし て前腹部と後背部とが重ね合わされ、さらに両脚部と前腹部及び後背部との境部 分から前腹部及び後背部がそれぞれ裏向きに折り返されて両脚部に重ね合わされ た状態で、前腹部と後背部の両端部同士が裏向きで相互に接合されて、前腹部及 び後背部がそれぞれ表向きに折り返されることにより、接合された両端部が、前 腹部と後背部の間の内方に折り込まれるようになっている構成とするのが好まし い。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、従来技術 と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0013】 図1は第1実施形態の使い捨てパンツ12である。この使い捨てパンツ12は 、図5に示した従来技術と同様に、パンツに成形するシート状体1を展開状態( 範囲F参照)で矢印方向Aに移動させながら、幅方向の中央位置Cに両脚部用穴 12aを長手方向に一定ピッチPで形成して、幅方向の中央位置(股部12Dに 相当)Cを中心にして2つに重ね合わせた後に(範囲G参照)、両脚部用穴12 aの長手方向の中間位置を溶着若しくは接着で接合して、この接着部12bを中 間aで両断する。
【0014】 かかる工程により製造された使い捨てパンツ12は、図1(a)に示したよう に、前腹部12Aと後背部12Bとの間に切欠き状の両脚部12Cが形成されて いて、図4に示した従来技術と同様に、前腹部12Aと後背部12Bの両端部( 接着部)12b同士が相互に接合されて外方に突出することになる(二点鎖線b 参照)。
【0015】 そこで、図1(b)に示すように、前腹部12Aと後背部12Bとから外方に 突出した両端部12bを矢印cで示すように前腹部12A側に折り曲げて、前腹 部12Aに溶着若しくは接着で接合する。あるいは、図1(c)に示すように、 前腹部12Aと後背部12Bとから外方に突出した両端部12bを矢印dで示す ように後背部12B側に折り曲げて、後背部12Bに溶着若しくは接着で接合す る。
【0016】 これにより、前腹部12Aと後背部12Bの両端部(接着部)12bが外方に ほとんど突出しないので、外観性が良好になって下着らしくなり、商品価値が向 上するようになる。また、折り曲げた両端部12bを前腹部12A又は後背部1 2Bに接合したので、使い捨てパンツ12の着脱に際して、前腹部12Aと後背 部12Bとの間を大きく広げるときの矢印B方向の力で両端部(接着部)12b の接合が剥がれにくくなり、この点からも商品価値が向上するようになる。
【0017】 上記両端部12bは必ずしも同じ側に折り曲げる必要はなく、例えば左側は前 腹部12A側に折り曲げ、右側は後背部12b側に折り曲げるというように、相 互に反対側に折り曲げても差し支えはない。
【0018】 図2及び図3は第2実施形態の使い捨てパンツ13である。この使い捨てパン ツ13は、前腹部13Aと後背部13Bの接合した両端部13bを、前腹部13 Aと後背部13Bの間の内方に折り込むようにしている。
【0019】 これにより、前腹部13Aと後背部13Bの両端部(接着部)13bが外方に 全く突出しないので、外観性が良好になって下着らしくなり、商品価値が向上す るようになる。また、両端部13bは内方に折り込まれているので、使い捨てパ ンツ13の着脱に際して、前腹部13Aと後背部13Bとの間を大きく広げると きの矢印B方向の力で両端部(接着部)13bの接合が剥がれにくくなり、この 点からも商品価値が向上するようになる。
【0020】 図3は使い捨てパンツ13の製造工程であり、パンツに成形するシート状体1 を展開状態(範囲F参照)で矢印方向Aに移動させながら、幅方向の中央位置C 1に両脚部用穴13aを長手方向に一定ピッチPで形成して、幅方向の中央位置 (股部13Dに相当)C1を中心にして2つに重ね合わせた後に(範囲G参照) 、さらに両脚部13Cと前腹部13A及び後背部13Bとの境部分C2から前腹 部13A及び後背部13Bをそれぞれ裏向きに折り返して両脚部13Cに重ね合 わせた状態で(範囲H参照)、両脚部用穴13aの長手方向の中間位置を溶着若 しくは接着で接合して、この接着部13bを中間aで両断する。
【0021】 この切断状態では、前腹部13Aと股部13Dと後背部13Bは、図3(b) に略画的に示したような側面断面形状となり、その後、図3(c)に示すように 、前腹部13A及び後背部13Bをそれぞれ表向きに折り返すことにより(矢印 e参照)、接合された両端部(接着部)13bが、前腹部13Aと後背部13B の間の内方に自然に折り込まれるようになる(図3(d)及び図2(b)参照) 。
【0022】 このような製造工程であれば、前腹部13Aと後背部13Bの両端部13b同 士を裏向きで相互に接合した後に、前腹部13A及び後背部13Bをそれぞれ表 向きに折り返すだけで、接合された両端部13bを、前腹部13Aと後背部13 Bの間の内方に折り込むことができるから、接合された両端部13bの内方への 折り込みを、使い捨てパンツの連続製造工程で自動的に行うことができるので、 生産性が向上するようになる。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案の請求項1は、前腹部と後背部とか ら外方に突出した両端部を前腹部側又は後背部側に折り曲げて、前腹部又は後背 部に接合するようにしたから、両端部が外方にほとんど突出しないので、外観性 が良好になって下着らしくなり、商品価値が向上するようになる。また、折り曲 げた両端部を前腹部又は後背部に接合したので、剥離強度が向上して使い捨てパ ンツの着脱に際して、前腹部と後背部との間を大きく広げても両端部の接合が剥 がれにくくなり、この点からも商品価値が向上するようになる。
【0024】 また、請求項2は、前腹部と後背部の接合した両端部を、前腹部と後背部の間 の内方に折り込むようにしたから、両端部が外方に突出しないので、外観性が良 好になって下着らしくなり、商品価値が向上するようになる。また、両端部は内 方に折り込まれているので、剥離強度が向上して使い捨てパンツの着脱に際して 、前腹部と後背部との間を大きく広げても両端部の接合が剥がれにくくなり、こ の点からも商品価値が向上するようになる。
【0025】 また、請求項3の折り込み構造では、前腹部と後背部の両端部同士を裏向きで 相互に接合した後に、前腹部及び後背部をそれぞれ表向きに折り返すだけで、接 合された両端部を、前腹部と後背部の間の内方に折り込むことができるから、接 合された両端部の内方への折り込みを、使い捨てパンツの連続製造工程で自動的 に行うことができるので、生産性が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施形態の使い捨てパンツであ
り、(a)は正面斜視図、(b)は両端部を前腹部側に
折り曲げた要部拡大斜視図、(c)は両端部を後背部側
に折り曲げた要部斜視図である。
【図2】 本考案の第2実施形態の使い捨てパンツであ
り、(a)は正面斜視図、(b)は両端部を内方に折り
込んだ要部拡大斜視図である。
【図3】 (a)は第2実施形態の使い捨てパンツの製
造工程図、(b)は前腹部及び後背部を裏向きに折り返
した状態の側面断面図、(c)は前腹部及び後背部を表
向きに折り返した状態の側面断面図、(d)は(c)の
側面図である。
【図4】 従来の使い捨てパンツであり、(a)は正面
斜視図、(b)は(a)の要部拡大斜視図である。
【図5】 従来の使い捨てパンツの製造工程図である。
【符号の説明】
12,13 使い捨てパンツ 12A,13A 前腹部 12B,13B 後背部 12C,13C 両脚部 12D,13D 股部 12b,13b 両端部(接着部)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展開状態において前腹部と後背部との間
    に切欠き状の両脚部が形成されていて、股部を中心にし
    て前腹部と後背部とが重ね合わされて、前腹部と後背部
    の両端部同士が相互に接合されてなる使い捨てパンツで
    あって、 上記前腹部と後背部の接合された両端部が外方に突出さ
    れていて、この両端部が前腹部側又は後背部側に折り曲
    げられて、前腹部又は後背部に接合されていることを特
    徴とする使い捨てパンツ。
  2. 【請求項2】 展開状態において前腹部と後背部との間
    に切欠き状の両脚部が形成されていて、股部を中心にし
    て前腹部と後背部とが重ね合わされて、前腹部と後背部
    の両端部同士が相互に接合されてなる使い捨てパンツで
    あって、 上記前腹部と後背部の接合された両端部が、前腹部と後
    背部の間の内方に折り込まれていることを特徴とする使
    い捨てパンツ。
  3. 【請求項3】 上記股部を中心にして前腹部と後背部と
    が重ね合わされ、さらに両脚部と前腹部及び後背部との
    境部分から前腹部及び後背部がそれぞれ裏向きに折り返
    されて両脚部に重ね合わされた状態で、前腹部と後背部
    の両端部同士が裏向きで相互に接合されて、前腹部及び
    後背部がそれぞれ表向きに折り返されることにより、接
    合された両端部が、前腹部と後背部の間の内方に折り込
    まれるようになっている請求項2に記載の使い捨てパン
    ツ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006041138A1 (ja) * 2004-10-15 2006-04-20 Uni-Charm Co., Ltd. 使い捨ての着用物品
JP2016158799A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 日本製紙クレシア株式会社 パンツ型吸収性物品

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