JP3059126B2 - Atm交換機 - Google Patents
Atm交換機Info
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- JP3059126B2 JP3059126B2 JP23129197A JP23129197A JP3059126B2 JP 3059126 B2 JP3059126 B2 JP 3059126B2 JP 23129197 A JP23129197 A JP 23129197A JP 23129197 A JP23129197 A JP 23129197A JP 3059126 B2 JP3059126 B2 JP 3059126B2
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- atm
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- atm switch
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchronou
s Transfer Mode)に利用する。本発明はATM交換機に
おけるコネクション受付判定に利用する。特に、ATM
スイッチが多段に接続されたATMスイッチネットワー
クにおけるコネクション受付判定技術に関する。
s Transfer Mode)に利用する。本発明はATM交換機に
おけるコネクション受付判定に利用する。特に、ATM
スイッチが多段に接続されたATMスイッチネットワー
クにおけるコネクション受付判定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】フレーム内の送出スロット位置を指定す
ることにより、各コネクション毎に確定的に帯域を割当
てるSTM(Synchronous Transfer Mode) 交換とは異な
り、ATM交換では各コネクションは任意の時刻にセル
を送出することができる。ATM交換においてはコネク
ション設定時に当該コネクションのトラヒックディスク
リプタを申告させ、セル損失が起きないようにコネクシ
ョン受付の可否判定を行う。
ることにより、各コネクション毎に確定的に帯域を割当
てるSTM(Synchronous Transfer Mode) 交換とは異な
り、ATM交換では各コネクションは任意の時刻にセル
を送出することができる。ATM交換においてはコネク
ション設定時に当該コネクションのトラヒックディスク
リプタを申告させ、セル損失が起きないようにコネクシ
ョン受付の可否判定を行う。
【0003】ATM交換機でセル損失が発生する主な箇
所は、セルがVP(Virtual Path)へ送出されるATM交
換機の出力バッファである。単純なセルの送出方法とし
て、例えば、出力バッファにおいて、FIFO(First i
n first out)のアルゴリズムがある。1セル時間毎にセ
ルの読出しタイミングがあり、その読出しタイミングに
なったときに、バッファにセルがあればバッファの先頭
のセルを読出す。
所は、セルがVP(Virtual Path)へ送出されるATM交
換機の出力バッファである。単純なセルの送出方法とし
て、例えば、出力バッファにおいて、FIFO(First i
n first out)のアルゴリズムがある。1セル時間毎にセ
ルの読出しタイミングがあり、その読出しタイミングに
なったときに、バッファにセルがあればバッファの先頭
のセルを読出す。
【0004】ピークセル速度、平均セル速度、バースト
性、ピーク継続時間、ソースタイプ(例えば、電話、ビ
デオ)等がトラヒックディスクリプタの候補として考え
られる。
性、ピーク継続時間、ソースタイプ(例えば、電話、ビ
デオ)等がトラヒックディスクリプタの候補として考え
られる。
【0005】ピークセル速度のみを用いたコネクション
の受付可否判定を行う場合は各コネクションからのセル
送出のバースト性が強い(平均セル速度とピークセル速
度の比が大きい)場合は十分に帯域使用効率が上げられ
ないことが問題となる(以降、このようにピークセル速
度を基に帯域運用を行う方式をピーク割当方式と呼
ぶ)。
の受付可否判定を行う場合は各コネクションからのセル
送出のバースト性が強い(平均セル速度とピークセル速
度の比が大きい)場合は十分に帯域使用効率が上げられ
ないことが問題となる(以降、このようにピークセル速
度を基に帯域運用を行う方式をピーク割当方式と呼
ぶ)。
【0006】また、ピーク割当方式の他に、ユーザから
申告されたピークセル速度と平均セル速度から、セル損
失率を計算して推定し、コネクションの受付可否判定を
行う方式がある。推定されたセル損失率がセル損失率規
定値以下であったら、コネクションを受付け、そうでな
かったらコネクションを受付けない。例えば、村瀬らは
文献(T.Murase,H.Suzuki,S.Sato and T.Takeuchi,"A Ca
ll Admission ControlEstimate,"IEEE Journal of Sele
cted Areas in Communications,vol.9,no.9,pp.1461-14
70,April 1991.)で、ピークセル速度と平均セル速度を
もとに、セル損失率を推定する方法を提案している。ま
た、斉藤らは文献(H.Saito and k.Shiomoto,"Dynamic c
all admission control in ATM networks,"IEEE Journa
l of Selected Areas in Communications,vol.9,no.7,p
p.982-989,Sept.1991.) にてセル流量の観測に基づくコ
ネクションの受付可否判定を行う方式を提案している。
斉藤らの方式はウィンドウサイズ内の到着セル数を観測
しており、複数ウィンドウからなる観測周期内で得られ
た到着セル数分布の統計処理を行っている。
申告されたピークセル速度と平均セル速度から、セル損
失率を計算して推定し、コネクションの受付可否判定を
行う方式がある。推定されたセル損失率がセル損失率規
定値以下であったら、コネクションを受付け、そうでな
かったらコネクションを受付けない。例えば、村瀬らは
文献(T.Murase,H.Suzuki,S.Sato and T.Takeuchi,"A Ca
ll Admission ControlEstimate,"IEEE Journal of Sele
cted Areas in Communications,vol.9,no.9,pp.1461-14
70,April 1991.)で、ピークセル速度と平均セル速度を
もとに、セル損失率を推定する方法を提案している。ま
た、斉藤らは文献(H.Saito and k.Shiomoto,"Dynamic c
all admission control in ATM networks,"IEEE Journa
l of Selected Areas in Communications,vol.9,no.7,p
p.982-989,Sept.1991.) にてセル流量の観測に基づくコ
ネクションの受付可否判定を行う方式を提案している。
斉藤らの方式はウィンドウサイズ内の到着セル数を観測
しており、複数ウィンドウからなる観測周期内で得られ
た到着セル数分布の統計処理を行っている。
【0007】以上は、ATMスイッチが一つの場合につ
いて述べた。図7は多段に接続されたATMスイッチに
よるATMスイッチネットワークおよびコネクション受
付判定装置を示す図である。ATMスイッチの規模を大
きくする場合には、図7のように、ATMスイッチを3
段に接続する構成がある。これを3段スイッチ11と呼
ぶことにする。1段目はN×MスイッチがL個、2段目
はL×LスイッチがM個、3段目はM×NスイッチがL
個で構成され、全体としては、NL×NLスイッチとな
っている。
いて述べた。図7は多段に接続されたATMスイッチに
よるATMスイッチネットワークおよびコネクション受
付判定装置を示す図である。ATMスイッチの規模を大
きくする場合には、図7のように、ATMスイッチを3
段に接続する構成がある。これを3段スイッチ11と呼
ぶことにする。1段目はN×MスイッチがL個、2段目
はL×LスイッチがM個、3段目はM×NスイッチがL
個で構成され、全体としては、NL×NLスイッチとな
っている。
【0008】各スイッチの出力ポートは、出力バッファ
を備えており、3段スイッチ11の一つの入力ポートか
ら一つの出力ポートへのコネクションの概念を図8に示
す。図8において、セル損失が各出力バッファで生じ
る。したがって、3段スイッチ11内部のセル損失率を
規定値以下とする受付けを行うためには、コネクション
受付後の各出力バッファのセル損失率を推定する必要が
ある。図9に3段スイッチ11における従来のコネクシ
ョン受付判定装置10のブロック構成を示す。
を備えており、3段スイッチ11の一つの入力ポートか
ら一つの出力ポートへのコネクションの概念を図8に示
す。図8において、セル損失が各出力バッファで生じ
る。したがって、3段スイッチ11内部のセル損失率を
規定値以下とする受付けを行うためには、コネクション
受付後の各出力バッファのセル損失率を推定する必要が
ある。図9に3段スイッチ11における従来のコネクシ
ョン受付判定装置10のブロック構成を示す。
【0009】1〜3段目の各出力バッファ11 〜13 に
対してセル損失率推定部21 〜23を備え、得られたセ
ル損失率推定値からコネクション受付判定を行う。
対してセル損失率推定部21 〜23を備え、得られたセ
ル損失率推定値からコネクション受付判定を行う。
【0010】図10は従来のコネクション受付判定アル
ゴリズムを示す図である。3段スイッチ全体でセル損失
率規定値をCLRとする。そこで、各スイッチの出力バ
ッファ11 〜13 には、1段目、2段目、3段目の出力
バッファ11 、12 、13 におけるセル損失率規定値
を、それぞれCLR1 、CLR2 、CLR3 と割当て
る。ただし、 CLR1 +CLR2 +CLR3 <CLR …(1) を満足している。また、コネクション受付後の1段目、
2段目、3段目の出力バッファ11 、12 、13 におけ
るセル損失率推定値を、それぞれ、clr1 、cl
r2 、clr3 とする。
ゴリズムを示す図である。3段スイッチ全体でセル損失
率規定値をCLRとする。そこで、各スイッチの出力バ
ッファ11 〜13 には、1段目、2段目、3段目の出力
バッファ11 、12 、13 におけるセル損失率規定値
を、それぞれCLR1 、CLR2 、CLR3 と割当て
る。ただし、 CLR1 +CLR2 +CLR3 <CLR …(1) を満足している。また、コネクション受付後の1段目、
2段目、3段目の出力バッファ11 、12 、13 におけ
るセル損失率推定値を、それぞれ、clr1 、cl
r2 、clr3 とする。
【0011】コネクション接続の要求が発生すると、コ
ネクションを設定する経路を決める。コネクション設定
経路上の、各出力バッファ11 、12 、13 のセル損失
率、clr1 、clr2 、clr3 を推定する。推定さ
れたセル損失率が、すべて、それぞれのセル損失率規定
値より小さかったらコネクションを受付ける(S10、
S11、S12、S13)。もし、そうでなかったらコ
ネクションを受付けない(S10、S11、S12、S
14)。
ネクションを設定する経路を決める。コネクション設定
経路上の、各出力バッファ11 、12 、13 のセル損失
率、clr1 、clr2 、clr3 を推定する。推定さ
れたセル損失率が、すべて、それぞれのセル損失率規定
値より小さかったらコネクションを受付ける(S10、
S11、S12、S13)。もし、そうでなかったらコ
ネクションを受付けない(S10、S11、S12、S
14)。
【0012】また、別の判定方法として、 clr1 +clr2 +clr3 <CLR …(2) を満足していたら、コネクション受付可、そうでなかっ
たら、コネクション受付不可とするという方法もある。
たら、コネクション受付不可とするという方法もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
ように、従来のコネクション受付判定方法によるATM
交換機では、各出力バッファ11 〜13 において、コネ
クション受付後のセル損失率推定部21 〜23 を備える
必要があり、ハードウェア量が大きくなる。段数が増加
すればそれに比例してハードウェア量がさらに大きくな
る。
ように、従来のコネクション受付判定方法によるATM
交換機では、各出力バッファ11 〜13 において、コネ
クション受付後のセル損失率推定部21 〜23 を備える
必要があり、ハードウェア量が大きくなる。段数が増加
すればそれに比例してハードウェア量がさらに大きくな
る。
【0014】また、段数の増減設を行う場合には、その
都度、セル損失率推定部の増減設を行うことになり仕様
変更に伴うハードウェアの変更に手間とコストを要す
る。
都度、セル損失率推定部の増減設を行うことになり仕様
変更に伴うハードウェアの変更に手間とコストを要す
る。
【0015】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、コネクション受付判定のためのハードウェア
量を低減させることができるATM交換機を提供するこ
とを目的とする。本発明は、ATMスイッチネットワー
クの増減設に少ない時間およびコストで対応することが
できるコネクション受付判定装置を備えたATM交換機
を提供することを目的とする。
であって、コネクション受付判定のためのハードウェア
量を低減させることができるATM交換機を提供するこ
とを目的とする。本発明は、ATMスイッチネットワー
クの増減設に少ない時間およびコストで対応することが
できるコネクション受付判定装置を備えたATM交換機
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、コネクション
受付判定手段を最終段の出力バッファに備えることを最
も主要な特徴とする。
受付判定手段を最終段の出力バッファに備えることを最
も主要な特徴とする。
【0017】すなわち、本発明は、ATMスイッチが多
段接続されたATMスイッチネットワークと、このAT
Mスイッチネットワークの入力回線に設定されるコネク
ションの受付判定手段とを備えたATM交換機である。
本発明の特徴とするところは、前記ATMスイッチネッ
トワークの最終段のATMスイッチに備えられ、このA
TMスイッチの出力回線の使用率上限値Rを設定する手
段と、この出力回線の回線使用率ρを推定する手段と、
このATMスイッチのセル損失率clrを推定する手段
とを備え、前記ATMスイッチネットワーク全体のセル
損失率規定値をCLRとするとき、 clr<CLR であり、 ρ<R であるときにコネクションの受付けを許可する手段を備
えるところにある。
段接続されたATMスイッチネットワークと、このAT
Mスイッチネットワークの入力回線に設定されるコネク
ションの受付判定手段とを備えたATM交換機である。
本発明の特徴とするところは、前記ATMスイッチネッ
トワークの最終段のATMスイッチに備えられ、このA
TMスイッチの出力回線の使用率上限値Rを設定する手
段と、この出力回線の回線使用率ρを推定する手段と、
このATMスイッチのセル損失率clrを推定する手段
とを備え、前記ATMスイッチネットワーク全体のセル
損失率規定値をCLRとするとき、 clr<CLR であり、 ρ<R であるときにコネクションの受付けを許可する手段を備
えるところにある。
【0018】これにより、段数が大きくなった場合で
も、最終段のATMスイッチだけにコネクション受付判
定手段を備えておけばよいため、従来と比較してハード
ウェア量を低減させることができる。また、ATMスイ
ッチネットワークを増減設する場合でも、最終段だけに
ついてコネクション受付判定手段を増減設すればよいこ
とから、増減設に要する時間とコストを低減させること
ができる。
も、最終段のATMスイッチだけにコネクション受付判
定手段を備えておけばよいため、従来と比較してハード
ウェア量を低減させることができる。また、ATMスイ
ッチネットワークを増減設する場合でも、最終段だけに
ついてコネクション受付判定手段を増減設すればよいこ
とから、増減設に要する時間とコストを低減させること
ができる。
【0019】前記出力回線の使用率上限値Rは、前記A
TMスイッチネットワーク全体の内部ブロッキング率に
したがいその上限を越えないように設定されることが望
ましい。
TMスイッチネットワーク全体の内部ブロッキング率に
したがいその上限を越えないように設定されることが望
ましい。
【0020】あるいは、前記ATMスイッチネットワー
クの最終段のATMスイッチに備えられ、このATMス
イッチの出力回線の使用率上限値Rを設定する手段と、
このATMスイッチのセル損失率clrを推定する手段
とを備え、この推定する手段は、出力回線速度をCとす
るとき、 C×R=CR を仮想的な出力回線速度として前記ATMスイッチのセ
ル損失率clrを推定する手段を含み、前記ATMスイ
ッチネットワーク全体のセル損失率規定値をCLRとす
るとき、 clr<CLR であるときにコネクションの受付けを許可する手段を備
えた構成としてもよい。
クの最終段のATMスイッチに備えられ、このATMス
イッチの出力回線の使用率上限値Rを設定する手段と、
このATMスイッチのセル損失率clrを推定する手段
とを備え、この推定する手段は、出力回線速度をCとす
るとき、 C×R=CR を仮想的な出力回線速度として前記ATMスイッチのセ
ル損失率clrを推定する手段を含み、前記ATMスイ
ッチネットワーク全体のセル損失率規定値をCLRとす
るとき、 clr<CLR であるときにコネクションの受付けを許可する手段を備
えた構成としてもよい。
【0021】これによれば、出力回線の回線使用率ρを
推定する手段を省くことができるため、さらに、ハード
ウェア量および増減設の時間およびコストを低減させる
ことができる。
推定する手段を省くことができるため、さらに、ハード
ウェア量および増減設の時間およびコストを低減させる
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1、図2お
よび図5を参照して説明する。図1は本発明第一および
第二実施例に共通するATM交換機の全体構成図であ
る。図2は本発明第一実施例のコネクション受付判定装
置のブロック構成図である。図5は本発明第二実施例の
コネクション受付判定装置のブロック構成図である。
よび図5を参照して説明する。図1は本発明第一および
第二実施例に共通するATM交換機の全体構成図であ
る。図2は本発明第一実施例のコネクション受付判定装
置のブロック構成図である。図5は本発明第二実施例の
コネクション受付判定装置のブロック構成図である。
【0023】本発明は、図1に示すように、ATMスイ
ッチが3段接続された3段スイッチ11と、この3段ス
イッチ11の入力回線に設定されるコネクションの受付
判定手段としてのコネクション受付判定装置12とを備
えたATM交換機である。
ッチが3段接続された3段スイッチ11と、この3段ス
イッチ11の入力回線に設定されるコネクションの受付
判定手段としてのコネクション受付判定装置12とを備
えたATM交換機である。
【0024】ここで、本発明第一実施例の特徴とすると
ころは、図2に示すコネクション受付判定装置10が3
段スイッチ11の最終段のATMスイッチに備えられ、
このATMスイッチの出力回線の使用率上限値Rを設定
する回線使用率上限値設定部3と、この出力回線の回線
使用率ρを推定する回線使用率推定部4と、このATM
スイッチのセル損失率clrを推定するセル損失率推定
部2とを備え、ATMスイッチネットワーク11全体の
セル損失率規定値をCLRとするとき、 clr<CLR であり、 ρ<R であるときにコネクションの受付けを許可するコネクシ
ョン受付判定部5を備えることろにある。
ころは、図2に示すコネクション受付判定装置10が3
段スイッチ11の最終段のATMスイッチに備えられ、
このATMスイッチの出力回線の使用率上限値Rを設定
する回線使用率上限値設定部3と、この出力回線の回線
使用率ρを推定する回線使用率推定部4と、このATM
スイッチのセル損失率clrを推定するセル損失率推定
部2とを備え、ATMスイッチネットワーク11全体の
セル損失率規定値をCLRとするとき、 clr<CLR であり、 ρ<R であるときにコネクションの受付けを許可するコネクシ
ョン受付判定部5を備えることろにある。
【0025】前記出力回線の使用率上限値Rは、ATM
スイッチネットワーク11全体の内部ブロッキング率に
したがいその上限を越えないように設定される。
スイッチネットワーク11全体の内部ブロッキング率に
したがいその上限を越えないように設定される。
【0026】また、本発明第二実施例の特徴とするとこ
ろは、図5に示すコネクション受付判定装置12が3段
スイッチ11の最終段のATMスイッチに備えられ、こ
のATMスイッチの出力回線の使用率上限値Rを設定す
る回線使用率上限値設定部3と、このATMスイッチの
セル損失率clrを推定するセル損失率推定部12とを
備え、セル損失率推定部12は、出力回線速度をCとす
るとき、 C×R=CR を仮想的な出力回線速度として前記ATMスイッチのセ
ル損失率clrを推定し、ATMスイッチネットワーク
11全体のセル損失率規定値をCLRとするとき、 clr<CLR であるときにコネクションの受付けを許可するコネクシ
ョン受付判定部15を備えるところにある。
ろは、図5に示すコネクション受付判定装置12が3段
スイッチ11の最終段のATMスイッチに備えられ、こ
のATMスイッチの出力回線の使用率上限値Rを設定す
る回線使用率上限値設定部3と、このATMスイッチの
セル損失率clrを推定するセル損失率推定部12とを
備え、セル損失率推定部12は、出力回線速度をCとす
るとき、 C×R=CR を仮想的な出力回線速度として前記ATMスイッチのセ
ル損失率clrを推定し、ATMスイッチネットワーク
11全体のセル損失率規定値をCLRとするとき、 clr<CLR であるときにコネクションの受付けを許可するコネクシ
ョン受付判定部15を備えるところにある。
【0027】
(第一実施例)本発明第一実施例のコネクション受付判
定アルゴリズムを図3に示す。回線使用率上限値設定部
3で、3段目のスイッチの出力回線使用率上限値をRと
設定しておく。3段目のスイッチの出力回線使用率と
は、出力回線のセルタイムスロットに、出力バッファか
ら転送されるセルの割合である。出力回線使用率の概念
を図4に示す。ATMでは通常、出力回線使用率は時々
刻々変化している。出力回線使用率上限値Rの値は、出
力回線使用率がR以下であれば、1段目、2段目のスイ
ッチの出力バッファ11 、12 でセル損失率の劣化が生
じないという条件を考慮し決定される。Rの値の決定法
については後で述べる。
定アルゴリズムを図3に示す。回線使用率上限値設定部
3で、3段目のスイッチの出力回線使用率上限値をRと
設定しておく。3段目のスイッチの出力回線使用率と
は、出力回線のセルタイムスロットに、出力バッファか
ら転送されるセルの割合である。出力回線使用率の概念
を図4に示す。ATMでは通常、出力回線使用率は時々
刻々変化している。出力回線使用率上限値Rの値は、出
力回線使用率がR以下であれば、1段目、2段目のスイ
ッチの出力バッファ11 、12 でセル損失率の劣化が生
じないという条件を考慮し決定される。Rの値の決定法
については後で述べる。
【0028】3段スイッチ11のセル損失率規定値をC
LRとする。コネクション受付後の3段目のスイッチの
出力バッファ13 におけるセル損失率推定値をclr3
とする。コネクションの接続の要求が発生すると、セル
損失率推定部2によりclr3 を推定する。clr3 の
推定の方法としては、例えば、村瀬らの文献(T.Murase,
H.Suzuki,S.Sato and T.Takeuchi,"A Call Admission C
ontrol Estimate,"IEEE Journal of Selected Areas in
Communications,vol.9,no.9,pp.1461-1470,April 199
1.)や、斉藤の文献(H.Saito,"Call Admission Control
in an ATM Network Using Upper Bound of Cell Loss P
robability,"IEEE Trans Commun,vol.40,no.9,pp.1512-
1521,Sep.1992.)で、ピーク速度と平均速度をもとに、
セル損失率を推定する方法がある。
LRとする。コネクション受付後の3段目のスイッチの
出力バッファ13 におけるセル損失率推定値をclr3
とする。コネクションの接続の要求が発生すると、セル
損失率推定部2によりclr3 を推定する。clr3 の
推定の方法としては、例えば、村瀬らの文献(T.Murase,
H.Suzuki,S.Sato and T.Takeuchi,"A Call Admission C
ontrol Estimate,"IEEE Journal of Selected Areas in
Communications,vol.9,no.9,pp.1461-1470,April 199
1.)や、斉藤の文献(H.Saito,"Call Admission Control
in an ATM Network Using Upper Bound of Cell Loss P
robability,"IEEE Trans Commun,vol.40,no.9,pp.1512-
1521,Sep.1992.)で、ピーク速度と平均速度をもとに、
セル損失率を推定する方法がある。
【0029】さらに、回線使用率推定部4により3段目
のスイッチの出力回線使用率ρを推定する。出力回線に
収容されるコネクションiの平均速度をai 、出力回線
のセル速度をCとすると、n本のコネクションが出力回
線に収容された場合に、出力回線使用率は、 ρ=(1/C)×(i=1 to nΣai ) である。これらの推定されたclr3 およびρをもと
に、 clr3 <CLR …(3) ρ<R …(4) の二つの式を満足していれば(S1、S2)、コネクシ
ョン受付可(S3)、そうでなければ、コネクション受
付不可とする(S4)。
のスイッチの出力回線使用率ρを推定する。出力回線に
収容されるコネクションiの平均速度をai 、出力回線
のセル速度をCとすると、n本のコネクションが出力回
線に収容された場合に、出力回線使用率は、 ρ=(1/C)×(i=1 to nΣai ) である。これらの推定されたclr3 およびρをもと
に、 clr3 <CLR …(3) ρ<R …(4) の二つの式を満足していれば(S1、S2)、コネクシ
ョン受付可(S3)、そうでなければ、コネクション受
付不可とする(S4)。
【0030】clr3 <CLR であっても、 ρ≧R の場合には、1段目、2段目のスイッチでセル損失率が
劣化している可能性がある。
劣化している可能性がある。
【0031】斉藤らの文献(H.Saito and k.Shiomoto,"D
ynamic call admission control inATM networks,"IEEE
Journal of Selected Areas in Communications,vol.
9,no.7,pp.982-989,Sept.1991.) にてセル流量の観測に
基づくコネクションの受付可否判定を行う方式を用い
て、clr3 、ρを推定してもよい。斉藤らの方式はウ
ィンドウサイズ内の到着セル数を観測しており、複数ウ
ィンドウからなる観測周期内で得られた到着セル数分布
の統計処理を行っている。
ynamic call admission control inATM networks,"IEEE
Journal of Selected Areas in Communications,vol.
9,no.7,pp.982-989,Sept.1991.) にてセル流量の観測に
基づくコネクションの受付可否判定を行う方式を用い
て、clr3 、ρを推定してもよい。斉藤らの方式はウ
ィンドウサイズ内の到着セル数を観測しており、複数ウ
ィンドウからなる観測周期内で得られた到着セル数分布
の統計処理を行っている。
【0032】ここで、3段目のスイッチの出力回線使用
率上限値Rの設定方法を説明する。図1の特別な場合と
して、N=M=Lのときを考える。1段目はN×Nスイ
ッチがN個、2段目はN×NスイッチがN個、3段目は
N×NスイッチがN個で構成され、全体としては、NN
×NNスイッチとなっている。
率上限値Rの設定方法を説明する。図1の特別な場合と
して、N=M=Lのときを考える。1段目はN×Nスイ
ッチがN個、2段目はN×NスイッチがN個、3段目は
N×NスイッチがN個で構成され、全体としては、NN
×NNスイッチとなっている。
【0033】コネクションを設定するとき、2段目のス
イッチにランダムにコネクションを設定すると仮定す
る。このとき、コネクションが3段目の出力バッファ1
3 でセル損失率規定値を満足していても、設定されたコ
ネクション数が1段目の出力バッファ11 や2段目の出
力バッファ12 で、セル損失率規定値を満足する実際の
転送可能なコネクション数ncon より多くなり、セル損
失率の劣化が生じる。このように、設定されたコネクシ
ョン数がセル損失率規定値を満足する実際の転送可能な
コネクション数より多くなる現象を内部ブロッキングと
いい、その現象が生じる確率を内部ブロッキング率b
int と定義する。bint は近似的に、 bint =1−(1−E)2 …(5) により求められる。Eは一つの出力回線当たりのブロッ
キング確率であり、例えば、コネクションがポアソン生
起で、その保留時間が指数分布にしたがうとして、コネ
クションの呼量acon (eal)とすると、 E=(acon n /ncon !)/(n=0 to ncon Σ(an /n!))…(6) となる。ここで、コネクション負荷ρcon =acon /n
con とすると、bint は、ρcon の関数となる。
イッチにランダムにコネクションを設定すると仮定す
る。このとき、コネクションが3段目の出力バッファ1
3 でセル損失率規定値を満足していても、設定されたコ
ネクション数が1段目の出力バッファ11 や2段目の出
力バッファ12 で、セル損失率規定値を満足する実際の
転送可能なコネクション数ncon より多くなり、セル損
失率の劣化が生じる。このように、設定されたコネクシ
ョン数がセル損失率規定値を満足する実際の転送可能な
コネクション数より多くなる現象を内部ブロッキングと
いい、その現象が生じる確率を内部ブロッキング率b
int と定義する。bint は近似的に、 bint =1−(1−E)2 …(5) により求められる。Eは一つの出力回線当たりのブロッ
キング確率であり、例えば、コネクションがポアソン生
起で、その保留時間が指数分布にしたがうとして、コネ
クションの呼量acon (eal)とすると、 E=(acon n /ncon !)/(n=0 to ncon Σ(an /n!))…(6) となる。ここで、コネクション負荷ρcon =acon /n
con とすると、bint は、ρcon の関数となる。
【0034】1段目の出力バッファ11 や2段目の出力
バッファ12 で、セル損失率の劣化を防ぐために内部ブ
ロッキング確率の上限値をBint とすると、 bint <Bint …(7) を満たす最大のρcon が、セル損失率の劣化を防ぐため
に内部ブロッキング確率を満足するコネクション負荷と
なる。このρcon の値を、本発明第一実施例の3段目の
スイッチの出力回線使用率上限値をRとして用いる。
バッファ12 で、セル損失率の劣化を防ぐために内部ブ
ロッキング確率の上限値をBint とすると、 bint <Bint …(7) を満たす最大のρcon が、セル損失率の劣化を防ぐため
に内部ブロッキング確率を満足するコネクション負荷と
なる。このρcon の値を、本発明第一実施例の3段目の
スイッチの出力回線使用率上限値をRとして用いる。
【0035】ρcon を決定する際には、ncon を求める
必要がある。例えば、コネクションの最大のピークセル
速度pmax をあらかじめ予測しておき、安全側にピーク
割当でコネクションを設定したと仮定すると、 ncon =C/pmax とすることができる。ただし、Cは出力回線セル速度で
ある。また、コネクションのトラヒック特性を仮定し
て、統計多重化効果を考慮に入れ、文献(T.Murase,H.Su
zuki,S.Sato and T.Takeuchi,"A Call Admission Contr
ol Estimate,"IEEEJournal of Selected Areas in Comm
unications,vol.9,no.9,pp.1461-1470,April 1991.)の
方法によってncon を求めてもよい。
必要がある。例えば、コネクションの最大のピークセル
速度pmax をあらかじめ予測しておき、安全側にピーク
割当でコネクションを設定したと仮定すると、 ncon =C/pmax とすることができる。ただし、Cは出力回線セル速度で
ある。また、コネクションのトラヒック特性を仮定し
て、統計多重化効果を考慮に入れ、文献(T.Murase,H.Su
zuki,S.Sato and T.Takeuchi,"A Call Admission Contr
ol Estimate,"IEEEJournal of Selected Areas in Comm
unications,vol.9,no.9,pp.1461-1470,April 1991.)の
方法によってncon を求めてもよい。
【0036】(第二実施例)本発明第二実施例のコネク
ション受付判定装置10を図5に示す。本発明第一実施
例との相違点は、回線使用率推定部4がないところであ
る。
ション受付判定装置10を図5に示す。本発明第一実施
例との相違点は、回線使用率推定部4がないところであ
る。
【0037】本発明第二実施例のコネクション受付判定
アルゴリズムを図6に示す。回線使用率上限値設定部3
で、3段目のスイッチの出力回線使用率上限値をRと設
定しておく。出力回線速度Cとすると、C×R=CRを
仮想的な出力回線速度として、コネクション受付後の3
段目のスイッチの出力バッファ13 におけるセル損失率
推定値clr3 を計算する。
アルゴリズムを図6に示す。回線使用率上限値設定部3
で、3段目のスイッチの出力回線使用率上限値をRと設
定しておく。出力回線速度Cとすると、C×R=CRを
仮想的な出力回線速度として、コネクション受付後の3
段目のスイッチの出力バッファ13 におけるセル損失率
推定値clr3 を計算する。
【0038】斉藤は文献(H.Saito,"Call Admission Con
trol in an ATM Network Using Upper Bound of Cell L
oss Probability,"IEEE Trans Commun,vol.40,no.9,pp.
1512-1521,Sep.1992.)にて、ユーザが申告するコネクシ
ョンiのピーク速度pi 、平均速度ai を基に、コネク
ション受付け後のセル損失率を推定し、コネクションの
受付判定を行う方式を提案している。
trol in an ATM Network Using Upper Bound of Cell L
oss Probability,"IEEE Trans Commun,vol.40,no.9,pp.
1512-1521,Sep.1992.)にて、ユーザが申告するコネクシ
ョンiのピーク速度pi 、平均速度ai を基に、コネク
ション受付け後のセル損失率を推定し、コネクションの
受付判定を行う方式を提案している。
【0039】斉藤の方式は、ユーザにより申告される各
コネクションiにおけるピークセル速度Ri (γセル時
間内の最大送出セル数)と、平均セル速度Ai (γ時間
内の平均送出セル数)から、出力回線速度をCとして、
セル損失率clrは、 Ri =pi γ/C …(8) Ai =ai γ/C …(9)
コネクションiにおけるピークセル速度Ri (γセル時
間内の最大送出セル数)と、平均セル速度Ai (γ時間
内の平均送出セル数)から、出力回線速度をCとして、
セル損失率clrは、 Ri =pi γ/C …(8) Ai =ai γ/C …(9)
【0040】
【数1】 で推定される。
【0041】コネクションi(i=1,…,n)は、既
にVPに収容されているコネクションとし、コネクショ
ンn+1を新しく接続を要求されたコネクションとし
た。*は畳み込み積分である。固定ウィンドウ長γは、
バッファサイズをKとして、 γ≦K+1 である。ここで、3段目のスイッチの出力回線率上限値
をRと設定しておいた場合に、出力回線速度Cとする
と、C×R=CRを仮想的な出力回線速度として、
(8)および(9)式にCをCRに置き換えた式を用い
る。すなわち、 Ri ′=pi γ/(CR) …(12) Ai ′=aγ/(CR) …(13) として、Ri ′、Ai ′を(10)および(11)式
に、Ri 、Ai の代わりに用いる。
にVPに収容されているコネクションとし、コネクショ
ンn+1を新しく接続を要求されたコネクションとし
た。*は畳み込み積分である。固定ウィンドウ長γは、
バッファサイズをKとして、 γ≦K+1 である。ここで、3段目のスイッチの出力回線率上限値
をRと設定しておいた場合に、出力回線速度Cとする
と、C×R=CRを仮想的な出力回線速度として、
(8)および(9)式にCをCRに置き換えた式を用い
る。すなわち、 Ri ′=pi γ/(CR) …(12) Ai ′=aγ/(CR) …(13) として、Ri ′、Ai ′を(10)および(11)式
に、Ri 、Ai の代わりに用いる。
【0042】clr3 <CLR であれば(S5)、コネクションを受付ける(S6)。
そうでなければ、コネクションを受付けない(S7)。
そうでなければ、コネクションを受付けない(S7)。
【0043】本発明第一実施例では、実際の出力回線速
度Cに対して、セル損失率を推定し、さらに、出力回線
使用率が上限値Rより小さいか否かで、コネクション受
付判定を行っている。それに対し、本発明第二実施例で
は、仮想的な出力回線速度をCRとし、そのCRに対し
てセル損失率を推定し、コネクション受付判定を行う。
度Cに対して、セル損失率を推定し、さらに、出力回線
使用率が上限値Rより小さいか否かで、コネクション受
付判定を行っている。それに対し、本発明第二実施例で
は、仮想的な出力回線速度をCRとし、そのCRに対し
てセル損失率を推定し、コネクション受付判定を行う。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクション受付判定のためのハードウェア量を低減さ
せることができる。また、ATMスイッチネットワーク
の増減設に少ない時間およびコストで対応することがで
きる。
コネクション受付判定のためのハードウェア量を低減さ
せることができる。また、ATMスイッチネットワーク
の増減設に少ない時間およびコストで対応することがで
きる。
【図1】本発明第一および第二実施例に共通するATM
交換機の全体構成図。
交換機の全体構成図。
【図2】本発明第一実施例のコネクション受付判定装置
のブロック構成図。
のブロック構成図。
【図3】本発明第一実施例のコネクション受付判定アル
ゴリズムを示す図。
ゴリズムを示す図。
【図4】出力回線使用率の概念を示す図。
【図5】本発明第二実施例のコネクション受付判定装置
のブロック構成図。
のブロック構成図。
【図6】本発明第二実施例のコネクション受付判定アル
ゴリズムを示す図。
ゴリズムを示す図。
【図7】多段に接続されたATMスイッチによるATM
スイッチネットワークおよびコネクション受付判定装置
を示す図。
スイッチネットワークおよびコネクション受付判定装置
を示す図。
【図8】3段スイッチの一つの入力ポートから一つの出
力ポートへのコネクションの概念を示す図。
力ポートへのコネクションの概念を示す図。
【図9】従来のコネクション受付判定装置のブロック構
成図。
成図。
【図10】従来のコネクション受付判定アルゴリズムを
示す図。
示す図。
11 〜13 出力バッファ 2、12 セル損失率推定部 3 回線使用率上限値設定部 4 回線使用率推定部 5、15、25 コネクション受付判定部 10、12 コネクション受付判定装置 11 3段スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 電子情報通信学会技術研究報告 SS E96−124(1996年12月12日) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (3)
- 【請求項1】 ATMスイッチが多段接続されたATM
スイッチネットワークと、このATMスイッチネットワ
ークの入力回線に設定されるコネクションの受付判定手
段とを備えたATM交換機において、 前記ATMスイッチネットワークの最終段のATMスイ
ッチに備えられ、このATMスイッチの出力回線の使用
率上限値Rを設定する手段と、この出力回線の回線使用
率ρを推定する手段と、このATMスイッチのセル損失
率clrを推定する手段とを備え、 前記ATMスイッチネットワーク全体のセル損失率規定
値をCLRとするとき、 clr<CLR であり、 ρ<R であるときにコネクションの受付けを許可する手段を備
えたことを特徴とするATM交換機。 - 【請求項2】 前記出力回線の使用率上限値Rは、前記
ATMスイッチネットワーク全体の内部ブロッキング率
にしたがいその上限を越えないように設定される請求項
1記載のATM交換機。 - 【請求項3】 ATMスイッチが多段接続されたATM
スイッチネットワークと、このATMスイッチネットワ
ークの入力回線に設定されるコネクションの受付判定手
段とを備えたATM交換機において、 前記ATMスイッチネットワークの最終段のATMスイ
ッチに備えられ、このATMスイッチの出力回線の使用
率上限値Rを設定する手段と、このATMスイッチのセ
ル損失率clrを推定する手段とを備え、 この推定する手段は、出力回線速度をCとするとき、 C×R=CR を仮想的な出力回線速度として前記ATMスイッチのセ
ル損失率clrを推定する手段を含み、 前記ATMスイッチネットワーク全体のセル損失率規定
値をCLRとするとき、 clr<CLR であるときにコネクションの受付けを許可する手段を備
えたことを特徴とするATM交換機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23129197A JP3059126B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | Atm交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23129197A JP3059126B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | Atm交換機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1174887A JPH1174887A (ja) | 1999-03-16 |
JP3059126B2 true JP3059126B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=16921313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23129197A Expired - Fee Related JP3059126B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | Atm交換機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059126B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23129197A patent/JP3059126B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
電子情報通信学会技術研究報告 SSE96−124(1996年12月12日) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1174887A (ja) | 1999-03-16 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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