JP3058944U - 配水管の電気防食用アノード電極 - Google Patents

配水管の電気防食用アノード電極

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JP3058944U
JP3058944U JP1998008769U JP876998U JP3058944U JP 3058944 U JP3058944 U JP 3058944U JP 1998008769 U JP1998008769 U JP 1998008769U JP 876998 U JP876998 U JP 876998U JP 3058944 U JP3058944 U JP 3058944U
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JP
Japan
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water distribution
distribution pipe
pipe
anode electrode
water
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JP1998008769U
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Inventor
正浩 高橋
靖彦 高橋
英輔 和田
芳和 橋口
Original Assignee
タマガワ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配水管の防食を行うアノード電極を安全かつ
経済的に配水管に取り付けることのできる配水管の電気
防食用電極を提供する。 【解決手段】 配水管の途中に連結可能な多方管継手の
配水管への連結に使用しない連結端にアノードを差し込
み、その連結端の開口部をシールしてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、給水管、給湯管などの配水管の内面の金属が腐食するのを防止する とともに、配水の滅菌をも実現可能な配水管の電気防食滅菌法に用いて好適な電 極に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、配水管の電気防食を実現するためのアノード電極としては、フランジ型 のアノード電極や、配水管の管壁に孔を開け、この孔を介して管内に装填する型 式のアノード電極等がある。これらは、すでに内面の腐食が進行し、錆が発生し ている配水管に装着することが多い。
【0003】 そのような古くなった配水管に取り付ける場合、前者のフランジ型アノードを 用いるには、配水管の所定箇所を一定の長さ切り落とし、その部分にフランジ付 短管型のアノード電極のセットをはめ込み、この短管を左右の配水管に特種カッ プリングで固定する必要があり、そのため、工事が煩雑で費用も嵩む等の問題点 がある。
【0004】 また、後者の穿孔挿入型のアノード電極を用いた場合、開孔部分の配水管の管 壁が錆などにより薄くなっていると、アノード電極の取り付けが不具合となり、 水漏れの懸念があり、また、アノード電極が片持ちとなるため、繰り返し衝撃的 な水流を受けると、アノード電極が次第に曲がったり、配水管のアノード取付部 が傷んだりする畏れがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、前記従来の事情を鑑みてなされたもので、配水管の防食を行 うアノード電極を安全かつ経済的に配水管に取り付けることのできる配水管の電 気防食用電極を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、前記課題を解決するために、鋭意、試験、検討を重ねたところ 、汎用管材の多方管継手を活用することにより、安全かつ施工の容易な経済的な 配水管の電気防食用アノード電極を実現するに至った。
【0007】 配水管の途中に多方管継手を連結することは、従来の技術であり、容易かつ経 済的に行うことができる。そして、取り付けた多方管継手の配水管への連結に使 用しない他の連結端口にアノードを挿入し、固定すれば、防食用のアノード電極 が出来上がる。
【0008】 すなわち、本考案に係る配水管電気防食用アノード電極は、配水管の電気防食 を行うためのアノード電極であって、配水管の途中に連結可能な多方管継手の配 水管への連結に使用しない連結端にアノードを差し込み、その連結端の開口部を シールしてなることを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る配水管電気防食用電極の一例を示す概略構成図である。 本実施形態では、多方管継手として四方管継手を用いた。
【0010】 図に示すように、切断分離した配水管6、7に四方管継手5を取り付ける前に 、この四方管継手5の配水管6、7への連結に用いない連結端5a,5bの一方 に合成樹脂等の電気絶縁体で製作したフィッティング1をねじ込んで固定する。 フィッティング1には、例えば、金属ワイヤーからなるアノード3と電線接続具 2が組み込んである。フィッティング1を取り付けた連結端5aと対向する連結 端5bに合成樹脂等の電気絶縁体で作製したフィッティング4をねじ込んで固定 する。フィッティング4にはアノード3を挿入する盲穴4aが開けてある。四方 管継手5の配水管用連結端5cおよび5dを、前後の配水管6および7にねじ込 み固定する。不図示の防食電圧・電流制御機構からのプラス線を電線接続具2に 接続し、同制御機構からのマイナス線の端子を配水管6または7の鉄部に取り付 ける。
【0011】 前記構成において、配水管の防食作用および配水の滅菌作用を動作状態にする には、前記防食電圧・電流制御機構を介して配水管の通水に電圧を印加する。
【0012】 前記実施の形態は、単線配水管の場合で、使用する多方管継手は、四方管継手 であった。しかし、本考案は、この場合に限られるものでなく、多分岐配水管の 分岐部に取り付ける場合などでは、対象とする配水管の分岐数より多い分岐数の 多方管継手を用いればよく、そのような場合も本考案に含まれる。また、四方管 継手の替りに三方管継手もその一部に加工を施すことによって使用可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の配水管の電気防食用電極によれば、多方管継手 を利用することにより、従来よりも、安全性、工事の容易さ、経済性において、 一段と性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を説明するための断面構成
図である。
【符号の説明】 1 フィッティング 2 電線接続具 3 アノード 4 フィッティング 4a 盲穴 5 四方管継手 5a,5b 配水管への連結に使用しない連結端 5c,5d 配水管への連結に使用する連結端 6,7 配水管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配水管の電気防食を行うためのアノード
    電極であって、配水管の途中に連結可能な多方管継手の
    配水管への連結に使用しない連結端にアノードを差し込
    み、その連結端の開口部をシールしてなることを特徴と
    する配水管の電気防食用アノード電極。
JP1998008769U 1998-11-06 1998-11-06 配水管の電気防食用アノード電極 Expired - Lifetime JP3058944U (ja)

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