JP3058889U - スライド椅子 - Google Patents

スライド椅子

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JP3058889U
JP3058889U JP1998009184U JP918498U JP3058889U JP 3058889 U JP3058889 U JP 3058889U JP 1998009184 U JP1998009184 U JP 1998009184U JP 918498 U JP918498 U JP 918498U JP 3058889 U JP3058889 U JP 3058889U
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JP
Japan
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main shaft
bearing
seat
projection
bearing body
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998009184U
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English (en)
Inventor
喜浩 細川
Original Assignee
メーコー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座部を前後にスライド可能とした椅子であっ
て、支柱の主軸との連結部が合成樹脂製としても充分な
強度を有し耐荷重性,耐久性を有するようにする。 【解決手段】 ガススプリングからなる支柱1の主軸3
の上部4をテーパ状に形成し、該上部の外周面にビスを
螺合するなどで突起5を突設するとともに、合成樹脂に
よって一体成形された軸受体7の下面中心位置に前記主
軸の上部を嵌着し得るテーパ状で貫通状の嵌着孔8を形
成し、該嵌着孔の内面に前記突起が係合し得る係合溝9
を形成し、該軸受体の両側縁部に一対の軸受孔11a,
11bを夫々水平で平行に形成し、座部12の下面に固
設した機枠14には2本の丸棒状のスライド軸16a,
16bを平行に架設し、該スライド軸を前記軸受体の軸
受孔に摺動自在に貫挿し、さらに該機枠の下面に前記主
軸の上端面に突設されたプッシュボタン6を押圧し得る
押え板23を設け、該押え板に操作レバー20を延設し
座部の高さが調節されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、座部が前後にスライド可能に支持されたスライド椅子に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコ遊技場における直線状に配置された各パチンコ台の前に遊技者 がプレイ中に着座するために設置されているパチンコ用椅子は、フロアから垂直 に樹立された支柱上に椅子本体の座部を前後にスライド可能に支持し、かつ無負 荷時には常に前方に移動するようにバネによって該座部を前向きに付勢すること により、非使用時にその椅子の後側の通路が広く確保されるようにしたスライド 椅子であり、その構造は例えば実用新案登録第3046771号公報に示された 如くである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこのスライド椅子では、支柱の主軸の上部を合成樹脂によって一体成 形された軸受体の下面中心位置に形成された嵌着孔に嵌着し支柱と座部とを連結 しているが、この連結部には使用中に集中的に捩じれ力や座屈力等の外力が繰り 返し掛るので、ガタが生じ易く、また結合が不完全になって座部が自由に回って しまうようになり易い欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のスライド椅子は上記課題を解決しようとするもので、ガススプリング からなる支柱の主軸の上部をテーパ状に形成し、該上部の外周面にビスを螺合す るなどで突起を突設するとともに、合成樹脂によって一体成形された軸受体の下 面中心位置に前記主軸の上部を嵌着し得るテーパ状で貫通状の嵌着孔を形成し、 該嵌着孔の内面に前記突起が係合し得る係合溝を形成し、該軸受体の両側縁部に 一対の軸受孔を夫々水平で平行に形成し、座部の下面に固設した機枠には2本の 丸棒状のスライド軸を平行に架設し、該スライド軸を前記軸受体の軸受孔に摺動 自在に貫挿し、さらに該機枠の下面に前記主軸の上端面に突設されたプッシュボ タンを押圧し得る押え板を設け、該押え板に操作レバーを延設し座部の高さが調 節されるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施の形態を説明する。図1に外観透視図を示したように、図中 、1は床面に垂直に樹立されたガススプリングからなる円筒状の支柱で、該支柱 1の主軸3の上部4は図2に示したようにテーパ状に形成され、該上部4の外周 面にビスを螺合するなどで突起5を突設する。6は主軸3の上端面に突設された プッシュボタンで、該プッシュボタン6を押圧することにより弁が開かれガスス プリング中に封入されたガスの移動が自由になることから該主軸3が上下に伸縮 し得る。
【0006】 7はガラス繊維強化ナイロン樹脂を金型に射出成形することで一体成形された 軸受体で、該軸受体の下面中心位置に前記主軸3の上部4を嵌着し得るテーパ状 で貫通状の嵌着孔8が形成され該嵌着孔8の内面に前記突起5が係合し得る係合 溝9が形成される。10は該嵌着孔8の周壁の外周部に放射状に形成された補強 リブである。また該軸受体7の両側縁部には一対の軸受孔11a,11bが夫々 水平で平行に形成されている。
【0007】 一方、座部12の下面にビス13により機枠14を固設し、該機枠の前後部に 垂設された取付板15a,15b間に丸棒状のスライド軸16a,16bを2本 平行に架設し、該スライド軸の一端を取付板15bに貫挿し他端は取付板15a に貫挿しプッシュナット17を嵌着して固定している。そして該スライド軸16 a,16bを前記軸受孔11a,11bに貫挿することにより該スライド軸16 a,16bを前後にスライド可能に支持している。
【0008】 18a,18bは軸受体7の上面に一体に実設された掛止片で、該掛止片と取 付板15aとの間にコイル状のバネ19a,19bを引張状にて張設することに より、該バネの弾性により座部12を前方に付勢している。
【0009】 また、20は丸棒を略L字形に折り曲げてなる操作レバーで、該操作レバーの 直線状基部21を機枠14の下面にビス26により固着した一対の軸受22a, 22bにより回転自在に支持し、該基部21に前記プッシュボタン6と相対する ように長板状の押え板23を止ネジ24によって固着し、該操作レバー20の先 端を座部12の側方に延設してなる。25は座部12に一体的に形成された背凭 を示す。
【0010】 このように構成した椅子では、バネ19a,19bの弾性により座部12が常 に前方に付勢され非使用時には該座部をスライド軸16a,16bに沿って前方 にスライドさせるので、パチンコ遊技場に設置された場合に通路を広く確保でき る。また、遊技者がパチンコ機に向って着座すれば、その人の体形あるいは好み によって自由に該座部12を前後動できる。
【0011】 また、機枠の下面に前記主軸の上端面に突設されたプッシュボタン6を押圧し 得る押え板23を設け、該押え板に操作レバー20を延設してなるので、該操作 レバーを手動操作し基部21を回転させ該押え板によりプッシュボタン6を押圧 すれば、該主軸3が上下に伸縮自在となり、座部12の高さを自在に調節するこ とができる。
【0012】 また、このスライド椅子では、支柱1の主軸3の上部4をテーパ状に形成し、 軸受体7に該主軸の上部を嵌着し得るテーパ状で貫通状の嵌着孔8を形成してな るので、荷重によって該上部4のテーパ状外周面が該嵌着孔8のテーパ状内面に 圧着する。このため荷重によって該嵌着孔の形状が多少変形したとしても、或い は成形精度がよくなくてもそのために隙間が出来てガタ付くようなことがなく、 該軸受体7が合成樹脂によって成形されていても優れた強度,耐久性を有する。 またそのテーパ状の上部4の外周面に突設された突起5が嵌着孔の内面に形成さ れた係合溝9に係合するようにしたので、組み付けに際し座部12が常に正面を 向くように容易に嵌着できる。
【0013】 なお、主軸3は支柱1にて水平面内で左右いずれにも回転することができるよ うに支持され、かつ外力が無くなれば弾性により座部12が自然と正面を向くよ うに設定される。
【0014】
【考案の効果】
このように本考案のスライド椅子は、ガススプリングからなる支柱の主軸の上 部をテーパ状に形成し、該上部の外周面にビスを螺合するなどで突起を突設する とともに、合成樹脂によって一体成形された軸受体の下面中心位置に前記主軸の 上部を嵌着し得るテーパ状で貫通状の嵌着孔を形成し、該嵌着孔の内面に前記突 起が係合し得る係合溝を形成し、該軸受体の両側縁部に一対の軸受孔を夫々水平 で平行に形成し、座部の下面に固設した機枠には2本の丸棒状のスライド軸を平 行に架設し、該スライド軸を前記軸受体の軸受孔に摺動自在に貫挿し、さらに該 機枠の下面に前記主軸の上端面に突設されたプッシュボタンを押圧し得る押え板 を設け、該押え板に操作レバーを延設してなるので、合成樹脂製の軸受体であっ ても充分な強度を有し耐荷重性,耐久性を有する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスライド椅子の透視斜視図。
【図2】同上椅子の支柱の主軸の斜視図。
【図3】同上椅子の要部の部分断面側面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図3のB−B線断面図。
【図6】同上椅子の要部の透視斜視図。
【符号の説明】
1 支柱 3 主軸 4 上部 5 突起 6 プッシュボタン 7 軸受体 8 嵌着孔 9 係合溝 11a,11b 軸受孔 12 座部 14 機枠 15a,15b 取付板 16a,16b スライド軸 19a,19b バネ 20 操作レバー 23 押え板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガススプリングからなる支柱の主軸の上
    部をテーパ状に形成し、該上部の外周面にビスを螺合す
    るなどで突起を突設するとともに、合成樹脂によって一
    体成形された軸受体の下面中心位置に前記主軸の上部を
    嵌着し得るテーパ状で貫通状の嵌着孔を形成し、該嵌着
    孔の内面に前記突起が係合し得る係合溝を形成し、該軸
    受体の両側縁部に一対の軸受孔を夫々水平で平行に形成
    し、座部の下面に固設した機枠には2本の丸棒状のスラ
    イド軸を平行に架設し、該スライド軸を前記軸受体の軸
    受孔に摺動自在に貫挿し、さらに該機枠の下面に前記主
    軸の上端面に突設されたプッシュボタンを押圧し得る押
    え板を設け、該押え板に操作レバーを延設し座部の高さ
    が調節されるようにしたことを特徴としたスライド椅
    子。
JP1998009184U 1998-11-04 1998-11-04 スライド椅子 Expired - Lifetime JP3058889U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001277928A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用引出装置
JP3509006B2 (ja) 1995-02-09 2004-03-22 株式会社イトーキクレビオ 児童用の椅子
JP2016000216A (ja) * 2011-06-10 2016-01-07 株式会社エース電研 遊技機設置枠

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