JP3058871U - アンテナ取付け用キャビネット構造 - Google Patents

アンテナ取付け用キャビネット構造

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益男 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダースライド等を用いることなく、金
型のキャビティとコアだけで、アンテナを挿入するアン
テナ挿入穴を形成することができて、成型が行い易くて
コストダウンを図れ、しかも成型が簡単で成型時間の短
縮化を図ることができるアンテナ取付け用キャビネット
構造を提供する。 【解決手段】 成形時に金型のキャビティ8によってア
ンテナ取付け部2の外形を形成するとともに、コア9に
よってアンテナ貫通空洞部3を形成し、キャビティ8と
コア9によって、上下部にアンテナ挿入穴4、4を形成
し、更に、コア9によってアンテナ貫通空洞部3を上下
に仕切り、この仕切り部5に、キャビティ8から延設さ
れた突出部8aを挿入して補強用アンテナ挿入穴6を形
成したq

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、テレビデオ等の映像装置にアンテナを取り付けるためのアンテナ取 付け用キャビネット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のアンテナ取付け用キャビネット構造は、例えば、図4に示すように、キ ャビネット11の成型時に、ガイドポスト12を設け、このガイドポスト12の アンテナ挿入穴13は、同じ成型時にシリンダースライド等を用いて形成してい た。 このために、金型構造が複雑化して金型コストのアップや、成型サイクルの延 長等の問題があった。
【0003】 また、従来の着脱式アンテナとして、実開昭62−93804号公報に記載さ れたものがある。 これは、図5に示すように、アンテナ取付部材110に回動および着脱可能に 取付けられる取付台101の上部両側部にVHF用ロッドアンテナ素子102を 装着し、取付台101の上部のロッドアンテナ素子102間に形成した凹部10 1eに、UHF用アンテナ素子102が上下方向に屈折可能に取付けられたホル ダ111を着脱可能に嵌合させると共に、凹部101eの壁面とホルダ111の 周面の一方に設けた係合突条111aと他方に設けた係合溝101fとを係脱可 能に係合させ、アンテナ取付部材110の取付孔110aに取付台101の取付 軸部101cを挿入してアンテナ取付部材110に取付台101を取り付けるよ うにしている。
【0004】 ところが、これにおいても、アンテナ取付部材110の取付孔110aを形成 するには、上記したアンテナ取付け用キャビネット構造と同様に、シリンダスラ イド等を用いて形成しなくてはならないので、金型構造が複雑化して金型コスト のアップや、成型サイクルの延長等の問題があった。
【0005】 また、ロッドアンテナの取付構造として、実開昭61−140607号公報に 記載されたものがある。 これは、図6に示すように、ロッドアンテナの取り付けが可能なテレビ受信機 において、アンテナ端子板220に筒形状部225を一体的に形成し、この筒形 状部225にロッドアンテナ206の差込み部207を差込み固定している。 ところが、これにおいても、アンテナ端子板220に筒形状部225を一体的 に形成するには、上記したアンテナ取付け用キャビネット構造と同様に、シリン ダスライド等を用いて形成しなくてはならないので、金型構造が複雑化して金型 コストのアップや、成型サイクルの延長等の問題があった。
【0006】 また、ロッドアンテナ取付装置として、実開昭61−78406号公報に記載 されたものがある。 これは、図7に示すように、ロッドアンテナ314を支持する台座310には ロッドアンテナ314を回動自在に支持する支持具315及び柱状部313を、 またキャビネット320には柱状体313が挿通される係合孔321を設け、支 持具315にロッドアンテナ314を回動自在に支持させると共に、柱状部31 3を係合孔321内に挿通させロッドアンテナ314をキャビネット320に取 付けるようにしている。
【0007】 ところが、これにおいても、キャビネット320に係合孔321を形成するに は、上記したアンテナ取付け用キャビネット構造と同様に、シリンダスライド等 を用いて形成しなくてはならないので、金型構造が複雑化して金型コストのアッ プや、成型サイクルの延長等の問題があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題を解消し、シリンダースライド等を用いることなく 、金型のキャビティとコアだけで、アンテナを挿入するアンテナ挿入穴を形成す ることができて、成型が行い易くてコストダウンを図れ、しかも成型が簡単で成 型時間の短縮化を図ることができるアンテナ取付け用キャビネット構造を提供す ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、テレビデオ等の映像装 置にアンテナを取り付けるためのアンテナ取付け用キャビネット構造において、 成形時に金型のキャビティによってアンテナ取付け部の外形を形成するとともに 、コアによってアンテナ貫通空洞部を形成し、前記キャビティとコアによって、 上下部にアンテナ挿入穴を形成したことを特徴としている。
【0010】 請求項2に記載の考案は、前記コアによって前記アンテナ貫通空洞部を上下に 仕切り、この仕切り部分に、前記キャビティから延設された突出部を挿入して補 強用アンテナ挿入穴を形成したことを特徴としている。 請求項3に記載の考案は、前記キャビティとコアとの間に、前記キャビネット 本体部と前記アンテナ取付け部との上下部分に前記上下のアンテナ挿入穴の穴壁 と前記本体部とを連設する楔形肉部を形成するための楔形間隙部を設けて前記上 下のアンテナ挿入穴の本体部側部分を連設形成したことを特徴としている。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るアンテナ取付け用キャビネット構造の実施の形態について 、図を参照しつつ説明する。 図1は本考案の実施形態のアンテナ取付け用キャビネット構造の斜視図、図2 は実施形態のアンテナ取付け用キャビネット構造の成形時の状態を示す部分断面 図、図3は実施形態のアンテナ取付け用キャビネット構造の概略平面図である。
【0012】 本実施形態のアンテナ取付け用キャビネット構造は、図1に示すように、キャ ビネット本体部1の側面にアンテナ取付け部2がキャビネット本体部1と一体に 設けられている。 このアンテナ取付け部2は、外郭が平面視略半円形状に形成されており、内部 には上下に仕切られたアンテナ貫通空洞部3、3が形成され、上下にアンテナ挿 入穴4、4が形成され、仕切り部5には補強用アンテナ挿入穴6が形成されてい る。
【0013】 更に、上下には、アンテナ挿入穴4、4の穴壁とキャビネット本体部1とを連 設する楔型肉部7、7が形成されている。 このアンテナ取付け部2を成型するには、図2に示すように、成形時に金型の キャビティ8によってアンテナ取付け部2の外形を形成するとともに、コア9に よって上下のアンテナ貫通空洞部3、3を形成し、キャビティ8とコア9によっ て、上下部にアンテナ挿入穴4、4を形成する。 即ち、コア9によってアンテナ貫通空洞部3、3を上下に仕切り、この仕切り 部5に、キャビティ8から延設された突出部8aを挿入して補強用アンテナ挿入 穴6を形成している。
【0014】 更に、キャビティ8とコア9との間に、キャビネット本体部1とアンテナ取付 け部2との上下部分に上下のアンテナ挿入穴4、4の穴壁とキャビネット本体部 1とを連設する楔形肉部7、7を形成するための楔形間隙部を設けて上下のアン テナ挿入穴4、4のキャビネット本体部側部分を連設形成している。 尚、図1において、符号10はアンテナ取付け部2の外郭からアンテナ貫通空 洞部3、3に通じ、補強用アンテナ挿入穴6を形成するためのキャビティ8の突 出部8aによる残孔である。
【0015】 本実施形態のアンテナ取付け用キャビネット構造によれば、上記したように、 アンテナ取付け部2を金型のキャビティ8とコア9とで形成することができるの で、シリンダースライド等を用いることなく、金型のキャビティ8とコア9だけ で、アンテナを挿入するアンテナ挿入穴4、4と補強用アンテナ挿入穴6とを形 成することができて成型が行い易くてコストダウンを図れる。しかも成型が簡単 で成型時間の短縮化を図ることができる。
【0016】 更に、アンテナ取付け部2の内部のアンテナ貫通空洞部3、3に仕切り部5を 設けてこの仕切り部5に補強用アンテナ挿入穴6を形成しているので、アンテナ (図示略)を取り付けたときに、このアンテナが上下のアンテナ挿入穴4、4の 穴壁だけでなく、この補強用アンテナ挿入穴6の穴壁でも保持されるので、アン テナを安定した状態で保持できる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案によれば、アンテナを取り付ける ためのアンテナ取付け部の外形と、内部のアンテナ貫通空洞部と上下のアンテナ 挿入穴を、成型時に金型のキャビティとコアだけで形成できるので、シリンダー スライド等を用いることなくアンテナを挿入するアンテナ挿入穴を形成すること ができて、成型が行い易くてコストダウンを図れる。しかも成型が簡単で成型時 間の短縮化を図ることができる。
【0018】 請求項2に記載の考案によれば、成型時にコアによってアンテナ貫通空洞部を 上下に仕切り、この仕切り部分にキャビティから延設された突出部を挿入するこ とによって、補強用アンテナ挿入穴を形成するようにしたので、アンテナ取付け 部に取付けられ、アンテナ挿入穴に挿入されるアンテナが、この補強用アンテナ 挿入穴の穴壁でも保持されるので、アンテナを安定した状態で保持できる。 また、この補強用アンテナ挿入穴を成型時に金型のキャビティとコアだけで形 成できるので、この成型が簡単である。
【0019】 請求項3に記載の考案によれば、キャビティとコアとの間に、キャビネット本 体部とアンテナ取付け部との上下部分に上下のアンテナ挿入穴の穴壁と本体部と を連設する楔形肉部を形成するための楔形間隙部を設けて上下のアンテナ挿入穴 の本体部側部分を連設形成したので、上下のアンテナ挿入穴を楔形肉部で補強し た状態で形成でき、しかも、成型時にキャビティとコアだけでこの楔形肉部を形 成できるので、この成型が簡単である。 (注)考案の詳細な説明中テレビデオは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態のアンテナ取付け用キャビネ
ット構造の斜視図である。
【図2】実施形態のアンテナ取付け用キャビネット構造
の成形時の状態を示す部分断面図である。
【図3】実施形態のアンテナ取付け用キャビネット構造
の概略平面図である。
【図4】従来のアンテナ取付け用キャビネット構造の斜
視図である。
【図5】従来の着脱式アンテナの部分斜視図である。
【図6】従来のロッドアンテナの取付構造の斜視図であ
る。
【図7】従来のロッドアンテナ取付装置の断面側面図で
ある。
【符号の説明】
1 キャビネット本体部 2 アンテナ取付け部 3 アンテナ貫通空洞部 4 アンテナ挿入穴 5 仕切り部 6 補強用アンテナ挿入穴 7 楔型肉部 8 キャビティ 8a 突出部 9 コア

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビデオ等の映像装置にアンテナを取
    り付けるためのアンテナ取付け用キャビネット構造にお
    いて、成形時に金型のキャビティによってアンテナ取付
    け部の外形を形成するとともに、コアによってアンテナ
    貫通空洞部を形成し、前記キャビティとコアによって、
    上下部にアンテナ挿入穴を形成したことを特徴とするア
    ンテナ取付け用キャビネット構造。
  2. 【請求項2】 前記コアによって前記アンテナ貫通空洞
    部を上下に仕切り、この仕切り部分に、前記キャビティ
    から延設された突出部を挿入して補強用アンテナ挿入穴
    を形成したことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ
    取付け用キャビネット構造。
  3. 【請求項3】 前記キャビティとコアとの間に、前記キ
    ャビネット本体部と前記アンテナ取付け部との上下部分
    に前記上下のアンテナ挿入穴の穴壁と前記本体部とを連
    設する楔形肉部を形成するための楔形間隙部を設けて前
    記上下のアンテナ挿入穴の本体部側部分を連設形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ取付
    け用キャビネット構造。
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