JP3058796U - コンセントボックス - Google Patents

コンセントボックス

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JP3058796U
JP3058796U JP1998008582U JP858298U JP3058796U JP 3058796 U JP3058796 U JP 3058796U JP 1998008582 U JP1998008582 U JP 1998008582U JP 858298 U JP858298 U JP 858298U JP 3058796 U JP3058796 U JP 3058796U
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JP
Japan
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outlet
slide cover
housing
opening
outlet box
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998008582U
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English (en)
Inventor
俊明 林田
Original Assignee
三誠電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外に設置されたコンセントを収納するため
のコンセントボックスであって、コンセント使用後に扉
を自動的に閉めることにより、雨水の侵入による漏電等
を防止するコンセントボックスを提供する。 【解決手段】 一側に開口部13bを有するハウジング
1と、この開口部13bを開閉するスライドカバー5
と、ハウジング1の内部に収容されたコンセント2とを
備える。このスライドカバー5は、自重により下方に向
けて付勢され、上方へ向かう力を加えることで上昇し、
力を除去すると自重によって下降する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、屋外に設置されたコンセントを収納するためのコンセントボックス に係り、特に、雨水の侵入による漏電等を防止するようにしたコンセントボック スに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道の保線工事などで電力を使用する場合には、線路に沿って所定間隔 で設置されたコンセントから電源を取るようにしている。このようなコンセント は、風雨に曝されることを防ぐために、開閉自在な扉を有する箱状のコンセント ボックスの内部に収容されている。このコンセントを使用する際には、コンセン トボックスの扉を開けることにより、コンセント部を露出させて使用可能な状態 とする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコンセントボックスでは、使用後に扉が閉め忘れられた り、あるいは閉め方が不十分な場合には、コンセント部に雨水が侵入して漏電や 断線等の問題を引き起こすことがある。よって、本考案は、そのような問題点を 解決するためになされたもので、雨水の侵入による漏電等を防止することができ るコンセントボックスを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のコンセントボックスは、一側に開口部を有するハウジングと、この開 口部を開閉するスライドカバーと、このハウジングの内部に収容されたコンセン トとを備え、このスライドカバーは、自重により下方に向けて付勢され、上方へ 向かう力を加えることで上昇し、力を除去すると自重によって下降することを特 徴としている。
【0005】 上記構成のコンセントボックスによれば、コンセントを使用する際には、スラ イドカバーを手で上方へ持ち上げてハウジングの開口部を開き、開口内のコンセ ントを露出させる。この状態でプラグをコンセントへ挿入し、スライドカバーを 停止する位置にまで下降させ、所定の作業を行う。また、作業が終了した際には 、スライドカバーを手で上方へ持ち上げて再びコンセントを露出させ、コンセン トからプラグを引き抜く。次いで、スライドカバーを下降させてハウジングの開 口部を閉じる。
【0006】 本考案のコンセントボックスは、手で支えていないとスライドカバーが自重で 下降するので、スライドカバーの閉め忘れや閉め方が不十分になることはなく、 必然的にコンセントを完全な閉塞状態とすることができる。そのため、雨水の侵 入がなくなり、漏電等を防止することができる。
【0007】 プラグの挿入後のスライドカバーは、コンセントとスライドカバーとの配置が 近接している場合には、コンセントに挿入されたプラグの上部に当接する位置ま で下降させる。一方、コンセントとスライドカバーとを十分離間させ、コンセン トに挿入されたプラグおよびプラグ側の配線がスライドカバーに接触しないよう な構成の場合には、スライドカバーは、開口部を完全に閉めた位置まで下降させ る。この構成のコンセントボックスでは、スライドカバーとの接触を原因とした コンセントあるいはプラグの損傷を防ぐことができ、さらには、電力使用時のコ ンセントの露出を防ぐことにより、雨の中での作業時においても雨水の浸入を防 止することができる。
【0008】 本考案のコンセントボックスのハウジング内には、コンセントを複数設けるこ とができ、さらに、漏電遮断機、配電盤等の装置を設置することもできる。また 、スライドカバーの上下方向への移動を案内するために、ハウジングの前面また は側面にガイドが設けられる。このガイドは、1本でも複数でも良く、複数の場 合には全てが平行である必要がある。さらに、スライドカバーには摺動板を設け ることができ、ハウジングのガイドを係合させることにより、スライドカバーの 上下方向への移動を案内させることができる。
【0009】 ハウジングのガイドおよびスライドカバーに用いる材質としては、摩擦抵抗が 小さくスライドカバーが自重で下方へ下降することを妨げないようなものを用い ることが好ましい。
【0010】
【考案の実施の形態】
(1)構成 以下、図1〜5を参照して本考案の実施の形態について詳細に説明する。図1 はハウジングにスライドカバーを装着した本実施形態のコンセントボックスの正 面図、図2は側面図である。図3の(A)はハウジングの正面図、(B)は下面 図、図4は側面図であり、図5の(A)はスライドカバーの裏面図、(B)は下 面図、(C)は側面図である。これらの図において、符号1はハウジング、2は コンセント、5はスライドカバーである。
【0011】 ハウジング1は、図3および図4に示すように、側板10と、頂板11および 底板12と、表板13および背板14とを組み立てた箱状体をなしている。表板 13には、その縁部13aを残して開口部13bが形成されている。開口部13 bの縁部には、矩形状の枠15が固定され、枠15の縁部には、その部分から表 板13と平行に広がるガイド16が固定されている。このように構成されたハウ ジング1の内部には、コンセント2、配電盤3および漏電遮断機4が正面に向け て設置されている。また、ハウジング1の外側の背板14には、設置場所の壁ま たは柱等に容易に固定できるようにブラケット17が取り付けられ、底板12に は、コンセントボックスへ電気を供給するための配線を通過させる電線用開口1 8が形成されている。
【0012】 ハウジング1には、スライドカバー5が上下方向に摺動自在に取り付けられて いる。スライドカバー5は、図5に示すように、側板50、頂板51および表板 52からなり、側板50の内側には、摺動板53が表板52と離間して、かつ表 板52と平行に固定されている。また、表板52の表面には、把手54が取り付 けられている。
【0013】 スライドカバー5の表板52と摺動板53との間隙は、ハウジング1のガイド 16の厚さよりも僅かに大きく設定されている。これにより、ガイド16は、表 板52と摺動板53との間に間隙を開けて収容され、スライドカバー5を上下方 向に摺動自在に支持している。
【0014】 (2)作用 上記構成のコンセントボックスの使用方法について説明する。まず、コンセン トボックスを組み立てるには、ハウジング1の頂板11側からスライドカバー5 を下降させ、スライドカバー5の表板52と摺動板53との間隙にハウジング1 のガイド16を挿入し、さらに、スライドカバー5の頂板51がガイド16の上 縁部に当接するまでスライドカバー5を下降させる。このように、スライドカバ ー5を最下端まで下降させたコンセントボックスでは、図1および図2に示すよ うに、ハウジング1の開口部13bがスライドカバー5により完全に覆い隠され ているため、屋外に設置されていても雨水の侵入による漏電等の危険を防ぐこと ができる。
【0015】 コンセント2を使用する際には、把手54を上方へ持ち上げることにより、ス ライドカバー5をガイド16および摺動板53に沿って上方に移動させ、ハウジ ング1の開口部13bを開放してコンセント2を露出させ、使用可能な状態とす る。次いで、スライドカバー5をその状態で保持し、コンセント2にプラグを挿 入した後、スライドカバー5をプラグ上部に当接する位置まで下降させ、この状 態で作業を行う。
【0016】 作業終了後には、把手54を上方へ持ち上げて再びスライドカバー5を上方に 移動させることにより、コンセント2を露出させてプラグを引き抜く。次いで、 把手54から手を離すとスライドカバー5はガイド16および摺動板53に沿っ て自重によりに下降する。これにより、スライドカバー5は、ハウジング1の開 口部13bを自動的に閉塞してコンセント2を覆い隠し、スライドカバー5の閉 め忘れによるコンセント2の露出を防ぐことができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、屋外に設置されたコンセントボックスに おいて、コンセント2の使用後に、スライドカバー5を自重により降下させ、ハ ウジング1の開口部13bを自動的に閉塞することができ、これにより、スライ ドカバー5の閉め忘れをなくし、雨水の侵入による漏電等を防止することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態のコンセントボックスの
正面図である。
【図2】 本考案の一実施形態のコンセントボックスの
側面図である。
【図3】 Aは本考案の一実施形態のハウジングの正面
図、Bは下面図である。
【図4】 本考案の一実施形態のハウジングの側面図で
ある。
【図5】 Aは本考案の一実施形態のスライドカバーの
裏面図、Bは下面図、Cは側面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…コンセント、16…ガイド、5…
スライドカバー、53…摺動板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に開口部を有するハウジングと、上
    記開口部を開閉するスライドカバーと、上記ハウジング
    の内部に収容されたコンセントとを備え、上記スライド
    カバーは、自重により下方に向けて付勢され、上方へ向
    かう力を加えることで上昇し、力を除去すると自重によ
    って下降することを特徴とするコンセントボックス。
JP1998008582U 1998-10-30 1998-10-30 コンセントボックス Expired - Lifetime JP3058796U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998008582U JP3058796U (ja) 1998-10-30 1998-10-30 コンセントボックス

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JP1998008582U JP3058796U (ja) 1998-10-30 1998-10-30 コンセントボックス

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Publication Number Publication Date
JP3058796U true JP3058796U (ja) 1999-06-22

Family

ID=43192684

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JP1998008582U Expired - Lifetime JP3058796U (ja) 1998-10-30 1998-10-30 コンセントボックス

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