JP3058494U - シートベルト用身体保護具 - Google Patents

シートベルト用身体保護具

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JP3058494U
JP3058494U JP1998008149U JP814998U JP3058494U JP 3058494 U JP3058494 U JP 3058494U JP 1998008149 U JP1998008149 U JP 1998008149U JP 814998 U JP814998 U JP 814998U JP 3058494 U JP3058494 U JP 3058494U
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晴夫 田崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟らかいシートベルトカバ
ー等は、事故の場合、固いシートベルトが身体に食い込
み、強い圧迫力を伴って衝撃が身体に作用するのを防止
することができない。 【解決手段】 シートベルト8,9,21
の幅より広い面積で身体に弾性変形して密着可能な保護
板部2,12,22を具備すると共に、該保護板部の外
面側にシートベルトを案内するベルトガイド部3,1
3,23を具備するシートベルト用身体保護具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、旅客機、乗用車等におけるシートベルトに関し、特には、身体に取 り付けてからシートベルトを装着することによって、シート上での身体の安全を 図ることができると共に、衝撃に対してベルト及び障害物から身体を保護するこ とができるシートベルト用身体保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシートベルトカバー等のシートベルト用の身体保護具は、首、肩、胸、 腹や腰などのシートベルトの当たる部分に合わせて、軟らかい布地等のカバーを 巻き付けて、強くて固いシートベルトから身体を保護しようとするものであった 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の軟らかい布地からなるシートベルトカバー等は、肝心の事故の場合、強 くて固いシートベルトが身体に食い込むのを阻止することはできず、強い圧迫力 を伴って身体に作用する衝撃を防止することができない課題があった。
【0004】
【課題を解決する手段】
そこで、本考案は、シートベルトの幅より広い面積で身体に弾性変形して密着 可能な保護板部を具備すると共に、該保護板部の外面側にシートベルトを案内す るベルトガイド部を具備するシートベルト用身体保護具を提供するものである。 本考案に係るシートベルト用身体保護具よれば、シートベルトの幅より広い面 積で身体に弾性変形して密着可能な保護板部を予め身体に密着させて、シートベ ルトをベルトガイド部で案内して装着することにより、シートベルトをベルトガ イド部で案内し外面側から押さえるように保護板部を身体に密着して装着するこ とができるから、通常使用時には、強くて固いシートベルトから肩、胸や腹など を保護板部で保護することができると共に、保護板部に保持されて疲れの少ない 適正な着座姿勢を維持することができるから長時間の装着ができ、事故の場合に は、強い衝撃を保護板部が広い面積で身体に密着することにより強くて固いシー トベルトが強い衝撃を伴って身体に食い込んむのを阻止することができる。また 、シートベルトを離脱するときには、同時に保護板部も離脱することができるか ら、身体への着脱が容易である。
【0005】 また、本考案は、請求項1に記載のシートベルト用身体保護具において、保護 板部の身体密着側にクッション材を設けたことを特徴とするシートベルト用身体 保護具を提供するものである。 保護板部の身体密着側にクッション材を設けたことにより、保護板部の身体へ の当たりを和らげ、衝撃を吸収することができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案は、請求項1又は2に記載のシートベルト用身体保護具において、保護 板部の外周部分を反り返り方向に湾曲可能に構成した形態のシートベルト用身体 保護具を提供する。 保護板部の外周部分を反り返り方向に湾曲可能に構成したことにより、保護板 部の外周部分での身体への身体への当たりを和らげ、衝撃を吸収することができ る。 また、本考案は、請求項1、2又は3に記載のシートベルト用身体保護具にお いて、保護板部に中空部を設けた形態のシートベルト用身体保護具を提供するも のである。 保護板部に中空部を設けたことにより、保護板部の軽量化と強構造化を図るこ とができる。
【0007】 身体に装着可能な保護板部は、大人用、子供用、男性用、女性用、大、中、小 等の他に、幼児用にあっては、年齢別に、その大きさ、形状の異なる形態で実施 することができる。 身体に装着可能な保護板部がシートベルトの両側にシートベルトの幅前後の幅 を有する形態。 保護板部は肩から胸部までの胸部用、腹部及び腰部用に分割して個々に選択し て使用することができる形態、又は、前記胸部用と腹部及び腰部用とが一体に成 形された形態、又は、前記胸部用と腹部及び腰部用とが個々に身体に密着可能に 移動自在に連結された形態等が含まれる。
【0008】 保護板部の素材は、アルミ合金、チタン合金等の軽量金属、又は、軟質又は硬 質のプラスチックス、又は、金属とプラスチックの合体した形態からなる。 保護板部は、全体的に弾性変形する形態、又は、ベルトガイド部とその周辺は 変形し難い硬質な構造、外周付近は弾性変形しやすい構造からなる形態、又は、 全体が弾性し難い形態、又は、外周部が円滑な湾曲面からなる形態等で実施する ことができる。
【0009】 ベルトガイド部は、保護板部の表面にシートベルトが嵌合する溝形に成形した もの、開閉蓋式の押さえ部材によって案内するもの、弾性板により保護板部との 間でシートベルトを挟み込む形態のもの、保護板部に密着するシートベルトを着 脱テープ、紐、布等により覆って拘束して案内する形態のもの、フック式に掛け 止めする形態もの、前記ベルトガイド部が保護板部の被覆部材に設けてある形態 等が含まれる。
【0010】 保護板部を身体に密着可能にする形態としては、保護板部自体が身体の湾曲部 に合致した形態。シートベルトを装着することによりその圧着力により保護板部 自体が身体の湾曲部に合致して弾力的に湾曲する形態。肩に引っかかる湾曲部分 、又は、胸部や腹部から背中方向に向かって湾曲する湾曲部分を具備する形態。 保護板部の内側又は端部に衣類に着脱する着脱テープ等の着脱部材を設けた形態 、保護板部に身体に取り付けるためのバンド、紐、ゴム紐、帯等を設けた形態、 保護板部を被覆する部材等に、前記保護板部に身体に密着可能にする形態を装備 したもの等が含まれる。 保護板部に中空部を設けた形態には、文字通りに1個所又は2個所以上に中空 部を設けた形態の他に、中空部が円形状、菱形状、網目状、又はハニカム状等に 、表裏に通気孔となる貫通状の多数の孔からなる中空板状部を有する形態も含ま れる。
【0011】
【実施例】
以下図示する実施例により本考案を詳細に説明する。 図1において、1は、肩部及び胸部用の保護具本体で、身体に密着する形状 のプラスチック製の保護板部2の表面に浅い凹溝状のベルトガイド部3が設けて ある。保護板部2は、身体に密着する形状そのものにより、身体に密着可能であ るが、実施例の場合は、肩部に沿って背後に湾曲する湾曲部4を設けることによ って身体に装着可能に設けてある。保護板部2の身体密着側には、スポンジ、柔 軟繊維、又は、吸水パッド等からなるクッション材5が一面に設けてある。なお 、保護板部2それ自体を多数の通気孔を有する部材で構成することにより、保護 板部2が覆う身体の通気を図ることができる。また、クッション材5は保護板部 2に着脱自在に設け、付けないことを含めて状況に応じて選択、交換して使用す ることができる。
【0012】 6は、保護板部の外周部分を反り返り方向に湾曲可能に構成した反り返り部で 、弾力性のある柔軟な円滑な部材で構成することも、湾曲しやすいように外周部 を徐々に薄く成形して湾曲可能に構成することもできる。この反り返り部6は、 衝撃時に身体との境界部分として身体に圧迫されて反り返ることにより、身体へ の衝撃による圧迫力を緩和するものである。 なお、シートベルトによる保護板部の身体への圧接力は、保護板部の身体に密 着する面積の増大に反比例するから、シートベルトの圧接面に対して、保護板部 の面積が増大するほど反比例して減少することとなる。
【0013】 図2は、腹部及び腰部用の保護具本体10を示し、上記肩部及び胸部用の保護 具本体1と一体に成形して使用することもできるが、図示の実施例では、別体と して成形し、個々に独立に選択して使用することもできるし、肩部及び胸部用の 保護具本体1と合わせて使用することもできる。保護板部12は装着したシート ベルトの通る位置に合致する腹部及び腰部を覆う形態をなし、ベルトガイド部1 3は腹部及び腰部用のシートベルトが嵌着する浅い溝からなり、身体装着用湾曲 部14は腰のやや後方に至る部分を軽く保持し、クッション材15、反り返り部 16等の構成は、先の保護具本体1と同様である。
【0014】 図3は、上記本考案に係るシートベルト用身体保護具の使用態様を示し、シー ト7に着席してシートベルト8、9を装着した状態において、肩部及び胸部用の 保護具本体1がシートベルト8から肩部及び胸部を保護し、腹部及び腰部用の保 護具本体10がシートベルト9から腹部及び腰部をそれぞれ保護する態様を示し てある。
【0015】 図4〜図6は、肩部及び胸部、腹部及び腰部のどちらにも使用可能な兼用型の 平板状の保護具本体20を示し、保護板部22は、装着したシートベルト21の 通る位置にベルトガイド部としてベルト通し23を具備している。ベルト通し2 3は、図5に記載のように帯状に開き、重なり合い部分に着脱して開閉すること ができる着脱テープ24、25が設けてある。平板状の保護板部22は、シート ベルト21の両側にシートベルトとほぼ等しい幅を具備し、身体への装着に際し て、シートベルトの圧着力により身体の沿って湾曲可能に設けてある。シートベ ルト装着時に、保護板部22の両端は身体から離れていて、強圧を受けたときに 身体に密着するように弾性変形する構成にすることも可能である。保護板部22 には多数の通気孔26が設けてあると共に、保護板部22の身体密着部分には外 周部を含めて通気性のあるマット状のクッション部材27が設けてある。
【0016】
【考案の効果】
以上の通り、本考案に係るシートベルト用身体保護具によれば、シートベルト の幅より広い面積で身体に密着可能な保護板部を具備すると共に、該保護板部の 外面側にシートベルトを案内するベルトガイド部を具備する構成を有することに より、保護板部を予め身体に密着し、シートベルトをベルトガイド部で案内して 装着することにより、シートベルトでベルトガイド部の外側から押さえるように 保護板部を身体に密着して装着することができるから、通常使用時には、強くて 固いシートベルトから肩、胸や腹などを保護板部で保護することができると共に 、保護板部に保持されて疲れの少ない適正な着座姿勢を維持することができ、且 つ、容易に長時間の装着ができ、事故の場合には、強い衝撃を保護板部が広い面 積で身体に密着することにより、固いシートベルトが強い衝撃を伴って身体に食 い込んむのを阻止することができ、航空旅客機、乗用車等において、乳幼児から 老齢者に至るまで安心して安全に使用することができるシートベルト用身体保護 具を提供することができる効果がある。また、シートベルトを離脱するときには 、簡単に保護具も離脱することができるから、身体へ容易に着脱することができ る効果がある。
【0017】 また、本考案は、請求項1に記載のシートベルト用身体保護具において、保護 板部の身体密着側にクッション材を設けた構成を有することにより、保護板部の 身体への当たりを和らげ、衝撃を吸収することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るシートベルト用身体保護具の一
実施例を示す斜視図。
【図2】 本考案に係るシートベルト用身体保護具の他
の一実施例を示す斜視図。
【図3】 本考案に係るシートベルト用身体保護具の一
実施例の使用態様を示す斜視図。
【図4】 本考案に係るシートベルト用身体保護具の他
の実施例の使用態様を示す正面図。
【図5】 図4の実施例の他の使用態様を示す正面斜視
図。
【図6】 図4の実施例の平面図。
【符号の説明】 1 保護具本体 2 保護板部 3 ベルトガイド部 4 湾曲部 5 クッション材 6 反り返り部 7 シート 8 シートベルト 9 シートベルト 10 保護具本体 12 保護板部 13 ベルトガイド部 14 湾曲部 15 クッション材 16 反り返り部 20 保護具本体 21 シートベルト 22 保護板部 23 ベルト通し 24,25 着脱テープ 26 通気孔 27 クッション部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトの幅より広い
    面積で身体に弾性変形して密着可能な保護板部を具備す
    ると共に、該保護板部の外面側にシートベルトを案内す
    るベルトガイド部を具備するシートベルト用身体保護
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシートベ
    ルト用身体保護具において、保護板部の身体密着側にク
    ッション材を設けたことを特徴とするシートベルト用身
    体保護具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7155878B2 (ja) 2017-12-27 2022-10-19 トヨタ自動車株式会社 車両用乗員拘束装置

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