JP3058376U - 筒形電池の負極構造 - Google Patents

筒形電池の負極構造

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JP3058376U
JP3058376U JP1998007952U JP795298U JP3058376U JP 3058376 U JP3058376 U JP 3058376U JP 1998007952 U JP1998007952 U JP 1998007952U JP 795298 U JP795298 U JP 795298U JP 3058376 U JP3058376 U JP 3058376U
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cylindrical battery
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negative
terminal
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JP1998007952U
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Inventor
茂弘 梅枝
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茂弘 梅枝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負極端子の表面に取り付ける絶縁材を用意する
こともなく、また絶縁材を取り付ける工程も必要とせ
ず、逆接続しても負極端子同士の接触を確実に防止する
ことができる筒形電池の負極構造を提供すること。 【解決手段】筒状に形成された外装ケース部材2の負極
端子側の端部3を負極端子4の表面よりも長手方向に突
出させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、筒形電池の負極構造、詳しくは、筒形電池の逆接続によるトラブル を防止する筒形電池の負極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、2個以上の筒形電池を直列に配列する際、一部の筒形電池を逆接続して も逆接続した電池と隣の電池との間に電流が流れないように、さまざまな対策が 施された筒形電池が提案されている。特開平7−201314号公報には負極の 端子面の外周縁部に環状に絶縁体を設けた電池が開示され、特開平9−1617 62号公報には負極の端子面に複数の絶縁突起物を設けた電池が開示されている 。これらの電池は逆接続した時に負極端子同士が直接接触しないように負極端子 面に絶縁体を設けたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の筒形電池では負極端子面に絶縁物を設けることにより、 逆接続しても負極同士の接触を確実に防止することができるが、従来の製造工程 に絶縁物を取り付ける工程を加えなければならないことや、絶縁物を別途準備し なければならないこと、絶縁物が剥離して絶縁効果を失う恐れがあることなど、 製造上の問題や実用上の問題などクリヤしなければならない点がある。
【0004】 本考案は、上記問題点を解消し、負極端子の表面に取り付ける絶縁材を用意す ることもなく、また絶縁材を取り付ける工程も必要とせず、逆接続しても負極端 子同士の接触を確実に防止することができる筒形電池の負極構造を提供すること をその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る筒形電池の負極構造は、筒状に形成さ れた外装ケース部材の負極端子側の端部は負極端子の表面よりも長手方向に突出 して形成されていることを特徴とする。
【0006】 なお、前記外装ケース部材の負極端子側の端部を内方に折り返して係合縁を形 成し、負極端子の周縁を外方に折り返して係合縁を形成し、上記両係合縁を絶縁 材を介して緊密に係合させ、外装ケース部材の負極側の端部が確実に負極端子よ りも突出するようにしてもよい。
【0007】 そして、前記外装ケース部材の負極端子側の端部は負極端子の表面より0.2 〜1.0ミリ突出させ、外装ケース部材の負極端子側の端部同士が当接した時に 、負極端子間に確実にギャップができるようにすることが好ましい。
【0008】 さらに、前記負極端子の中央には正極端子の径よりやや大きい径の凹部が形成 され、連接させた筒形電池の正極端子が負極端子に確実に接触できるようにして もかまわない。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に関する筒形電池の負極構造を適用した筒形電池を示し、この 筒形電池1は外装ケース部材2の負極端子側の端部周縁3が負極端子4の表面よ りも長手方向に突出して形成されている。なお、符号5は正極端子を示す。
【0010】 この筒形電池1は、図2に示すように、円筒状に形成された外装ケース部材2 の負極端子側端部周縁3を内側に折り返して係合縁6を形成し、円板状の負極端 子の周縁を外側に向かって折り返して係合縁7を形成し、外装ケース部材2の係 合縁6と負極端子4の係合縁7とを絶縁材8を介して電気的に絶縁しながら緊密 に係合させたものである。
【0011】 なお、上記係合縁6と係合縁7とを係合させる際、負極端子4の下面から外装 ケース部材2の負極側端部周縁3までの距離Lが0.2〜1.0ミリになるよう に絶縁材8の厚みを設定すればよい。
【0012】 上記構成の筒形電池の負極構造によれば、図3(a)に示すように、正しく電 池ケース10に筒形電池1を装填した場合は、外装ケース部材2が絶縁材8で負 極端子4と絶縁されると共に、負極側の端部3が負極端子4よりも長手方向に突 出し、この突出量は正極端子5の突出量より少ない0.2〜1.0ミリに設定さ れているので、正極端子5は負極端子4に直接接触して正しく電流が流れる。ま た、図3(b)に示すように逆接続した場合は、負極端子4同士が対向するよう な状態になるが、外装ケース部材2の負極側の端部3、3同士が当接して負極端 子4、4同士が直接接触するようなことがなくなり、逆接続した電池間に電流が 流れるようなことがなくなり、電池内部で発熱、ガスの発生により起こるトラブ ルを回避することができる。
【0013】 なお、図4(a)(b)は、筒形電池の負極構造の他の例を示し、この筒形電 池1では負極端子4の中央部に、正極端子5の径よりもやや大きい径の凹部11 を形成したものである。この筒形電池によれば、逆接続した場合は上述の筒形電 池と同様に外装ケース部材2の負極側の端部同士が当接して負極端子同士が直接 接触するようなことがなく、正しく接続した場合は負極端子4の凹部11に正極 端子5の先端を係合させることができ、負極端子4と正極端子5とを確実に接触 させることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案の筒形電池の負極構造によれば、過って逆接続しても負極端子同士の接 触を防止することができる。しかも、、従来の製造工程に絶縁物を取り付ける工 程を加えなければならないことや、絶縁物を別途準備しなければならないこと等 、製造上の問題もクリヤすることができる。そして、負極端子面に絶縁体を接着 剤などで取着する対策とは根本的に異なり、絶縁体が外れて機能しなくなるよう なこともない。
【0015】 また、外装ケース部材の負極側の端部は負極端子面より0.2〜1.0ミリ突 出しているだけなので、負極端子面に絶縁体を設けた電池と異なり、電気機器に 装填する際に絶縁体が正極端子に擦られ剥れた絶縁体が正極端子に付着して導通 不良になるような事がなく、使用者に何の違和感も感じさせることなく使用させ ることができる。
【0016】 そして、負極端子面に凹部を形成した場合は、逆接続した際は負極端子同士が 直接接触するようなことがなく、正しく接続した際は正極端子と負極端子とがず れることなく確実に端子同士を接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る筒形電池の負極構造を適用した筒
形電池の斜視図
【図2】上記筒形電池の内部構造を省略した要部縦断面
【図3】(a)(b)は筒形電池を電池ケースに正しく
装填した状態図及び逆接続した状態図
【図4】(a)(b)は筒形電池の負極構造の他の例を
適用した筒形電池の斜視図及び内部構造を省略した要部
縦断面図
【符号の説明】
1 筒形電池 2 外装ケース部材 4 負極端子 6 係合縁 7 係合縁 8 絶縁材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成された外装ケース部材の負極
    端子側の端部は負極端子の表面よりも長手方向に突出し
    て形成されていることを特徴とする筒形電池の負極構
    造。
  2. 【請求項2】 前記外装ケース部材の負極端子側の端部
    を内方に折り返して係合縁を形成し、負極端子の周縁を
    外方に折り返して係合縁を形成し、上記両係合縁を絶縁
    材を介して緊密に係合させた請求項1記載の筒形電池の
    負極構造。
  3. 【請求項3】 前記外装ケース部材の負極端子側の端部
    は負極端子の表面より0.2〜1.0ミリ突出している
    請求項1又は2記載の筒形電池の負極構造。
  4. 【請求項4】 前記負極端子の中央には正極端子の径よ
    りやや大きい径の凹部が形成されている請求項1、2又
    は3記載の筒形電池の負極構造。
JP1998007952U 1998-10-12 1998-10-12 筒形電池の負極構造 Expired - Lifetime JP3058376U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180053404A (ko) * 2015-09-29 2018-05-21 에프디케이 가부시키가이샤 전지용 스페이서

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