JP3058051U - 冷凍・冷蔵用ショーケースのナイトカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品のショーケースのナイトカバーは、ケー
ス内外の温度差で、表面が結露、氷結し、又、ショーケ
ースの内部に水が流れ込み、食品を氷結させ、食品を取
り出せなくなる等の欠点がある。又、巻上げ不良を起こ
し、シートの収納が困難となる。本考案は、これを解決
するものである。 【解決手段】 ポリオレフィン系繊維、及びプラスチッ
ク繊維を使用した不織布によりナイトカバーを構成す
る。これにより、結露、氷結を防ぎ、保冷効果も１０％
以上向上する。カバーが一時的に結露した水分を吸収
し、蒸発乾燥するためである。又、特殊素材のため、巻
上げ不良も発生しない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、食品の冷凍・冷蔵用ショーケースのナイトカバーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のポリエステルフィルム製カバーを用いると、ケース内外の温度差により カバーの表面に結露する。平型ケースの場合にも、表面が結露して、内部に流れ 落ち、商品同士が氷結し、取り出せなくなる場合が生ずる。又、従来の布製カバ ーは巻上げの際、しわが発生し巻上げ不良が生ずる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、これらの従来の技術の欠点を、特殊な素材をカバーに使用すること により解決するものである。即ち、結露、氷結を防ぎ、巻上げ不良を改善し、且 つ、保冷効果を向上させるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ポリオレフィン系繊維を使用した布地、及びプラスチック繊維を使 用した不織布を用いた、布製冷凍・冷蔵ショーケースのナイトカバーに関する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

ショーケース１に、ポリオレフィン系繊維、及びプラスチック繊維を使用した 不織布を用いた、布製ナイトカバー２を用いる。ショーケースは、平型、多段、 セミ多段等すべての食品ショーケースに用いられる。尚、３は引っ掛け具、４は カバーのロールを示す。

【０００６】

【考案の効果】

ポリオレフィン系繊維、及びプラスチック繊維を使用した不織布で出来たカバ ーの布地が一時的に結露した水分を吸収し、蒸発乾燥するために、カバー表面の 結露を、殆んど防止する。巻上げ状態も良好である。又、これは、ケースの保冷 効果を、テストの結果従来品より１０％以上向上させ、庫内の商品に悪い影響も 与えない。

【図面の簡単な説明】

【図１】平型のショーケースの斜視図である。

【図２】縦型のショーケースの斜視図である。

【符号の説明】

１ ショーケース ２ ナイトカバー ３ 引っ掛け具 ４ カバーのロール

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ポリオレフィン系繊維を使用した布地、
   及びプラスチック繊維を使用した不織布を用いた、布製
   冷凍・冷蔵ショーケースのナイトカバー。