JP3057337U - ペン型伸縮ハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯用の伸縮式によるペン型のハンガー。 【構成】 大、中、小の円筒状のものをラジオのアンテ
ナの様に引き出す形に万年筆程度の大きさで組み合わ
せ、使用時はこれを適度に引き伸ばし洋服ハンガーとし
て機能する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

ポケットに収めて携帯できるハンガーである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、両端を折り畳む形や引き出す形の小型化されたハンガーがあったが、収 納時における大きさはポケット等に入れて携帯するにはやや不向きであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、ハンガーを万年筆程度の大きさまで小型化して、ポケットに入れて 携帯できるようにする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

大、中、小の円筒状のものをラジオのアンテナの様に引き出す形に万年筆程度 の大きさで組み合わせ、使用時はこれを適度に引き伸ばし洋服ハンガーとして機 能する。

【０００５】

【作用】

作用について図面を参照し説明すると、図１の収縮時の状態から、図２のよう にフックを旋回して両端から内筒を引き出せるようにし、図３のようにフックを 起こして両端を引き出してキャップを外し、図４のようにヒモが固定された片端 のキャップを反対側のキャップと入れ替えて、やや湾曲した完成体とする。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照し説明すると、図１の収縮時における本体（Ａ）の 大きさは直径１ｃｍ〜２ｃｍ、長さ１０ｃｍ〜２０ｃｍ程度の万年筆のような形 状で、材質は軽量金属又はプラスチック等の強度と柔軟性をもつものを使用する 。

【０００７】 本体内部は、図２のように本体中央から両端にそれぞれ、中パイプ（Ｃ）及び 端パイプ（Ｄ）を２組ないし３組程度内蔵し、フック（Ｂ）を横に旋回して内蔵 パイプを引き出せるようにしたもので、各パイプは図３の状態に引き出した際パ イプ同士が外れない仕組みとするもので、例えばラジオのアンテナのような構造 とする。

【０００８】 また、図３のようにヒモ（Ｆ）は、本体とヒモ付キャップ（Ｅ）に固定されて おり、ヒモ付キャップ（Ｅ）を反対側のキャップ（Ｇ）と付け替えることで図４ の完成状態となる。

【０００９】

【考案の効果】

収縮時には万年筆程度の大きさとなるので、胸ポケット等に入れて携帯するこ とが可能である。

【００１０】

【図面の簡単な説明】

【図１】収納時の斜視図である。

【図２】フックを横旋回させた状態の斜視図である。

【図３】フックを起こし、中パイプ及び端パイプを引き
出し、両端のキャップを外した状態の斜視図である。

【図４】ヒモ付キャップを反対側のキャップと入れ替
え、ヒモを緊張し各パイプを湾曲させた完成状態の斜視
図である。

【符号の説明】

Ａ 本体 Ｂ フック Ｃ 中パイプ Ｄ 端パイプ Ｅ ヒモ付キャップ Ｆ ヒモ Ｇ キャップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 大、中、小の円筒状のものをラジオのア
   ンテナの様に引き出す形に組み合わせ、これを適度に引
   き伸ばし洋服ハンガーとして機能させるもので、収納時
   は万年筆程度の形状に収縮できるようにした携帯用のハ
   ンガー。