JP3056946B2 - 電力貯蔵用二次電池の地絡位置検出方法及びその装置 - Google Patents
電力貯蔵用二次電池の地絡位置検出方法及びその装置Info
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- JP3056946B2 JP3056946B2 JP6118181A JP11818194A JP3056946B2 JP 3056946 B2 JP3056946 B2 JP 3056946B2 JP 6118181 A JP6118181 A JP 6118181A JP 11818194 A JP11818194 A JP 11818194A JP 3056946 B2 JP3056946 B2 JP 3056946B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は電力貯蔵用二次電池
の地絡位置検出方法及びその装置に関するものである。
の地絡位置検出方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、特に夜間電力貯蔵用として30
0°C前後で作動する高温作動型のナトリウム−硫黄電
池を直列に接続するとともに、この電池群を複数群並列
に接続した電力貯蔵用集合電池システムが提案されてい
る。この集合電池システムにおいていずれかのナトリウ
ム−硫黄単電池で地絡事故が発生した場合には、地絡検
出器が動作するので、地絡事故が生じたことが判明す
る。又、地絡事故が検出された場合には、充電又は放電
を停止した後、直流・交流変換装置と接続されている主
回路を集合電池システムから切り離すようになってい
る。
0°C前後で作動する高温作動型のナトリウム−硫黄電
池を直列に接続するとともに、この電池群を複数群並列
に接続した電力貯蔵用集合電池システムが提案されてい
る。この集合電池システムにおいていずれかのナトリウ
ム−硫黄単電池で地絡事故が発生した場合には、地絡検
出器が動作するので、地絡事故が生じたことが判明す
る。又、地絡事故が検出された場合には、充電又は放電
を停止した後、直流・交流変換装置と接続されている主
回路を集合電池システムから切り離すようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、上記従来
の地絡事故検出装置は、地絡位置つまりいずれの電池の
位置に地絡事故が生じたかの特定をすることができない
ので、地絡電池群の発見を作業者が現地でメガ−チェッ
クすることにより行っていた。このため地絡電池群の特
定作業が非常に面倒で、復旧に時間がかかるというとい
う問題があった。
の地絡事故検出装置は、地絡位置つまりいずれの電池の
位置に地絡事故が生じたかの特定をすることができない
ので、地絡電池群の発見を作業者が現地でメガ−チェッ
クすることにより行っていた。このため地絡電池群の特
定作業が非常に面倒で、復旧に時間がかかるというとい
う問題があった。
【0004】又、従来の地絡検出装置では地絡事故が復
旧するまで、電池システムを停止しなければならないの
で、集合電池システムの供給信頼性が低下するという問
題もあった。
旧するまで、電池システムを停止しなければならないの
で、集合電池システムの供給信頼性が低下するという問
題もあった。
【0005】この発明の目的は上記従来技術に存する問
題点を解消して、地絡位置を迅速かつ確実に判別するこ
とができるとともに、電池システムの供給信頼性を向上
することができる電力貯蔵用二次電池の地絡位置検出方
法及びその装置を提供することにある。
題点を解消して、地絡位置を迅速かつ確実に判別するこ
とができるとともに、電池システムの供給信頼性を向上
することができる電力貯蔵用二次電池の地絡位置検出方
法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の発明は
上記目的を達成するため、直列に接続された電池群を複
数群並列に接続してなる電力貯蔵用集合電池の地絡事故
が検出器により検出されたとき、前記集合電池の両端に
全ての電池群を一括して開閉動作可能に接続した遮断器
を開路した後、前記各電池群の両端に各電池群をそれぞ
れ独立して開閉動作可能に接続した開閉機器を1列ごと
に順次開路し、各時点での閉路されている電池群の地絡
の有無を判別することにより、地絡事故の生じた電池群
を判定し報知するという手段をとっている。
上記目的を達成するため、直列に接続された電池群を複
数群並列に接続してなる電力貯蔵用集合電池の地絡事故
が検出器により検出されたとき、前記集合電池の両端に
全ての電池群を一括して開閉動作可能に接続した遮断器
を開路した後、前記各電池群の両端に各電池群をそれぞ
れ独立して開閉動作可能に接続した開閉機器を1列ごと
に順次開路し、各時点での閉路されている電池群の地絡
の有無を判別することにより、地絡事故の生じた電池群
を判定し報知するという手段をとっている。
【0007】請求項2記載の発明は前記目的を達成する
ため、直列に接続された電池群を複数群並列に接続して
なる電力貯蔵用集合電池の地絡事故が検出器により検出
されたとき、前記集合電池の両端に全ての電池群を一括
して開閉動作可能に接続した遮断器を開路した後、前記
各電池群の両端に各電池群をそれぞれ独立して開閉動作
可能に接続した開閉機器のうち、1列の開閉機器のみを
閉路し、他の開閉機器を開路した状態で前記閉路状態の
開閉機器と対応する電池群の地絡事故の有無を判別し、
以下前述の開閉機器の切換動作及び地絡事故の判別動作
を繰り返し行い、地絡事故の生じた電池群を報知すると
いう手段をとっている。
ため、直列に接続された電池群を複数群並列に接続して
なる電力貯蔵用集合電池の地絡事故が検出器により検出
されたとき、前記集合電池の両端に全ての電池群を一括
して開閉動作可能に接続した遮断器を開路した後、前記
各電池群の両端に各電池群をそれぞれ独立して開閉動作
可能に接続した開閉機器のうち、1列の開閉機器のみを
閉路し、他の開閉機器を開路した状態で前記閉路状態の
開閉機器と対応する電池群の地絡事故の有無を判別し、
以下前述の開閉機器の切換動作及び地絡事故の判別動作
を繰り返し行い、地絡事故の生じた電池群を報知すると
いう手段をとっている。
【0008】又、請求項3記載の発明は前記目的を達成
するため、直列に接続された電池群を複数群並列に接続
してなる電力貯蔵用集合電池と、前記電力貯蔵用集合電
池の地絡事故を検出するための検出器と、前記各電池群
の両端に直列に接続されて各電池群をそれぞれ独立して
開閉動作するための開閉機器群と、前記各電池群が並列
に接続されてなる前記電力貯蔵用集合電池の両端には直
列に接続され、地絡事故が検出されると開路される遮断
器と、前記検出器からの地絡検出信号に基づいて、前記
開閉機器群を1列ごとに順次開路していくための開閉機
器の開路手段と、前記開閉機器の開路手段が動作されて
いる状態で、開閉機器が閉路されている電池群の地絡事
故の有無を順次判別する地絡有無判別手段と、前記地絡
有無判別手段により判別されたデータを報知する手段と
を備えている。
するため、直列に接続された電池群を複数群並列に接続
してなる電力貯蔵用集合電池と、前記電力貯蔵用集合電
池の地絡事故を検出するための検出器と、前記各電池群
の両端に直列に接続されて各電池群をそれぞれ独立して
開閉動作するための開閉機器群と、前記各電池群が並列
に接続されてなる前記電力貯蔵用集合電池の両端には直
列に接続され、地絡事故が検出されると開路される遮断
器と、前記検出器からの地絡検出信号に基づいて、前記
開閉機器群を1列ごとに順次開路していくための開閉機
器の開路手段と、前記開閉機器の開路手段が動作されて
いる状態で、開閉機器が閉路されている電池群の地絡事
故の有無を順次判別する地絡有無判別手段と、前記地絡
有無判別手段により判別されたデータを報知する手段と
を備えている。
【0009】又、 請求項4記載の発明は前記目的を達成
するため、直列に接続された電池群を複数群並列に接続
してなる電力貯蔵用集合電池と、前記電力貯蔵用集合電
池の地絡事故を検出するための検出器と、前記各電池群
の両端に直列に接続されて各電池群をそれぞれ独立して
開閉動作するための開閉機器群と、前記各電池群が並列
に接続されてなる前記電力貯蔵用集合電池の両端には直
列に接続され、地絡事故が検出されると開路される遮断
器と、前記検出器からの地絡検出信号に基づいて、前記
開閉機器群のうち1列の開閉機器を閉路し、かつ他の開
閉機器を全て開路する動作を順次繰り返すための開閉機
器択一閉路手段と、前記開閉機器択一閉路手段が動作さ
れている状態で、開閉機器が閉路されている電池群の地
絡事故の有無を順次判別する地絡有無判別手段と、前記
地絡有無判別手段により判別されたデータを報知する手
段とを備えている。
するため、直列に接続された電池群を複数群並列に接続
してなる電力貯蔵用集合電池と、前記電力貯蔵用集合電
池の地絡事故を検出するための検出器と、前記各電池群
の両端に直列に接続されて各電池群をそれぞれ独立して
開閉動作するための開閉機器群と、前記各電池群が並列
に接続されてなる前記電力貯蔵用集合電池の両端には直
列に接続され、地絡事故が検出されると開路される遮断
器と、前記検出器からの地絡検出信号に基づいて、前記
開閉機器群のうち1列の開閉機器を閉路し、かつ他の開
閉機器を全て開路する動作を順次繰り返すための開閉機
器択一閉路手段と、前記開閉機器択一閉路手段が動作さ
れている状態で、開閉機器が閉路されている電池群の地
絡事故の有無を順次判別する地絡有無判別手段と、前記
地絡有無判別手段により判別されたデータを報知する手
段とを備えている。
【0010】
【作用】 請求項1記載の発明は電力貯蔵用集合電池シ
ステムにおいて地絡事故が発生した場合、検出器により
電池システム内で地絡事故が発生したことが検出され
る。この検出器からの地絡事故検出信号によって、まず
集合電池の両端に接続された遮断器が開路され、その
後、閉路している各電池群の開閉機器が1列ごとに順次
開路されていく。各電池群の両端に直列に開閉機器を接
続したことにより、電池群の両端の開閉機器を開路した
とき、その電池群は他の電池群と完全に電気的に切り離
されるので、その電池群で地絡を生じていた場合には、
閉路されている残りの電池群において地絡は検出されな
くなる。従って、開路されていく各時点での閉路されて
いる電池群の地絡の有無を判別することにより、この動
作の完了時点で地絡事故の生じている電池群が特定され
る。さらに、この判別データは例えばディスプレイ表示
装置等の報知手段により報知される。
ステムにおいて地絡事故が発生した場合、検出器により
電池システム内で地絡事故が発生したことが検出され
る。この検出器からの地絡事故検出信号によって、まず
集合電池の両端に接続された遮断器が開路され、その
後、閉路している各電池群の開閉機器が1列ごとに順次
開路されていく。各電池群の両端に直列に開閉機器を接
続したことにより、電池群の両端の開閉機器を開路した
とき、その電池群は他の電池群と完全に電気的に切り離
されるので、その電池群で地絡を生じていた場合には、
閉路されている残りの電池群において地絡は検出されな
くなる。従って、開路されていく各時点での閉路されて
いる電池群の地絡の有無を判別することにより、この動
作の完了時点で地絡事故の生じている電池群が特定され
る。さらに、この判別データは例えばディスプレイ表示
装置等の報知手段により報知される。
【0011】請求項1記載の発明では地絡事故の生じた
電池群が迅速かつ確実に判別される。又、判別終了後は
地絡事故の生じていない電池群と対応する開閉機器を閉
路することにより、電池群の充電又は放電が可能となる
ので、電池システムの供給信頼性が向上する。
電池群が迅速かつ確実に判別される。又、判別終了後は
地絡事故の生じていない電池群と対応する開閉機器を閉
路することにより、電池群の充電又は放電が可能となる
ので、電池システムの供給信頼性が向上する。
【0012】又、 請求項2記載の発明では電力貯蔵用集
合電池システムにおいて地絡事故が発生した場合、検出
器により電池システム内で地絡事故が発生したことが検
出される。この検出器からの地絡事故検出信号によっ
て、集合電池の両端に接続された遮断器及び各電池群の
開閉機器は一旦全て開路される。その後 、 前記各電池群
の内1列の開閉機器が閉路され、その他の電池群では開
閉機器が全て開路された状態で、開閉機器が閉路されて
いる電池群の地絡の有無が順次繰り返し判別される。こ
の動作が終了すると地絡事故の生じている電池群が特定
される。さらに、この判別データは例えばディスプレイ
表示装置等の報知手段により報知される。
合電池システムにおいて地絡事故が発生した場合、検出
器により電池システム内で地絡事故が発生したことが検
出される。この検出器からの地絡事故検出信号によっ
て、集合電池の両端に接続された遮断器及び各電池群の
開閉機器は一旦全て開路される。その後 、 前記各電池群
の内1列の開閉機器が閉路され、その他の電池群では開
閉機器が全て開路された状態で、開閉機器が閉路されて
いる電池群の地絡の有無が順次繰り返し判別される。こ
の動作が終了すると地絡事故の生じている電池群が特定
される。さらに、この判別データは例えばディスプレイ
表示装置等の報知手段により報知される。
【0013】請求項2記載の発明では地絡事故の生じた
電池群が迅速かつ確実に判別される。又、判別終了後は
地絡事故の生じていない電池群と対応する開閉機器を閉
路することにより、電池群の充電又は放電が可能となる
ので、電池システムの供給信頼性が向上する。
電池群が迅速かつ確実に判別される。又、判別終了後は
地絡事故の生じていない電池群と対応する開閉機器を閉
路することにより、電池群の充電又は放電が可能となる
ので、電池システムの供給信頼性が向上する。
【0014】
【実施例】 以下、この発明を具体化した第1実施例を
図1及び図2に基づいて説明する。図1において、第1
電池群1〜1はナトリウム−硫黄電池を直列に接続した
ものである。第2〜第4の電池群2〜4もナトリウム−
硫黄電池を直列に接続したものである。これらの各電池
群1〜4のプラス側にはそれぞれ第1〜第4の遮断器5
〜8が接続されている。又、各電池群1〜4のマイナス
側にはそれぞれ第1〜第4の開閉器16〜19が接続さ
れている。各遮断器5〜8には遮断器10が接続されて
いる。各開閉器16〜19には遮断器20が接続されて
いる。さらに、遮断器10,20には図示しない直流・
交流変換装置が接続され、この変換装置は主電線路に接
続されている。
図1及び図2に基づいて説明する。図1において、第1
電池群1〜1はナトリウム−硫黄電池を直列に接続した
ものである。第2〜第4の電池群2〜4もナトリウム−
硫黄電池を直列に接続したものである。これらの各電池
群1〜4のプラス側にはそれぞれ第1〜第4の遮断器5
〜8が接続されている。又、各電池群1〜4のマイナス
側にはそれぞれ第1〜第4の開閉器16〜19が接続さ
れている。各遮断器5〜8には遮断器10が接続されて
いる。各開閉器16〜19には遮断器20が接続されて
いる。さらに、遮断器10,20には図示しない直流・
交流変換装置が接続され、この変換装置は主電線路に接
続されている。
【0015】前記各遮断器5〜8と遮断器10との間及
び開閉器16〜19と遮断器20との間の接続ブスには
地絡事故の検出器12が接続されていて、集合電池シス
テム内で地絡事故が生じた場合に地絡検出信号を出力す
るようになっている。さらに前記地絡検出器12には駆
動回路13が接続されていて、地絡事故が生じると、該
駆動回路13から遮断器10に開放動作信号が出力され
るようになっている。又、前記地絡検出器12には地絡
位置検出動作を制御する制御装置14が接続されてい
る。
び開閉器16〜19と遮断器20との間の接続ブスには
地絡事故の検出器12が接続されていて、集合電池シス
テム内で地絡事故が生じた場合に地絡検出信号を出力す
るようになっている。さらに前記地絡検出器12には駆
動回路13が接続されていて、地絡事故が生じると、該
駆動回路13から遮断器10に開放動作信号が出力され
るようになっている。又、前記地絡検出器12には地絡
位置検出動作を制御する制御装置14が接続されてい
る。
【0016】この制御装置14は図2に示すように中央
演算処理装置(CPU)21と、プログラムやデータ等
を記憶するリードオンリーメモリー(ROM)22と、
演算データ等を記憶するランダムアクセスメモリー(R
AM)23とを備えている。又、前記CPU21には地
絡検出器12からの地絡検出信号に基づいて前記遮断器
群5〜8及び開閉器群16〜19のうち1列ごとにその
列における遮断器5〜8と開閉器16〜19を順次開路
するための遮断器と開閉器の開路手段24としての機能
が付与されている。さらに、CPU21には前記遮断器
と開閉器の開路手段24が動作されている状態で、電池
群1〜4の地絡事故の有無を順次判別する地絡有無判別
手段25としての機能が付与されている。この判別手段
25にはデータを報知する手段としての前記ディスプレ
イ15が接続されている。なお、この制御装置14とし
て発電所等のマイクロコンピュータを使用してもよい。
演算処理装置(CPU)21と、プログラムやデータ等
を記憶するリードオンリーメモリー(ROM)22と、
演算データ等を記憶するランダムアクセスメモリー(R
AM)23とを備えている。又、前記CPU21には地
絡検出器12からの地絡検出信号に基づいて前記遮断器
群5〜8及び開閉器群16〜19のうち1列ごとにその
列における遮断器5〜8と開閉器16〜19を順次開路
するための遮断器と開閉器の開路手段24としての機能
が付与されている。さらに、CPU21には前記遮断器
と開閉器の開路手段24が動作されている状態で、電池
群1〜4の地絡事故の有無を順次判別する地絡有無判別
手段25としての機能が付与されている。この判別手段
25にはデータを報知する手段としての前記ディスプレ
イ15が接続されている。なお、この制御装置14とし
て発電所等のマイクロコンピュータを使用してもよい。
【0017】次に、前記のように構成した地絡位置検出
装置についてその動作を説明する。今、遮断器5〜8及
び開閉器16〜19が全て閉路され、遮断器10,20
も閉路された電池システムの放電動作中に何らかの原因
により集合電池システムのいずか一つの地点において、
地絡事故が発生すると、遮断器10,20がまず開路さ
れ、交流直流変換装置と切り離される。そして、閉路し
ている遮断器群5〜8及び開閉器群16〜19のうち1
列ごとに遮断器5〜8と開閉器16〜19が順次開路さ
れる。ある列を開路したとき、地絡が検出されなくなれ
ば、その列が地絡を生じている電池群1〜4であると判
定できる。
装置についてその動作を説明する。今、遮断器5〜8及
び開閉器16〜19が全て閉路され、遮断器10,20
も閉路された電池システムの放電動作中に何らかの原因
により集合電池システムのいずか一つの地点において、
地絡事故が発生すると、遮断器10,20がまず開路さ
れ、交流直流変換装置と切り離される。そして、閉路し
ている遮断器群5〜8及び開閉器群16〜19のうち1
列ごとに遮断器5〜8と開閉器16〜19が順次開路さ
れる。ある列を開路したとき、地絡が検出されなくなれ
ば、その列が地絡を生じている電池群1〜4であると判
定できる。
【0018】このように、第1実施例においては第1〜
第4の電池群1〜4の内いずれの電池群において地絡事
故が生じたかを迅速かつ確実に判別することができる。
又、判別終了後は地絡事故の生じていない電池群と対応
する遮断器と開閉器を全て閉路することにより、電池群
の充電又は放電が可能となるので、電池システムの供給
信頼性が向上する。
第4の電池群1〜4の内いずれの電池群において地絡事
故が生じたかを迅速かつ確実に判別することができる。
又、判別終了後は地絡事故の生じていない電池群と対応
する遮断器と開閉器を全て閉路することにより、電池群
の充電又は放電が可能となるので、電池システムの供給
信頼性が向上する。
【0019】次に、この発明の第2実施例を図1及び図
3に基づいて説明する。前記CPU21には地絡検出器
12からの地絡検出信号に基づいて前記遮断器群5〜8
と前記開閉器群16〜19のうち1列の遮断器5〜8と
開閉器16〜19を閉路し、かつ他の列の遮断器5〜8
及び開閉器16〜19を全て開路する動作を順次繰り返
すための遮断器及び開閉器の択一閉路手段26としての
機能が付与されている。さらに、CPU21には前記択
一閉路手段26が動作されている状態で、閉路されてい
る遮断器5〜8及び開閉器16〜19と対応する電池群
1〜4の地絡事故の有無を順次判別する地絡有無判別手
段27としての機能が付与されている。第2実施例にお
いて、他の構成は前記実施例と同様である。
3に基づいて説明する。前記CPU21には地絡検出器
12からの地絡検出信号に基づいて前記遮断器群5〜8
と前記開閉器群16〜19のうち1列の遮断器5〜8と
開閉器16〜19を閉路し、かつ他の列の遮断器5〜8
及び開閉器16〜19を全て開路する動作を順次繰り返
すための遮断器及び開閉器の択一閉路手段26としての
機能が付与されている。さらに、CPU21には前記択
一閉路手段26が動作されている状態で、閉路されてい
る遮断器5〜8及び開閉器16〜19と対応する電池群
1〜4の地絡事故の有無を順次判別する地絡有無判別手
段27としての機能が付与されている。第2実施例にお
いて、他の構成は前記実施例と同様である。
【0020】次に、第2実施例の地絡位置検出装置につ
いてその動作を説明する。今、遮断器5〜8と開閉器1
6〜19が全て閉路され、遮断器10,20も閉路され
た電池システムの放電動作中に何らかの原因により集合
電池システムのいずれか一つの地点において、地絡事故
が発生すると、閉じていた遮断器5〜8と開閉器16〜
19は一旦全て開路される。そして、遮断器10,20
も開路されて、集合電池システムからの送電が停止され
る。
いてその動作を説明する。今、遮断器5〜8と開閉器1
6〜19が全て閉路され、遮断器10,20も閉路され
た電池システムの放電動作中に何らかの原因により集合
電池システムのいずれか一つの地点において、地絡事故
が発生すると、閉じていた遮断器5〜8と開閉器16〜
19は一旦全て開路される。そして、遮断器10,20
も開路されて、集合電池システムからの送電が停止され
る。
【0021】次に、遮断器及び開閉器の択一閉路手段2
6からの動作信号に基づいて、まず第1遮断器5と第1
開閉器16が閉路されるとともに、第2〜第4遮断器6
〜8及び第2〜第4開閉器17〜19が開路状態に保持
される。この状態において、地絡有無判別手段27によ
り動作信号が地絡検出器12に出力されて、第1電池群
5における地絡事故の有無が判別される。
6からの動作信号に基づいて、まず第1遮断器5と第1
開閉器16が閉路されるとともに、第2〜第4遮断器6
〜8及び第2〜第4開閉器17〜19が開路状態に保持
される。この状態において、地絡有無判別手段27によ
り動作信号が地絡検出器12に出力されて、第1電池群
5における地絡事故の有無が判別される。
【0022】又、同様にして前記遮断器及び開閉器の択
一閉路手段26の作動により第2遮断器6と第2開閉器
17が閉路されるとともに、それ以外の遮断器5,7,
8及び開閉器16、18、19が開路された状態で、閉
路状態の遮断器6及び開閉器17と対応する第2電池群
2の地絡事故の有無が前述した動作と同様にして判別さ
れる。以下同様にして第3電池群3及び第4電池群4の
地絡事故の有無が順次判別される。
一閉路手段26の作動により第2遮断器6と第2開閉器
17が閉路されるとともに、それ以外の遮断器5,7,
8及び開閉器16、18、19が開路された状態で、閉
路状態の遮断器6及び開閉器17と対応する第2電池群
2の地絡事故の有無が前述した動作と同様にして判別さ
れる。以下同様にして第3電池群3及び第4電池群4の
地絡事故の有無が順次判別される。
【0023】このように、第2実施例においては第1〜
第4の電池群1〜4の内いずれの電池群において地絡事
故が生じたかを迅速かつ確実に判別することができる。
又、判別終了後は地絡事故の生じていない電池群と対応
する遮断器と開閉器を全て閉路することにより、電池群
の充電又は放電が可能となるので、電池システムの供給
信頼性が向上する。
第4の電池群1〜4の内いずれの電池群において地絡事
故が生じたかを迅速かつ確実に判別することができる。
又、判別終了後は地絡事故の生じていない電池群と対応
する遮断器と開閉器を全て閉路することにより、電池群
の充電又は放電が可能となるので、電池システムの供給
信頼性が向上する。
【0024】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)第1実施例では制御装置としてマイクロコンピュ
ータを使用したが、これに代えて、リレーシーケンス回
路等を使用して、開路手段24及び地絡有無判別手段2
5を構成すること。同様に第2実施例では制御装置とし
てマイクロコンピュータを使用したが、これに代えて、
リレーシーケンス回路等を使用して、遮断器及び開閉器
択一閉路手段26及び地絡有無判別手段27を構成する
こと。
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)第1実施例では制御装置としてマイクロコンピュ
ータを使用したが、これに代えて、リレーシーケンス回
路等を使用して、開路手段24及び地絡有無判別手段2
5を構成すること。同様に第2実施例では制御装置とし
てマイクロコンピュータを使用したが、これに代えて、
リレーシーケンス回路等を使用して、遮断器及び開閉器
択一閉路手段26及び地絡有無判別手段27を構成する
こと。
【0025】(2)第1実施例において、地絡事故の判
別動作の終了後、健全な電池群と対応する遮断器と開閉
器を自動的に投入する再運転動作機構を設けること。同
様に第2実施例において、地絡事故の判別動作の終了
後、健全な電池群と対応する遮断器と開閉器を自動的に
投入する再運転動作機構を設けること。
別動作の終了後、健全な電池群と対応する遮断器と開閉
器を自動的に投入する再運転動作機構を設けること。同
様に第2実施例において、地絡事故の判別動作の終了
後、健全な電池群と対応する遮断器と開閉器を自動的に
投入する再運転動作機構を設けること。
【0026】前記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。請
求項1において、地絡事故の判別動作の終了後、健全な
電池群と対応する遮断器と開閉器を自動的に投入する再
運転動作機構を設けた電力貯蔵用二次電池の地絡位置検
出装置。
術思想について、以下にその効果とともに記載する。請
求項1において、地絡事故の判別動作の終了後、健全な
電池群と対応する遮断器と開閉器を自動的に投入する再
運転動作機構を設けた電力貯蔵用二次電池の地絡位置検
出装置。
【0027】請求項2において、地絡事故の判別動作の
終了後、健全な電池群と対応する遮断器と開閉器を自動
的に投入する再運転動作機構を設けた電力貯蔵用二次電
池の地絡位置検出装置。
終了後、健全な電池群と対応する遮断器と開閉器を自動
的に投入する再運転動作機構を設けた電力貯蔵用二次電
池の地絡位置検出装置。
【0028】上記両検出装置では前述した効果に加え
て、電池システムの有効利用を図ることができる。この
明細書において、開閉機器とは電路を開閉するためにつ
くられたものであって、遮断器や開閉器以外に、例えば
断路器、接触器、接地開閉器あるいはヒューズ等を含む
ものとする。
て、電池システムの有効利用を図ることができる。この
明細書において、開閉機器とは電路を開閉するためにつ
くられたものであって、遮断器や開閉器以外に、例えば
断路器、接触器、接地開閉器あるいはヒューズ等を含む
ものとする。
【0029】
【発明の効果】 以上詳述したように、この発明は、地
絡位置を迅速かつ確実に判別することができるととも
に、電池システムの供給信頼性を向上することができる
効果がある。
絡位置を迅速かつ確実に判別することができるととも
に、電池システムの供給信頼性を向上することができる
効果がある。
【図1】 この発明の第1実施例の集合電池の地絡位置
検出装置を示すブロック回路図である。
検出装置を示すブロック回路図である。
【図2】 第1実施例の制御装置のブロック回路図であ
る。
る。
【図3】 第2実施例の制御装置のブロック回路図であ
る。
る。
1〜4…第1〜第4の電池群、5〜8…第1〜第4の遮
断器、12…地絡検出器、13…駆動回路、14…制御
装置、15…報知手段としてのディスプレイ、16〜1
9…第1〜第4の開閉器、24…遮断器及び開閉器の開
路手段、25,27…地絡有無判別手段、26…遮断器
及び開閉器の択一閉路手段。
断器、12…地絡検出器、13…駆動回路、14…制御
装置、15…報知手段としてのディスプレイ、16〜1
9…第1〜第4の開閉器、24…遮断器及び開閉器の開
路手段、25,27…地絡有無判別手段、26…遮断器
及び開閉器の択一閉路手段。
フロントページの続き (72)発明者 川口 敏幸 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子株式会社 内 (72)発明者 阿部 浩幸 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭57−122626(JP,A) 実開 昭61−165045(JP,U) 実開 平4−124836(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/02 - 31/06 G01R 31/08 - 31/11 G01R 31/00 G01R 31/36 H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 H02J 9/00 H02H 3/08 - 3/253 H02H 7/00 H02H 7/10 - 7/20
Claims (4)
- 【請求項1】 直列に接続された電池群を複数群並列に
接続してなる電力貯蔵用集合電池の地絡事故が検出器に
より検出されたとき、前記集合電池の両端に全ての電池
群を一括して開閉動作可能に接続した遮断器を開路した
後、前記各電池群の両端に各電池群をそれぞれ独立して
開閉動作可能に接続した開閉機器を1列ごとに順次開路
し、各時点での閉路されている電池群の地絡の有無を判
別することにより、地絡事故の生じた電池群を判定し報
知することを特徴とする電力貯蔵用二次電池の地絡位置
検出方法。 - 【請求項2】 直列に接続された電池群を複数群並列に
接続してなる電力貯蔵用集合電池の地絡事故が検出器に
より検出されたとき、前記集合電池の両端に全ての電池
群を一括して開閉動作可能に接続した遮断器を開路した
後、前記各電池群の両端に各電池群をそれぞれ独立して
開閉動作可能に接続した開閉機器のうち、1列の開閉機
器のみを閉路し、他の開閉機器を開路した状態で前記閉
路状態の開閉機器と対応する電池群の地絡事故の有無を
判別し、以下前述の開閉機器の切換動作及び地絡事故の
判別動作を繰り返し行い、地絡事故の生じた電池群を報
知することを特徴とする電力貯蔵用二次電池の地絡位置
検出方法。 - 【請求項3】 直列に接続された電池群を複数群並列に
接続してなる電力貯蔵用集合電池と、 前記電力貯蔵用集合電池の地絡事故を検出するための検
出器と、 前記各電池群の両端に直列に接続されて各電池群をそれ
ぞれ独立して開閉動作するための開閉機器群と、前記各電池群が並列に接続されてなる前記電力貯蔵用集
合電池の両端には直列に接続され、地絡事故が検出され
ると開路される遮断器と、 前記検出器からの地絡検出信号に基づいて、前記開閉機
器群を1列ごとに順次開路していくための開閉機器の開
路手段と、 前記開閉機器の開路手段が動作されている状態で、開閉
機器が閉路されている電池群の地絡事故の有無を順次判
別する地絡有無判別手段と、 前記地絡有無判別手段により判別されたデータを報知す
る手段とを備えていることを特徴とする電力貯蔵用二次
電池の地絡位置検出装置。 - 【請求項4】 直列に接続された電池群を複数群並列に
接続してなる電力貯蔵用集合電池と、 前記電力貯蔵用集合電池の地絡事故を検出するための検
出器と、 前記各電池群の両端に直列に接続されて各電池群をそれ
ぞれ独立して開閉動作するための開閉機器群と、前記各電池群が並列に接続されてなる前記電力貯蔵用集
合電池の両端には直列に接続され、地絡事故が検出され
ると開路される遮断器と、 前記検出器からの地絡検出信号に基づいて、前記開閉機
器群のうち1列の開閉機器を閉路し、かつ他の開閉機器
を全て開路する動作を順次繰り返すための開閉機器択一
閉路手段と、 前記開閉機器択一閉路手段が動作されている状態で、開
閉機器が閉路されている電池群の地絡事故の有無を順次
判別する地絡有無判別手段と、 前記地絡有無判別手段により判別されたデータを報知す
る手段とを備えていることを特徴とする電力貯蔵用二次
電池の地絡位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118181A JP3056946B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電力貯蔵用二次電池の地絡位置検出方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118181A JP3056946B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電力貯蔵用二次電池の地絡位置検出方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07325121A JPH07325121A (ja) | 1995-12-12 |
JP3056946B2 true JP3056946B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=14730151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6118181A Expired - Fee Related JP3056946B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電力貯蔵用二次電池の地絡位置検出方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056946B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3166192A4 (en) * | 2014-07-02 | 2017-07-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Leakage protection device and leakage protection system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011067847A1 (ja) | 2009-12-03 | 2011-06-09 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 二次電池システム |
WO2012046613A1 (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-12 | 三洋電機株式会社 | 地絡検出回路及び地絡検出装置 |
JP2012083175A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 地絡検出装置 |
JP5819602B2 (ja) * | 2010-11-29 | 2015-11-24 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 地絡検出装置、地絡検出方法、太陽光発電システム、及び地絡検出プログラム |
JP5642031B2 (ja) * | 2011-08-01 | 2014-12-17 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 地絡検出装置、地絡検出方法、太陽光発電システム、及び地絡検出プログラム |
JP5642030B2 (ja) | 2011-08-01 | 2014-12-17 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 地絡検出装置、地絡検出方法、太陽光発電システム、及び地絡検出プログラム |
JP5938722B2 (ja) * | 2011-10-12 | 2016-06-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 絶縁抵抗低下検出装置および絶縁抵抗低下検出方法 |
JP2015025795A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-02-05 | マルチ計測器株式会社 | 絶縁検査方法及び絶縁検査装置 |
JP2017187344A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | オムロン株式会社 | 地絡検出装置およびその制御方法、制御プログラム |
GB2571299B (en) * | 2018-02-23 | 2020-09-02 | Siemens Ag | Ground fault detection |
ES2906399T3 (es) * | 2019-04-08 | 2022-04-18 | Siemens Ag | Localización de una falla a tierra en una red de corriente continua |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6118181A patent/JP3056946B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3166192A4 (en) * | 2014-07-02 | 2017-07-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Leakage protection device and leakage protection system |
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Publication number | Publication date |
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JPH07325121A (ja) | 1995-12-12 |
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