JP3056628U - 商品包装体 - Google Patents

商品包装体

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JP3056628U
JP3056628U JP1998006056U JP605698U JP3056628U JP 3056628 U JP3056628 U JP 3056628U JP 1998006056 U JP1998006056 U JP 1998006056U JP 605698 U JP605698 U JP 605698U JP 3056628 U JP3056628 U JP 3056628U
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JP1998006056U
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元延 鈴木
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株式会社西澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要に応じて(使用前、使用後のように)商品
を場合分けして収納することができない。 【解決手段】商品包装体1を不透明な素材にて縫製され
た非透視部2と、網目状の生地等にて縫製された透視部
3とに区画し、非透視部2及び透視部3に第一及び第二
開閉口を形成する。透視部3は、非透視部2の底部側を
被装すべく同袋物の中程に外設されることにより、同非
透視部の底部を間仕切り6として兼用する。従って、人
目に晒したくないものを非透視部2内に、人目に晒して
も大丈夫なものを透視部3内に分け入れて保持すること
ができる。しかも、非透視部2並びに透視部3内に入れ
る内容物の量に応じて前記間仕切り6が変位するため、
両空間を無駄なく活用でき、一つで(例えば、汚れてい
ない物と汚れた物とに分け入れる)ツーウエイの仕様が
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、必要に応じて商品の分別・収納ができる袋物、鞄、容器等の商品包 装体の改良に関し、更に詳しくは、主として鞄等内で下着類や小物等が分散しな いように整理収納される所謂インナー袋・バックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯かるインナーバック等の商品包装体としては、例えば、実開平3−5 5728号公報に開示のものが従来例として既に周知である。この従来の商品包 装体は、一枚物の間仕切り板の両面に、左右及び下部の三方が閉じられ、上方の み出し入れのできる布製又は皮革製によるポケットが付設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した実開平3−55728号公報に開示の商品包装体にあ っては、小物等がバラバラにならないように鞄内をコンパクトに整理収納できる といった利点を有するものの、必要に応じて(例えば、下着類にあっては使用前 、使用後といったケースに応じて)商品を分別・収納することができない(換言 すれば、場合分けすることができない)といった問題を有するものである。
【0004】 特に、旅行等に出かけた際にあっては、鞄内に下着類が他の物と一緒に纏め入 れられるため、使用したものと使用していないものの区別が判らなくなることも 少なくなく、簡単に分別・収納ができて、かつ、一瞥しただけでどちらであるか 中身を簡単に認識できるインナーバックが要望されてる。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点及び要望に鑑みてなされたもので、頗る簡 単な手段でもって商品の分別・収納ができると共に、一瞥しただけでどちらであ るか中身を簡単に認識できる、一つでツーウエイ仕様の便利な商品包装体を提供 することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨と する構成は、所望位置に開閉口を介して下着類、小物等の商品を出入自在に収納 する袋物、鞄類、容器等の商品包装体において、表面を透視部と非透視部とに区 画すると共に、内部空間を少なくとも二つに仕切る変位自在な間仕切りを内設し てなる商品包装体に存する。
【0007】 また、前記商品包装体は、透視部内に連通する第一開閉口と、非透視部内に連 通する第二開閉口とを備えるのが良い。
【0008】 更に、前記間仕切りは、一端側が透視部若しくは非透視部に向けて開放し、他 端側が非透視部若しくは透視部内にまで延出して閉塞する内袋にて形成するのが 良い。
【0009】 また、一端側が開放された不透明な素材からなる袋物と、該袋物の底部側を被 装すべく同袋物の中程に外設されたメッシュ状の外装体と、該外装体及び前記袋 物の遊端側を開閉自在に止着するファスナー、釦、フック等の止着部材とで構成 しても良い。
【0010】 このように構成される本考案の商品包装体は、表面を透視部と非透視部とに区 画すると共に、内部空間を少なくとも二つに仕切る変位自在な間仕切りを内設し てなることによって、必要に応じて小物等の商品を透視部内に目隠し状態に保持 したり、非透視部内に見えるように保持し得ることとなる。
【0011】 また、前記商品包装体が、透視部内に連通する第一開閉口と、非透視部内に連 通する第二開閉口とを備えてなることにより、何れの開閉口からも小物等の商品 を出し入れし得ることとなる。
【0012】 更に、前記間仕切りを、一端側が透視部若しくは非透視部に向けて開放し、他 端側が非透視部若しくは透視部内にまで延出して閉塞する内袋にて形成すること により、該内袋の底部が中底となって透視部若しくは非透視部の何れの領域にも 簡単かつ円滑に変位し得ることとなる。
【0013】 また、一端側が開放された不透明な素材からなる袋物と、該袋物の底部側を被 装すべく同袋物の中程に外設されたメッシュ状の外装体と、該外装体及び前記袋 物の遊端側を開閉自在に止着するファスナー、釦等の止着部材とで構成すれば、 人目に晒したくないものを不透明な袋物(非透視部)の中に、人目に晒しても大 丈夫なものをメッシュ状の外装体(透視部)の中に分けて保持し得ると共に、仮 令、下着類等のように、当初、メッシュ状の外装体(透視部)内に入れて置いた ものの中から、使用済みのものが次第に増える場合であっても、使用済みのもの を不透明な袋物(非透視部)内に移し入れることにより、その量に応じて前記袋 物の底部がメッシュ状の外装体内に変位することから、次第に透視部内が少なく なるべく非透視部の容量割合を増やし得ることとなる。
【0014】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中1は、本考案 に係る商品包装体であり、この商品包装体1は、図1に示すように、非透視部2 と透視部3とに区画されている。
【0015】 前記非透視部2は、合成樹脂材、不織布、織布等の如き不透明な素材にて縫製 された袋物からなり、上端側に第一開閉口4が形成されている。この第一開閉口 4は、中に入れる小物等が安易に出ないようにスライドファスナー5を介して開 閉自在に止着されている。
【0016】 また、透視部3は、中が透視できるように透明、半透明な素材、網目状の生地 や編み地(メッシュ状物)にて短筒状に成形されており、前記非透視部2の底部 側を被装すべく同袋物の中程に外設されている。
【0017】 従って、斯かる透視部3内に前記非透視部2の底部が位置することになり、互 い(非透視部と透視部)を区画する間仕切り(中底)6を構成するものである。
【0018】 この間仕切り6は、一端側が上端開口に向けて開放し、他端側が透視部3内に まで延出して閉塞する内袋(非透視部2)の底部であることから、手間を要する ことなく簡単かつ円滑に非透視部2内に折り入れることができるのである。
【0019】 換言すれば、図3に示すように、透視部3内に位置している間仕切り6を(図 3(a)参照)、非透視部2内に折り入れるだけで(図3(b)参照)、非透視部2 と透視部3の容量割合を変えることができ、両空間を無駄なく活用できる。
【0020】 更に、透視部3の底部には、非透視部2と同様、スライドファスナー5を介し 第二開閉口7が開閉自在に形成されている。尚、図中5aはスライダーである。
【0021】 このように構成される本考案の商品包装体1は、人目に晒したくないものを非 透視部2内へ、人目に晒しても大丈夫なものを透視部3内へと、分けて保持する ことができるのである。
【0022】 例えば、靴下、パンツ、シャツ等の下着類の場合は、透視部3内に入れておく ことにより、どこにあるのかが判るものであり、また、汚れた使用済みのものは 、スライドファスナー7を開けて非透視部2内に移し入れることにより、目隠し され、また、その量に応じて前記袋物の底部が間仕切り6となってメッシュ状の 非透視部2内に変位することから(図3(b)参照)、次第に透視部3内が少なく なるべく非透視部2の容量割合を増加せしめて両空間を無駄なく活用することが でき、一つで汚れていない物と汚れた物とを分け入れることができるツーウエイ の仕様ができる。
【0023】 尚、本考案の商品包装体は、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の 範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するも のである。例えば、本実施例では、旅行鞄等内に入れ置く所謂インナー袋(バッ ク)の仕様についてのみ説明しているが、これ(袋物)に限定されることなく、 バック、ポシェット、財布、封筒、汚物入れ等の他、気密性及び/又は水密性を 付加させることにより、種類の異なる飲料・食品を封入する斬新なジュース等の パック容器・缶類、水筒又はレトルト食品等の容器・袋類にも応用できるもので あり、本考案はこれらの全てを包摂するものである。
【0024】 また、本実施例では、第一及び第二開閉口4,7にそれぞれスライドファスナ ー5を装着してるが、これに限定されることなく、紐、釦、フック或いは平面フ ァスナー等を介して開閉自在に止着しても良い。
【0025】 更に、本実施例では、第一及び第二開閉口4,7を商品包装体1の上下両端に 形成しているが、側面に開口させても良いものであり、また、その開口位置や方 向、大きさ等に限定されるものではない。
【0026】 尚、本明細書で言及されている「商品包装体」とは、商品(有体物、無体物、 流体物を問わない)を被装、保持する全ての袋物、容器、箱類を総称するもので あり、一定の形、大きさ(容量)、素材等に限定されるものでなく、内容物の形 、大きさ等に応じて変わるものであることは云うまでもない。
【0027】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成され、表面を透視部と非透視部とに区画すると共に 、内部空間を少なくとも二つに仕切る変位自在な間仕切りを内設してなることに よって、必要に応じて小物等の商品を透視部内に目隠し状態に保持したり、非透 視部内に見えるように保持できるため、必要に応じて商品の分別・収納ができる と共に、一瞥しただけでどちらであるか中身を簡単に認識できるといった効果を 奏するものである。
【0028】 また、前記商品包装体が、透視部内に連通する第一開閉口と、非透視部内に連 通する第二開閉口とを備えてなることにより、何れの開閉口からも小物等の商品 を出し入れできるため、当初、何れか(透視部、非透視部)に入れて置いた商品 を余すことなく用途やケースに応じて場合分けできるといった効果を奏するもの である。
【0029】 更に、前記間仕切りを、一端側が透視部若しくは非透視部に向けて開放し、他 端側が非透視部若しくは透視部内にまで延出して閉塞する内袋にて形成すること により、別体の中底を設けることなく、該内袋の底部が、所謂、間仕切りとなっ て透視部若しくは非透視部の何れの領域にも簡単かつスムースに変位できるため 、両空間を無駄なく活用することができるといった効果を奏するものである。
【0030】 また、一端側が開放された不透明な素材からなる袋物と、該袋物の底部側を被 装すべく同袋物の中程に外設されたメッシュ状の外装体と、該外装体及び前記袋 物の遊端側を開閉自在に止着するファスナー、釦、フック等の止着部材とで構成 すれば、人目に晒したくないものを不透明な袋物(非透視部)の中に、人目に晒 しても大丈夫なものをメッシュ状の外装体(透視部)の中に分けて保持できると 共に、仮令、下着類のように使用済みのものが次第に増える場合であっても、使 用済みのものを不透明な袋物(非透視部)内に移し入れることにより、その量に 応じて前記袋物の底部が(間仕切りとなって)メッシュ状の外装体内を変位する ことから、換言すれば、次第に透視部内が少なくなるべく非透視部の容量割合を 増加できるため、両空間を無駄なく活用することができる、一つでツーウエイ仕 様の商品包装体を提供できるといった効果を奏する。
【0031】 このように本考案の商品包装体は、必要に応じて商品の分別・収納ができると 共に、一瞥しただけでどちらであるか中身を簡単に認識できる他、両空間を無駄 なく活用することができるものであり、また、構成が単純であるため、大量生産 に適し価格も低廉なものとして需要者に供給することができるなど、本考案を実 施することはその実益的価値が甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る商品包装体の開蓋状態を示す斜視
図である。
【図2】同商品包装体の正面図である。
【図3】図3(a)は同商品包装体の縦断側面図、図3
(b)は間仕切りを非透視部内に折り入れた状態を示す縦
断面図である。
【図4】間仕切りを非透視部内に折り入れた状態を示す
同商品包装体の正面図である。
【符号の説明】
1 商品包装体 2 非透視部 3 透視部 4 第一開閉口 5 スライドファスナー 5a スライダー 6 間仕切り 7 第二開閉口

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望位置に開閉口を介して下着類、小物等
    の商品を出入自在に収納する袋物、鞄類、容器等の商品
    包装体において、表面を透視部と非透視部とに区画する
    と共に、内部空間を少なくとも二つに仕切る変位自在な
    間仕切りを内設してなることを特徴とする商品包装体。
  2. 【請求項2】前記商品包装体は、透視部内に連通する第
    一開閉口と、非透視部内に連通する第二開閉口とを備え
    てなることを特徴とする請求項1に記載の商品包装体。
  3. 【請求項3】前記間仕切りは、一端側が透視部若しくは
    非透視部に向けて開放し、他端側が非透視部若しくは透
    視部内にまで延出して閉塞する内袋にて形成したことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の商品包装体。
  4. 【請求項4】一端側が開放された不透明な素材からなる
    袋物と、該袋物の底部側を被装すべく同袋物の中程に外
    設されたメッシュ状の外装体と、該外装体及び前記袋物
    の遊端側を開閉自在に止着するファスナー、釦等の止着
    部材とから構成されていることを特徴とする請求項1、
    2又は3に記載の商品包装体。
JP1998006056U 1998-08-10 1998-08-10 商品包装体 Expired - Lifetime JP3056628U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229198A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Ambition:Kk インアウト・シューズケース
JP5220218B1 (ja) * 2012-08-24 2013-06-26 朗子 萩原
JP2014083412A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Junko Yahata 凹凸専用収納ケース

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008229198A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Ambition:Kk インアウト・シューズケース
JP5220218B1 (ja) * 2012-08-24 2013-06-26 朗子 萩原
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