JP3056584U - データ表示装置 - Google Patents
データ表示装置Info
- Publication number
- JP3056584U JP3056584U JP1998001343U JP134398U JP3056584U JP 3056584 U JP3056584 U JP 3056584U JP 1998001343 U JP1998001343 U JP 1998001343U JP 134398 U JP134398 U JP 134398U JP 3056584 U JP3056584 U JP 3056584U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- password
- display device
- displayed
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データごとパスワードを設定したり、ユーザ
ごとにパスワードを設定することができないという問題
があった。 【解決手段】 サーバのデータを端末の記憶装置に取り
込んで入力装置からの指示に基づいて端末の表示装置に
表示するデータ表示装置において、前記端末の記憶装置
に取り込んだデータを前記端末の表示装置に表示する際
に、前記入力装置からパスワードが入力された場合、そ
のデータの代わりに前記記憶装置に記憶されたマスクデ
ータを前記表示装置に表示すると共に、前記パスワード
が設定された状態で前記パスワードが再入力されたとき
は、そのデータを前記表示装置に表示し、前記選択され
たデータを表示する際に前記パスワードの設定が解除さ
れたときは、そのデータを前記表示装置に表示する。
ごとにパスワードを設定することができないという問題
があった。 【解決手段】 サーバのデータを端末の記憶装置に取り
込んで入力装置からの指示に基づいて端末の表示装置に
表示するデータ表示装置において、前記端末の記憶装置
に取り込んだデータを前記端末の表示装置に表示する際
に、前記入力装置からパスワードが入力された場合、そ
のデータの代わりに前記記憶装置に記憶されたマスクデ
ータを前記表示装置に表示すると共に、前記パスワード
が設定された状態で前記パスワードが再入力されたとき
は、そのデータを前記表示装置に表示し、前記選択され
たデータを表示する際に前記パスワードの設定が解除さ
れたときは、そのデータを前記表示装置に表示する。
Description
【0001】
本考案はデータ表示装置に関し、特にサーバのデータを端末の記憶装置に取り 込んで、端末の表示装置に表示するデータ表示装置に関する。
【0002】
従来、複数台のコンピュータでLAN(Local Area Network)を構成し、サー バ内のデータを複数人で利用する場合、サーバのデータをクライアントの記憶装 置に取り込み、端末の入力装置からの指示に基づいて端末の表示装置に表示した り、印刷装置で印刷している。
【0003】 このようなシステムにおいて、サーバ内のデータが端末の表示装置に表示され たり、端末の印刷装置に印刷されることを禁止する場合、そのデータが記憶され たサーバ内の所定領域毎に設定されたパスワードやユーザIDを照合し、このパ スワードやユーザIDが一致しない場合は、そのサーバの所定領域内の全てのデ ータにアクセスすることを禁止することにより、そのデータがサーバから端末の 記憶装置に読み込まれることを禁止することにより行っていた。
【0004】 ところが、この従来のデータ表示装置では、サーバ内の所定領域の一群のデー タごとにパスワードやユーザIDが設定されて端末の表示装置に表示することが 禁止されることから、所定のデータごとにパスワードやユーザIDを設定するこ とはできず、しかも端末を使用するユーザ(データの利用者)がサーバ内のデー タに独自にパスワードやユーザIDを設定することはできないという問題があっ た。
【0005】 本考案は、このような従来装置の問題点に鑑みてなされたものであり、サーバ 内のデータにユーザが独自にパスワードやユーザIDを設定したり、データごと にパスワードやユーザIDを設定することはできないという従来装置の問題点を 解消したデータ表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案に係るデータ表示装置では、サーバのデー タを端末の記憶装置に取り込んで入力装置からの指示に基づいて端末の表示装置 に表示するデータ表示装置において、前記端末の記憶装置に取り込んだデータを 前記端末の表示装置に表示する際に、前記入力装置からパスワードが入力された 場合、そのデータの代わりに前記記憶装置に記憶されたマスクデータを前記表示 装置に表示すると共に、前記パスワードが設定された状態で前記パスワードが再 入力されたときは、そのデータを前記表示装置に表示し、前記選択されたデータ を表示する際に前記パスワードの設定が解除されたときは、そのデータを前記表 示装置に表示することを特徴とする。
【0007】
以下、本考案の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。 図1は、請求項1に係るデータ表示装置の概略構成を示す図であり、1はサー バなどの外部データベース装置、2は外部データベース装置1とインターネット やLAN(Local Area Network)やW AN(Wide Area Network )などを介して 接続される端末である。外部データベース装置1および端末2には、それぞれ外 部記憶装置(HDD)と内部記憶装置(RAM)を有するコンピュータ本体1a 、2a、キーボードやマウスなどの入力装置1b、2b、およびディスプレイな どの表示装置1c、2cで構成される。外部データべース装置1に複数の端末2 が接続されており、複数の端末2から外部データベース装置1の記憶装置に送ら れたデータ1dを他の端末2の記憶装置に一次的に読み込んでその端末2のディ スプレイ2cに表示して閲覧できるように構成されている。
【0008】 この場合、端末2から外部データベース装置1の記憶装置1aに送られたデー タ1dを他の端末2の内部記憶装置(RAM)に一時的に取り込んでディスプレ イ2cに表示して閲覧したり、他者に消去されたくない場合には外部データベー ス装置1内のデータを他の端末2の外部記憶装置(HDD)などに取り込んでそ の端末2のディスプレイ2cに表示して閲覧できるように構成されている。
【0009】 図2は外部データベース装置1から端末2の外部記憶装置に取り込まれたデー タの特定のフィールドにパスワードを入力してそのデータが表示装置2cに表示 されることを禁止するときの動作を示すフローチャートである。
【0010】 まず、表示装置2cに表示された" パスワード設定ボタン" が入力装置2aか らの指示で押下されると、文書編集モードにし、外部記憶装置上のデータ保持領 域" A" 内のデータを置換可能な状態にする。ここで、データ保持領域" A" に は、表示装置2cにおける表示画面の背景情報や文字データなど、一つの文書を 表示するための一連のデータが格納されている。
【0011】 次に、表示装置2cにパスワード入力画面を表示し、ユーザにパスワードの入 力を要求する。その際、入力装置2bから入力されたパスワードは例えば一時変 数" P1" として内部記憶装置に保持される。
【0012】 次に、表示装置2cに再度パスワード入力画面を表示し、ユーザが先に入力し たパスワードの再入力を要求する。これはユーザが一度入力したパスードが誤り でないかを確認するためである。入力装置2bから二回目に入力されたパスワー ドは例えば一時変数" P2" として保持される。
【0013】 次に、入力された二つのパスワードを比較する。パスワードが異なっていれば 、エラーメッセージを表示して終了する。パスワードが同じであれば、次の処理 に進む。
【0014】 外部記憶装置(HDD)のデータ保持領域" B" に内部記憶装置(RAM)の 一時変数" P1" の値を代入する。これは内部記憶装置上の一時変数" P1" の 値を外部記憶装置上のデータとして扱うための処理である。パスワードを解除し たり、一時的に見るためにこの処理を行う。
【0015】 また、データ保持領域" A" に保持されているデータの値を、同じくデータ保 持領域であるデータ保持領域" C" に代入する。ユーザが文書を見ることができ るための背景情報や文字の表示情報は、このデータ保持領域" A" に格納されて いる。ここでは、ユーザが現在見ているデータ保持領域" A" 内のデータをデー タ保持領域" C" にバックアップを行うための処理を行っている。
【0016】 次に、データ保持領域" A" にデータ" D1" を代入する。データ" D1" は マスクデータである。ここでデータ" D1" をデータ保持領域" A" に移して表 示装置2cに表示することによって、背景の変更と文字の隠蔽を行う。
【0017】 このように、パスワードが設定されると、文書のデータが表示されるように設 定されてもマスクデータが表示されるだけで、本来の文書のデータは表示されな い。
【0018】 図3はパスワードが設定された文書のデータの表示が選択されたときの動作を 示すフローチャートである。
【0019】 まず、表示装置2cに表示された" 文書をみるボタン" が入力装置2bからの 指示に基づいて押下されると、表示装置2cにパスワード入力画面を表示し、ユ ーザにパスワード入力を要求する。その際、入力されたパスワードは一時変数" P1" として保持される。
【0020】 次に、入力されたパスワードとデータ保持領域" B" に保持されているパスワ ードの比較を行う。もしパスワードが異なっていた場合、エラーメッセージを表 示して終了する。この場合、結果的にマスクデータ" D1" が表示される。パス ワードが同じ場合は次の処理に進む。
【0021】 データ保持領域" C" に保持されている情報をデータ保持領域" A" に代入し 、データ保持領域" C" に退避していた情報を表示装置2cに表示することによ り、背景の変更と文字の表示を行う。
【0022】 次に、データ保持領域" A" の値をデータ保持領域" C" に代入する。次回に 、パスワードの再入力がなければ、本来の文書のデータが表示されないようにす るためである。
【0023】 このように、パスワードが一度設定されれば、パスワードが再入力された場合 に限って文書のデータを表示し、再びパスワードが設定されている状態に戻る。 この状態はパスワードが解除されない限り、何度でも繰り返される。したがって 、システム全体に影響を及ぼすことなく、ユーザが文書毎に簡単にパスワードを 設定して自らは文書のデータを表示装置2cで見ることができる反面、このデー タが記憶された外部記憶装置を有する端末2では第三者には見ることができない ようにすることができる。
【0024】 図4はパスワードが設定された文書のデータを表示する前にパスワードが解除 されたときの動作を示すフローチャートである。
【0025】 まず、表示装置2cに表示された" パスワード解除ボタン" が入力装置2bか らの指示で押下されると、表示装置2cにパスワード入力画面を表示し、ユーザ にパスワードの入力を要求する。その際、入力されたパスワードは一時変数" P 1" として保持される。
【0026】 次に、入力された一時変数" P1" として保持されているパスワードとデータ 保持領域" B" に保持されているパスワードの比較を行う。パスワードが異なっ ていれば、メッセージを表示して終了する。パスワードが同じであれば、次の処 理に進む。
【0027】 次に、データ保持領域" B" のデータを削除する。このデータ保持領域" B" にはパスワード情報が格納されており、このパスワード情報を削除する。つまり 、パスワード情報を外部記憶装置(HDD)から完全に削除して第三者に見られ ないようにするためである。パスワード情報が第三者に見られると、パスワード のつけ方の規則性などが第三者に知得されるおそれがあるからである。
【0028】 次に、データ保持領域" C" 内のデータをデータ保持領域" A" に代入する。 ここでそのデータが保持している情報を基にして、背景の変更や文字の表示を行 う。これで、パスワードが設定されていない通常の表示画面に戻る。
【0029】
以上のように、本考案に係るデータ表示装置によれば、選択されたデータを表 示装置に表示する際に、入力装置からパスワードが入力された場合、そのデータ の代わりに記憶装置に記憶されたマスクデータを表示装置に表示すると共に、パ スワードが設定された状態でパスワードが再入力されたときは、そのデータを表 示装置に表示し、選択された文書のデータを表示する際にパスワードの設定が解 除されたときは、その文書のデータを表示装置に表示することから、特定のデー タだけにパスワードを設定できると共に、パスワードを設定した後でも、パスワ ードの設定を解除することなくそのデータを表示装置に表示することができ、パ スワードが設定されたデータの表示を容易に行うことができるようになる。
【図1】本考案に係るデータ表示装置の構成の概略を示
す図である。
す図である。
【図2】本考案に係るデータ表示装置におけるパスワー
ド設定動作を示すフローチャートである。
ド設定動作を示すフローチャートである。
【図3】本考案に係るデータ表示装置におけるパスワー
ドが設定された状態で文書データを表示する動作を示す
フローチャートである。
ドが設定された状態で文書データを表示する動作を示す
フローチャートである。
【図4】本考案に係るデータ表示装置におけるパスワー
ドを解除する動作を示すフローチャートである。
ドを解除する動作を示すフローチャートである。
1‥‥‥外部データーベース装置、2‥‥‥端末、1
b、2b‥‥‥入力装置、1c、2c‥‥‥表示装置
b、2b‥‥‥入力装置、1c、2c‥‥‥表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 孝治 京都府京都市山科区東野北井ノ上町5番地 の22 京セラコミュニケーションシステム 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 サーバのデータを端末の記憶装置に取り
込んで入力装置からの指示に基づいて端末の表示装置に
表示するデータ表示装置において、前記端末の記憶装置
に取り込んだデータを前記端末の表示装置に表示する際
に、前記入力装置からパスワードが入力された場合、そ
のデータの代わりに前記記憶装置に記憶されたマスクデ
ータを前記表示装置に表示すると共に、前記パスワード
が設定された状態で前記パスワードが再入力されたとき
は、そのデータを前記表示装置に表示し、前記選択され
たデータを表示する際に前記パスワードの設定が解除さ
れたときは、そのデータを前記表示装置に表示すること
を特徴とするデータ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001343U JP3056584U (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | データ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001343U JP3056584U (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | データ表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3056584U true JP3056584U (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=43190548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998001343U Expired - Lifetime JP3056584U (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | データ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056584U (ja) |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP1998001343U patent/JP3056584U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101183369B1 (ko) | 프리-로그인 데이터 액세스 | |
US20040260955A1 (en) | Method and system for producing a graphical password, and a terminal device | |
JPH09152991A (ja) | データ記憶装置 | |
CN101859354A (zh) | 拖拽式打印系统中的图像处理设备及其控制方法 | |
WO2016038665A1 (ja) | 認証システム、ならびに、リマインダ端末 | |
WO2001091452A1 (fr) | Procede, appareil et systeme de traitement d'image et support enregistre | |
CN114177609A (zh) | 计算机可读介质、信息处理装置、方法和系统 | |
JP6931676B2 (ja) | 人事評価支援装置、人事評価支援方法、及び人事評価支援プログラム | |
KR20020026636A (ko) | 컴퓨터 및 컴퓨터망에 로그인하는 방법 | |
CN113312588A (zh) | 在线文档的操作权限管理方法及装置、设备、存储介质 | |
JP3056584U (ja) | データ表示装置 | |
JP2007334832A (ja) | 情報処理装置、会議システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
JP6977664B2 (ja) | 管理装置、管理方法及び管理プログラム | |
JP4887735B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム | |
JP6308707B1 (ja) | 名刺情報管理システム | |
JP2002007349A (ja) | 機密情報の記録再生方法および本人認証のための暗号鍵等を記録した記録媒体 | |
JP2002229999A (ja) | データベース構築方法及び装置、コンピュータに実行させるためのデータベース構築処理プログラム及びコンピュータに実行させるためのデータベース構築処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
US11868701B1 (en) | Template for creating content item | |
JP2015035130A (ja) | 顔写真リスト作成システム、顔写真リスト作成プログラム及び顔写真リスト作成システム用サーバコンピュータ | |
JP6215134B2 (ja) | 認証システム、認証方法、認証装置及び認証プログラム | |
JP2014026311A (ja) | Web会議システム | |
JP7090952B1 (ja) | チャットシステム、チャット装置、及び、チャット方法 | |
JP2938280B2 (ja) | 文書作成装置及びモード設定制御方法 | |
JPH04142655A (ja) | パスワード変更管理方式 | |
JP2003288343A (ja) | 名簿システム |