JP3056102U - ライターケース - Google Patents

ライターケース

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JP3056102U
JP3056102U JP1998005499U JP549998U JP3056102U JP 3056102 U JP3056102 U JP 3056102U JP 1998005499 U JP1998005499 U JP 1998005499U JP 549998 U JP549998 U JP 549998U JP 3056102 U JP3056102 U JP 3056102U
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JP1998005499U
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English (en)
Inventor
隆義 斉藤
Original Assignee
株式会社アミーワールド
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  • Lighters Containing Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使い捨てライターの使い勝手を良くするととも
に、機能本意のライターケースに遊び心を付加すること
ができるライターケースを提供すること。 【解決手段】ケース本体2は、ライター1の胴部1aを
収容する収容凹部3と、該収容凹部3の下に連設された
上げ底部4とを有し、該上げ底部4には一側から他側に
貫通する貫通孔5を形成し、該貫通孔5の内部には、貫
通孔5を通して視認可能な視覚情報体6を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使い捨てライターを収容するライターケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、使い捨てライターを収容するライターケースとして、高級感を持たせる 為に陶磁器製のものや、透明にしてケースとライターとの間に文字や絵柄が印刷 されたシートを挿入したものや、ケースに鏡などを設け、付加価値をつけたもの など様々なライターケースが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のライターケースは、外見上の特徴や付加価値であって、 ライターの使い勝手を良くするものではなく、しかも付加価値も実用面での効果 を期待するものであって、そこには遊び心が加味されておらず発展性のあるもの ではなかった。 本考案は、上記問題点を解消し、使い捨てライターの使い勝手を良くするとと もに、機能本意のライターケースに遊び心を付加し、しかも発展性のあるライタ ーケースを提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係るライターケースは、ケース本体は、ラ イターの胴体部を収容する収容凹部と、該収容凹部の下に連設された上げ底部と を有し、該上げ底部には一側から他側に貫通する貫通孔を設け、該貫通孔の内部 には、貫通孔を通して視認可能な視覚情報体を配設することを特徴とする。
【0005】 なお、前記上げ底部は透光性を有するとともに、該上げ底部に前記貫通孔に代 えて所定の奥行きの凹部を形成してもよい。
【0006】 また、前記上げ底部には前記視覚情報体を複数並設するとともに、該視覚情報 体を順次選択する選択手段を設けてもよい。
【0007】 そして、前記視覚情報体がマイクロフィルムであることが好ましい。
【0008】 さらに、前記視覚情報体が万華鏡であってもかまわない。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1において符号Aは、本考案に係るライターケースを示し、このライターケ ースは所謂使い捨てライターを収容するものであって、特にノベルティ等として 配布される比較的小型(縦の寸法が短い)の使い捨てライターを収容するもので ある。
【0010】 ケース本体2は上記ライター1の胴部1aを嵌め合わせる収容凹部3と、この 収容凹部3の下に連設された上げ底部4とからなり、この上げ底部4の高さは、 収容凹部3に上記ライター1を収容し、ライター1の下面1bを収容凹部3の底 部3aに当接させた時、ケース本体2と、このケース本体2から突出したライタ ー1との長さを合わせた全体の高さがタバコの長さとほぼ等しくなるように形成 されている。
【0011】 ところで、上記上げ底部4には一端から他端に円形の貫通孔5が形成され、こ の貫通孔5には視覚情報体6と、この視覚情報体を覗く覗き手段7とが配置され ている。この貫通孔5は、図2に示すように、一端側の開口部5aの径が他端側 の開口部5bの径よりも小さくなるようにテーパーが形成されている。
【0012】 視覚情報体6は観光地の景色や建物、動植物やキャラクターのイラストなどの 視覚情報が写されたポジスライドフィルム8で構成され、覗き手段7はアクリル の拡大レンズ9で構成されている(図3(a)参照)。拡大レンズ9は円柱状で 一端9aが球面状に突出し、他端9bが平面状に形成され、他端9b側には有底 筒状の透明なキャップ10が被せられている。このキャップ10はポリエチレン で開口部10a側の外径よりも底部10b側の外径が大きくなるように、円錐台 状に形成されている。
【0013】 上記構成のライターケースは、図3(a)に示すように、ポジスライドフィル ム8を拡大レンズ9の他端9bに重ねた後、キャップ10でポジスライドフィル ム8が外れないようにを拡大レンズ9に被せる。次に、拡大レンズ9にキャップ 10を被せた状態で、上げ底部4に形成されている貫通孔5の径の大きな開口部 5b側から拡大レンズ9を挿入し、貫通孔5の内壁面にキャップ10が圧接する まで押し込み(図3(c)参照)、貫通孔5の開口部5b側を照明器具や太陽等 の明るい方に向け、開口部5a側から覗くと、図4(a)(b)のように、他端 5b側から射し込んだ明かりでポジスライドフィルム8に表示された景色や建物 が拡大レンズ9で拡大されて見ることができ、単にライターの収納ケースとして 使用するだけではなく、遊び心を備えたライターケースとして実用面ばかりでは ない付加価値を備えたライターケースを実現することができる。そして、上記視 覚情報体に表示した視覚情報を観光地の景色や建物、又は祭事などにした場合は 土産品や記念品として販売することができ、図4(c)(d)に示すように、商 品のコマーシャルにした場合はメーカーや販売店の販促用のツールとして顧客に 提供することができ、視覚情報体を何にするかによってライターケースの利用目 的を際限なく広げることができる。
【0014】 次に、図5は、ライターケースの他の例を示し、このライターケースはケース 本体20がアクリル樹脂等の透光性を有する素材で形成され、上げ底部21に拡 大レンズ9を没入させることができる奥行きの嵌合凹部22を形成したものであ る。このライターケースによれば、嵌合凹部22の底にポジスライドフィルム8 を入れた後、拡大レンズ9を嵌合凹部22内に挿入し、拡大レンズ9の平面状の 他端9bがポジスライドフィルム8を嵌合凹部22の底に押し付けるまで押し込 む。このライターケースによれば上げ底部21が透光性を有するので拡大レンズ 9の他端9b側に明かり取り用の開口部を作る必要がないため開口部に埃が詰ま って視覚情報体が見えなくなるトラブルの発生もなくなるし、キャップも不要に なるし、キャップを取りつける工程も不要になる。
【0015】 さらに、図6(a)は、ライターケースのさらに他の例を示し、このライター ケースは、ケース本体30の上げ底部31を中空に形成すると共に、上下動可能 な押しボタン(選択手段)32が設けられている。そして、一方の側面には覗き 孔33が形成され、この覗き孔33には拡大レンズ34が嵌め込まれ、上げ底部 31内部には、図6(b)に示すように、複数のポジスライドフィルム35を円 板36の周縁にリング状に並設し、ライターケースを逆さにして操作ボタン32 を押し操作することにより、円板36を回転させて拡大レンズ34を通して覗き 孔33からポジスライドフィルム35に表示されている視覚情報体を順次見るこ とができるようにしたものである。
【0016】 上記円板36の中央部にはポジスライドフィルム35の数と同数の突条37が 放射状に形成され、操作ボタン32は、一端が軸38に回動可能に軸支された駆 動レバー39の他端に連係し、スプリング42で常にケース本体30から突出す るように構成され、操作ボタン32を押し操作することにより駆動レバー39を 回動し、駆動レバー39に形成された送り爪40を上記突条37に係合させ、円 板36を回転させるとともに、円板36の回転方向の位置が不安定にならないよ うに上記突条37に係合するストッパ41が設けられている。
【0017】 上述のライターケースによれば、操作ボタン32を押し操作する度に円板36 が回転し、覗き孔33から見えるポジスライドフィルム35が替わり、飽きのこ ないライターケースを実現することができる。なお、上記視覚情報体にストーリ ーを持たせ、順次視覚情報体を切り替えることによって、1つの視覚情報体では 表現できない多くの情報を伝えることができる。
【0018】 なお、上述のライターケースでは視覚情報体をポジスライドフィルムで構成し 、拡大レンズでポジスライドフィルムに表示された視覚情報体を見るようにした が、視覚情報体はポジスライドフィルムに限定されるものではなく万華鏡で構成 するようにしてもかまわない。この場合は上げ底部に形成する貫通孔は断面を三 角形状にすればよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案のライターケースによれば、寸法の短い使い捨てライターであっても、 使い捨てライターがタバコのパッケージの中に潜ってしまい使う時の取り出し辛 さを解消することができる実用面と共に、上げ底部に設けられた視覚情報体を見 て楽しんだり心を癒したりする精神的安らぎを得ることができ、実用面と遊び心 とを兼ね備えたライターケースを提供することができる。
【0020】 また、上げ底部を透光性を有する素材で形成すると共に、貫通孔に代えて凹部 にすることにより明かり取り用の開口部を作る必要がないため開口部に埃が詰ま って視覚情報体が見えにくくなることがなくなる。
【0021】 そして、視覚情報体をポジスライドフィルムに表示することにより、写真、絵 、イラストなど様々な題材を表示することができると共に、文字なども表示する ことができ、観光地の景色や建物などを表示した土産物から商品のコマーシャル などを表示したノベルティまでその利用範囲は際限がない。
【0022】 さらに、複数のポジスライドフィルムを順番に見ることができるようにするこ とにより、多くの情報を伝えることができるとともに、ストーリを組みたてるこ とができ、より付加価値のついたライターケースを提供することができる。
【0023】 そしてまた、万華鏡を組み込むことによりポジスライドフィルムとは異なった 変化に富んだ映像を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るライターケースの斜視図
【図2】上記ライターケースの内部構造を説明する縦断
面図
【図3】(a)(b)(c)は拡大レンズの構成を示す
側面図及び、上げ底部の縦断面図
【図4】(a)〜(d)は視覚情報体の一例を示す説明
【図5】ライターケースの他の例の要部縦断面図
【図6】(a)(b)はライターケースの更に他の例を
示す斜視図及び要部縦断面図
【符号の説明】
1 使い捨てライター 2 ケース本体 3 収容凹部 4 上げ底部 5 貫通孔 6 視覚情報体 32 選択手段(押しボタン) A ライターケース

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体は、ライターの胴体部を収容
    する収容凹部と、該収容凹部の下に連設された上げ底部
    とを有し、該上げ底部には一側から他側に貫通する貫通
    孔を設け、該貫通孔の内部には、貫通孔を通して視認可
    能な視覚情報体を配設することを特徴とするライターケ
    ース。
  2. 【請求項2】 前記上げ底部は透光性を有するととも
    に、該上げ底部に前記貫通孔に代えて所定の奥行きの凹
    部を形成した請求項1記載のライターケース。
  3. 【請求項3】 前記上げ底部には前記視覚情報体を複数
    並設するとともに、該視覚情報体を順次選択する選択手
    段を設けた請求項1又は2記載のライターケース。
  4. 【請求項4】 前記視覚情報体がマイクロフィルムであ
    る請求項1又は3記載のライターケース。
  5. 【請求項5】 前記視覚情報体が万華鏡である請求項1
    記載のライターケース。
JP1998005499U 1998-07-23 1998-07-23 ライターケース Expired - Lifetime JP3056102U (ja)

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JP1998005499U JP3056102U (ja) 1998-07-23 1998-07-23 ライターケース

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