JP3056100U - 携帯機器用グリップベルト及びグリップベルト付きビデオカメラ - Google Patents

携帯機器用グリップベルト及びグリップベルト付きビデオカメラ

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JP3056100U
JP3056100U JP1998005497U JP549798U JP3056100U JP 3056100 U JP3056100 U JP 3056100U JP 1998005497 U JP1998005497 U JP 1998005497U JP 549798 U JP549798 U JP 549798U JP 3056100 U JP3056100 U JP 3056100U
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grip
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JP1998005497U
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博昭 志智
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Asahi Corp
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Asahi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機器の把持を確実かつ最適にし、安定し
た機器操作を可能とする廉価で取り扱いが簡単な携帯機
器用グリップベルト及び該グリップベルトを装着したビ
デオカメラを提供する。 【解決手段】 内部に複数の空気室を有するバルーンを
設けた包袋状のグリップベルトであって、その外面にバ
ルーンへエアーを供給する給気ポンプとエアーを排出す
る排気弁を具備して構成され、エアーの充填により膨張
した包袋部の手への圧接により携帯機器の把持性を高
め、安定した機器操作を可能とする携帯機器用グリップ
ベルト及び該グリップベルトを装着して成ることを特徴
とするビデオカメラ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビデオカメラ等携帯用機器の携帯及び把持のためこれら機器に装着 するグリップベルト及び該グリップベルト付きビデオカメラに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のストラップ又はグリップベルトは、一端がビデオカメラ等に固 着されたループ状の帯紐を手首に巻き付けて用いたり、予め所定の長さで機器に 取付けられているもの、或いはマジックテープによりグリップベルトとビデオカ メラ等への手の密着具合を調節して使用するものなどが用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、ループ帯状のストラップは軽量で小型の機器には適し ているが、ビデオカメラなど手に把持しながら使用する場合や、ある程度の重さ のある機器の場合には把持が不安定であったり、携帯移動時にループがずり落ち る惧れもあった。また、マジックテープにより密着具合を調節して使用する形態 のグリップベルトはカメラ等の把持には適しているが、ちょうど手頃な締め付け 具合にするには何度かマジックテープ部分の着剥を調節する必要があり煩雑であ る。また、ビデオカメラ等の使用中に緩みが出てくると一旦撮影を中断して締め 直すなどの不便があった。
【0004】 本考案は、これらの問題点に鑑み提案されるものであり、その目的とするとこ ろは、簡単な操作で携帯機器と手の最適な密着性が得られ、且つ微調整も容易で あり、機器の把持力と機器操作の安定性を高めることが可能となる携帯機器用グ リップベルト及び該グリップベルト付きビデオカメラを提供しようとするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、携帯用機器に装着するグリップベルト であって、中間部に気密性を有するバルーンを内包する包袋部と、包袋部の両端 部に設けられ、携帯機器に固定するためのベルト部とを備え、ベルト部を携帯機 器に固定した状態にあるとき包袋部の携帯機器に面する側の反対側表面に、押圧 により前記バルーンに気体を供給する給気ポンプと、バルーンの気体を排出する 排気弁を設けて構成されることを特徴とする携帯機器用グリップベルトである。
【0006】 そして前記バルーンは、それぞれが独立して気密性を有する少なくとも2つ以 上の複数の空気室を設けて成り、包袋部の長手方向に並列して配されるよう構成 されることを特徴とする。これによりエアーの充填で膨らむバルーンの形状がフ ラットに近いものとなり、加えて、包袋部はその中央部両端が長手方向に沿って 対向して緩やかに湾曲した帯状に成形されて成ることを特徴とすることにより、 携帯機器を把持する手の甲に対するグリップベルトの圧接面を広く且つ均一にで きるとともに、エアーの充填量も少なくて済む。
【0007】 なお、この空気室は包袋部の長手方向と交わる向きにして設けても良いことは いうまでもないが、給排気の経路等を考慮すると長手方向に並列して設けるのが 望ましい。 さらにまた、本考案に係るグリップベルトは包袋部の内側が膨縮することによ り特徴付けられるところから、前記包袋部は、外側が殆ど伸縮性を有しない素材 から成り、内側はバルーンの膨縮に応じた伸縮性を有する素材から成ることを特 徴とするものである。
【0008】 また、前記ベルト部は、一端が携帯機器に固着され他の一端が係止及び離脱可 能に構成され且つ、長さ調節手段を有して成る。さらに、課題を解決する手段の 一つは、本考案に係る携帯機器用グリップベルトが装着されたことを特徴とする ビデオカメラを提供することにある。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態の一例を添付図面に従って詳細に説明する。 図1は本考案の実施例に係る携帯機器用グリップベルトを装着したビデオカメ ラを右手で把持した状態を示す図である。 この図において、ビデオカメラ1は市販の携帯用小型ビデオカメラであって、 一般的な通常の使用形態としては、図示のように片手で機器本体を把持しファイ ンダー10を覗きながら指でスタート/ストップボタン20やズームレバー30 等を操作して撮影を行うが、安定した撮影画像を得るためにはビデオカメラ1が 掌(たなごころ)で確実に把持されていることが必要である。本考案は、バルー ンを内蔵したグリップベルト2をビデオカメラ1に装着することによりその把持 および操作性の向上を実現しようとするものであり、以下に図面を参照して説明 する。
【0010】 グリップベルト2はその両端にベルト部を具備して成るが、その一端のベルト 部3はビデオカメラ1のファインダー10側側面下部に予め固着されている。も う一方のベルト部4はその端部が撮影レンズ40側側面下部に設けられた止め孔 50を貫通して折り返され、調節具5により操作者が望む適当な長さに設定して 固定できるよう構成される。そして、本図に示すように、グリップベルト2の包 袋部6は、挿入された操作者の右手の甲の略中央部をビデオカメラ1の長手方向 に沿って帯状に覆うよう配されて構成される。
【0011】 操作者は撮影に際し、ビデオカメラを把持しながら操作ボタン等がスムーズに 操作できるよう、ベルト部4の長さを調節具5で調整することにより掌を挿入す るグリップベルト2とビデオカメラ1との間隙を設定する。そして、包袋部6に 具備された給気ポンプ7を数回押圧し内蔵されたバルーンに所望量のエアーを送 入することにより包袋部6のビデオカメラ1に面した側を所望の大きさに膨張さ せ手の甲にグリップベルト2を圧接させる。これにより掌のビデオカメラ1への 密着性や把持力が高まり且つ操作性も向上させることが可能となる。
【0012】 また、充填されたエアーの量が多すぎる場合は容易にエアーを排出することが できるよう包袋部6の外側に排気弁8を具備して構成されており、以上に説明し たように、本考案に係る携帯機器用グリップベルト付きビデオカメラ1は、前記 間隙を調節具5による設定と更にこの給気と排気の操作によって微調整し、操作 者が望む最適な把持・操作性が簡単に得られるよう構成されている。
【0013】 なお、この実施例においては給気ポンプ7がベルト部3に近接して設けられ、 排気弁8がベルト部4の側に設けられているが、この位置関係が逆であっても良 いことはいうまでもない。さらに、この実施例においては右利きの操作者による 場合を例示して説明しているが、本考案を左利きの操作者用に実施することも極 めて容易であることはいうまでもない。
【0014】 次に、グリップベルト2について図面を参照し詳細に説明する。 図2はグリップベルト2の構成を示す正面図である。図において、ベルト部3 は本実施例ではビデオカメラ1に予め固着され通常は着脱できないよう構成され ている。ベルト部4はその端部がビデオカメラ1に具備された止め孔50を通し て折り返され、調節具5に設けられたスリット9を嵌通して任意の長さで固定可 能に構成される。
【0015】 包袋部6は、ビデオカメラ1に面する内側が、例えばナイロンジャージーやゴ ム引き布など伸縮性を有する素材で成り、外側が例えば人工皮革(PVCレザー )や革など柔軟で殆ど伸縮性を有しない素材でなる2種類の外被を包袋状に成形 して成り、その内部には図3(図2のA−A断面図)に示すように気密性を有す る少なくとも2つ以上の空気室70を包袋部6の長手方向に並列して設けて成る バルーンが構成される。そして、包袋部6の外側にはバルーンにエアーを供給す る給気ポンプ7とバルーンからエアーを排出する排気弁8とを具備して構成され る。
【0016】 図4(a)は空気室70にエアーが充填されていない場合の包袋部6の形状を 示し、図4(b)はその内部を示す図2のB-B線端面図である。 図5(a)は空気室70にエアーが充填された場合の包袋部6の形状を示し、図 5(b)はその内部を示す図2のC−C線端面図である。 図3において、給気ポンプ7を押圧することにより送入されたエアーは空気室 70に充填されバルーンを膨張させるが、前述の通り複数の空気室70が包袋部 6の長手方向に並列し分割して設けてあるので、包袋部6は風船状に膨らむので はなく図5(b)に示すように包袋部6の略内側全体を平均的に膨らませること ができる。
【0017】 なお、この給気ポンプ7は弾力性を有する素材で一体物として成形され、頭頂 部にエアーを吸入する小孔と、そこから取り入れたエアーを一旦貯える空間と、 逆流防止弁とを設けて成り、この小孔を指で塞ぎながら頭頂部を押圧することに より前記貯えられたエアーをバルーンに送出した後、指を離すと頭頂部の弾性に よる原形復帰と同時に前記小孔から前記空間に再びエアーを取り込むよう構成さ れている。従って、操作者は給気ポンプ7を数回押圧することにより所望量のエ アーを容易に給気することができる。
【0018】 また、エアー量の調節や使用後のエアー排出に際しては排気弁8の頭頂部を押 すことによって弁を開き空気室内のエアーを簡単に排出することができよう構成 される。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、従来のビデオカメラにおいてはストラップやグリップベ ルトの締め付け具合の調節が煩雑であったり、また撮影中に緩みが生じ易かった が、本考案によれば、グリップベルトの装着も簡単で且つエアーの給排気により 操作者の望む適度な圧接感が得られるバルーン内蔵のグリップベルトを具備する ことによって、操作者の片手での機器把持力と操作性が高まり、ブレの無い安定 した撮影を可能とするグリップベルト付きビデオカメラ及び携帯機器用グリップ ベルトを提供することが可能である。
【0020】 また、本考案における給気ポンプや排気弁から成るバルーン部は従来技術によ り簡単且つ廉価に構成し提供することが可能である。 更に、本考案の実施はビデオカメラに限らず、専ら片手での把持・操作を行う 携帯用機器、例えばスチールカメラや携帯型AV機器等に幅広く適用可能である 。 (注)考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体を説明する図である。
【図2】本考案の実施例の1つを示す正面図である。
【図3】本考案の実施例の1つの内部構造を説明する断
面図である。
【図4】本考案の実施例の使用の形態を説明する底面図
及び端面図である。
【図5】本考案の実施例の使用の形態を説明する底面図
及び端面図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 グリップベルト 3 ベルト部 4 ベルト部 5 調節具 6 包袋部 7 給気ポンプ 8 排気弁 9 スリット 10 ファインダー 20 スタート/ストップボタン 30 ズームレバー 40 撮影レンズ 50 止め孔 70 空気室

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機器に装着するグリップベルトであ
    って、中間部に気密性を有するバルーンを内包する包袋
    部と、該包袋部の両端部に設けられ前記携帯機器に固定
    するためのベルト部とを備え、該ベルト部を前記携帯機
    器に固定した状態にあるとき前記包袋部が前記携帯機器
    に面する側の反対側表面に、前記バルーンに気体を送入
    可能な給気部と該バルーン内の気体を排出可能な排気部
    とを設けて構成されていることを特徴とする携帯機器用
    グリップベルト。
  2. 【請求項2】 前記バルーンは、それぞれが独立して気
    密性を有する少なくとも2つ以上の複数の空気室を設け
    て成り、該空気室が前記包袋部の長手方向に並列して配
    されるよう構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の携帯機器用グリップベルト。
  3. 【請求項3】 前記包袋部は、前記ベルト部を前記携帯
    機器に固定した状態にあるとき前記携帯機器に面する側
    が伸縮性を有する素材で形成され、反対側が殆ど伸縮性
    を有しない素材から成ることを特徴とする請求項1記載
    の携帯機器用グリップベルト。
  4. 【請求項4】 前記包袋部は、中央部両端が長手方向に
    沿って対向して緩やかに湾曲した帯状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯機器用グリップベ
    ルト。
  5. 【請求項5】 前記給気部は、前記包袋部の端部に設け
    られ、前記バルーンに重合しないよう構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯機器用グリップベル
    ト。
  6. 【請求項6】 前記ベルト部は、一端が携帯機器に固着
    され他の一端が係止及び離脱可能に構成され且つ、長さ
    調節手段を有して構成されていることを特徴とする請求
    項1乃至4項のいずれか1項に記載の携帯機器用グリッ
    プベルト。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至6項記載の携帯機器用
    グリップベルトが装着されていることを特徴とするグリ
    ップベルト付きビデオカメラ。
JP1998005497U 1998-07-23 1998-07-23 携帯機器用グリップベルト及びグリップベルト付きビデオカメラ Expired - Lifetime JP3056100U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110419A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Jiaotong Univ バスケットボールのトレーニングに用いられるパームパッドデバイス及びバスケットボールトレーニングシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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