JP3055975U - Ｏ−リング度測定器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【解決手段】測定器を指によるＯ−リングに合う形状に
金属またはプラスチック等でつくり、その測定したＯ−
リング度の強弱の度合いをデジタル表示する。測定者の
２指で輪（Ｏ−リング）をつくり、スイッチを入れると
測定部がその２指をゆっくりと開こうとし、それに抵抗
しようとする測定者の２指の力の強弱の度合いを測定す
ることができる。 【効果】この測定値をデジタル表示部で表示することに
より、自分一人で客観的なＯ−リング度を簡単に測定す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、Ｏ−リング度の強弱の度合いを数値としてデジタル表示をして 、測定者が自分一人で客観的に認識できる測定器に関するものである。 従来のＯ−リング度は、測定者の片手の第一指に他の指を対抗させ、その２指 で輪（Ｏ−リング）を作らせ、検者がこの輪を両側から指で開こうとするのに対 し、それに抵抗させ、そのまま維持しようとする指の力の強弱をその検者が判定 した。したがって、測定者とその検者の力の入れ具合が第三者から見ると客観性 に欠けており、測定者とその検者の２人は納得するが、周囲の第三者にはＯ−リ ング度の強弱は、どうも疑わしい現象にしか思えないという傾向があった。また 、測定者は自分一人では測定できず必ず検者が必要であった。 本案は、その欠点を除くために考案されたもので、これを図面について説明すれ ば （イ）測定器を指によるＯ−リングに合う形状に金属またはプラスチック等でつ くる。 （ロ）その測定したＯ−リング度の強弱の度合いをデジタル表示する。 本案は、以上のような構成であるから、第２図のように測定部（１）に測定者 の２指（２）で輪（Ｏ−リング）をつくり、スイッチを入れると測定部がその２ 指をゆっくりと開こうとし、それに抵抗しようとする測定者の２指の力の強弱の 度合いを測定することができる。 この測定値をデジタル表示部（３）で表示することにより、自分一人で客観的な Ｏ−リング度を簡単に測定することができる。また、この数値は、影響物の種類 だけでなく時間や場所、体調等によっても変化するＯ−リング度を、測定者自身 が認識でき、自分以外の誰とでも比較することができるデータとなる。 今後、学術的にも貴重なデータとして、さまざまな研究に多いに利用でき、それ が、一般の人にも還元されやすい内容になるものと期待できる。 なお、実施方法としては （イ）測定部および測定器の材質、形状は、第１図第２図のとおりでなくてもよ く、測定方法も、力だけでなく、電流、脈拍等Ｏ−リング度を測定できる内容で あればよい。 （ロ）デジタル表示部の桁数は、目的とする精度に合わせればよい。

【図面の簡単な説明】 第１図は本案Ｏ−リング度測定器の正面図。 第２図は、その使用状態を示す上面図である。 （１）は測定部 （２）は測定者の２指 （３）はデジタル表示部

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １） （イ）全体を金属またはプラスチック等の材料で
   測定器にふさわしい形状とする。 （ロ）測定したＯ−リング度をデジタルで表示する。 以上のごとく構成されたＯ−リング度測定器。