JP3055946U - 飲料供給装置 - Google Patents
飲料供給装置Info
- Publication number
- JP3055946U JP3055946U JP1998005363U JP536398U JP3055946U JP 3055946 U JP3055946 U JP 3055946U JP 1998005363 U JP1998005363 U JP 1998005363U JP 536398 U JP536398 U JP 536398U JP 3055946 U JP3055946 U JP 3055946U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 飲料用タンク内の飲料を、様々な高さの容器
に簡単かつ確実に供給できるようにした飲料供給装置を
提供する。 【解決手段】 基台2の上面に、飲料Sを充填した飲料
用タンク3を載置し、飲料用タンク3の前面に下向きに
開口11aする蛇口11を取り付けて、蛇口11から出
てきた飲料Sを、蛇口11の下方に載置した容器W1、
W2に供給するようにした飲料供給装置において、基台
2の前面に、常時は基台2内部に収納されるとともに、
蛇口11の開口11aの直下まで引き出すことが可能
な、高さの異なる複数の容器載置用の支持板21、22
を設ける。
に簡単かつ確実に供給できるようにした飲料供給装置を
提供する。 【解決手段】 基台2の上面に、飲料Sを充填した飲料
用タンク3を載置し、飲料用タンク3の前面に下向きに
開口11aする蛇口11を取り付けて、蛇口11から出
てきた飲料Sを、蛇口11の下方に載置した容器W1、
W2に供給するようにした飲料供給装置において、基台
2の前面に、常時は基台2内部に収納されるとともに、
蛇口11の開口11aの直下まで引き出すことが可能
な、高さの異なる複数の容器載置用の支持板21、22
を設ける。
Description
【0001】
本考案は、焼酎、ミネラルウォーター、ジュースその他の飲料を量り売りする のに適した飲料供給装置に関する。
【0002】
例えば、酒屋などにおいて焼酎の量り売りをする場合に、基台の上面に、内部 に焼酎が充填されるとともに、その前面に下向きに開口する蛇口を備える飲料用 タンクを載置し、かつ、基台の前面に、上記蛇口の直下まで延出する水平の支持 板を突設した飲料供給装置を用いることがある。
【0003】 この飲料供給装置によれば、支持板の上面における蛇口の直下に、顧客が持参 した容器を載置した後、蛇口のコックを開くことにより、蛇口から出てきた飲料 を容器に供給して、焼酎を量り売りすることができる。
【0004】
しかし、顧客が持参する容器のサイズは様々であり、容器の背が低い場合には 、支持板に載せた容器の開口部と蛇口との距離が離れすぎるため、蛇口から出て きた飲料が容器の外側にこぼれることがあり、また、容器の高さが支持板と蛇口 の間隔より大きい場合には、容器を支持台に載せることができないため、上記の 飲料供給装置では量り売りができなかった。
【0005】 本考案は、従来の技術が有する上述のような問題点に鑑みてなされたもので、 飲料用タンク内の飲料を、様々な高さの容器に簡単かつ確実に供給できるように した飲料供給装置を提供することを目的としている。
【0006】
本考案によると、上記課題は、次のようにして解決される。 (1) 基台の上面に、飲料を充填した飲料用タンクを載置し、飲料用タンクの 前面に下向きに開口する蛇口を取り付けて、前記蛇口から出てきた飲料を、蛇口 の下方に載置した容器に供給するようにした飲料供給装置において、 前記基台の前面に、常時は基台内部に収納されるとともに、前記蛇口の開口の 直下まで引き出すことが可能な、高さの異なる複数の容器載置用の支持板を設け る。
【0007】 (2) 上記(1)項において、飲料用タンクに、飲料用タンク内部の飲料の残量 を示す目盛りを設ける。
【0008】
以下、本考案の一実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
【0009】 下面にキャスタ(1)が設けられた箱型の基台(2)上には、中空円柱状の飲料用 タンク(3)が載置されている。 飲料用タンク(3)は、上面が開口するとともに、底面が閉塞された低寸の中空 円柱状の受部(4)と、下端部が受部(4)の上部に嵌合固着された中空円柱状の本 体(5)とからなるものである。
【0010】 本体(5)の底部は、側面視で前下方に向かって傾斜する(図の左方を前方とす る。)底板(6)で閉塞されており、本体(5)の上面は、エア抜き(7)付きの蓋( 8)で覆われている。
【0011】 本体(5)の底板(6)の前端部には小径の孔(9)が穿設されており、この孔(9) には、横向きの管(10)が接続され、管(10)の前端部には、下面が開口(11a)する 蛇口(11)の後端開口部が接続され、蛇口(11)は受部(4)の前面に突出しており、 コック(12)をひねることにより、本体(5)内部に充填される飲料(S)を開口(11a )から取り出せるようになっている。
【0012】 本体(5)の前面には、上下方向を向く細長形状の窓孔(13)が穿設されており、 この窓孔(13)には、表面に目盛り(14)が打たれた無色透明のガラス板(15)がはめ 込まれている。
【0013】 基台(2)内部の底面には、電動式のポンプ(P)が設置されており、一端がポン プ(P)に接続された上下方向を向く送液管(16)は、基台(2)の側板に穿設された 通孔(2a)を通って、飲料用タンク(3)の上端まで達しており、送液管(16)の終端 は、蓋(8)に穿設された通孔(17)を通って本体(5)内部において開口している。 前端がポンプ(P)に接続された横向きの送液管(18)の後端部は、基台(2)の背 面を突き抜けて基台(2)の後方において開口している。
【0014】 基台(2)の前面には、上下2個の左右方向を向く長孔(19)(20)が穿設されてお り、それぞれの長孔(19)(20)には、平面視方形の支持板(21)(22)が摺動自在に嵌 挿されており、支持板(21)(22)は基台(2)の前方に突出する使用位置((21)は実 線の位置、(22)は仮想線の位置)と基台(2)内部に完全に収納される退避位置( (21)は仮想線の位置、(22)は実線の位置)との間を前後方向に移動することがで きる。
【0015】 以上、説明した飲料供給装置によれば、次のような要領で顧客に飲料(S)を量 り売りすることができる。
【0016】 送液管(18)の後端開口部を、顧客に提供したい飲料(S)が詰められたタンク(2 3)に差し込んで、ポンプ(P)を作動させると、飲料(S)は、送液管(18)(16)を通 って本体(5)内部に送られる。 ガラス板(15)を通して、飲料(S)が本体(5)に十分に詰められたことを確認し たら、ポンプ(P)を停止する。
【0017】 顧客が、背の低い容器(W1)(図の実線参照)を持参した場合には、上段の支持 板(21)を基台(2)の前面から引出し、容器(W1)の上端開口部が蛇口(11)の開口 (11a)の真下に来るように容器(W1)を支持板(21)に載置すればよい。 このようにすれば、蛇口(11)の開口(11a)と容器(W1)の開口とが近接するの で、この状態でコック(12)を開けば、開口(11a)から出てきた飲料(S)を、こぼ れることなく、容器(W1)に確実に詰めることができる。
【0018】 また、顧客が背の高い容器(W2)(図の仮想線参照)を持参した場合には、下段 の支持板(22)を基台(2)の前面から引出し、容器(W2)の上端開口部が蛇口(11) の開口(11a)の真下に来るように容器(W2)を支持板(22)に載置すれば、上記と 同様に、開口(11a)から出てきた飲料(S)を、こぼれることなく、容器(W2)に 確実に詰めることができる。
【0019】 コック(12)を閉じて、飲料(S)の量り売りを終えたら、店側は、ガラス板(15) の目盛り(14)を読んで、顧客が取り出した飲料(S)分だけ顧客に料金の請求をす ればよい。
【0020】 なお、本実施形態の飲料供給装置に適用できる飲料(S)としては、例えば焼酎 等のアルコール類、ミネラルウォーター、または炭酸の入っていないジュース類 等がある。 また、本実施形態で用いた送液管(16)(18)の代わりとしてゴムホース等を用い てもよい。
【0021】
本考案によると、次のような効果を奏することができる。 (a) 請求項1記載の考案によると、容器の高さに応じて、使用する支持板を 選択することにより、容器の開口部を蛇口に近づけることができるので、飲料を 容器に確実に供給することができ、酒屋等で飲料を量り売りする場合に非常に便 利である。
【0022】 (b) 請求項2記載の考案によると、飲料用タンク内部の飲料の残量を知るこ とができるので、即座に飲料の補充の必要の有無を知ることができ、また、量り 売りする場合には、顧客が取り出した飲料の量を即座に把握できるので、料金を 簡単に計算できる。
【図1】本考案の一実施形態の縦断側面図である。
(1)キャスタ (2)基台 (2a)通孔 (3)飲料用タンク (4)受部 (5)本体 (6)底板 (7)エア抜き (8)蓋 (9)孔 (10)管 (11)蛇口 (11a)開口 (12)コック (13)窓孔 (14)目盛り (15)ガラス板 (16)送液管 (17)通孔 (18)送液管 (19)(20)長孔 (21)(22)支持板 (23)タンク (P)ポンプ (S)飲料 (W1)背の低い容器 (W2)背の高い容器
Claims (2)
- 【請求項1】 基台の上面に、飲料を充填した飲料用タ
ンクを載置し、飲料用タンクの前面に下向きに開口する
蛇口を取り付けて、前記蛇口から出てきた飲料を、蛇口
の下方に載置した容器に供給するようにした飲料供給装
置において、 前記基台の前面に、常時は基台内部に収納されるととも
に、前記蛇口の開口の直下まで引き出すことが可能な、
高さの異なる複数の容器載置用の支持板を設けたことを
特徴とする飲料供給装置。 - 【請求項2】 飲料用タンクに、飲料用タンク内部の飲
料の残量を示す目盛りを設けたことを特徴とする請求項
1記載の飲料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005363U JP3055946U (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 飲料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005363U JP3055946U (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 飲料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3055946U true JP3055946U (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=43189940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998005363U Expired - Lifetime JP3055946U (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 飲料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055946U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013187128A1 (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | 株式会社コスモライフ | ウォーターサーバー |
-
1998
- 1998-07-17 JP JP1998005363U patent/JP3055946U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013187128A1 (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | 株式会社コスモライフ | ウォーターサーバー |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |