JP3055773U - 食品収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体と蓋が一体となった食品用パックの蓋を
活用して、調味料等の溜め部分を設ける。 【解決手段】 蓋の補強用溝の一部を深くしたり、本体
と蓋の咬合部を斜めにする事により、醤油等の調味料を
溜める事が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

従来、調理済食品を収納する、いわゆる本体と蓋が一体となった通称パック（ 以後食品用パックと称する）と呼ばれる食品収納容器のうち蓋の部分が浅いもの は、蓋を開けて鮨等を食する場合醤油等の調味料を溜めて置く場所がなく、他の 器を用いるか、あるいは、直接食品にかけて食するという、甚だ不都合なもので あった。

【０００２】 本考案の目的は本体と蓋が一体となっている、食品用パックの蓋部分を活用し て、調味料、あるいは、惣菜を溜めておくことの出来る食品用パックを提供する ことにある。

【０００３】

【課題を解決する為の手段】

図１は、本考案における食品用パックの実施の形態の第１例を示す蓋を開けた 状態の斜視図である。蓋に設けられている補強用の溝３ａの一部を４ａのように 深くする事により、調味料等を溜める部分５ａを確保する事が出来る。図２は図 １に示す第１例の平面図であり、図３は、その縦断面図である。

【０００４】 図４は本考案における食品用パックの、実施の形態の第２例を示す蓋を開けた 状態の斜視図である。食品用パックの本体と蓋の咬合部を斜めに傾斜させる事に より調味料を溜める部分５ｂを確保する事が出来る。図５は、図４に示す食品用 パックの蓋を閉じた状態の側面図である。図６は、図４に示す第２例の平面図で あり、図７はその縦断面図である。

【０００５】 図８は本考案における食品用パックの実施の形態の第３例を示す蓋を開けた状 態の斜視図である。第２例の本体と蓋の咬合部を傾斜させたものに、更に溝４ｃ を設ける事により、数種類の調味料等を別々に溜めておくことが出来る。図９は 図８に示す食品パックの蓋をした状態の側面図である。図１０は、図８に示す第 ３例の平面図であり、図１１は、その縦断面図である。

【考案の効果】

食品用パックの、蓋の補強用溝の一部を深くしたり、本体と蓋の咬合部を傾斜 させておく事により醤油．ソース等を溜めておく事が出来るので食べ物にそのつ ど適切な量の調味料をつけて食する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る食品用パックの、実施の形態の第
１例を示す斜視図である。

【図２】図１に示す食品用パックの平面図である。

【図３】図１及び図２に示す食品用パックの縦断面図で
ある。

【図４】本考案に係る食品用パックの、実施の形態の第
２例を示す斜視図である。

【図５】図４に示す食品用パックの蓋を閉じた状態の、
側面図である。

【図６】図４に示す食品用パックの平面図である。

【図７】図４及び図６に示す食品用パックの縦断面図で
ある。

【図８】本考案に係る食品用パックの、実施の形態の第
３例を示す斜視図である。

【図９】図８に示す食品用パックの蓋をした状態の側面
図である。

【図１０】図８に示す食品用パックの平面図である。

【図１１】図８及び図１０に示す食品用パックの縦断面
図である。

【符号の説明】

１ａ，１ｂ，１ｃ 食品用パック本体部分 ２ａ，２ｂ，２ｃ 食用品パック蓋部分 ３ 補強用溝 ４ａ，４ｃ 調味料を溜めるために設けた溝 ５ａ，５ｂ，５ｃ 調味料の溜め部分 ６ 接地面 ７ 食品用パックの本体と蓋の咬合部が傾斜している
事を示す。

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体と蓋が一体となっている食品収納容
   器の蓋に設けられている補強用の溝の一部を深くした食
   品収納容器。
2. 【請求項２】 本体と蓋が一体となっている食品収納容
   器の蓋の一部に深い溝によって囲まれた部分を設けた食
   品収納容器。
3. 【請求項３】 本体と蓋が一体となっている食品収納容
   器の本体と蓋の咬合部を傾斜させた食品収納容器。