JP3055690B2 - 日本語同格名詞句翻訳方式 - Google Patents

日本語同格名詞句翻訳方式

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、日本語自動翻訳システムに係り、詳しく
は、入力された日本語同格名詞句を目的言語同格名詞句
に翻訳する方式に関する。
〔従来技術〕
従来の機械翻訳システムは、“部分名詞句+読
点(、)+固有名詞”のように並列構造に見えるような
日本語名詞句において、読点より前方にある部分名詞句
(これを「同格修飾名詞句」と呼ぶ)が、読点より後方
にある固有名詞(これを「同格被修飾固有名詞」と呼
ぶ)を説明あるいは修飾する同格表現についても、単な
る並列構造として扱っている。すなわち、単なる並列構
造としてしか認識できないものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
そのため、たとえば、目的言語として英語を想定した
場合、“部分名詞句の英訳+カンマ(,)または等位接
続詞(and)+固有名詞の英訳”という形式で翻訳して
おり、日本語の同格表現の意味を目的言語に正しく反映
していないという問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は、日本語同格名詞句を目的言語同格
名詞句に正しく翻訳するための日本語同格名詞句翻訳方
式を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明の日本語同格名詞
句翻訳方式は、翻訳対象となる日本語同格名詞句を構成
する各単語を見出しとする単語情報が登録されている日
本語解析用辞書及び日本語目的言語変換用辞書と、第1
記憶手段と、第2記憶手段と、入力された日本語同格名
詞句を日本語解析用辞書を用いて単語毎に分割し、それ
を文節毎にまとめ上げ、その結果を前記第1記憶手段に
格納する第1処理手段と、前記第1記憶手段に格納され
ている文節を構成する各単語の統語的情報に基づき、単
語毎に分割して入力された日本語同格名詞句の文節間の
係り受け関係を決定し、ある文節の係り先文節とその係
り受け属性を、前記第1記憶手段に格納する第2処理手
段と、前記第1記憶手段に格納された日本語名詞句を構
成する各文節について、その文節の自立部が1単語の名
詞あるいは名詞複合語のときに、その文節の名詞機能種
別を決定して前記第1記憶手段に格納するとともに、入
力された日本語同格名詞句の統語的同格条件を判定し、
統語手に同格であるときは、次いで意味同格条件を判定
し、意味的にも同格であるときは、日本語同格名詞句構
造を生成して前記日本語同格名詞句構造を第2記憶手段
に格納し、あるいは入力された日本語名詞句が同格表現
として構造化できないときには、同格表現ではない名詞
句として構造化して前記第2記憶手段に格納する第3処
理手段と、前記第2記憶手段に格納された日本語同格名
詞句構造及び日本語目的言語変換用辞書を用いて目的言
語同格名詞句を得る第4処理手段とを有することを特徴
とする。
〔作用〕
前述の手段によれば、まず、単語構造解析において、
日本語解析用辞書を用いて日本語同格名詞句を単語毎に
分割し、各単語に解析用辞書情報を付与すると共に、そ
れを文節毎にまとめ上げる。
次に、係り受け解析において、日本語同格名詞句の文
節間の係り受け関係を決定する。
次に、名詞句解析及び同格構造解析において、日本語
同格名詞句の統語的同格条件を決定し、統語的に同格で
あるときは、次いで意味的同格条件を判定し、統語的に
も意味的にも同格であるときは、日本語名詞句同格構造
を作成する。
最初に、名詞句変換において、日本語目的言語変換用
辞書を用いて日本語同格名詞句構造の同格修飾名詞句及
び同格被修飾固有名詞の目的言語翻訳を得て、目的言語
の同格名詞句を構成する。
このようにすることにより、日本語同格名詞句をその
統語的な特徴と意味的な特徴を考慮することによって、
日本語の同格表現を単なる並列表現ではなく正しく同格
表現であると認識して翻訳することができる。
つまり、日本語名詞句に対して、本発明では同格修飾
名詞句と同格被修飾固有名詞が読点を介して並列的な構
造を作っているという統語的な条件と、同格修飾の主た
る名詞の意味カテゴリの間にある種の包含関係が成立す
るという意味的な条件を勘案することにより、日本語同
格名詞句を目的言語同格名詞句に正しく翻訳するための
日本語同格名詞句翻訳方式を提供することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。
第1図は、本発明の日本語同格名詞句翻訳方式の一実
施例の概略構成を示すブロック図である。
第1図において、9は本発明の主要部の日本語同格名
詞句翻訳装置(以下、本装置という)であって、単語構
造解析装置(本発明の第1処理手段)2,文節・単語構造
バッファ(本発明の第1記憶手段)3,係り受け解析装置
(本発明の第2処理手段)4,名詞句解析装置(本発明の
第3処理手段)5,名詞句構造バッファ(本発明の第2記
憶手段)7,名詞句変換装置(本発明の第4処理手段)8
で構成されている。
前記名詞句解析装置5は、更に同格解析装置6を有し
ている。1は本装置9の入力となる日本語名詞句、10は
本装置9の出力となる目的言語名詞句である。11は日本
語解析用辞書、12は日本語目的言語変換用辞書である。
日本語同格名詞句翻訳装置9への入力である日本語名
詞句1は、翻訳対象である日本語分に含まれる名詞句で
あり、第2図に示すように文節〈1〉から文節〈n〉で
構成される。また、各文節〈i〉は、単語〈i1〉から単
語〈im〉で構成される。
ここで、i=1,...,nである。単語〈i3〉は、“一般
名詞”、“固有名詞”、“接頭辞”、“接尾辞”、“格
助詞”、“文節末記号”などである。ここで、j=
1,...,mである。なお、ここでは、翻訳対象日本語文中
から日本語名詞句を切り出す手法についてはとくに限定
しない。
単語構造解析装置2は、ベタ書きされた日本語名詞句
1を日本語解析用辞書11を使うことによって、単語に分
割し、次いで、単語の集まりであって、係り受け解析の
単位となる文節にまとめる。このとき、各々の単語にこ
れ以降の解析/変換で必要となる情報を日本語解析用辞
書11から取り出して付与する。そして、以上の結果を文
節・単語構造バッファ3で格納する。ここでは、単語構
造解析装置2の実現方法については、とくに限定しな
い。
第3図は、文節・単語構造バッファ3の一例を示した
ものである。
次に、係り受け解析装置4では、文節・構造バッファ
3内の文節を構成する各単語の統語的情報を使って、文
節間の係り受け関係を決定し、ある文節の係り先文節番
号とその係り受け属性を、文節・単語構造バッファ3の
該当する箇所に格納する。
ここで定義する単語の統語的情報とは、単語の品詞情
報、及び単語の文節内での出現順の情報のことであり、
名詞の意味カテゴリのような意味的情報は含まない。ま
た、ここでは、係り受け解析装置4の実現方法について
はとくに限定しないが、たとえば、「日本語文節間係り
受け解析方式(特願昭62−52195号,特開昭63−219069
号公報)」に依ってもよい。
名詞句解析装置5は、文節・単語構造ハッファ3の各
文節への名詞機能種別の付与、同格解析装置6の呼び出
し、同格表現でない名詞句の構造化の、三つの処理を行
う。この名詞句解析装置5の全体的処理フローを第4図
に示す。
名詞句解析装置5では、第4図に示すように、まず、
日本語名詞句を構成する各文節について、その文節の自
立部が、1単語の名詞、あるいは、名詞複合語のとき
に、その文節の名詞機能種別を決定する(401)。ここ
で、名詞機能種別とは、自立部が名詞(複合語)である
文節が名詞句の中でどのような機能を果たすのかを表わ
すものであり、“一般名詞”、“組織名固有名詞”、
“人名固有名詞”、“製品名固有名詞”、“時詞”、
“数詞”などである。これは、当該文節の構成単語の品
詞,意味カテゴリの情報を使って決定する。そして、こ
こで決定した名詞機能種別を文節・単語構造バッファ3
の当該箇所に格納する。
名詞句解析装置5は、次に同格解析装置6を起動す
る。
同格解析装置6は、文節・単語構造バッファ3内の日
本語名詞句が、係り受け解析結果の統語的な構造として
も、本装置9の検定結果の意味的な構造としても同格表
現であるか否かを検定する。同格構造でないと判定した
ときは、同格解析装置6はその処理を終了し、名詞句解
析装置5に戻る。統語的にも意味的にも同格であると判
定したときは、文節・単語構造バッファ3の名詞句を同
格表現として構造化する(402)。
次に、入力された日本語名詞句は、同格表現として構
造化されたか否かをチェックして(403)、同格表現と
して構造化されていれば(YES)、処理を終了し、名詞
句解析装置5に戻り、同格表現として構造化されていな
ければ(NO)、同格表現でない日本語名詞句を構造化
し、名詞句構造バッファ7に格納し(404)、処理を終
了し、名詞句解析装置5に戻る。
前記同格解析装置6の全体的処理フローを第5図に示
す。
第1段階(501)では、入力された日本語名詞句1が
統語的に同格であるか否かを判定する。ここで、統語的
に同格であるとは日本語名詞句1が2以上の文節から構
成されており(このとき、文節の総数を‘n'とする)、
かつ、文節〈n−1〉と文節〈n〉の間に“並列”の係
り受け関係が成立し、かつ、文節〈n−1〉の付属語が
読点(、)であり、かつ、nが3以上のときは、文節
〈1〉から文節〈n−2〉の如何なる文節とも文節
〈n〉の間に係り受け関係が成立せず、かつ、文節
〈1〉から文節〈n−2〉の文節が文節〈n−1〉に係
る係り受け属性が“並列”以外であるときである。
上記の条件により、統語的に同格となる日本語名詞句
の例を第6図に示し、統語的に同格とならない例を第7
図に示す。
以下の説明において、“|"は単語境界、“‖”は文節
境界である。
前記第1段階(501)の判定で日本語名詞句1が統語
的に同格である(YES)と判定されたときは、第2段階
(502)へ進み、統語的に同格でないと判定されたとき
は、第4図のステップ403に戻る。
第2段階(502)では、第1段階(501)で統語的に同
格であると判定された日本語名詞句が意味的に同格であ
るか否かを判定する。
ここで、意味的に同格であるときは、文節〈n−1〉
の名詞機能種別が“一般名詞”であり、かつ、文節
〈n〉が固有名詞であり、かつ、第8図に示す文節
〈n〉と文節〈n−1〉の意味的包含関係の条件1,2,3
の何れかを満たすときである。
第8図における主名詞とは、その文節全体の意味を代
表する名詞である。また、第8図において、ある意味カ
テゴリαが別の意味カテゴリβに包含されるとは、意味
カテゴリ体系の構成例を示した第9図の木構造におい
て、βを根とする木構造の部分にαが含まれるときを言
う。
上記の条件により、意味的に同格となる日本語名詞句
の例を第10図に示し、意味的に同格とならない例を第11
図に示す。
日本語名詞句1が意味的に同格である(YES)と判定
されたときは、第3段階(503)へ進み、意味的に同格
でない(NO)と判定されたときは、第4図のステップ40
3に戻る。
第3段階(503)では、前記第1,第2段階で統語的に
も意味的にも同格であると判定された日本語名詞句1を
同格表現として構造化し、名詞句構造バッファ7に格納
する。ここでは、構造化の手法についてはとくに限定し
ないが、名詞句変換装置8において、名詞句構造バッフ
ァ7に格納されている当該名詞句が同格表現であると判
定でき、同格修飾名詞句と同格被修飾固有名詞が認定で
きればよい。なお、このときに、同格表現を構成する要
素として名詞複合語が存在するときは、複合語の構造化
処理も同時に行う。ここでは、この手法についてはとく
に限定しないが、たとえば、同発明者による「日本語自
動翻訳システムにおける日本語名詞複合語翻訳方式(特
願平1−27247号,特開平2−206869号公報)」に依っ
てもよい。
第4図のステップ403に戻って、名詞句解析装置5
は、文節・単語構造バッファ3内の日本語名詞句が、同
格解析装置6において、同格表現として構造されなかっ
たときは、同格表現ではない名詞句として構造化し、名
詞句構造バッファ7に格納する。なお、ここでは、同格
表現でない名詞句の構造化手法についてはとくに限定し
ないが、たとえば、同発明者による「自然言語名詞句解
析方式(特願昭62−43123号,特開昭63−211066号公
報)」に依ってもよい。
ここまでの処理により、文節・単語構造バッファ3内
の日本語名詞句は、同格表現であるか否かにかかわらず
日本語名詞句として構造化され、その構造は名詞句構造
バッファ7に格納されている。
名詞句変換装置8では、名詞句構造バッファ7内の日
本語名詞句を日本語目的言語変換用辞書12を使って変換
する。このとき、同格表現については、目的言語の名詞
句同格表現に合致するような形に変換する。たとえば、
目的言語として英語を採った場合は、日本語名詞句の同
格修飾名詞句、同格被修飾固有名詞の各々を変換し、そ
れらを“同格被修飾固有名詞の英訳”、“,"、“同格修
飾名詞句の英訳”、“,"の順に並べる。なお、ここで
は、同格表現でない名詞句の変換、同格修飾名詞句であ
る名詞複合語の変換の手法についてはとくに限定しな
い。このようにして、名詞句変換装置8は目的言語名詞
句10を出力する。
第12図は、日本語解析用辞書11のレコード構成図であ
る。13は日本語解析用辞書のレコードである。14は単語
表記であり、この単語表記14は日本解析用辞書を検索す
るときのキーである。15は単語表記14の単語の品詞であ
る。16は単語表記14の単語の意味カテゴリである。17は
単語表記14の単語自体の解析用情報である。
第13図は、日本語目的言語変換用辞書12のレコード構
成図である。18は日本語目的言語変換用辞書のレコード
である。19は日本語単語の単語表記であり、この単語表
記19は日本語目的言語変換用辞書12を検索するときのキ
ーである。20は単語表記19の目的言語における訳語であ
る。21は単語表記19の単語と訳語20の変換用情報であ
る。
以下に、日本語名詞句1の例として、「ソフト|会社
|、‖NTTソフトウェア」が入力され、目的言語に英語
を採った場合の動作例を示す。
この日本語名詞句は、統語的にも意味的にも同格であ
ると認定される例である。
まず、この日本語名詞句に対して、単語構造解析装置
2が作用し、その結果を文節・単語構造バッファ3に格
納する。
次に、その結果に対して、係り受け解析装置4が作用
し、その結果を文節・単語構造バッファ3に格納する。
この時点での文節・単語構造バッファ3の内容を第14図
に示す。
名詞句解析装置5の最初の段階で名詞機能種別の決定
を行い、その結果を文節・単語構造バッファ3に反映す
る。このときの文節・単語構造バッファ3の内容を第15
図に示す。
次に、同格解析装置6が起動され、前述したように
(第5図に示したように)、第1段階として、統語的に
同格であるか否か判定する。第6図に示すように、この
例は統語的に同格である。同格解析装置6は、第2段階
として、意味的に同格であるかを判定する。第10図に示
すように、この例は意味的にも同格である。この例は、
上記のごとく、統語的にも意味的にも同格であるので、
第3段階として、同格表現として構造化し、名詞句構造
バッファ7に格納する。その内容を第16図に示す。
名詞句解析装置5は、入力された名詞句が同格表現と
して既に構造化されて、名詞句構造バッファ7に格納さ
れているので、その処理を終了する。
名詞句変換装置8は同格表現であるこの構造と日本語
目的言語変換用辞書12の情報を使い、目的言語名詞句10
として、“NTT Software Corporation,a software comp
any,"を出力する。ただし、目的言語名詞句10の2つめ
のカンマは、この名詞句が1つの文の中の文末以外に出
現したときのみ付与され、名詞句単独が翻訳するとき、
あるいは、文末に出現するときは、付与されない。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変換可能である
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、日本語自動
翻訳システムにおいて、入力された日本語同格名詞句を
目的言語同格名詞句に翻訳する場合、その統語的な特徴
と意味的な特徴を考慮することによって、日本語の同格
表現を単なる並列表現ではなく正しく同格表現であると
認識して翻訳することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の日本語同格名詞句翻訳方式の一実施
例の概略構成を示すブロック図、 第2図は、日本語名詞句を構成する文節、単語の一般的
構成を示す図、 第3図は、文節・単語構造バッファの構成図、 第4図は、名詞句解析装置の処理の流れを示す図、 第5図は、同格解析装置の処理の流れを示す図、 第6図は、統語的に同格となる日本語名詞句の例を示す
図、 第7図は、統語的に同格とならない日本語名詞句の例を
示す図、 第8図は、文節〈n〉と文節〈n−1〉の意味的包含関
係の条件を示す図、 第9図は、意味カテゴリ体系の一例を示す図、 第10図は、意味的に同格となる日本語名詞句の例を示す
図、 第11図は、意味的に同格とならない日本語名詞句の例を
示す図、 第12図は、日本語解析用辞書のレコード構成図、第13図
は、日本語目的言語変換用辞書のレコード構成図、 第14図乃至第16図は、日本語名詞句として「ソフト会
社、NTTソフトウェア」が入力された場合の動作例を示
す図である。 図中、1……日本語名詞句、2……単語構造解析装置、
3……文節・単語構造バッファ、4……係り受け解析装
置、5……名詞句解析装置、6……同格解析装置、7…
…名詞句構造バッファ、8……名詞句変換装置、9……
日本語同格名詞句翻訳装置、10……目的言語名詞句、11
……日本語解析用辞書、12……日本語目的言語変換用辞
書。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】日本語自動翻訳システムにおける入力され
    た日本語同格名詞句を目的言語同格名詞句に翻訳する日
    本語同格名詞句翻訳方式であって、 翻訳対象となる日本語同格名詞句を構成する各単語を見
    出しとする単語情報が登録されている日本語解析用辞書
    及び日本語目的言語変換用辞書と、 第1記憶手段と、 第2記憶手段と、 入力された日本語同格名詞句を日本語解析用辞書を用い
    て単語毎に分割し、それを文節毎にまとめ上げ、その結
    果を前記第1記憶手段に格納する第1処理手段と、 前記第1記憶手段に格納されている文節を構成する各単
    語の統語的情報を基づき、単語毎に分割して入力された
    日本語同格名詞句の文節間の係り受け関係を決定し、あ
    る文節の係り先文節とその係り受け属性を、前記第1記
    憶手段に格納する第2処理手段と、 前記第1記憶手段に格納された日本語名詞句を構成する
    各文節について、その文節の自立部が1単語の名詞ある
    いは名詞複合語のときに、その文節の名詞機能種別を決
    定して前記第1記憶手段に格納するとともに、入力され
    た日本語同格名詞句の統語的同格条件を判定し、統語的
    に同格であるときは、次いで意味的同格条件を判定し、
    意味的にも同格であるときは、日本語同格名詞句構造を
    生成して前記日本語同格名詞句構造を第2記憶手段に格
    納し、あるいは入力された日本語名詞句が同格表現とし
    て構造化できないときには、同格表現ではない名詞句と
    して構造化して前記第2記憶手段に格納する第3処理手
    段と、 前記第2記憶手段に格納された日本語同格名詞句構造及
    び日本語目的言語変換用辞書を用いて目的言語同格名詞
    句を得る第4処理手段とを有することを特徴とする日本
    語同格名詞句翻訳方式。
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