JP3055151U - カテーテル出口部の感染予防と感染治療用の球状キャップ - Google Patents

カテーテル出口部の感染予防と感染治療用の球状キャップ

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JP3055151U
JP3055151U JP1998002074U JP207498U JP3055151U JP 3055151 U JP3055151 U JP 3055151U JP 1998002074 U JP1998002074 U JP 1998002074U JP 207498 U JP207498 U JP 207498U JP 3055151 U JP3055151 U JP 3055151U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】カテーテルの生体への挿入部に、一定量の液状
消毒剤が常に接触している状態を作り出すことのできる
ようにする。 【解決手段】 カテーテルの生体への挿入部に、一定量
の液状消毒剤が常に接触している状態を作り出すことの
できるように、綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤さ
せたもの6をカテーテルの生体への挿入部に接触させ
る。カテーテルと生体組織間隙に液状消毒剤が浸透しや
すい状況とするために、キャップ4自体を球状または球
を少しつぶした形状とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、医療を行う目的にて生体内に経皮的または外尿道口などからカテー テル等の医療器具を挿入し、一定の期間留置した際に、挿入部より感染が起こり 、その感染がカフーテル等の医療器具と生体の間隙に波及し、次第に生体深部に 感染が広がり、やがて皮下膿瘍や腹膜炎、敗血症をきたすという一連の悪循環を 断ち切ることを目的として、カフーテル等の生体への挿入部に、ある一定量の液 状消毒剤が常に接触している状態を作り出すことのできる医療用器具で、ある一 定量の液状消毒剤が常に接触している状態を作り出すことのできるように、しか も、液状消毒剤が下着に吸収され急激に薬液量が減少したりしないように、さら に生体への挿入部付近のカテーテル等へ簡単に着脱が可能でしかもカテーテルに も皮膚にも固定しやすく、かつ皮膚や外尿道口に当たって痛みの原因になったり 皮膚損傷の原因になったりしないように、球状または球を少しつぶした形状の柔 軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カテーテル挿入部感染は挿入期間が長引くにつれ、その発生頻度は高まり、ト ンネル感染と言われるカテーテルと生体組織の間隙の炎症へ波及し、やがて敗血 症や腹膜炎を起こす。血管内留置カテーテルの場合なら数週間で高熱を伴う敗血 症をきたす可能性が高まり、尿道留置カテーテルの場合数週から数ヵ月で膀胱炎 と尿道炎を起こす確立が高く、腹膜灌流のためのカテーテルの場合、数カ月から 数年以内にトンネル感染を起こすことが多い。予防法としては、一日1ないし2 回消毒液でカテーテル挿入部を消毒の後滅菌ガーゼや滅菌絆創膏を交換すること が一般的に行われているが、消毒液は乾燥した後は消毒効果がないため、免疫力 の弱っている患者の場合予防効果は低い。治療法としては、抗生物質や抗菌剤の 全身投与が一般的であるが、抗生物質や抗菌剤は数週間にわたり投与することは 菌交代現象や耐性菌の産生の問題があり事実上不可能である。このため、トンネ ル感染を起こした段階でカテーテルを抜去しあらたにカテーテルを別の部位から 挿入しなおすことも頻繁に行われているが、患者の肉体的、精神的負担がおおき くそれすらも不可能な場合も多い。その結果、カテーテル留置部感染症はMRS A(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)をはじめとする院内感染源として、大きな 問題になっている。カテーテル等の生体への挿入部に、ある一定量の液状消毒剤 が常に接触している状態を作り出すことのできるように、綿球やスポンジ等に液 状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように中央にカテーテルのための穴が 開いた円柱状のキャップでは、キャップ端が皮膚に当たり痛みの原因になったり 皮膚損傷の原因になったりし、さらにキャップ端と下着が接触しやすく、その結 果、液状消毒剤が下着に吸収されてしまったり下着がよごれたりしやすかった。 しかも、綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものが皮膚に接触している 広範な領域の皮膚が薬剤による皮膚炎を起こすこともあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
カテーテル等の生体への挿入部に、つねに液状消毒剤が常に接触している状態 を作り出すことのできるように、しかも、液状消毒剤と皮膚との接触面積はなる べく小さくしながらカテーテルと生体組織間隙に液状消毒剤が浸透していきやす い状況をつくりだし、さらに液状消毒剤が下着に吸収され急激に薬液量が減少し たりしないように、またキャップ端が皮膚に当たり痛みの原因になったり皮膚損 傷の原因になったりせずに、生体への挿入部付近のカテーテル等へ簡単に着脱が 可能で、カテーテルにも皮膚にも固定しやすい器具を作製すること。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を解決するために、カテーテル等の生体への挿入部に、常に液状消 毒剤が常に接触している状態を作り出すことのできるように、綿球やスポンジ等 に液状消毒剤を浸潤させたものをカテーテル等の生体への挿入部に接触させる。
【0005】 しかも、綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものをカテーテル等の生 体への挿入部に接触させる面積はなるべく小さくして、球やスポンジ等に液状消 毒剤を浸潤させたものを包むキャップは、球状または球を少しつぶした形状の柔 軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたものにする。
【0006】 キャップを球状または球を少しつぶした形状にすることは、キャップの端が皮 膚や外尿道口にあたって痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりせず に、またキャップの端と下着とが容易に触れ合い液状消毒剤が下着に吸収され急 激に薬液量が減少したり、下着が汚れたりしないようすることに役立つ。またキ ャップ柔軟性と復元性を兼ね備えた材質とすることにより、カテーテル等へ簡単 に着脱が可能で、カテーテルにも皮膚にも固定しやすくなる。
【0007】
【考案の実施の形態】
綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように中央に カテーテルのためのカテーテルと同一程度の直径の穴が側いた、さらにカバーの 端が皮膚や外尿道口にあたって痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったり しないようにカバー自体を球状または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を 兼ね備えた材質を用いたキャップ(図1、図2)は、カテーテルのための穴にカ テーテルを通せる場合に用い、キャップ内には適切な液状消毒剤を浸潤させた綿 球やスポンジ等を充填させた後に、カテーテルをやや引き気味にしながらカテー テル上をずらすようにしてキャップと皮膚を接触させたり、あるいは絆創膏など で、キャップと皮膚を固定したりして使用する。
【0008】 綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように中央に カテーテルのための穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたって 痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりしないようにカバー自体を球状 または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャッ プに外側より中央の穴まで切れ目を入れたキャップ(図3)は、カテーテルのた めの穴にカテーテルを通せない場合に、カテーテルに直接切れ目を挟むようにし ながら中央の穴までカテーテルを押し込むようにして誘導し、キャップ内には適 切な液状消毒剤を浸潤させた綿球やスポンジ等を充填させた後に、カテーテルを やや引き気味にしながらカテーテル上をずらすようにしてキャップと皮膚を接触 させたり、あるいは絆創膏などで、キャッブと皮膚を固定したりして使用する。
【0009】 綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように中央に カテーテルのための穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたって 痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりしないようにカバー自体を球状 または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャッ プ等をカバーすることのできるやや大きめの球状または球を少しつぶした形状の 柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ(図4、図5)、またはこの キャップに切れ目を入れたキャップ(図6)は、綿球やスポンジ等に液状消毒剤 を浸潤させたものがカバーされるように中央にカテーテルのためのカテーテルと 同一程度の直径の穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたって痛 みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりしないようにカバー自体を球状ま たは球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ の周囲から液状消毒剤が下着などに漏れやすい場合に、漏れと下着汚染の厳重な 予防の為に用いる。
【0009】 綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものが、中央にカテーテルのため の穴が開いた球状または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材 質を用いたキャップにあらかじめ組み込まれたキャップ(図7)、またはこのキ ャッブにカバーキャップ(図4、図5、図6)を一体化させたキャップ(図8) は、キャップ内に液状消毒剤を浸潤させた)綿球やスポンジ等を充填する手間を 省く目的でもちいる。あらかじめ大量に作製しておくことにより、使用後は使い 捨ても可能となる。
【0010】 綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように中央に カテーテルのための穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたって 痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりしないようにカバー自体を球状 または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャッ プと、それをカバーするやや大きめの球状または球を少しつぶした形状の柔軟性 と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップが一体化したキャップ(図9、図1 0)は、キャップの周囲から液状消毒剤が下着などに漏れやすい場合に、漏れと 下着汚染の厳重な予防の目的の為に用いる。
【0011】 綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものが、中央にカテーテルのため の穴が開いた球状または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材 質を用いたキャップにあらかじめ組み込まれたキャップと、それをカバーするや や大きめの円柱状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップが一体化 したキャップ(図8)は、キャップ内に液状消毒剤を浸潤させた)綿球やスポン ジ等を充填する手間を省く目的で、しかもキャップの周囲から液状消毒剤が下着 などに漏れやすい場合に、漏れと下着汚染の厳重な予防の為に用いる。
【0012】 綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように中央に カテーテルのための穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたって 痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりせずに、しかも皮膚とカバーの 接触面が下着等と接触しずらくようにカバー自体を球状または球を少しつぶした 形状で、柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップを、あらかじめ一端 を残し2つに縦断し、2つをカテーテルを挟むようにして合わせた時に、もう一 端が接合され、また必要に応じ取り外すことが可能なロック付キャップ(図11 )は、カテーテルへの着脱を容易に行うために用いる。
【実施例】
血管内留置カテーテルの皮膚刺入部に本考案のキャップを装着し、トンネル感 染の予防ならびに治療に効果があり、皮膚の痛みや皮膚損傷は起こらなかった。
【0013】 尿道留置カテーテルが挿入されている外尿道口に本考案のキャップを装着し、 尿道炎の予防ならびに治療と、膀胱炎の予防に効果があり、外尿道口部の痛みや 皮膚損傷は起こらなかった。
【0014】 腹膜灌流のためのカテーテルの皮膚刺入部に本考案のキャップを装着し、トン ネル感染の予防ならびに治療に効果がり、皮膚の痛みや皮膚損傷は起こらなかっ た。
【0015】
【考案の効果】
治療方法としては、膿の排出量に応じて一日に2から4回、キャップ内の液状 消毒剤を浸潤させた綿球またはスポンジを交換しながら持続的に使用することに より、最大の効果が得られた。
【0016】 また、一日30分から1時間装着するだけでも、軽症のトンネル感染の治療は 可能であった。
【0017】 また、一日30分から1時間装着するだけでも、トンネル感染の予防に有効で あった。
【0018】 本考案によれば、カテーテル出口部とそれに連続した皮下組織とカテーテルと の間隙にイソジン液が充填されるために、腹壁皮膚領域から皮下のカテーテル周 囲に細菌が侵入する経路は遮断可能となる。
【0019】 そして自然治癒力と場合により追加される抗生物質等の細菌抑制効果が、細菌 の感染力に打ち勝つことが可能となる。
【0020】 さらに本考案には、トンネル感染やそれに伴う皮下膿瘍のドレナージ効果があ る。すなわち、キャップ内の「液状消毒剤」と皮下膿瘍の「膿」という2種類の 液体は、カテーテル周囲のトンネル部という交通経路を介し「拡散」の原理に従 って混じり合い、次第にその濃度を均一化する。さらに、皮下膿瘍の感染巣に侵 潤した液状消毒剤がそこでそこで強力な殺菌作用を発揮する。
【0021】 腹膜灌流のためのカテーテルや、血管内留置カテーテルの一部には、皮下組織 との癒着を目的としたフェルト状構造物が付着しているが、この部位が感染巣と なった場合、手術的に摘出した後に発熱や体調の落ち込みを多くの患者でみとめ たが、本考案のキャップによりあらかじめ一定期間皮下膿瘍の治療を施行した後 に手術をしたすべての症例で発熱や体調の落ち込みは認めなかった。
【0021】 しかもキャップ自体を球状または球を少しつぶした形状にすることにより、液 状消毒剤と皮膚との接触面積はなるべく小さくしながらカテーテルと生体組織間 隙に液状消毒剤が浸透していきやすい状況を作りだすことが可能となり、薬剤に よる皮膚への影響も最小限に抑えられた。さらに皮膚に対して突出しているキャ ップ表面と皮膚間にできる円型の接合線に表面張力により存在する液状消毒剤に は、キャップの最外側から下着内側に食い込んでくることがないために、液状消 毒剤が下着に吸収され急激に薬液量が減少したりすることはなかった。またキャ ップ端が皮膚に当たり痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったする心配も なくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】カテーテル等の生体への挿入部に、ある一定量
の液状消毒剤が常に接触している状態を作り出すことの
できるように、しかも、液状消毒剤が下着に吸収され急
激に薬液量が減少したりしないように、さらに生体への
挿入部付近のカテーテル等へ簡単に着脱が可能でしかも
カテーテルにも皮膚にも固定しやすい、綿球やスポンジ
等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように
中央に穴が開いた球状または球を少しつぶした形状の柔
軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップの縦断
面図である。
【図2】カテーテル等の生体への挿入部に、ある一定量
の液状消毒剤が常に接触している状態を作り出すことの
できるように、しかも、液状消毒剤が下着に吸収され急
激に薬液量が減少したりしないように、さらに生体への
挿入部付近のカテーテル等へ簡単に着脱が可能でしかも
カテーテルにも皮膚にも固定しやすい、綿球やスポンジ
等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように
中央に穴が開いた球状または球を少しつぶした形状の柔
軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップの正面
図である。
【図3】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたも
のがカバーされるように中央に穴が開いたカフーテル等
の生体への挿入部に、ある一定量の液状消毒剤が常に接
触している状態を作り出すことのできるように、しか
も、液状消毒剤が下着に吸収され急激に薬液量が減少し
たりしないように、さらに生体への挿入部付近のカフー
テル等へ簡単に着脱が可能なように球状または球を少し
つぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用い
たキャップキャップに外側より中央の穴まで切れ目を入
れたキャップの正面図である。
【図4】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたも
のがカバーされるように中央に穴が開いたドーム状また
は円柱状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキ
ャップ等をカバーすることのできるやや大きめの球状ま
たは球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備え
た材質を用いたキャップの縦断面図である。
【図5】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたも
のがカバーされるように中央に穴が開いたドーム状また
は円柱状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキ
ャップ等をカバーすることのできるやや大きめの球状ま
たは球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備え
た材質を用いたキャップの底面図である。
【図6】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたも
のがカバーされるように中央に穴が開いたドーム状また
は円柱状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキ
ャップ等をカバーすることのできるやや大きめの球状ま
たは球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備え
た材質を用いたキャップの底面図である。
【図7】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたも
のが、中央に穴が開いた球状または球を少しつぶした形
状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ
の縦断面図である。
【図8】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたも
のが、中央に穴が開いた球状または球を少しつぶした形
状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ
と、それをカバーするやや大きめの球状または球を少し
つぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用い
たキャップと一体化したキャップの縦断面図である。
【図9】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたも
のが中央に穴が開いた球状または球を少しつぶした形状
の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ
と、それをカバーするやや大きめの球状または球を少し
つぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用い
たキャップに外側より中央の穴まで切れ目を入れたが一
体化したキャップの底面図である。
【図10】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させた
ものがカバーされるように中央にカテーテルのための穴
が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたっ
て痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりしな
いようにカバー自体を球状または球を少しつぶした形状
の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ
と、それをカバーするやや大きめの球状または球を少し
つぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用い
たキャップが一体化したキャップの縦断面である。
【図11】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させた
ものがカバーされるように中央にカテーテルのための穴
が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたっ
て痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりせず
に、しかも皮膚とカバーの接触面が下着等と接触しずら
くようにカバー自体を球状または球を少しつぶした形状
で、柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ
を、あらかじめ一端を残し2つに縦断し、2つをカテー
テルを挟むようにして合わせた時に、もう一端が接合さ
れ、また必要に応じ取り外すことが可能なロック付キャ
ップの正面図である。
【図12】綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させた
ものが、中央に穴が開いた球状または球を少しつぶした
形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャッ
プと、それをカバーするやや大きめの球状または球を少
しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用
いたキャップと一体化したキャップを、あらかじめ一端
を残し2つに縦断し、2つをカテーテルを挟むようにし
て合わせた時に、もう一端が接合され、また必要に応じ
取り外すことが可能なロック付キャップの横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 綿球またはスポンジのカバー用キャップ 2 中央の穴 3 外側より中央の穴までの切れ目 4 綿球またはスポンジのカバー用キャップをカバーす
るキャップ 5 皮膚に接触する部分 6 綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたもの 7 2分したキャップの接合部 8 2分したキャップをカテーテルを挟むようにして合
わせた時に、接合され、また必要に応じ取り外すことが
可能なロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療を行う目的にて生体内に経皮的または
    外尿道口などからカテーテル等の医療器具を挿入し、一
    定の期間留置した際に、挿入部より感染が起こり、その
    感染がカテーテル等の医療器具と生体の間隙に波及し、
    次第に生体深部に感染が広がり、やがて皮下膿瘍や腹膜
    炎、敗血症をきたすという一連の悪循環を断ち切ること
    を目的として、カテーテル等の生体への挿入部に、ある
    一定量の液状消毒剤が常に接触している状態を作り出す
    ことのできるように、しかも、液状消毒剤が下着に吸収
    され急激に薬液量が減少したりしないように、さらに生
    体への挿入部付近のカテーテル等へ簡単に着脱が可能で
    しかもカテーテルにも皮膚にも固定しやすい、(I)綿
    球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバー
    されるように中央にカテーテルのための穴が開いた、さ
    らにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたって痛みの原因
    になったり皮膚損傷の原因になったりせずに、しかも皮
    膚とカバーの接触面が下着等と接触しずらくようにカバ
    ー自体を球状または球を少しつぶした形状で、柔軟性と
    復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ、(II)綿
    球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバー
    されるように中央にカテーテルのための穴が開いた、さ
    らにカバーの端が皮膚や外尿道口にあたって痛みの原因
    になったり皮膚損傷の原因になったりせずに、しかも皮
    膚とカバーの接触面が下着等と接触しずらくようにカバ
    ー自体を球状または球を少しつぶした形状で、柔軟性と
    復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップに、外側より
    中央の穴まで切れ目を入れて、カテーテルへの着脱を簡
    便にできるキャップ、(III)または綿球やスポンジ
    等に液状消毒剤を浸潤させたものがカバーされるように
    中央にカテーテルのための穴が開いた、さらにカバーの
    端が皮膚や外尿道口にあたって痛みの原因になったり皮
    膚損傷の原因になったりせずに、しかも皮膚とカバーの
    接触面が下着等と接触しずらくようにカバー自体を球状
    または球を少しつぶした形状で、柔軟性と復元性を兼ね
    備えた材質を用いたキャップ等を、さらにカバーするこ
    とのできるやや大きめの球状または球を少しつぶした形
    状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャッ
    プ、(IV)綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させ
    たものがカバーされるように中央にカテーテルのための
    穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあた
    って痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりせ
    ずに、しかも皮膚とカバーの接触面が下着等と接触しず
    らくようにカバー自体を球状または球を少しつぶした形
    状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャップ
    等を、さらにカバーすることのできるやや大きめの球状
    または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備
    えた材質を用いたキャップに、外側より中央の穴まで切
    れ目を入れて、カテーテルへの着脱を簡便にできるキャ
    ップ、(V)または綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸
    潤させたものが、中央にカテーテルのための穴が開いた
    球状または球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼
    ね備えた材質を用いたキャップにあらかじめ組み込まれ
    たキャップ、(VI)綿球やスポンジ等に液状消毒剤を
    浸潤させたものがカバーされるように中央にカテーテル
    のための穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道
    口にあたって痛みの原因になったり皮膚損傷の原因にな
    ったりしないようにカバー自体を球状または球を少しつ
    ぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いた
    キャップと、それをカバーするやや大きめの球状または
    球を少しつぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材
    質を用いたキャップが一体化したキャップ、(VII)
    綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させたものが、中
    央にカテーテルのための穴が開いた球状または球を少し
    つぶした形状の柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用い
    たキャップにあらかじめ組み込まれたキャップと、それ
    をカバーするやや大きめの円柱状の柔軟性と復元性を兼
    ね備えた材質を用いたキャップが一体化したキャップ。
    (VIII)綿球やスポンジ等に液状消毒剤を浸潤させ
    たものがカバーされるように中央にカテーテルのための
    穴が開いた、さらにカバーの端が皮膚や外尿道口にあた
    って痛みの原因になったり皮膚損傷の原因になったりせ
    ずに、しかも皮膚とカバーの接触面が下着等と接触しず
    らくようにカバー自体を球状または球を少しつぶした形
    状で、柔軟性と復元性を兼ね備えた材質を用いたキャッ
    プを、あらかじめ一端を残し2つに縦断し、2つをカテ
    ーテルを挟むようにして合わせた時に、もう一端が接合
    され、また必要に応じ取り外すことが可能なロック付キ
    ャップ、または、このキャップに綿球、スポンジまたは
    同様に液状消毒剤を浸潤させるたものをあらかじめ組み
    込んだきキャッブ。
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