JP3054992B2 - 据置型振動計 - Google Patents

据置型振動計

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JP3054992B2
JP3054992B2 JP5309790A JP30979093A JP3054992B2 JP 3054992 B2 JP3054992 B2 JP 3054992B2 JP 5309790 A JP5309790 A JP 5309790A JP 30979093 A JP30979093 A JP 30979093A JP 3054992 B2 JP3054992 B2 JP 3054992B2
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shaped magnet
vibration
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vibrometer
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守 永瀬
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンプレッサ―やタ―ビ
ンやポンプ、あるいは、ベアリングや歯車等の各種回転
機械、及び、内部を流体が通過する弁やスチ―ムトラッ
プ等に直接取り付けて、これらの作動に伴う振動を検出
して、作動の良否を確認するときに用いる据置型振動計
に関する。
【0002】工場やプラントにおける生産現場において
は各種の回転機械や弁が数多く取り付けられており、こ
れらの機械や弁は、最少の消費エネルギ―で最大の生産
量を得ると共に最高の生産品質を維持するために、ま
た、破損等に至って大きな損失を伴う前に保守作業を行
なうために、絶えず又は定期的にその振動状況がチェッ
クされている。
【0003】
【従来の技術】従来の振動計としては、例えば、特開昭
63−42427号公報に示されたものがある。これ
は、振動監視部に直接取り付けて振動を電気信号として
検出するもので、電源の投入、遮断を行なうスイッチ回
路を振動計内部に一体に構成したものである。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来のもので
は、振動状態を電気信号として検出するものであり、電
源部を必要とし、電池方式では電池の交換作業が必要と
なり、商用電源方式では配線工事作業が必要となること
により、測定者に負担がかかったり、取り付け工事費用
が高くなる問題があった。
【0005】従って本発明の技術的課題は、電源部を必
要としない据置型振動計を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、被測定対象物
の振動監視部に直接取り付けて振動を測定するものにお
いて、振動計ケーシングの内部に円板状磁石を上下動自
在に配置し、該円板状磁石の一端に表示部を取り付ける
と共に、該円板状磁石の外周近傍にこの円板状磁石が通
過することのできる内径を有したリング状磁石を振動計
ケーシングに固着し、上記円板状磁石とリング状磁石と
の着磁を、両者が所定の距離よりも接近すれば互いに引
き寄せ、離反すれば互いに引き離す方向に磁力が働くよ
うにして、引き離された円板状磁石がリング状磁石の上
方まで変位するものである。
【0007】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
被測定対象物の振動は直接振動計ケ―シングに伝わる。
振動計ケ―シングに円板状磁石を配置したことにより振
動はこの円板状磁石にも伝わる。円板状磁石は上下動自
在に配置したことにより振動に応じて上下に変位しよう
とするが、その外周近傍にリング状磁石を固着して両者
が所定の距離よりも接近すれば引寄せるようにしたこと
によって、この所定の距離に接近するまでは互いの反発
力により変位することがない。即ち、上記所定の距離ま
での振動では円板状磁石は変位しない。そして、この所
定の距離を越える振動を生じた場合に相方の磁石は互い
に引き寄せ更に引き離す磁力により、円板状磁石は一気
に変位する。円板状磁石の変位により表示部も変位して
振動状態を表示することにより、測定者がその振動状態
を測定することができる。
【0008】相方の磁石の磁力の強弱、あるいは、相方
の磁石の間の距離を適宜選定したり調節することによ
り、種々の振動状態を測定することができる。
【0009】
【実施例】本発明の具体例を示す実施例を説明する。振
動監視部に取り付けるための雄ねじ1を設けた下本体2
と、円筒状の上本体3と、カバ―4とで振動計ケ―シン
グを形成する。本体2の中央部に面取部5を形成すると
共に、その上部にも雄ねじ部6を設ける。この雄ねじ部
6に上本体3の下端雌ねじ部を取り付け、ナット15で
固定する。下本体2の上端に敷板7を介して円板状磁石
8を上下動自在に配置する。円板状磁石8の中心に表示
部としての表示棒12を固定する。円板状磁石8の外周
には下本体2と一体にガイド9を設ける。円板状磁石8
の外周で上方にリング状磁石10を、上本体3にスナッ
プリング11で取り付ける。リング状磁石10と円板状
磁石8は上下端に異極を有すると共に、それぞれの上端
と下端は同極となるように取り付ける。上本体3の上部
には中央に表示棒12が変位することのできる孔13を
有したカバ―4を嵌め合わす。
【0010】雄ねじを振動監視部にねじ込んで据置型
振動計を取り付ける。振動が下本体2を介して円板状磁
石8にも伝わる。振動の振幅が所定の大きさに至るまで
は、円板状磁石8とリング状磁石10は互いに反発して
いるために、その磁力によって円板状磁石8は微小な変
位をするのみで大きく変位することはない。振動が大き
くなり円板状磁石8とリング状磁石10が所定の距離ま
で接近すると、磁力により両者は互いに接近し更引き
離されることにより、円板状磁石8はリング状磁石10
の上方まで一気に且つ大きく変位する。円板状磁石8が
大きく変位することにより、表示棒12はカバー4の上
方へ突出する。測定者がこの表示棒12の突出を目視に
て確認することによって被測定対象物の振動状態を測定
することができる。
【0011】振動の測定者は測定後に表示棒12を手動
で押込んで元の位置へ戻しておくことにより再度振動状
態を測定することができる。
【0012】ナット15を緩めて上本体3を上下に動か
すことにより、円板状磁石8とリング状磁石10との間
の距離を調節することができ、測定することのできる振
動の大きさを変化させることができる。また、本実施例
の据置型振動計を用いれば、振動測定時に被測定対象物
が休止している場合であっても、休止以前の振動状態を
測定することもできる。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、電源部を
用いることなく、機械的に振動状態を測定することがで
き、電池の交換作業や電源の配線工事を不要とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の据置型振動計の実施例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 下本体 3 上本体 4 カバ― 8 円板状磁石 10 リング状磁石 12 表示棒 15 ナット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定対象物の振動監視部に直接取り付
    けて振動を測定するものにおいて、振動計ケーシングの
    内部に円板状磁石を上下動自在に配置し、該円板状磁石
    の一端に表示部を取り付けると共に、該円板状磁石の外
    周近傍にこの円板状磁石が通過することのできる内径を
    有したリング状磁石を振動計ケーシングに固着し、上記
    円板状磁石とリング状磁石との着磁を、両者が所定の距
    離よりも接近すれば互いに引き寄せ、離反すれば互いに
    引き離す方向に磁力が働くようにして、引き離された円
    板状磁石がリング状磁石の上方まで変位することを特徴
    とする据置型振動計。
JP5309790A 1993-11-15 1993-11-15 据置型振動計 Expired - Fee Related JP3054992B2 (ja)

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