JP3054863B2 - マッサージ作用を有する洗浄機及び洗浄及びマッサージ方法 - Google Patents

マッサージ作用を有する洗浄機及び洗浄及びマッサージ方法

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JP3054863B2
JP3054863B2 JP9340843A JP34084397A JP3054863B2 JP 3054863 B2 JP3054863 B2 JP 3054863B2 JP 9340843 A JP9340843 A JP 9340843A JP 34084397 A JP34084397 A JP 34084397A JP 3054863 B2 JP3054863 B2 JP 3054863B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭の浴室、旅
館、ホテル等の客室又は浴室、各種公私宿泊施設、美容
サロン等の施設、或いは各個人の専用機として使用する
自動マッサージ作用を有する洗浄機及び洗浄及びマッサ
ージ方法に関する。
【0002】何時の時代も、どこにおいても、人が生活
して行く上で誰もが切に希求することは、心身共に常に
健全で、快適で、しかも豊かな社会空間を維持、構築し
て行くことにある。近年、とみに「健康指向」「美容指
向」に目が向けられ、食生活をはじめとして各方面あら
ゆる角度からとどまることなく健康指向や美容指向のた
めに新素材や新手法が投入されている。本発明はとりわ
け浴室における足許のマッサージ及び洗浄を基本に、同
時に足裏のつぼ、マッサージ機能を併設させたもので、
従来の健康手法、美容手法のための素材等も重点的に追
求し、その効果を飛躍的に改革・向上させたもので、い
わゆる自動作動による足許の洗浄及びマッサージに関す
る美容及び保健機具と言えるものである。これによって
衛生面、入浴効率、省エネ効果等、入浴における相乗効
果も従来の方式に比べ、数段向上し、足臭、水虫、皮膚
疾患等の予防、あるいはマッサージ及び洗浄と健康保全
の面で多大なる効果を期待できるマッサージ作用を有す
る洗浄機及び洗浄及びマッサージ方法である。
【0003】
【従来の技術】指及び指の間、指の内側の洗浄は、 (イ)石けんをつけて素手による洗浄 (ロ)綿タオル、ナイロン又はビスコースレーヨン系の
タオルによる洗浄 (ハ)ヘチマタワシや、スポンジ等の軟性専用洗浄素材
による洗浄 (ニ)外国製等の「あかすり」を使用しての洗浄 踵を含めた足の側面の角質層の厚い固い部分の洗浄
は、 (イ)上記の(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)による
洗浄。 (ロ)ヘチマタワシや軽石等硬質系の各種専用素材によ
る洗浄。 以上前記等の方法で洗浄するが、いろいろな角度か
ら鑑みても、足首から下の部位の洗浄においてはかなり
簡単な不完全な洗浄で済ませているのが殆んどと思われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】とりわけ足首から下の
部位は、体全体として、一番汚れ易く、他の部分のどこ
の部分よりも丹念な清浄が必要とされるにも拘らず、角
質層も厚く、硬い部分があり、指間も密着し、手先より
一番洗いにくい部分にあるため、現状の洗浄手段では常
に理想的快足状態を保持して行くことは難しい。そこで
従来の方法における問題点を挙げると、 従来の方法では、特に踵、足側面等の落ち難い垢、汚
れがよりきれいに、しかも機能的に落ち難い。 洗浄が手動であるため、手も疲れ、面倒になり勝ちで
ある。 時間がかかる。入浴効率も悪い。 タオル系統の素材だけで入浴する場合、人によって
は、不潔感のため、同時併用(体全体)を嫌って、足首
から下を洗わない場合がある。尚、洗浄が不完全な場合
が多く、以下のような問題点が起こり易い。 足臭がすぐ再発し易い。 水虫等、皮膚疾患の起因となり易い。
【0005】本発明は以上述べた欠点を極めて機能的、
必然的、効果的に、しかも容易に除去・解決することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為の
本発明の最大のポイントは、従来の洗浄手段(手法、素
材等)のよい点を盛り込みながら、素材を多彩な回転体
に代えて、それを自動化・簡便化し、その洗浄及びマッ
サージ効果、効率を従来の方法に比べ格段と向上させた
ものであって、洗浄及びマッサージボックスの前方上面
部に駆動装置により回転され足指外周面及びその周辺の
足裏前半部を同時に洗浄及びマッサージするディスク
と、洗浄及びマッサージボックスの最手前部に駆動装置
により回転され、両端内側にT形円弧面を形成した足裏
と踵を摺擦するためのシリンダー部材が配設されてお
り、洗浄及びマッサージボックスの上面部に足裏を載
せ、ディスク及びシリンダーを使用(作動)させること
により、必然的に足裏のツボを摩擦、刺激するマッサー
ジプレートをディスクとシリンダーの中間部に配設した
ものである。
【0007】
【作用】本発明は、洗浄及びマッサージボックスの前方
上面部に回転装置にて回転される突起部と平板部とを有
するディスクを配設し、足指の外周及び内側部分の洗浄
及びその周辺の足裏前半部の洗浄及びマッサージに供
し、該ディスクとシリンダーの中間部において洗浄及び
マッサージボックスの上面部に足裏を載せ摩擦するマッ
サージプレートを配設し、足裏のツボ刺激、マッサージ
に供し、一番手前部において洗浄及びマッサージボック
スの上面部に足裏、足の下側弧面、又は足指を載せ摩擦
し駆動装置にて回転されるI形シリンダー部材を軸架し
て足側面及び足裏部分及び全体を摩擦洗浄する。
【0008】
【実施例】図面について本発明の実施例を説明する。 (イ)ディスクは図7、図8に示すように鍋蓋状に形成
されており、使用方法に示すように洗浄が極めて効果的
であるように形状的に足によくフィットするよう設計し
てある。ヘッドの形状は大別して、2種類ある。 (ロ)ディスクは使用者のニーズによって容易に着脱・
交換ができる構造になっている。 (ハ)ディスクの材質は、繊維系、ゴム系、合成樹脂
系、金属製のものまで、軟硬様々でヘッド部分aと底板
部分とからなり、底板部分には回転駆動軸dの嵌合部
a″を形成し、回転駆動軸dを回動することによりディ
スクを回転し、ディスクに載置した足指の内側部分の清
浄と足裏の部分的刺激・洗浄及びマッサージを行う。 (ニ)ディスクのヘッド部分aにより足指の内側部分の
清浄と、足裏全体における部分的刺激・マッサージ、か
ゆみ等の解消を行なうものとする。(図15) (ホ)ディスクの円弧面a′に踵及び足側面を載置し、
その部分の洗浄及びマッサージを行う事もできる。(図
16)
【0009】本発明の特徴は、大別して2つの役割を持
っている。本機は図1に示すように3部材、すなわちデ
ィスクAの部材とシリンダーBの部材とマッサージプレ
ートCの部材からなり、その役割の1つは洗浄機能であ
り、もう1つはマッサージ機能にある。ディスク及びシ
リンダー(一般)は主として洗浄に供するものであり、
シリンダー(専用)及びマッサージプレートは主として
マッサージに供するものである。ディスク及びシリンダ
ー(一般)もマッサージ効果としての働きを持つが、本
機使用の過程において、すべての部材(A、B、C)は
洗浄及びマッサージの同時(相乗)効果として更に多大
なる役割を果たすものである。
【0010】ディスク全体の表面(マッサージ及び洗浄
面)処理は、粗密・デザイン模様の形状方向を変化させ
たものを各種製作し、使用者のニーズに合わせて選択で
き、その効果を一段と向上させてある。
【0011】制御ボックスEの制御パネルE1 には、デ
ィスク作動部e、シリンダー作動部e′、メインスィッ
チe″が配設され、更に詳しく説明すると、ディスク作
動部e及びシリンダー作動部e′には、それぞれ回転方
向指示ボタンRD、回転スピード指示ボタンSPがそれ
ぞれ配設され、(ア)ディスク制御においては右回転指
示ボタンO、左回転指示ボタンP、右・左自動変換低速
一定回転指示ボタンq、右・左自動変換中速回転指示ボ
タンr、(イ)シリンダー制御においては前方回転指示
ボタンs、後方回転指示ボタンt、前後自動変換低速一
定回転指示ボタンu、前後自動変換中速一定回転指示ボ
タンvが配設されている。
【0012】表面処理の例を以下に記すと、 (1)砂目の極めてきめの細かいものから徐々に粗目の
ものまで各種 (2)洗浄模様は、波形、渦巻形、ゼブラ状、部分模様
等各種 (3)砂目等、目の方向も左・右・斜め等各種、又、自
動反転した時も同じ効果が出るよう、目の方向を二分
(向い合わせ)したものも各種 以上、ディスク、シリンダー共、同仕様である。
【0013】(ヘ)ディスクは中心部の太さや形状も使
用者の足の大小に合わせ、自由に選択できる。中心部の
凸形先端部分(ヘッド)は足指の内側部分の清浄と、足
裏つぼ刺激と足裏全体の部分的刺激・マッサージを行う
ために使用する。(図7、図15) (ト)ディスク及びシリンダーの回転駆動装置の回転ス
ピードは緩やかなものから徐々に速目のものまで4段階
になっている。ディスクによる回転方向は右回転(スピ
ード4段階)と、左回転(スピード4段階)と、左右自
動変換(スピード2段階)になっている(図3)。(シ
リンダーによる回転方向は前方回転(スピード4段階)
と、後方回転(スピード4段階)と、前後自動変換(ス
ピード2段階)になっている。(図3))
【0014】(チ)使用時は原則として浴室を基本に、
水又は温湯、石鹸等のある場所で行ない、足洗浄部に肌
用乳状洗剤、石鹸等をよく塗り込み、使用中適時温湯又
は水で洗浄(シャワー)しながら、優しく洗浄及びマッ
サージする。尚、使用前、足を十分温めてから行うと一
層効果的である。使用中にディスクそのものの洗浄も同
時に行っているので不衛生感はない。尚、使用後の機械
洗浄も台座部Dを上に開脚して専用洗浄ブラシで容易に
洗浄できる構造になっている。
【0015】以上の機能等により、従来の方法に比べ、
その洗浄及びマッサージ効果を格段と向上させることが
できる。
【0016】シリンダーについて(図11、図12) 使用方法 (a)足の裏全体の洗浄を行なう。足圧力を適度に調節
しながら静かに足を前後に移動させながら全体を洗浄及
びマッサージして行く(図4)。 (b)踵及び足の側面の角質層の厚く固い部分の洗浄及
びマッサージを行なう。シリンダーのカーブすなわち軸
とフランジとでつくられるカーブbをフルに利用し、足
の位置や角度を適宜変えながら、静かにやさしく洗浄及
びマッサージして行く。 (c)シリンダー周面を足裏のマッサージ用として使用
する(専用シリンダーによって更にその効果を拡大する
ことができる(図17)。この場合、(a)の洗浄及び
マッサージの要領で多少強めに押しながらマッサージす
る。 *回転方向、スピードは適宜変更し、シリンダーも変換
可能 *足は湯もしくは水で柔らかくなった状態で洗浄するの
で、洗浄効果は極めて高い。洗浄及びマッサージ操作で
は足圧力は「軽目にやさしく」が常に最適である。
【0017】シリンダーの構造、材質等について (a)シリンダーは図11、図12に示すような両端が
広がったフランジのある円筒状になっており、使用方法
に示すような洗浄が極めて効果的にできるように形状的
に足によくフィットするよう設計してある (b)シリンダーは使用者のニーズによってフランジの
心軸を洗浄及びマッサージボックスの回転駆動体に対し
て容易に着脱・交換ができる構造になっている。 (c)シリンダーの材質は、繊維系、ゴム系、合成樹脂
系、金属製のものまで軟・硬多様にしかも高耐久を持た
せて製作してある。 (d)シリンダー全体の表面(洗浄面)処理は、粗、
密、デザイン模様の形状や方向を変化させたものを各種
製作し、使用者のニーズに合わせて選択でき、その効果
を一段と向上させてある。
【0018】シリンダーの表面処理の例を以下に述べ
る。 (1)砂目の極めてきめの細かいものから徐々に粗目の
ものまで各種 (2)洗浄模様は、波形、ゼブラ模様、左右異種模様、
部分模様等各種 (3)砂目等、目の方向も左・右・斜等各種用意。又、
自動反転にも同じ効果がでるよう目の方向も二分したも
の(向い合わせ)も各種用意。 (4)特殊仕様として表面を起伏の大きい凹凸模様に
し、そのデザイン形状も各種。これは足裏マッサージ用
として使用する(図17)。
【0019】(e)シリンダーの駆動回転機構(図示せ
ず)の回転スピードはゆるやかなものから徐々に速めの
ものまで4段階になっている。回転方向は前回転(スピ
ード4段階)と、後回転(スピード4段階)と、前・後
自動変換(スピード2段階)になっている。
【0020】(f)使用時は原則として浴室を基本に、
水又は温湯、石鹸等のある場所で行い、足洗浄部に肌用
乳状洗剤、石鹸等をよく塗り込み、使用中は適時温湯又
は水で洗浄(シャワー)しながらやさしくマッサージす
る。尚、使用前、足を十分温めてから行なうと一層効果
的である。使用中はシリンダーそのものの洗浄も同時に
行っているので不衛生感はない。以上の機能等により、
従来の方法に比べ、足裏全体の洗浄及び角質層の厚く、
固い部分の洗浄を一挙に行うために短時間で洗浄効果を
達成することができる。
【0021】〔1〕ディスクの作用について (a)ディスクの中心の凸形先端部aを足の指の間に挟
み、制御パネルE1 のプッシュスイッチによってディス
クの回転駆動部を回転させる。使用中は指間を前後に静
かに移動させたり、足圧力を適度に調整しながら必要な
部分を万遍なく洗浄及びマッサージする。各指間をこの
操作で順次洗浄及びマッサージして行く。これにより、
指間の脂性及び粘性の汚れや垢を無理なく、隅々まで迅
速に綺麗に洗い落すことができる。又、同時に足裏前部
の洗浄及びマッサージを行なう(図4)。 (b)角質層の厚く、固い足の側面や踵の部分は、ディ
スクのカーブa′を利用して洗浄及びマッサージする。
この部分の洗浄及びマッサージは、通常シリンダーによ
って行なうが、適時併用して使用すると更に効果的であ
る(図16)。尚これら固い部分の洗浄は従来、軽石等
によって行なっているが洗浄ムラが多く、綺麗に落し切
れない。本発明は前記機能により、きめ細かく、ムラな
く、なめらかに、労力少なく、極めて速やかに洗浄及び
マッサージを行なうことができる。 (c)特に中心部の凸形先端部aの部分の機能として以
下の通り大きく2つの作用がある。 (1)各足指の内側部分の洗浄及びマッサージ(図1
5)。 (2)足裏全体における部分的頑固な汚れや、かゆみ等
の解消に効果があり、同時にマッサージ効果がある。 足指の内側や足裏の頑固な角質層(特に部分的)な汚れ
や、かゆみ等は、従来の手法や道具では、除去すること
がむづかしく、面倒であるが、本発明の前記機能によ
り、その処理が容易に、しかも極めて効果的に行なうこ
とができる。
【0022】〔2〕シリンダーの作用について(図4参
照) (a)シリンダーの回転方向・スピードを制御パネルE
1 にて必要な値にセットし、足の中央を軽くシリンダー
の上に置き、適度に足圧力を調節しながら必要部分に静
かに足を前・後に移動しながら洗浄及びマッサージす
る。通常、足裏は殆んどよく洗わないのが現実かと思わ
れるが、この方法で毎回の入浴時に僅かでも軽く確かな
洗浄及びマッサージを行うことによって、清潔感はもと
より、足臭の発生を抑え、マッサージ効果もあり、快適
な日常生活を維持することができる。又、水虫等による
かゆみを消すために、通常、手の爪でかじったり、物に
こすりつけて行ったりするが、非常に不潔であり、危険
でもある。こんな時、ディスク及びシリンダーによって
軽く洗浄及びマッサージして消毒することにより、不潔
感を解消すると共に、治療効果としても多大な威力を発
揮する。
【0023】(b)踵及び足の側面の角質層の厚く、固
い部分の洗浄及びマッサージは、シリンダー両端部のカ
ーブbを利用して行なう。足の位置や角度を変えなが
ら、洗浄及びマッサージしたい部分を適度な足圧力でシ
リンダーのマッサージ及び洗浄部(シリンダーの外周
面、カーブ面)に当てながら洗浄及びマッサージする。
これらの洗浄及びマッサージは、従来、軽石等によって
行なっているが、洗浄及びマッサージムラが多く綺麗に
落し切れない。この機能によって、きめ細かく、ムラな
く、なめらかに、労力少なく、しかも極めて速やかに洗
浄及びマッサージを行なうことができる(図1、図2、
図4、図11、図12)。
【0024】(c)一般にシリンダーはマッサージ効果
としても大きな役割を持っているが、マッサージ用とし
て専用シリンダーをセットすることができる。マッサー
ジ専用シリンダーは表面を図17のように大きな凹凸模
様(突起模様、らせん状模様、V字模様等)があり、そ
のデザイン、形状も多種類に亘り選択・使用することが
できる。
【0025】
【発明の効果】〔1〕ディスクの効果 (イ)足指の間や指の内側面は、汗や汚れがたまり易く
洗いにくい部分であるため、丁寧な洗浄をしないと汚
れ、臭い等が残り易い。従来の素材(タオル等)で落し
切れない汚れもこのディスクによって足裏全部の洗浄ま
で同時に、スピーディにムラなく極めてまろやかに洗浄
及びマッサージすることができる。 (ロ)従来の洗浄及びマッサージ素材(綿、合成タオル
系、樹脂系専用器具等)よりも格段の耐久性を持ち、同
時にスイッチ操作による自動運転であるために、極めて
容易に確実にしかもスピーディに洗浄及びマッサージで
き、入浴により洗浄及びマッサージ効率も高く、省エネ
・経済的効果も一段と向上する。 (ハ)汚れをよく落とすことができて、日常の清潔度が
保てるために、足臭の発生、再発が抑制され、特に水虫
等の皮膚疾患の予防、更には治癒の面でも多大の効果が
生まれる。 (ニ)美容としての効果が高く、使用後の爽快感も一段
と向上する。 (ホ)ディスクは汚れの吸収性がなく、使用時も水
(湯)によって足ともども洗浄しているので、汚れの付
着もなく、共同使用しても衛生上全く問題は無くなる。 (ヘ)肉体的ハンディキャップ等で足の洗浄及びマッサ
ージが困難な人にも光明をもたらすものである。
【0026】〔2〕シリンダーの効果 (イ)踵、足側面等の角質層が厚く固い部分の清浄は、
従来、ヘチマ、軽石その他の素材で行なっているが、形
状的にも、又、洗いにくい部分であるという点において
も、現状の手法では洗い残しや、洗浄ムラが出やすい。
このシリンダーの機能は、両側縁面を足に合わせたカー
ブbに形成してあるために、洗浄時は足によくフィット
し、ムラなく滑らかに洗浄することができる。 (ロ)従来の洗浄素材(綿、合成タオル系、樹脂系専用
器具、ヘチマ、軽石等)より格段の耐久性を持ち、同時
にシリンダーは回転作動体であることから、正逆、高
速、低速回転を極めて容易に行なわせ、確実に、しかも
スピーディに洗浄でき、洗浄及びマッサージ(入浴)効
率も高く、省エネ・経済効果も一段と向上する。 (ハ)汚れをよく落すことができ、日常の清潔度が保て
るため、足臭の発生・再発が抑制され、特に水虫等の皮
膚疾患の予防、更には治癒の面でも多大な効果が生れ
る。 (二)足はすべすべとなって美容としての効果も高く、
使用後の爽快感も一段と向上する。 (ホ)シリンダーはよごれの吸収性が無く、使用時も水
(湯)によって足ともども洗浄及びマッサージしている
ので、よごれの付着もなく、共同使用しても衛生上全く
問題はない。 (ヘ)肉体的ハンディキャップ等で足洗浄及びマッサー
ジが困難な人にも本発明の使用は容易に操作できるので
これらの人々に光明をもたらすものである。
【0027】〔3〕ディスク及びシリンダーの水虫予防
・治療、機能と効果 水虫治療に妙薬は無く、幾多の療法を試みても、一時鎮
静はしても、すぐに再発の繰り返しで、仲々完治までは
至らず、永年悩んでいる人は数限りない。水虫予防及び
治療のキーポイントは、「日日の汗や汚れ、垢は、その
日、その日のうちにくまなく洗い落す」ことである。こ
れが徹底できない限り、水虫を永遠に断ち切ることはで
きない。しかし乍ら現実の問題として、足首から下の洗
浄及びマッサージは他の部位の洗浄及びマッサージよ
りも面倒である。力も要る。時間がかかる。洗浄及び
マッサージ素材(器具)の種類と使い勝手が現状の物で
は研究不足である。ましてや足の裏まで毎日の洗浄は
殆んど不可能と云ってよく形式的に済ませているのが現
実である。そういった理由で日々の洗浄及びマッサージ
は不完全で、洗浄及びマッサージムラ、洗い残しが出
て、いつまで経っても水虫の温床を排除できず、常時温
存する結果となり条件次第でいつでも再発という恐れを
常に抱えている訳である。そこでこれらの現状の問題点
を解決する最高の手段としては、「入浴時、誰もが労力
なく簡単に洗浄及びマッサージでき、かつ万遍なく綺麗
になり、使用感が快適で自然に使いたくなるような道
具」を提供することである。そしてそれは日々の入浴の
プロセスに自然に溶け込み、習慣化し、更には必須不可
決のものになってくる。即ち、本発明は、適正且つ効率
的、習慣的となり、洗浄及びマッサージ効果はもとよ
り、必ずや水虫の予防、治療機及び治療法としても比類
なき効力を発揮するものである。
【0028】〔4〕マッサージの効果について 本発明は大きく分けて二つの作用を持っている。その一
つは洗浄効果であり、もう一つはマッサージ効果であ
る。ディスク及びシリンダーは洗浄作用源を主体として
いるが同時にマッサージ作用源としても多大なる役割を
備えている。本発明は、ディスクとシリンダーとの間に
着脱可能なマッサージプレート(ツボ(T)プレート、
一般(N)プレート)を加えることにより、ディスク及
びシリンダーとの同時効果として、足裏のマッサージを
より容易に、且つ、日常的、自然的なものとし、その効
果を絶大なものにしたものである。(図9、図10はT
プレート)
【0029】次に本発明と従来のマッサージ機とを作用
効果において比較する。手動的なものとして、 ・イボ状突起足踏みする形式の専用具 ・イボ状突起をサンダルに取付けたもの ・自分の手による足もみ、他人の手助けによるマッサー
ジ ・肩もみ機、バイブレーターを利用する場合 以上の方法等があるが、使用に関して、一時的になり勝
ちであり、永続性がなく、且つ一般性がない。
【0030】その理由は、足は人の心身の健康を司どる
重要な部分であり、近年足腰の健康法としても色々なト
レーニング等が試みられている。然しながら、足首から
下、ましてや足裏のツボ刺激、マッサージともなると、
日常不可決の問題にまでに至らず、マッサージのために
わざわざ時間を割いてまでも、それを日常的なものにす
るケースは極めて低い。仮に道具は揃えても、使用ムラ
が出たり、飽きてきたり、殆んど使わなくなる。
【0031】特に手動による道具類の場合、形状的にも
画一的で種類も極めて乏しい。バイブレーターは足裏マ
ッサージとして一人で操作するには使いにくく、座椅子
式全身マッサージ機は大型でもあり、スペースが必要で
ある。
【0032】マッサージ機能としてディスク及びシリン
ダーも、その大きな働きを持っているが、本発明はこれ
にマッサージプレート(ツボ用と一般用)をディスクと
シリンダーの中間に組み込むことにより、ツボ用はその
作用を、より的確にさせ、同時に一般用もデザイン、形
状も各種取揃えて、その効果を格段と向上させた。
【0033】ツボプレートの使用方法 ディスク及びシリンダーを静止状態で使用する場合、
足サイズ等に合わせた適正プレートを選択し、ディスク
を使用する状態(図4)にして、マッサージプレートに
足を置き、この位置で指圧の要領で足を適度な力(強、
弱)で押えたりする。これによりツボを的確に刺激する
ことができる。 ディスク又はシリンダーを作動状態で使用する場合
(通常の動作では、まずディスク又はシリンダーを使用
する)。この時足は自然にマッサージプレートを踏んで
おり、自然に足裏を刺激、マッサージする状態になる。
【0034】(1)足のサイズ別にピン位置は異なるの
で、それぞれに合ったプレートを使用する。尚足の形
(特に横幅)もピンc′の位置に多少の差異はあるが、
中間的、標準位置に設定してあるので、使用上の問題は
ない。 (2)両足共用である(図13、図14)。ピン配置は
当然乍ら、右足、左足どちらを載せてもそれぞれのツボ
に合うように設定されている(図9)。
【0035】マッサージ機としてのTプレートは硬質樹
脂等の軽く丈夫な素材のベース上に図9、図10に示す
形状と適度な硬さを持った突起(ピンc′)をセットし
てある。ピンc′の位置は各足サイズ等によって設定し
てあり、それぞれ適正なものを選んで使用することがで
きる。
【0036】マッサージ機としてのマッサージプレート
のピンの位置の設定は、図4のように足を本機に正しく
載せた時、足裏の主要なツボにそれぞれのピンc′が当
るように配置されている。この時、踵の中心をセンター
ラインに合せる(図4)と足サイドに合わせ、基本的な
ツボの位置にピンが当たるように設定されている。足の
健康維持・向上に見えない力として本発明の機能は極め
て大きな役割を果たすものである。
【0037】本発明によれば、 (a)通常殆んど行なわれていないツボ刺激及びマッサ
ージが、日常的、永続的なものになる。 (b)とりわけ意識的にツボ刺激、マッサージをしない
場合でも、指間洗浄及びマッサージ(ディスク使用)や
足裏洗浄及びマッサージ(シリンダー使用)等の動作中
で自動的にツボ刺激、マッサージが行われるため、使用
が日常的になり、疲れやストレスの蓄積も少なく、軽い
ツボ刺激、マッサージでその回復効果が極めて高い。 (c)マッサージは肉体的効果はもとより、精神的役割
もきわめて高い。足も軽くなる、気分的に爽快になる、
リラックス感が生まれる等、一層のゆとりある生活空間
を維持・構築して行くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前方から見た本発明マッサージ機全体の斜視
図。
【図2】後方から見た本発明マッサージ機全体の斜視
図。
【図3】制御ボックス部の平面図。
【図4】使用状態における手前から見たマッサージ機全
体の斜視図。
【図5】洗浄及びマッサージボックス全体の配置図。
【図6】ディスク、マッサージプレート及びシリンダー
の側面配置図。
【図7】ディスクの側面図。
【図8】ディスクの平面図。
【図9】マッサージプレートの平面図。
【図10】マッサージプレートの側面図。
【図11】シリンダーの側面図。
【図12】シリンダーの斜視図。
【図13】マッサージプレートに足を載置した状態の平
面図。
【図14】右足の平面図。
【図15】ディスクにて足指の裏側を洗浄及びマッサー
ジする状態の説明図。
【図16】ディスクにて足の下部外側面を洗浄及びマッ
サージする状態の説明図。
【図17】マッサージ専用のシリンダーの一例図。
【符号の説明】
A ディスク B シリンダー C マッサージプレート D 洗浄及びマッサージボックス E 制御ボックス E1 制御パネル a ディスク凸形先端部(ヘッド) a′ ディスクの円弧面(カーブ) a″ ディスクの嵌合部 b シリンダーのカーブ c′ ピン d 回転軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄及びマッサージボックスの前方上面
    部に駆動回転装置にて回転され足指の内外周面を摩擦洗
    浄する突起部と平板部とを有するディスクを配設し、該
    ディスクの手前部において洗浄及びマッサージボックス
    の上面部に足裏を載せて摩擦し、刺激するマッサージプ
    レートを配設し、更に該マッサージプレートの手前にお
    いて足裏及び足の外側面及び踵を摩擦洗浄し、駆動回転
    装置にて回転されるI形シリンダーを軸架したことを特
    徴とするマッサージ作用を有する洗浄機。
  2. 【請求項2】 洗浄及びマッサージボックスの前方上面
    部に配設し、回転装置にて回転される突起部を上方に向
    けて突設したディスクにて足指の外周面を摩擦洗浄し、
    前記ディスクとシリンダー部材との間において洗浄及び
    マッサージボックスの中央部上面に載置したマッサージ
    プレートにて足裏を摩擦刺激し、洗浄及びマッサージボ
    ックスの最手前部に配設した駆動回転装置にて回転され
    るI形回転ロール部材(シリンダー)に足の踵部を接触
    させ、前記ディスクとシリンダー部材を同時に又は各別
    個に回転装置にて回転して足各所を刺激・洗浄・マッサ
    ージし、同時にマッサージプレートにて足裏を摺擦して
    洗浄、刺激、マッサージを行うことを特徴とする洗浄及
    びマッサージ方法。
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