JP3054668B2 - 防錆包装材料 - Google Patents

防錆包装材料

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JP3054668B2
JP3054668B2 JP6231004A JP23100494A JP3054668B2 JP 3054668 B2 JP3054668 B2 JP 3054668B2 JP 6231004 A JP6231004 A JP 6231004A JP 23100494 A JP23100494 A JP 23100494A JP 3054668 B2 JP3054668 B2 JP 3054668B2
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良直 清水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体リードフレーム
やシャドウマスク等の鉄系金属の中間製品に係わる防錆
包装材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体リードフレームに加工される鉄系
金属としては、ニッケルー鉄合金(42アロイ、38ア
ロイ等)およびコバルトーニッケルー鉄合金等が、ま
た、シャドウマスクやアパチャグリルには、これらの合
金の他に純鉄も用いられている。これらの鉄系金属は、
通常、エッチングや打ち抜きで加工された後、焼成処理
(黒化処理)によって表面に酸化皮膜を形成させるが、
焼成処理までの検査工程や輸送の間において、防錆の目
的で防錆包装材料を金属と金属の間に挟んで合紙として
用いたり、また、金属全体を包装して保管される。しか
し、用いられる防錆包装材料によっては塗布または含浸
されている防錆剤の影響で焼成処理においてピンホール
や酸化皮膜切れが発生したりして問題となっている。
【0003】即ち、これらの問題は、用いられる防錆包
装材料から気化あるいは転写して被防錆金属表面に吸着
した防錆剤に、アルカリ金属およびアルカリ土類金属が
含まれていたり、塗布または含浸した防錆剤が多いこと
等に起因している。例えば、含浸タイプの防錆包装材料
には、通常、亜硝酸ナトリウムや安息香酸ナトリウムが
使用されており、このナトリウムが悪影響を及ぼした
り、また、ジシクロヘキシルアミンの亜硝酸塩(DIC
HAN)は著名な防錆剤であってアルカリ金属を含まな
いが、被防錆金属表面に結晶となって付着することがあ
り、焼成処理において酸化皮膜切れを起こすことがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記従
来例の不都合を解消し、防錆包装材料に含まれる防錆剤
が特定の金属イオンを含まず、且つ、被防錆金属表面で
結晶化し難いことによって、焼成処理においてピンホー
ルおよび酸化皮膜切れが発生しない防錆包装材料を効率
よく得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記目
的を達成するため、基紙の一面または両面に、アルカリ
金属イオンおよびアルカリ土類金属イオンを含まず、被
防錆金属の表面に結晶化し難い防錆剤組成物として、窒
素原子を二つ以上含有する五員環複素化合物、有機酸類
およびアミン類の三種類の組成成分を組み合わせてなる
防錆剤組成物を塗布または含浸させたことを要旨とする
ものである。
【0006】以下に本発明の詳細について説明する。
【0007】<基材> 基材としては、防錆剤組成物を塗布または含浸できるも
のであればどのようなものでも良いが、通常、クラフト
紙が使用される。また、防錆包装材料が被防錆金属と金
属の間に挟み込んで合紙として用いられる場合には、ク
ラフト紙はチリ、ゴミおよび抄紙時の水のイオンやpH
を管理して製造された金属合紙用クラフト紙が好ましく
用いられる。更に、防錆包装材料が包装紙として用いら
れる場合には、必要に応じてポリエチレンおよびポリプ
ロピレンなどをラミネートして防湿性を高めたり、ある
いはクラフト紙、ポリエチレンクロスおよびOPPフイ
ルム等の他の基材を貼り合わせることで機械的強度を大
きくした基材を使用する事ができる。また、クラフト紙
の代わりに不織布を用いてもよい。基材の坪量としては
15乃至100g/m2のものが用いられ、中でも40乃
至80g/m2のものが好ましく用いられる。
【0008】<防錆剤組成物> 基材に塗布または含浸される防錆剤組成物としては、ア
ルカリ金属イオンおよびアルカリ土類金属イオンを含ま
ず、且つ、被防錆金属の表面に結晶化し難いものが用い
られる。
【0009】防錆剤組成物としては、第一に窒素原子を
2つ以上含有する五員環複素化合物が用いられる。これ
には3,5ージメチルピラゾール、3ーメチルー5ーヒ
ドロキシピラゾール類に代表されるジアゾール類および
これらの誘導体、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾ
ール、アミトロール(3ーアミノー1,2,4ートリア
ゾール)などのトリアゾール類およびこれらの誘導体等
が単独または複数組み合わせて用いられる。
【0010】防錆剤組成物としては、第二に有機酸類が
用いられる。これには吉草酸、カプロン酸、カプリル
酸、カプリン酸、ノナン酸、ラウリル酸等の脂肪酸やこ
れらの脂肪酸の炭化水素鎖の水素の一部を水酸基やアミ
ノ基などに置換した物質(乳酸、アミノカプロン酸)、
更に、安息香酸およびその誘導体、コハク酸、Lーグル
タミン酸、Lーアスコルビン酸、ニコチン酸、ソルビン
酸、酒石酸、シュウ酸、クエン酸、ケイヒ酸、フマル
酸、没食子酸等が単独または複数組み合わせて用いられ
る。
【0011】防錆剤組成物としては、第三にアミン類が
用いられる。これにはエタノールアミンやジエタノール
アミン等のアルカノールアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、ジイソプロピルアミン、
N,Nージエチルアミノエタノール、3ーエトキシプロ
ピルアミン、モルホリン、N,Nージ(2ーヒドロキシ
エチル)シクロヘキシルアミン等が単独または複数組み
合わせて用いら、中でも常温で液体のものが好ましく用
いられる。
【0012】
【作用】これらの防錆剤組成物は、通常複数を組み合わ
せて用いられる。前記、有機酸類とアミン類はいずれも
化学的に活性の大きい物質であり、これらを単独で使用
すると、時として被防錆金属表面への過剰な吸着が起こ
り、結果的に悪影響を与えることになる。また、アミン
は気化性が大きいために、基材に塗布または含浸させる
過程で基材からの喪失が甚だしい。従って、有機酸類と
アミン類とは一般的に塩を作って使用されるが、化学合
成の手法によってきちんと合成する必要はなく、水など
の媒体に混合または溶解させるだけで十分である。この
時、有機酸類とアミン類は化学的に等量で使用するのが
一般的であるが、必ずしも完全に等量である必要はな
く、どちらかの成分が過剰であっても何ら支障はない。
【0013】このようにして得られた有機酸のアミン塩
は水への溶解性が大きいために、湿度の高い環境下では
基材から被防錆金属表面への転写が起こりやすく、ま
た、気化性が大きいために長期間の防錆には不安があ
る。一方、窒素原子を2つ以上含有する五員環複素化合
物を単独で使用すると、基材から被防錆金属表面への気
化、吸着が不十分なためか満足し得る防錆効果が得られ
ない。ところが、これらを複数組み合わせて使用する
と、その原理的なものは定かではないが、相乗作用が現
れて十分な防錆効果が得られ、且つ、適切な吸着量とな
ることを見い出したのである。
【0014】また、複数組み合わせて用いた防錆剤組成
物は、媒体に混合または溶解させた状態において、ある
いは乾燥の過程においてその組成に変化を生じることが
あるが、出来上がった防錆包装材料が結果としてその性
能を発揮できればよく、組成の変化を避けて通る必要は
ない。このように製造方法については特別な制約はない
が、防錆包装材料から被防錆金属表面に気化、吸着およ
び転写によってもたらされる防錆剤組成物は結晶化し難
いものであることが必要である。
【0015】<塗布または含浸> 基材に塗布または含浸させる方法としては、複数の防錆
剤組成物を水などの媒体に混合または溶解させた後に、
通常に用いられる塗布または含浸装置によって行えばよ
く特別な装置は必要としない。通常、塗布または含浸量
は乾燥後の重量で2乃至13g/m2で、好ましくは3乃
至6/m2処理される。また、塗布または含浸の作業性を
効率よく行うためにアルコールや少量の界面活性剤を添
加することも差し支えない。このようにして塗布および
含浸させた後に、水などの媒体を基材から取り除き乾燥
させることによって本発明の防錆包装材料が得られる。
【0016】
【実施例】次に、実施例、比較例により本発明を具体的
に説明するが、これは本発明の効果を説明するためのも
ので、これによって本発明が限定されるものではない。
【0017】<実施例1> 基材に坪量40g/m2の金属合紙用クラフト紙を用い
て、この一面に次の〔防錆剤組成物ー1〕の組成物を乾
燥重量で5g/m2となるように塗布または含浸して本発
明の防錆包装材料を得た。 〔防錆剤組成物ー1〕 ベンゾトリアゾール 10重量部 吉草酸 5重量部 ジイソプロピルアミン 5重量部 これらを25%メタノール水溶液100重量部に溶解し
た。
【0018】<実施例2> 基材に坪量50g/m2の未晒クラフト紙を用いて、この
一面に次の〔防錆剤組成物ー2〕の組成物を乾燥重量で
3g/m2となるように塗布または含浸して本発明の防錆
包装材料を得た。 〔防錆剤組成物ー2〕 3,5ージメチルピラゾール 10重量部 ソルビン酸 1重量部 モルホリン 1重量部 これらを30%メタノール水溶液100重量部に溶解し
た。
【0019】<実施例3> 基材に坪量20g/m2の不織布を用いて、この両面に次
の〔防錆剤組成物ー3〕の組成物を乾燥重量で6g/m2
となるように塗布または含浸して本発明の防錆包装材料
を得た。 〔防錆剤組成物ー3〕 アミトロール 5重量部 乳酸 4重量部 ニコチン酸 5重量部 シクロヘキシルアミン 4重量部 N,Nージエチルアミノエタノール 5重量部 これらを水100重量部に溶解した。
【0020】<比較例1> 基材に坪量50g/m2のクラフト紙を用いて、この一面
に次の〔防錆剤組成物ー4〕の組成物を乾燥重量で9g
/m2となるように塗布または含浸して比較用の防錆包装
材料を得た。 〔防錆剤組成物ー4〕 亜硝酸ナトリウム 3重量部 安息香酸ナトリウム 3重量部 安息香酸 2重量部 アミノエタノール 1重量部 尿素 3重量部 これらを水100重量部に溶解した。
【0021】<比較例2> 基材に坪量50g/m2の未晒クラフト紙を用いて、この
一面に次の〔防錆剤組成物ー5〕の組成物を乾燥重量で
5g/m2となるように塗布または含浸して比較用の防錆
包装材料を得た。 〔防錆剤組成物ー5〕 ジシクロヘキシルアミンの亜硝酸塩 15重量部 これを25%のメタノール水溶液100重量部に溶解し
た。尚、ジシクロヘキシルアミンの亜硝酸塩は優秀な鉄
鋼用防錆剤であるが結晶性が大きいものである。
【0022】<比較例3> 基材に坪量40g/m2の金属合紙用クラフト紙を用い
て、この一面に次の〔防錆剤組成物ー6〕の組成物を乾
燥重量で5g/m2となるように塗布または含浸して比較
用の防錆包装材料を得た。 〔防錆剤組成物ー6〕 ベンゾトリアゾール 10重量部 これを25%のメタノール水溶液100重量部に溶解し
た。
【0023】<比較例4> 基材に坪量40g/m2の金属合紙用クラフト紙を用い
て、この一面に次の〔防錆剤組成物ー7〕の組成物を乾
燥重量で5g/m2となるように塗布または含浸して比較
用の防錆包装材料を得た。 〔防錆剤組成物ー6〕 ソルビン酸 5重量部 ホルホリン 5重量部 これを水100重量部に溶解した。
【0024】<比較例5> 基材に坪量40g/m2の金属合紙用クラフト紙を用い
て、これには全く防錆剤組成物を塗布または含浸しない
で比較用の防錆包装材料を得た。
【0025】<試験> 実施例1〜3、比較例1〜5によって得られた資料を基
にして、つぎの試験項目、試験方法、判定基準により試
験を行った。
【0026】<試験の方法> 1.防錆試験法 試験金属片として10cm角のニッケルー鉄合金(42ア
ロイ)を用い、この金属片2枚の間に同じ大きさの防錆
包装材料を挟み、更に、全体を同じ防錆包装材料で包装
し、温度40℃、湿度90%の環境下に14日間置いた
後に開封し、視覚によって金属表面の錆の状態を調べ
た。 2.焼成試験法 試験金属片として10cm角のニッケルー鉄合金(42ア
ロイ)を用い、前記、防錆試験法と同じ方法で包装し、
同じ環境下に置いた後に開封し、更に、試験金属片を温
度520℃の加熱炉に5分間入れて表面に酸化皮膜を形
成させ、視覚によってピンホールおよび酸化皮膜切れの
状態を調べた。
【0027】〈試験の結果〉 試験の結果は表1に示した。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、前記、試験結果表に示
したように、防錆効果はもとより焼成処理による酸化皮
膜の形成において、ピンホールや酸化皮膜切れのない防
錆包装材料が提供される。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基紙の一面または両面に、アルカリ金属
    イオンおよびアルカリ土類金属イオンを含まず、被防錆
    金属の表面に結晶化し難い防錆剤組成物として、窒素原
    子を二つ以上含有する五員環複素化合物、有機酸類およ
    びアミン類の三種類の組成成分を組み合わせてなる防錆
    剤組成物を塗布または含浸させたことを特徴とする防錆
    包装材料。
  2. 【請求項2】 防錆剤組成物の五員環複素化合物が3,
    5ージメチルピラゾール、3ーメチルー5ーヒドロキシ
    ピラゾール類に代表されるジアゾール類およびこれらの
    誘導体、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、ア
    ミトロール(3ーアミノー1,2,4ートリアゾール)
    などのトリアゾール類およびこれらの誘導体の単独もし
    くは複数組み合わせてなる請求項1記載の防錆包装材
    料。
  3. 【請求項3】 防錆剤組成物の有機酸類が吉草酸、カプ
    ロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ノナン酸、ラウリル
    酸等の脂肪酸やこれらの脂肪酸の炭化水素鎖の水素の一
    部を水酸基やアミノ基などに置換した物質(乳酸、アミ
    ノカプロン酸)、安息香酸およびその誘導体、コハク
    酸、Lーグルタミン酸、Lーアスコルビン酸、ニコチン
    酸、ソルビン酸、酒石酸、シュウ酸、クエン酸、ケイヒ
    酸、フマル酸、没食子酸の単独もしくは複数組み合わせ
    てなる請求項1記載の防錆包装材料。
  4. 【請求項4】 防錆剤組成物のアミン類がエタノールア
    ミンやジエタノールアミン等のアルカノールアミン、シ
    クロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジイソ
    プロピルアミン、N,Nージエチルアミノエタノール、
    3ーエトキシプロピルアミン、モルホリン、N,Nージ
    (2ーヒドロキシエチル)シクロヘキシルアミンの単独
    もしくは複数組み合わせてなる請求項1記載の防錆包装
    材料。
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EP1741640B9 (en) * 2004-04-26 2012-09-26 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Cover tape, and carrier tape system for packing electronic component
DE102007059726B4 (de) * 2007-12-12 2010-01-07 Excor Korrosionsforschung Gmbh Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung

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