JP3054418U - 飾りケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飾り対象の見映えを良好にすること。 【解決手段】 プラスチックス板からなる天蓋２と、透
明プラスチックス板からなる側壁３と、プラスチックス
板からなる底蓋５とを互いに着脱可能に固着してなる飾
りケース１において、上記側壁３の一側面を二重にして
ホルダー部７を形成し、該ホルダー部７に着色を施こし
たバック紙９を差し換え可能に挿入した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、飾りケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の飾りケースは側壁の４面が透明であることが多かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このため、飾りケースに入れた人形等の飾り対象の後ろが透けて見え、飾り対 象の見映えがしないという難がある。

【０００４】 そこで側壁の背面にバック紙を立てかけることになるが、バック紙は厚紙にし ないと経時的によれるため、飾り対象を却って見えにくくする。

【０００５】 また側壁の背面を着色することも考えられるが、こうすると一の色に固定され るという難がある。

【０００６】 本考案は上記欠点を解消し、飾り対象に対応した任意の色彩のバック紙とする ことにより、飾り対象の見映えを良好にすることを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記目的達成のため、本考案は、プラスチックス板からなる天蓋と、透明プラ スチックス板からなる側壁と、プラスチックス板からなる底蓋とを互いに着脱可 能に固着してなる飾りケースにおいて、上記側壁の一側面を二重にしてホルダー 部を形成し、該ホルダー部に着色を施こしたバック紙を差し換え可能に挿入した ことを特徴とする飾りケースを供する。

【０００８】

【考案の実施の形態】 次に、実施の形態を示す図面に基づき本考案による飾りケースをさらに詳しく 説明する。飾りケース１は透明プラスチックス板からなる天蓋２、透明プラスチ ックス板からなる側壁３及び適宜色例えば黒色に着色したプラスチックス板から なる底蓋５から構成され、互いに着脱可能に嵌着されている。上記側壁３は背面 を二重にしてホルダー部７を形成し、該ホルダー部７にバック紙９を差し換え可 能に挟み込んである。該バック紙９は普通紙からなり、表面を適宜色例えば金色 に着色し、裏面には広告や業務上の指示等を示す適宜の図や文からなる印刷を施 こしてある。しかして上記飾りケース１、側壁３及び底蓋５により囲繞される空 間部に、所望の飾り対象、例えば人形（図示省略）を入れることになる。

【０００９】 したがって上記実施の形態によれば、背面がバック紙９により透けて見えず、 かつ、バック紙９を飾り対象に応じた適宜の色彩のものに差し換えることができ るから、飾り対象の見映えを良好にする効果がある。

【００１０】 また、バック紙９は普通紙からなるため、印刷が容易であり、かつコスト的に も安価であるという利点がある。

【００１１】 さらに、バック紙９の裏面には広告や業務上の指示等を示す適宜の図や文から なる印刷を施こしてあるから、陳列等に際し能率向上に資する効果がある。

【００１２】 本考案は上記実施の形態に限定されない。例えば、底蓋５は３面又は５面以上 であってもよい。

【００１３】

【考案の効果】

このように本考案による飾りケースによれば、飾り対象に対応した任意の色紙 のバック紙とすることにより、飾り対象の見映えを良好にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案にかかる飾りケースの一実施の形態を示
す斜視図である。

【符号の説明】

１ 飾りケース ２ 天蓋 ３ 側壁 ５ 底蓋 ７ ホルダー部 ９ バック紙

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 プラスチックス板からなる天蓋と、透明
   プラスチックス板からなる側壁と、プラスチックス板か
   らなる底蓋とを互いに着脱可能に固着してなる飾りケー
   スにおいて、上記側壁の一側面を二重にしてホルダー部
   を形成し、該ホルダー部に着色を施こしたバック紙を差
   し換え可能に挿入したことを特徴とする飾りケース。