JP3053775U - 車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り具 - Google Patents

車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り具

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JP3053775U
JP3053775U JP1998000770U JP77098U JP3053775U JP 3053775 U JP3053775 U JP 3053775U JP 1998000770 U JP1998000770 U JP 1998000770U JP 77098 U JP77098 U JP 77098U JP 3053775 U JP3053775 U JP 3053775U
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diameter
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井面、床面、側壁面等の外面形状に左右さ
れずに仕切り部材取り付け用の支柱を安定させて固定す
ることができ、簡易且つ容易に仕切り部材を配すること
ができるようにする。 【解決手段】 天井面、床面、側壁面等に当接する略平
面状の開口部3と、中央に球状の軸受凹部4を有する凸
面部2とにより全体略椀状に当部材1を形成し、該当部
材1の軸受凹部4に対し着脱可能で且つ揺動自在となる
ように夫々大小異径の一対の支柱パイプ5A,5Bに設
けた支承球体部6を枢着する。一対の支柱パイプ5A,
5Bの夫々他端開口部側同士を互いに貫挿させて伸縮自
在とし、該大径の支柱パイプ5Bの開口部に貫挿した小
径の支柱パイプ5Aを固定するため、側面から緊締用螺
子部材10を螺設したジョイント部材9を備える。大径
の支柱パイプ5B側には少なくとも両側一対の大径の支
柱パイプ5Bに跨がって配するよう室内区画用の間仕切
り部材の四隅を夫々固定手段を介して固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として車両・船舶・飛行機等内において解体撤去可能に簡易に取 り付けられることにより室内を複数に仕切るための車両・船舶・飛行機等の室内 間仕切り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばタクシー、自家用車、電車等の車両室内や、船舶・飛行機等の客 室内を複数に仕切る場合、車幅もしくは車高や、船室や機内等の天井の高さや側 壁面間幅に相当した長さに一体成形された各種支柱の複数本を使用し、該支柱の 一端と他端とを直接止着具により予め固定させておいてから、該支柱を介して所 定の外面形状を有する仕切り部材を装着固定させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来によるものでは、車両の車幅もしくは車高や、船室や 機内等の天井の高さや側壁面間幅に相当した各種の異なる長さ、および天井面、 床面、側壁面等の傾斜面や湾曲面等の外面形状に対応した各種の異なる当接面形 状を両先端に形成した仕切り部材取付け用の支柱をいちいち用意しなければなら ず、製作されるポールの種類も増えてしまい、しかもかなりの長幅寸法や当接面 形状の精度が要求されるものであった。また、ポールの取り付け操作においても 天井面、床面、側壁面等に直接止着具用の取付け穴を開穿形成させる等、取り付 け作業自体が非常に面倒なものとなり且つ解体撤去も容易なものではない等の問 題点を有していた。 一方、長さ調節可能な支柱の両端にゴム製の吸盤具等を取り付け、この吸盤具 を車両内の窓等に吸着させて室内を複数に仕切るものも存在したが、車両の振動 等により吸盤具が外れ易い弊害を有していた。更に、吸盤具が充分に吸着する車 両室内の素材が極めて限定されているため、使い勝手が非常に悪かった。
【0004】 そこで本考案は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創案されたもので、車 両の車幅もしくは車高や、船室や機内等の天井の高さや側壁面間幅等の大きさや 、支柱が設置される天井面、床面、側壁面等の外面形状に左右されず、従来のよ うに支柱の長幅寸法や当接面形状の加工精度を要求せず、また解体撤去可能にし て簡易且つ容易に仕切り部材取付け用の支柱を固定することで仕切り部材を配す ることができる車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り具を提供することを目的と したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、車両・船舶・飛行機等の室内における天井面、 床面、側壁面等に当接される当部材1を当接面に対応させて揺動可能となるよう に室内区画用の間仕切り部材が取り付けられる支柱パイプ5A,5Bの両端部に おいて一点にて支持させた当部材支持手段を有することで、上述した課題を解決 した。 また、当部材支持手段は、当部材に対し着脱可能で且つ揺動自在となるように 枢着される支柱パイプ5A,5Bの両端部に有する支承球体部6によるものとし たことで、同じく上述した課題を解決した。 更に、車両・船舶・飛行機等の室内における天井面、床面、側壁面等に当接さ れる略平面状の開口部3、および中央に球状の軸受凹部4を有する凸面部2相互 により全体略椀状に形成された当部材1と、該当部材1の軸受凹部4に対し着脱 可能で且つ揺動自在となるように枢着される支承球体部6を一端に有し、夫々他 端開口部側同士を互いに貫挿させて伸縮自在とした夫々大小異径の一対の支柱パ イプ5A,5Bと、該大径の支柱パイプ5Bの開口部に貫挿させた小径の支柱パ イプ5Aを固定させるよう大径の支柱パイプ5Bの開口部側に配され、側面から 緊締用螺子部材10を螺設させた筒状のジョイント部材9とを有し、前記大径の 支柱パイプ5B側には少なくとも両側一対の大径の支柱パイプ5Bに跨がって配 されるよう室内区画用の間仕切り部材Pの四隅を夫々固定手段を介して固定させ たことで、同じく上述した課題を解決した。 また、前記小径の支柱パイプ5Aの支承球体部6側は、該小径の支柱パイプ5 Aとは分離され且つ該支承球体部6と一体とした移動体7が小径の支柱パイプ5 Aに設けた螺杆14に貫挿されていて、該移動体7には支承球体部6を前記当部 材1から退避する方向へ常時弾発付勢させた発条体13が内挿され、該移動体7 の弾発付勢に抗して支承球体部6を当部材1側へ押圧させるよう移動体7と小径 の支柱パイプ5Aとの間の前記螺杆14部に伸長微調整用の付当螺子部材8が螺 着介挿されているものとしたことで、同じく上述した課題を解決した。 そして、固定手段は、前記間仕切り部材Pの両端を支持するよう配した一対の ポール部材12A,12Bと、前記大径の支柱パイプ5Bとを縦横に交差させな がら同時に咬合固定させる一対の挟持接合部材11A,11Bによるものとした ことで、同じく上述した課題を解決した。 加えて、前記間仕切り部材Pは、略矩形または略台形の外形面を有するネット 体または膜体もしくは袋体のいずれかによるものとしたことで、同じく上述した 課題を解決した。 この他、大径の支柱パイプ5B側の当部材1を床面側に当接させ、且つ小径の 支柱パイプ5A側の当部材1を天井面に当接させ、該両支柱パイプ5A,5Bを 前記ジョイント部材9および前記伸長微調整用の付当螺子部材8を介して突っ張 り状に伸長させて起立固定させるものとしたり、あるいは大径の支柱パイプ5B 側の当部材1を一方の側壁面に当接させ、且つ小径の支柱パイプ5A側の当部材 1を他方の側壁面に当接させ、該両支柱パイプ5A,5Bを前記ジョイント部材 9および前記伸長微調整用の付当螺子部材8を介して突っ張り状に伸長させて横 架状に固定させるものとしたりしたことで、同じく上述した課題を解決した。
【0006】 本考案に係る車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り具にあって、ジョイント部 材9を介して夫々が貫挿連繋されている大小異径の支柱パイプ5A,5B相互を 緊締用螺子部材10の締め付けを緩めて伸長させた際に、大小異径の夫々の支柱 パイプ5A,5Bの支承球体部6を軸受凹部4に揺動自在となるように枢着させ た当部材1は、支柱パイプ5A,5Bが設置される天井面、床面、側壁面等の湾 曲傾斜面や平面傾斜面等の表面形状に対応させて該支承球体部6を一点にして支 持されながら任意の角度で突っ張り状態となって当接され、緊締用螺子部材10 の締め付けにより両支柱パイプ5A,5Bを安定に固定させる。 このとき伸長微調整用の付当螺子部材8は、その螺子回転操作を介して移動体 7の弾発付勢に抗して支承球体部6を当部材1側へ押圧させたり退避させたりす ることにより、天井面と床面との上下間、もしくは対向する左右側壁面の間に張 架させた両支柱パイプ5A,5Bの突っ張り強度を可変調整させる。 また、固定手段を構成する一対の挟持接合部材11A,11Bは、前記間仕切 り部材Pの両端を支持するよう配した一対のポール部材12A,12Bと、前記 大径の支柱パイプ5Bとを縦横に交差させながら同時に咬合固定させる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明するに、図において示される 符号20は、例えば車両・船舶・飛行機等の室内を複数の空間に仕切るために使 用される解体撤去可能とした間仕切り具本体であり、該間仕切り具本体20は、 図2、図3に示すように、大小異径の一対の支柱パイプ5A,5Bの他端開口部 側同士を互いに貫挿させて伸縮自在とし、該大径の支柱パイプ5Bの開口部に貫 挿させた小径の支柱パイプ5Aを固定させるよう側面から緊締用螺子部材10を 螺設させた筒状のジョイント部材9を大径の支柱パイプ5Bの開口部側に配して あり、また図4に示すように、大小異径の一対の支柱パイプ5A,5Bの夫々一 端には当部材支持手段としての支承球体部6を設ける一方、天井面、床面、側壁 面等に当接される略平面状の開口部3、中央に球状の軸受凹部4を有し且つ該軸 受凹部4周縁部に複数の係止突部4Aを配した凸面部2相互により全体略椀状に した当部材1を形成し、該当部材1の軸受凹部4に前記支承球体部6を着脱可能 で且つ揺動自在となるように枢着させてある。そして、図1に示すように、大径 の支柱パイプ5B側には少なくとも両側一対の大径の支柱パイプ5Bに跨がって 略矩形または略台形の外形面を有するネット体または膜体もしくは袋体のいずれ かによる室内区画用の間仕切り部材Pの四隅を夫々固定手段を介して固定させた 構成としてある。
【0008】 また、図3に示すように、前記小径の支柱パイプ5Aの支承球体部6側は、該 小径の支柱パイプ5Aと支承球体部6とを分離構成し、該支承球体部6と一体に した中空円筒状の移動体7が小径の支柱パイプ5A一端に突設した螺杆14に移 動可能に貫挿されていて、該螺杆14先端には移動体7内部を自由にスライドで きる円盤状のスライド片13Aが固着されている。そして、該移動体7内部のス ライド片13Aと移動体7の内底部との間には支承球体部6を前記当部材1から 退避する方向へ常時弾発付勢させるための発条体13が内挿されていて、該移動 体7の弾発付勢に抗して支承球体部6を当部材1側へ押圧させるよう移動体7と 小径の支柱パイプ5Aとの間の前記螺杆14部には有底円筒形の伸長微調整用の 付当螺子部材8が螺孔8Aを介して螺着介挿させてある。
【0009】 そして、図5に示すように、前記固定手段は、間仕切り部材Pの上下両端を支 持するように配した上下一対のポール部材12A,12Bと、左右一対の大径の 支柱パイプ5Bとを縦横に交差させながら前後一対の挟持接合部材11A,11 Bにより同時に咬合合体させ、止着部材により緊締固定することにより構成して ある。このようにして、大径の支柱パイプ5B側の当部材1を床面側に当接させ 、且つ小径の支柱パイプ5A側の当部材1を天井面に当接させ、該両支柱パイプ 5A,5Bを前記ジョイント部材9および前記伸長微調整用の付当螺子部材8を 介して突っ張り状に伸長させて起立固定させるものとしてある。
【0010】 また、図6に示すように、本考案の他の実施の形態として例えば大径の支柱パ イプ5B側の当部材1を一方の側壁面に当接させ、且つ小径の支柱パイプ5A側 の当部材1を他方の側壁面に当接させ、該両支柱パイプ5A,5Bを前記ジョイ ント部材9および前記伸長微調整用の付当螺子部材8を介して突っ張り状に伸長 させて横架状に固定させるものとしても良い。このとき、面ファスナー15A, 15Bを介して開閉自在にした袋体15を有する室内区画用の間仕切り部材Pが 前記大径の支柱パイプ5Bに吊下させてある。尚、この袋体15を有する間仕切 り部材Pと前記ネット体または膜体による間仕切り部材Pとを適宜組み合わせた 構成としても良いことは勿論である。
【0011】 次に、本実施の形態の使用の一例を説明するに、先ず図4に示すように、予め 大小異径の支柱パイプ5A、5Bの支承球体部6に当部材1を嵌着させ、且つ一 対の挟持接合部材11A,11Bにより、前記間仕切り部材Pの両端を支持する よう配した一対のポール部材12A,12Bと、前記大径の支柱パイプ5Bとを 縦横に交差させながら同時に咬合固定させておく。次いで、ジョイント部材9を 介して夫々が貫挿連繋されている大小異径の支柱パイプ5A、5B相互を緊締用 螺子部材10を緩めてから伸長させながら、当部材1を支柱パイプ5A,5Bが 設置されるべき天井面、床面、側壁面等の湾曲傾斜面や平面傾斜面等の表面に当 接させる。このとき、当部材1は支承球体部6を一点にして支持されながら任意 の角度で突っ張り状態となって当接され、緊締用螺子部材10の締め付けにより 両支柱パイプ5A,5Bは安定に起立固定されるのである。次いで、伸長微調整 用の付当螺子部材8の螺子回転操作により移動体7をその弾発付勢に抗して当部 材1側へ押圧させたり退避させたりすることにより、天井面と床面との上下間、 もしくは対向する左右側壁面の間に張架させた両支柱パイプ5A,5Bの突っ張 り強度を適度なものとなるように調整させれば良い。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されており、特に、車両の車幅もしくは車高や、船 室や機内等の天井の高さや側壁面間幅等の大きさや、支柱が設置される天井面、 床面、側壁面等の外面形状や材質に左右されず、また従来のように支柱の長幅寸 法や当接面形状の加工精度を何等要求することなく簡易且つ容易に仕切り部材取 付け用の支柱を固定することで仕切り部材を配することができる。
【0013】 また、ジョイント部材9を介して貫挿連繋されている大小異径の夫々の支柱パ イプ5A,5B相互を緊締用螺子部材10の締め付けを緩めながら伸長させた際 に、夫々の支柱パイプ5A,5Bの支承球体部6を当部材1の軸受凹部4に揺動 自在となるように枢着させたので、支柱パイプ5A,5Bが設置される天井面、 床面、側壁面等の湾曲傾斜面や平面傾斜面等の表面形状に対応させながら当部材 1を支承球体部6の一点支持により任意の角度で当接固定させることができ、緊 締用螺子部材10の締め付けにより両支柱パイプ5A,5Bを安定に固定させる ことができる。
【0014】 このとき、伸長微調整用の付当螺子部材8の螺子回転操作を介して移動体7の 弾発付勢に抗して支承球体部6を当部材1側へ押圧させたり退避させたりするこ とにより、天井面と床面との間、もしくは左右側壁面の間に張架させた支柱パイ プ5A,5B相互の突っ張り強度を自由に可変調整させることができる。
【0015】 さらに、固定手段を構成する一対の挟持接合部材11A,11Bにより、前記 間仕切り部材Pの両端を支持するよう配した一対のポール部材12A,12Bと 、前記大径の支柱パイプ5Bとを縦横に交差させながら同時に咬合固定させるも のとしたので、堅固に組み付けることができると同時に組付け時の作業を容易な ものとすることができる。
【提出日】平成10年5月29日
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、車両・船舶・飛行機等の室内における天井面、 床面、側壁面等に当接される当部材1を当接面に対応させて揺動可能となるよう に室内区画用の間仕切り部材が取り付けられる支柱パイプ5A,5Bの両端部に おいて一点にて支持させた当部材支持手段を有することで、上述した課題を解決 した。 また、当部材支持手段は、当部材に対し着脱可能で且つ揺動自在となるように 枢着される支柱パイプ5A,5Bの両端部に有する支承球体部6によるものとし たことで、同じく上述した課題を解決した。 更に、車両・船舶・飛行機等の室内における天井面、床面、側壁面等に当接さ れる略平面状の開口部3、および中央に球状の軸受凹部4を有する凸面部2相互 により全体略椀状に形成された当部材1と、該当部材1の軸受凹部4に対し着脱 可能で且つ揺動自在となるように枢着される支承球体部6を一端に有し、夫々他 端開口部側同士を互いに貫挿させて伸縮自在とした夫々大小異径の一対の支柱パ イプ5A,5Bと、該大径の支柱パイプ5Bの開口部に貫挿させた小径の支柱パ イプ5Aを固定させるよう大径の支柱パイプ5Bの開口部側に配され、側面から 緊締用螺子部材10を螺設させた筒状のジョイント部材9とを有し、前記大径の 支柱パイプ5B側には少なくとも両側一対の大径の支柱パイプ5Bに跨がって配 されるよう室内区画用の間仕切り部材Pの四隅を夫々固定手段を介して固定させ たことで、同じく上述した課題を解決した。 また、前記小径の支柱パイプ5Aの支承球体部6側は、該小径の支柱パイプ5 Aとは分離され且つ該支承球体部6と一体とした移動体7が小径の支柱パイプ5 Aに設けた螺杆14に貫挿されていて、該移動体7には支承球体部6を前記当 部材1から退避する方向へ常時弾発付勢させた発条体13が内挿され、該移動体 7の弾発付勢に抗して支承球体部6を当部材1側へ押圧させるよう移動体7と小 径の支柱パイプ5Aとの間の前記螺杆14に伸長微調整用の付当螺子部材8が 螺着介挿されているものとしたことで、同じく上述した課題を解決した。 そして、固定手段は、前記間仕切り部材Pの両端を支持するよう配した一対の ポール部材12A,12Bと、前記大径の支柱パイプ5Bとを縦横に交差させな がら同時に咬合固定させる一対の挟持接合部材11A,11Bによるものとした ことで、同じく上述した課題を解決した。 加えて、前記間仕切り部材Pは、略矩形または略台形の外形面を有するネット 体または膜体もしくは袋体のいずれかによるものとしたことで、同じく上述した 課題を解決した。 この他、大径の支柱パイプ5B側の当部材1を床面側に当接させ、且つ小径の 支柱パイプ5A側の当部材1を天井面に当接させ、該両支柱パイプ5A,5Bを 前記ジョイント部材9および前記伸長微調整用の付当螺子部材8を介して突っ張 り状に伸長させて起立固定させるものとしたり、あるいは大径の支柱パイプ5B 側の当部材1を一方の側壁面に当接させ、且つ小径の支柱パイプ5A側の当部材 1を他方の側壁面に当接させ、該両支柱パイプ5A,5Bを前記ジョイント部材 9および前記伸長微調整用の付当螺子部材8を介して突っ張り状に伸長させて横 架状に固定させるものとしたりしたことで、同じく上述した課題を解決した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 また、図3に示すように、前記小径の支柱パイプ5Aの支承球体部6側は、該 小径の支柱パイプ5Aと支承球体部6とを分離構成し、該支承球体部6と一体に した中空円筒状の移動体7が小径の支柱パイプ5A一端に突設した螺杆14に 移動可能に貫挿されていて、該螺杆14先端には移動体7内部を自由にスライ ドできる円盤状のスライド片13Aが固着されている。そして、該移動体7内部 のスライド片13Aと移動体7の内底部との間には支承球体部6を前記当部材1 から退避する方向へ常時弾発付勢させるための発条体13が内挿されていて、該 移動体7の弾発付勢に抗して支承球体部6を当部材1側へ押圧させるよう移動体 7と小径の支柱パイプ5Aとの間の前記螺杆14には有底円筒形の伸長微調整 用の付当螺子部材8が螺孔8Aを介して螺着介挿させてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示した全体正面図であ
る。
【図2】同じく当部材と支柱パイプとの連繋部周辺部を
示す正面図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】同じく当部材と支柱パイプとの連繋周辺部を示
す斜視図である。
【図5】同じく固定手段の周辺部を示した斜視図であ
る。
【図6】本考案の他の実施の形態を示した全体正面図で
ある。
【符号の説明】
1…当部材 2…凸面部 3…開口部 4…軸受凹部 5A,5B…支柱パイプ 6…支承球体部 7…移動体 8…付当螺子部
材 9…ジョイント部材 10…緊締用螺
子部材 11A,11B…挟持接合部材 12A,12B
…ポール部材 20…間仕切り具本体 P…間仕切り部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/82 521 E04B 2/82 521A

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両・船舶・飛行機等の室内における天
    井面、床面、側壁面等に当接される当部材を当接面に対
    応させて揺動可能となるように室内区画用の間仕切り部
    材が取り付けられる支柱パイプの両端部において一点に
    て支持させた当部材支持手段を有することを特徴とする
    車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り具。
  2. 【請求項2】 前記当部材支持手段は、当部材に対し着
    脱可能で且つ揺動自在となるように枢着される支柱パイ
    プの両端部に有する支承球体部によるものとしたことを
    特徴とする請求項1記載の車両・船舶・飛行機等の室内
    間仕切り具。
  3. 【請求項3】 車両・船舶・飛行機等の室内における天
    井面、床面、側壁面等に当接される略平面状の開口部、
    および中央に球状の軸受凹部を有する凸面部相互により
    全体略椀状に形成された当部材と、該当部材の軸受凹部
    に対し着脱可能で且つ揺動自在となるように枢着される
    支承球体部を一端に有し、夫々他端開口部側同士を互い
    に貫挿させて伸縮自在とした夫々大小異径の一対の支柱
    パイプと、該大径の支柱パイプの開口部に貫挿させた小
    径の支柱パイプを固定させるよう大径の支柱パイプの開
    口部側に配され、側面から緊締用螺子部材を螺設させた
    筒状のジョイント部材とを有し、前記大径の支柱パイプ
    側には少なくとも両側一対の大径の支柱パイプに跨がっ
    て配されるよう室内区画用の間仕切り部材の四隅を夫々
    固定手段を介して固定されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の車両・船舶・飛行機等の室内間仕切
    り具。
  4. 【請求項4】 前記小径の支柱パイプの支承球体部側
    は、該小径の支柱パイプとは分離され且つ該支承球体部
    と一体とした移動体が小径の支柱パイプに設けた螺杆に
    貫挿されていて、該移動体には支承球体部を前記当部材
    から退避する方向へ常時弾発付勢させた発条体が内挿さ
    れ、該移動体の弾発付勢に抗して支承球体部を当部材側
    へ押圧させるよう移動体と小径の支柱パイプとの間の前
    記螺杆部に伸長微調整用の付当螺子部材が螺着介挿され
    ているものとした請求項1乃至3のいずれか記載の車両
    ・船舶・飛行機等の室内間仕切り具。
  5. 【請求項5】 固定手段は、前記間仕切り部材の両端を
    支持するよう配した一対のポール部材と、前記大径の支
    柱パイプとを縦横に交差させながら同時に咬合固定させ
    る一対の挟持接合部材によるものとした請求項1乃至4
    のいずれか記載の車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り
    具。
  6. 【請求項6】 前記間仕切り部材は、略矩形または略台
    形の外形面を有するネット体または膜体もしくは袋体の
    いずれかによるものとした請求項1乃至5のいずれか記
    載の車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り具。
  7. 【請求項7】 大径の支柱パイプ側の当部材を床面側に
    当接させ、且つ小径の支柱パイプ側の当部材を天井面に
    当接させ、該両支柱パイプを前記ジョイント部材および
    前記伸長微調整用の付当螺子部材を介して突っ張り状に
    伸長させて起立固定させるものとした請求項1乃至6の
    いずれか記載の車両・船舶・飛行機等の室内間仕切り
    具。
  8. 【請求項8】 大径の支柱パイプ側の当部材を一方の側
    壁面に当接させ、且つ小径の支柱パイプ側の当部材を他
    方の側壁面に当接させ、該両支柱パイプを前記ジョイン
    ト部材および前記伸長微調整用の付当螺子部材を介して
    突っ張り状に伸長させて横架状に固定させるものとした
    請求項1乃至6のいずれか記載の車両・船舶・飛行機等
    の室内間仕切り具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011114879A1 (ja) * 2010-03-15 2011-09-22 トヨタ車体株式会社 セパレータ部材の取付構造
JP2015100311A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 株式会社末松電子製作所 支柱支持具および支柱

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