JP3053335U - 無公害、省燃費、６サイクルエンジン - Google Patents
無公害、省燃費、６サイクルエンジンInfo
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- JP3053335U JP3053335U JP1997005166U JP516697U JP3053335U JP 3053335 U JP3053335 U JP 3053335U JP 1997005166 U JP1997005166 U JP 1997005166U JP 516697 U JP516697 U JP 516697U JP 3053335 U JP3053335 U JP 3053335U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel
- exhaust
- combustion
- cycle engine
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 世界的に大気汚染の問題がクローズアップさ
れ、わが国においても自動車排出ガスのＣＯ，ＨＣ，Ｎ
Ｏｘ排出レベルの規制が施行され現在に至っているが、
エンジンの排気対策がなかなか実施されないのが実状で
ある。又、石油価格の上昇、供給不安の問題により省エ
ネルギーが望まれるが燃料改善を行うことも不可欠の要
因である。 【解決手段】 通常のエンジンは４サイクル１行程であ
るが、考案したエンジンは吸入、圧縮、点火燃
焼、再圧縮、２次点火燃焼、排気を１行程とする
６サイクルエンジンである。一度燃焼した不完全燃焼ガ
スを再圧縮し２次燃焼させるため、ＣＯＨＣ，ＮＯｘ発
生が大幅に減少し、更に燃費も大幅に改善される、無公
害、省燃費、６サイクルエンジンである。
れ、わが国においても自動車排出ガスのＣＯ，ＨＣ，Ｎ
Ｏｘ排出レベルの規制が施行され現在に至っているが、
エンジンの排気対策がなかなか実施されないのが実状で
ある。又、石油価格の上昇、供給不安の問題により省エ
ネルギーが望まれるが燃料改善を行うことも不可欠の要
因である。 【解決手段】 通常のエンジンは４サイクル１行程であ
るが、考案したエンジンは吸入、圧縮、点火燃
焼、再圧縮、２次点火燃焼、排気を１行程とする
６サイクルエンジンである。一度燃焼した不完全燃焼ガ
スを再圧縮し２次燃焼させるため、ＣＯＨＣ，ＮＯｘ発
生が大幅に減少し、更に燃費も大幅に改善される、無公
害、省燃費、６サイクルエンジンである。
Description
【考案の詳細な説明】 １９７０年ごろより、世界的に大気汚染の問題がクローズアップされ、わが国に おいては、１９７８年にＣＯ，ＨＣ，ＮＯｘの排出レベルを従来の１／１０にす るという排出ガス規制が施行され現在に至っている。
更に石油価格の上昇、供給不安の問題により省エネルギーが高く叫ばれ、現在 は排出ガス対策と同時に燃費改善を行うことも、重要な課題となっている。
この課題を達成するためには、エンジンの排気対策と、効率向上が不可欠であ る。
現在のエンジンでは、不完全燃焼のまま、排気ガスが大気放出されているといっ ても過言ではなく、又、燃料消費量も大幅には改善されていないのが実状である 。
この考案は、上記のような問題点を解決した、従来のエンジンの吸、排気バル ブ及びカムシャフトの一部を改良して、６サイクルを１行程とする理想のエンジ ンである。
本考案の構成及び作用の詳細を以下に記述する。
第１図にバルブとカムシャフトまわりの外観図を示す。
図右側に燃料系、図左側に空気系のそれぞれバルブ、カム、カムシャフトを設 け、中央部に点火プラグを配置する。
第２図に、４サイクルエンジンと６サイクルエンジンの行程比較図を示す。
通常のエンジンは、４サイクル（吸気、圧縮、点火燃焼、排気）で１ 行程であるが、本考案の ６サイクルエンジンは（吸気、圧縮、点火燃焼 、再圧縮、２次点火燃焼、排気）を１行程とするエンジンである。
この無公害、省燃費、６サイクルエンジンは、従来のエンジンのように エン ジン排気を不完全燃焼の生ガス状態で、大気放出するのではなく 行程で、一 度燃焼した不完全燃焼ガスを再圧縮し、２次燃焼させるために、その際シリンダ ー内が希薄空燃比状態となり、有害物質のＣＯ 及び ＨＣの発生を大幅に減少 することができる。
更に、既燃ガスを再燃焼させるために、２次燃焼温度が低く抑えられるその結 果、ＮＯｘの発生が抑制され、黒煙の排出も少なくなり、排気臭のないクリーン な排気ガスが得られる無公害、省燃費６サイクルエンジンである。
又、２次燃焼により、トルクは従来のターボチャージャーの出力を大きく上回 り、燃費も大幅に改善されるため、ターボチャージャーの搭載も不要となり、コ ストダウンにもつながる、正に低コスト、無公害、省燃費、６サイクルエンジン である。
第１図はバルブとカムシャフト回りの外観図である。 １．．．インレットバルブ ２．．．エキゾースト
バルブ ３．．．カム及びカムシャフト ４．．．エア吸入、排
気バルブ ５．．．カム及びカムシャフト ６．．．点火プラグ 第２図は４サイクルエンジンと６サイクルエンジンの行
程比較図である ４サイクルエンジンは 吸入、圧縮、点火燃焼、排気 ６サイクルエンジンは 吸入、圧縮、点火燃焼、再圧縮、２次点火燃
焼、排気を示す。
バルブ ３．．．カム及びカムシャフト ４．．．エア吸入、排
気バルブ ５．．．カム及びカムシャフト ６．．．点火プラグ 第２図は４サイクルエンジンと６サイクルエンジンの行
程比較図である ４サイクルエンジンは 吸入、圧縮、点火燃焼、排気 ６サイクルエンジンは 吸入、圧縮、点火燃焼、再圧縮、２次点火燃
焼、排気を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年９月５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項 １．】ガソリンエンジンまたは、ディゼルエ
ンジンにおいて、従来のエンジンの構造を、大幅に変更
することなく、エンジンの吸、排気バルブ、エンジンヘ
ッド及びカム、カムシャフト等の一部を改良し，点火時
期を調整することにより、１行程４サイクルを１行程６
サイクルとした、即ち 吸入、圧縮、点火、再
圧縮、２次点火燃焼、排気 の６サイクルを１行程
とする、無公害、省燃費、６サイクルエンジン。
ンジンにおいて、従来のエンジンの構造を、大幅に変更
することなく、エンジンの吸、排気バルブ、エンジンヘ
ッド及びカム、カムシャフト等の一部を改良し，点火時
期を調整することにより、１行程４サイクルを１行程６
サイクルとした、即ち 吸入、圧縮、点火、再
圧縮、２次点火燃焼、排気 の６サイクルを１行程
とする、無公害、省燃費、６サイクルエンジン。
【請求項 ２】一度燃焼した不完全燃焼ガスを、そのま
ま排出せずに、再圧縮、２次点火燃焼するために、エン
ジン排気に含まれる ＣＯ，ＨＣ，ＮＯｘ等の有害ガス
が大幅に減少し、黒煙の排出をも抑えた、クリーンな排
気の、請求項１．記載の無公害、省燃費、６サイクルエ
ンジン。
ま排出せずに、再圧縮、２次点火燃焼するために、エン
ジン排気に含まれる ＣＯ，ＨＣ，ＮＯｘ等の有害ガス
が大幅に減少し、黒煙の排出をも抑えた、クリーンな排
気の、請求項１．記載の無公害、省燃費、６サイクルエ
ンジン。
【請求項 ３】２次燃焼により、燃費が大幅に改善され
た請求項１．記載の無公害、省燃費、６サイクルエンジ
ン。 ─────────────────────────────────────────────────────
た請求項１．記載の無公害、省燃費、６サイクルエンジ
ン。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１月２９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項 １】ガソリンエンジンまたはディゼルエンジ
ンにおいて、吸入、圧縮、点火燃焼、再圧縮、
２次点火燃焼、排気 の６サイクルエンジンを、１
行程とする、無公害省燃費６サイクルエンジン。 即
ち、吸入、圧縮、点火燃焼のあと、シリンダ内の
燃焼ガスに、加圧された密度の高い空気を混入して、
再圧縮し、残留不燃ガスを、完全燃焼させるための微量
の希薄混合気を高圧噴射して、２次点火燃焼させ、完
全燃焼したクリーンな燃焼ガスを 排気する無公害、
省燃費、６サイクルエンジン。
ンにおいて、吸入、圧縮、点火燃焼、再圧縮、
２次点火燃焼、排気 の６サイクルエンジンを、１
行程とする、無公害省燃費６サイクルエンジン。 即
ち、吸入、圧縮、点火燃焼のあと、シリンダ内の
燃焼ガスに、加圧された密度の高い空気を混入して、
再圧縮し、残留不燃ガスを、完全燃焼させるための微量
の希薄混合気を高圧噴射して、２次点火燃焼させ、完
全燃焼したクリーンな燃焼ガスを 排気する無公害、
省燃費、６サイクルエンジン。
【請求項 ２】一度燃焼した不完全燃焼ガスを直接排出
せずに再圧縮し、希薄混合気を高圧噴射して完全燃焼さ
せるため、未燃ガスの排出が少なくできる。完全燃焼す
る空燃比域ではＣＯの発生が少なく、不活性な排気ガス
の熱容量を利用して、燃焼温度を下げることによって、
ＮＯｘの生成量も少なく抑えられ、有害ガスが減少し、
黒煙の排出も少ない、クリーンな排気の、請求項１記載
の無公害、省燃費６サイクルエンジン。
せずに再圧縮し、希薄混合気を高圧噴射して完全燃焼さ
せるため、未燃ガスの排出が少なくできる。完全燃焼す
る空燃比域ではＣＯの発生が少なく、不活性な排気ガス
の熱容量を利用して、燃焼温度を下げることによって、
ＮＯｘの生成量も少なく抑えられ、有害ガスが減少し、
黒煙の排出も少ない、クリーンな排気の、請求項１記載
の無公害、省燃費６サイクルエンジン。
【請求項 ３】この６サイクルエンジンは、通常の４サ
イクルエンジンに、再圧縮、２次点火燃焼の２サイクル
分が加わった構造のため、その分、エンジン出力が向上
する。更に、シリンダ内の負圧が小さくなり、吸、排気
行程におけるポンプ損失が低減されるため、燃料の消費
が少なく燃費が大幅に向上する。請求項１記載の無公
害、省燃費６サイクルエンジン。 ─────────────────────────────────────────────────────
イクルエンジンに、再圧縮、２次点火燃焼の２サイクル
分が加わった構造のため、その分、エンジン出力が向上
する。更に、シリンダ内の負圧が小さくなり、吸、排気
行程におけるポンプ損失が低減されるため、燃料の消費
が少なく燃費が大幅に向上する。請求項１記載の無公
害、省燃費６サイクルエンジン。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年５月１５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １．ガソリンエンジン（デイゼルエンジン）において 吸入、圧縮、点火燃焼、再圧縮、２次点火燃
焼、排気、の６サイクルを１行程とする無公害、省燃
費、６サイクルエンジン。 ２．一度燃焼した不完全燃焼ガスを、再圧縮、２次燃焼
するため、エンジン排気に含まれるＣＯ，ＨＣ，ＮＯｘ
量が、大幅に減少し、黒煙の排出をも抑えた、クリーン
な排気の無公害、省燃費、６サイクルエンジン。 ３．２次燃焼により、燃費が改善された 無公害、省燃
費、６サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997005166U JP3053335U (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 無公害、省燃費、６サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997005166U JP3053335U (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 無公害、省燃費、６サイクルエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3053335U true JP3053335U (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=43187421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1997005166U Expired - Lifetime JP3053335U (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 無公害、省燃費、６サイクルエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3053335U (ja) |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP1997005166U patent/JP3053335U/ja not_active Expired - Lifetime
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