JP3053305U - 尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯 - Google Patents

尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯

Info

Publication number
JP3053305U
JP3053305U JP1998003025U JP302598U JP3053305U JP 3053305 U JP3053305 U JP 3053305U JP 1998003025 U JP1998003025 U JP 1998003025U JP 302598 U JP302598 U JP 302598U JP 3053305 U JP3053305 U JP 3053305U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urine bag
urine
patient
bag
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998003025U
Other languages
English (en)
Inventor
清吾 高木
Original Assignee
清吾 高木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 清吾 高木 filed Critical 清吾 高木
Priority to JP1998003025U priority Critical patent/JP3053305U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3053305U publication Critical patent/JP3053305U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿バッグの患者に対する装着・取外しに介護
者の手助けを不要にし,尿バッグの装着を安定化する。 【解決手段】 柔軟プラスチック製尿バッグ12の背面
に当てがう形状を有する背当て部材15のうち,表面上
辺寄りの両側部分と表面下辺寄りの両側部分とに各取付
片19,20の基端部と各取付片21,22の基端部を
それぞれ固着し,この各取付片の先端部39を尿バッグ
12の上辺部両側密封領域5A,5Aと下辺部両側密封
領域5B,5Bとに設けられている通孔6,6と通孔1
1,11にそれぞれ挿通した後,背当て部材15の裏面
へ巻き込み,この各巻き込み先端部39の端面には,背
当て部材15の裏面対応位置にそれぞれ固着した掛合片
41に取外し可能に掛止する掛止片42を固着し,背当
て部材15の上辺には,患者の腰部に巻き付けて結合す
る帯片44を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は,尿バッグの簡便な安全装着・取外し 帯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 腎臓病の患者のうち,病状の重い患者は,透析処置を定期 的に受けており,病状の軽い患者は,横腹部付近に引き出されたカテーテルで尿 を体外へ流出させ,カテーテルを患者の身体に装着された尿バッグの上辺に設け られている入口パイプに接続して,尿を尿バッグ内へ常時流入させている。 そして,尿が尿バッグ内にほぼ一杯に溜ったところで,尿バッグの下辺に設け られている排尿バルブを開いて尿を捨て,その直後に,同排尿バルブを閉じ,空 になった尿バッグ内へ尿を流入させるという操作を毎日適当回数行い,約4週に 1回カテーテルの交換と共に,新しい尿バッグを装着するようにしている。 なお,尿バッグを使用する患者は,毎日朝500ミリリットルの尿バッグを装 着し,就寝時において,500ミリリットルの尿バッグを2000ミリリットル の尿バッグに取り換えて装着している。
【0003】 尿バッグは,図5に示すように半透明の柔軟プラスチック, 例えば,ビニールで成形したバッグ1の上辺部中央に硬質プラスチックで成形さ れ,かつ,カテーテルを挿入・取外し可能に接続する入口パイプ2を液密に固着 し,入口パイプ2のバッグ1内へ挿入した端部には,尿が通過するたびに膨らみ ,尿が通過しない間は潰れていて,一旦バッグ1内に流入した尿が逆流するのを 防止するフラッターバルブ3を接続し,バッグ1の上辺部両側には,熱シール4 A,4Aによって密封領域5A,5Aを設け,この密封領域5A,5Aには,通 孔6,6を設け,バッグ1の下辺部中央に硬質プラスチック製の手動レバー7に よって開閉される硬質プラスチック製の排尿バルブ8を液密に固着し,排尿バル ブ8の下部に接続されている排出パイプ9には,キャップ10を嵌め,バッグ1 の下辺部両側には,熱シール4B,4Bによって密封領域5B,5Bを設け,こ の密封領域5B,5Bには,通孔11,11を設けてなる。
【0004】 上記の構成よりなる尿バッグであって,例えば,500ミリ リットルの尿バッグ12を患者の身体に装着する場合,従来は,図6に示すよう に通孔6,6には,ストラップ13を挿通し,通孔11,11には,ストラップ 14を挿通して,尿バッグ12を患者の脚部に当てがい,各ストラップ13,1 4を脚部の上部と下部に巻き付け,各ストラップ13,14の両端部を止め具で それぞれ結合した後,入口パイプ2にカテーテル2Aを接続することにより,装 着していた。 このようにして装着され,かつ,尿の溜った尿バッグ12を取外す場合には, カテーテル2Aを入口パイプ2から外して,尿の流出を仮止めした後,尿バッグ 12を手で押さえながら各ストラップ13,14の両端の結合をそれぞれ外して ,尿バッグ12を脚部から取外していた。取外された尿バッグ12は,トイレな どへ持って行き,排出パイプ9からキャップ10を外し,手動レバー7で排尿バ ルブ8を開くように操作して尿を捨て,その直後に,排出パイプ9にキャップ1 0を嵌め,手動レバー7で排尿バルブ8を閉じるように操作して,空になった尿 バッグ12を患者の脚部に各ストラップ13,14によって再び装着し,入口パ イプ2にカテーテル2Aを接続するようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来の尿バッグの装着・取外しにお いては,次のような問題点がある。 尿バッグを患者の脚部に装着したり,脚部から取外す操作が面倒であるため ,介護者の手助けが必要になる。 尿バッグ内に尿が溜り,その容量及び重量が増すにつれて,尿バッグが膨ら むと共に,尿バッグの左右両側縁が中央部に寄って来る。そのため,尿バッグの 支持が不安定になるだけでなく,患者の歩行時には,尿バッグが脱落するおそれ があり,患者に不安感を与える。 患者の服装によっては,尿バッグを装着していることが他人に知られてしま うことがある。 尿バッグが患者の脚部に直接接触した状態で装着されるため,装着直後には ,尿バッグが脚部に冷たい感じを与え,尿バッグ内に尿が溜って来ると,尿の暖 かさが脚部に伝わるので,患者に不快感を与える。 本考案は,上記従来の問題点を解消しうる尿バッグの簡便な安全装着・取外し 帯を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために,本考案は, 柔軟プラスチック製尿バッグの背面に当てがう形状を有する背当て部材のうち, 表面上辺寄りの両側部分と表面下辺寄りの両側部分とに各取付片の基端部をそれ ぞれ固着し,この各取付片の先端部を尿バッグの上辺部両側密封領域と下辺部両 側密封領域とに設けられている通孔にそれぞれ挿通した後,上記背当て部材の裏 面へ巻き込み,この巻き込み先端部の端面には,上記背当て部材の裏面対応位置 にそれぞれ固着した掛合片に取外し可能に掛止する掛止片を固着し,上記背当て 部材の上辺には,患者の腰部に巻き付けて結合する帯片を取付ける点に特徴を有 するものである。
【0007】
【考案の実施の形態】 丈夫な布片を用いて尿バッグの背面全体に当てがう 形状を有する背当て部材を製作する。この背当て部材のうち,表面上辺寄りの両 側部分と表面下辺寄りの両側部分とに背当て部材の材質と同材質で製作した各取 付片の基端部を縫着によりそれぞれ固着する。この各取付片の先端部を尿バッグ の上辺部両側密封領域と下辺部両側密封領域とに設けられている通孔にそれぞれ 挿通した後,上記背当て部材の裏面へ巻き込む。この各巻き込み先端部の端面に は,上記背当て部材の裏面対応位置に縫着によりそれぞれ固着した掛合片,例え ば,掛合面ファスナーにワンタッチ操作で押し付けることにより掛止する掛止片 ,すなわち,掛止面ファスナーを縫着により固着する。上記背当て部材の上辺に は,背当て部材の材質と同材質で製作した帯片であって,患者の腰部に巻き付け て結ぶ帯片を縫着により取付ける。
【0008】 上記の構成よりなる尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯で は,尿バッグを背当て部材の表面に重ね,背当て部材の表面上辺寄りの両側部分 と表面下辺寄りの両側部分とに分散した4つの取付片の先端部を尿バッグに設け られている上記各通孔にそれぞれ挿通した後,背当て部材の裏面へ巻き込んで, 各掛止面ファスナーを各掛合面ファスナーにそれぞれワンタッチ操作で押し付け ることにより掛止できるので,尿バッグの背当て部材に対する取付けが簡単に行 える。 尿バッグが背当て部材に取付けられた状態において,背当て部材及び尿バッグ を患者の腰部の側面から大腿部の側面にかけて当てがいながら帯片を患者の腰部 に巻き付けて結ぶことにより,尿バッグを患者の身体に簡単,かつ,安全に装着 でき,この尿バッグの入口パイプにカテーテルを接続して,尿を尿バッグ内へ流 入させる。 そして,尿が尿バッグ内にほぼ一杯に溜ったところで,例えば,患者自身がト イレへ行くとか,トイレへは行かず,患者のそばに「しゅ瓶」などを置くとかし て,0002項で説明したように排尿バルブを開いて尿を捨て,その直後に,同 排尿バルブを閉じて,空になった尿バッグ内へ尿を流入させることができる。ま た,尿バッグを患者から取外す必要がある場合には,上記帯片の結びを解くよう に操作すればよいので,尿バッグの装着はもちろん,取外しも患者自身で簡便に 行うことができる。従って,介護者の手助けが不要になる。
【0009】
【実施例】 以下図1ないし図4にもとづいて本考案の実施例を説明すると ,図1において,15は尿バッグ12の背面全体に当てがう形状を有する背当て 部材で,これには,例えば,丈夫で白色の表布片16と裏布片17をそれらの上 辺を除く周縁を内側へ折り曲げた状態で重ね合わせ,その重合縁にミシンで縁縫 い18を施すことにより,二重に製作したものを使用する。
【0010】 19,20は表布片16の上辺寄りの両側部分にそれぞれ取 付けた取付片,21,22は表布片16の下辺寄りの両側部分にそれぞれ取付け た取付片で,これらは,背当て部材15の材質と同材質で製作され,取付片19 と取付片20,及び,取付片21と取付片22は,1枚ずつの細幅布片の周縁を 内側へ折り曲げ,この各布片をその長手方向の中心線で2つ折りにし,その重合 縁にミシンで縁縫い23,24を施すことによりそれぞれ一連に連なるように製 作されている。
【0011】 取付片19と取付片20は,表布片16の上辺寄りの両側部 分に設けた切れ目25,26から表布片16の表面側へ引き出し,取付片19と 取付片20の連通部分27は,切れ目25,26から表布片16の裏面に差し通 し,連通部分27の両側部,すなわち,取付片19,20の基端部と表布片16 の間には,角形のミシン縫い28,29を施すとともに,連通部分27のうち, 切れ目25,26に接近した部分と表布片16の間には,直線状のミシン縫い3 0,31を施すことにより,取付片19,20の基端部を背当て部材15の表面 上辺寄りの両側部分に固着してある。
【0012】 取付片21と取付片22は,表布片16の下辺寄りの両側部 分に設けた切れ目32,33から表布片16の表面側へ引き出し,取付片21と 取付片22の連通部分34は,切れ目32,33から表布片16の裏面に差し通 し,連通部分34の両側部,すなわち,取付片21,22の基端部と表布片16 の間には,角形のミシン縫い35,36を施すとともに,連通部分34のうち, 切れ目32,33に接近した部分と表布片16の間には,直線状のミシン縫い3 7,38を施すことにより,取付片21,22の基端部を背当て部材15の表面 下辺寄りの両側部分に固着してある。
【0013】 尿バッグ12を図2に示すように背当て部材15の表面に重 ねた状態において,各取付片19,20,21,22の先端部39を図3及び図 4に示すように尿バッグ12に設けられている通孔6,6と通孔11,11とに それぞれ挿通した後,背当て部材15の裏面へ巻き込み,この各巻き込み先端部 39の端面には,背当て部材15の裏布片17の対応位置に角形のミシン縫い4 0でそれぞれ固着した各掛合面ファスナー41にワンタッチ操作で押し付けるこ とにより掛止する各掛止面ファスナー42を両端部のミシン縫い43で固着して ある。
【0014】 44は背当て部材15の材質と同材質で製作した帯片で,患 者の腰部に巻き付けて結べる長さと,尿バッグ12内に溜った尿の重量によって よじれない幅とを有する。この帯片44は一枚の細幅布片の周縁を内側へ折り曲 げ,この布片をその長手方向の中心線で2つ折りにし,その重合縁にミシンで縁 縫い45を施してなり,この縁縫い45の過程において,上記重合縁の中間部分 に背当て部材15の上辺部分を差し込んで,縫い付けることにより,帯片44を 背当て部材15の上辺に取付けてある。
【0015】 上記実施例に係る尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯では ,背当て部材15の表面に尿バッグ12を重ね,各取付片19,20,21,2 2の先端部39を尿バッグ12に設けられている通孔6,6と通孔11,11に それぞれ挿通した後,背当て部材15の裏面へ巻き込んで,各掛止面ファスナー 42を各掛合面ファスナー41にそれぞれワンタッチ操作で押し付けることによ り掛止できるので,尿バッグ12の背当て部材15に対する取付けが簡単に行え る。
【0016】 上記のように尿バッグ12を背当て部材15に取付けた状態 において,背当て部材15及び尿バッグ12を患者の腰部の側面から大腿部の側 面にかけて当てがいながら帯片44を患者の腰部に巻き付けて結ぶことにより, 尿バッグ12を患者の身体に簡単,かつ,安全に装着でき,この尿バッグ12の 入口パイプ2にカテーテルを接続して,尿を尿バッグ12内へ流入させる。 そして,尿が尿バッグ12内にほぼ一杯に溜ったところで,例えば,患者自身 がトイレへ行くとか,トイレへは行かず,患者のそばに「しゅ瓶」などを置くと かして,0004項で説明したように排出キャップ9からキャップ10を外し, 手動バルブ7で排尿バルブ8を開くように操作して尿を捨て,その直後に,排出 パイプ9にキャップ10を嵌め,手動レバー7で排尿バルブ8を閉じるように操 作して,空になった尿バッグ12内へ尿を流入させることができる。また,尿バ ッグ12を患者から取外す必要が有る場合には,上記帯片44の結びを解くよう に操作すればよいので,尿バッグ12の装着はもちろん,取外しも患者自身で簡 便に行うことができる。従って,介護者の手助けが不要になる。 なお,背当て部材15,各取付片19,20,21,22,及び,帯片44の 材質に白色の布片を使用したから,清潔感があり,尿バッグ12外から尿バッグ 12内に溜った尿の量を確認しやすく,しかも,汚れが目立ちやすいので,早め 早めに洗濯することにより,常に清潔な状態にして使用できる。
【0017】 本考案は,上記実施例に限定されるものではなく,例えば, 背当て部材,各取付片,及び,帯片は,二重に構成するほか,一重に構成するこ ともあり,同じ材質で製作するほか,別々の材質で製作することもあり,それら の材質には,天然繊維,合成繊維,化学繊維を単独で,又は,それらを適当に組 み合わせて織製された丈夫な布地のほか,天然皮革,合成皮革などの皮材,その 他柔軟な素材を使用することもある。また,背当て部材の表面上辺寄りの両側部 分に取付ける取付片と,背当て部材の表面下辺寄りの両側部分に取付ける取付片 とは,それぞれ一連に連なるように製作するほか,切り離して別々に製作し,そ れらの基端部を背当て部材の表面にそれぞれ固着することもある。
【0018】 また,背当て部材に対する各取付片の基端部の取付けや,帯 片の取付けには,縫着による固着のほか,接着剤による接着,適当な取付け部品 による取付けなど各種の取付け手段を採用することもある。また,各取付片の先 端部の端面に固着する掛止片と,背当て部材の裏面対応位置に固着する掛合片に は,互いに掛合する面ファスナーのほか,ホック,その他取外し可能に掛止する 部品を使用することもある。
【0019】 また,背当て部材を尿バッグのサイズ別に変えて製作し,そ れらを使い分けることもあり,例えば,500ミリリットルの尿バッグ用に製作 した背当て部材を2000ミリリットルの尿バッグに使用することもある。この 場合は,背当て部材が尿バッグより小さくなるため,背当て部材を尿バッグの背 面の一部に当てがい,1つの取付片の先端部を尿バッグに設けられている4つの 通孔のうち1つの通孔に挿通した後,背当て部材の裏面に巻き込んで掛止するこ とにより,患者の身体に装着する。2000ミリリットルの尿バッグは,上述の ように患者が就寝時に装着し,睡眠中に使用されるものであるから,上記のよう な変則的な装着でも差し支えはない。本考案は,以上の変更例のほか適宜設計変 更しうるものである。
【0020】
【考案の効果】 本考案は,叙上のように構成したから,次のような効果を 奏する。 尿バッグを患者の身体に装着したり,身体から取外す操作が簡単になるため ,それらの操作を患者自身で簡便に行うことができる。従って,介護者の手助け が不要になる。 尿バッグが背当て部材にその表面上辺寄りの両側部分と表面下辺寄りの両側 部分に分散した4つの取付片によって取り付けられるため,尿バッグ内に尿が溜 り,その容量及び重量が増しても,尿バッグの膨らみが少ない。従って,尿バッ グの左右両側縁が中央部に寄って来るようなことはなく,尿バッグを安定に支持 できる。 背当て部材の上辺に患者の腰部に巻き付けて結合する帯片を取付け,この帯 辺により尿バッグを患者の腰部の側面から大腿部の側面にかけて装着するため, 従来の尿バッグを患者の脚部にストラップによって装着する場合に比し,尿バッ グの装着が格段に安定化するだけでなく,患者の歩行時に尿バッグが脱落するお それは全くなく,尿バッグを患者に対し安全に装着できるので,患者に安心感を 与えることができる。 患者がどのような服装をしても,尿バッグを装着していることが他人に知ら れることはない。 尿バッグの装着時には,患者の身体と尿バッグの間に背当て部材が介在する ため,尿バッグの装着直後に尿バッグの冷たい感じを患者の身体に与えることは なく,尿バッグ内に尿が溜ってき来ても,尿の暖かさが患者の身体に伝わるのを 防止できる。従って,患者に不快感を与えることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例に係る尿バッグの簡便な安全
装着・取外し帯の表面側の展開図である。
【図2】 同帯の背当て部材の表面に尿バッグを重ねた
状態を示す図である。
【図3】 尿バッグを背当て部材に取付ける過程を示す
表面図である。
【図4】 尿バッグを背当て部材に取付ける過程を示す
裏面図である。
【図5】 尿バッグの正面側の斜視図である。
【図6】 従来の尿バッグの患者に対する装着例を説明
する図である。
【符号の説明】
1 バッグ 2 流入パイプ 5A,5A 密封領域 5B,5B 密封領域 6,6 通孔 8 排尿バルブ 11,11 通孔 12 尿バッグ 15 背当て部材 19,20 取付片 21,22 取付片 39 上記各取付片の先端部 41 掛合面ファスナー 42 掛止面ファスナー 44 帯片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟プラスチック製尿バッグの背面に当
    てがう形状を有する背当て部材のうち,表面上辺寄りの
    両側部分と表面下辺寄りの両側部分とに各取付片の基端
    部をそれぞれ固着し,この各取付片の先端部を尿バッグ
    の上辺部両側密封領域と下辺部両側密封領域とに設けら
    れている通孔にそれぞれ挿通した後,上記背当て部材の
    裏面へ巻き込み,この各巻き込み先端部の端面には,上
    記背当て部材の裏面対応位置にそれぞれ固着した掛合片
    に取外し可能に掛止する掛止片を固着し,上記背当て部
    材の上辺には,患者の腰部に巻き付けて結合する帯片を
    取付けてなる尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯。
JP1998003025U 1998-04-17 1998-04-17 尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯 Expired - Lifetime JP3053305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998003025U JP3053305U (ja) 1998-04-17 1998-04-17 尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998003025U JP3053305U (ja) 1998-04-17 1998-04-17 尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3053305U true JP3053305U (ja) 1998-10-27

Family

ID=43187392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998003025U Expired - Lifetime JP3053305U (ja) 1998-04-17 1998-04-17 尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053305U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011522624A (ja) * 2008-06-06 2011-08-04 シー・アール・バード・インコーポレーテッド 尿収集機器
US9216242B2 (en) 2005-07-05 2015-12-22 C. R. Bard, Inc. Multi-functional and modular urine collection system
CN108901914A (zh) * 2018-08-26 2018-11-30 浙江农林大学 一种犬猫专用尿液收集袋
JP2019048154A (ja) * 2012-09-21 2019-03-28 アイ2アール メディカル リミテッド 柔軟な創傷流体容器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9216242B2 (en) 2005-07-05 2015-12-22 C. R. Bard, Inc. Multi-functional and modular urine collection system
JP2011522624A (ja) * 2008-06-06 2011-08-04 シー・アール・バード・インコーポレーテッド 尿収集機器
JP2019048154A (ja) * 2012-09-21 2019-03-28 アイ2アール メディカル リミテッド 柔軟な創傷流体容器
JP2021065731A (ja) * 2012-09-21 2021-04-30 アイ2アール メディカル リミテッド 柔軟な創傷流体容器
CN108901914A (zh) * 2018-08-26 2018-11-30 浙江农林大学 一种犬猫专用尿液收集袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5991923A (en) Two-piece easily attached and detached patient gown
US5891122A (en) Tailored and protective undergarments
JP3699449B2 (ja) 男性用健康パンツ
US4974620A (en) Invalid walker and seat
US8361044B2 (en) Methods and devices for concealing and securing a urine collection bag
US5496282A (en) Apparatus and method to stabilize a peritoneal dialysis catheter
US20020029406A1 (en) Strap assemblies and methods of use thereof
US7103921B1 (en) Adjustable E-Z hold
EP1297808A2 (en) Disposable pant type absorbent article
US5651777A (en) Ostomy pouch support
US9078760B2 (en) Devices for concealing a urine collection bag and that provide access to monitor and manipulate a urine collection bag therein
US20080294128A1 (en) Surgical drain support harness
US20070055197A1 (en) Peritoneal catheter support garment
US20170367872A1 (en) Waste collection band
JP3053305U (ja) 尿バッグの簡便な安全装着・取外し帯
EP0800805B1 (en) Medical or surgical appliance, in particular a urine colllection device
US20020077609A1 (en) Disposable urinary collection bag cover
US10159594B2 (en) Foley catheter bag support sleeves
US6511467B1 (en) Drainage reservoir garment
JP3043552U (ja) 腰痛用ベルト
JP6300292B2 (ja) 上半身用補助シーツ
JP3576152B2 (ja) 男性下着用むれ防止補助具
JP2002088518A (ja) 妊婦用腹帯
CN220024234U (zh) 引流专用护理裤
JP3061734U (ja) 医療用使い捨てエプロン