JP3053000U - 治療器 - Google Patents

治療器

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JP3053000U
JP3053000U JP1998002157U JP215798U JP3053000U JP 3053000 U JP3053000 U JP 3053000U JP 1998002157 U JP1998002157 U JP 1998002157U JP 215798 U JP215798 U JP 215798U JP 3053000 U JP3053000 U JP 3053000U
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output terminals
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coil
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公廣 宮澤
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イカリ環境サービス株式会社
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(57)【要約】 【課題】 本考案は治療器に関し、1/fゆらぎに基づ
くパルス列をアルファ波に相当する周期で断続させた磁
界を人体に作用させたり、1/fゆらぎに基づく光の点
滅により視覚神経をも刺激し得る治療器を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 本考案は、直流電源2の出力端子間3、
4にコイル6と第2スイッチング素子9と第1スイッチ
ング素子8とを直列に接続して設け、前記第1スイッチ
ング素子8の制御端子にこの第1スイッチング素子8を
脳波のアルファ波に相当する周期で断続させるトリガー
手段を設け、且つ、1/fゆらぎを示す音楽を再生する
テープレコーダ14の出力端子間にスピーカ17、信号
変換回路18を介して前記第2スイッチング素子9をオ
ン・オフさせる制御素子19を接続して治療器1を構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は治療器に関し、特に、1/fゆらぎに基づくパルス列をアルファ波に 相当する周期で断続させた磁界を人体に作用させたり、1/fゆらぎに基づく光 の点滅により視神経を刺激したりすることにより、新陳代謝を活発化させ、且つ 、患部の血行を促進させ得る治療器に係る。
【0002】
【考案の背景及び従来の技術】
人体に磁界を作用させると、その部分で血行が促進され、新陳代謝が活発化す ることが知られている。これに供せられる磁界は、直流励磁による磁界でもよい が、1/f(fは周波数)ゆらぎに基づいて変化する磁界であると治療効果がよ り良好になると言われている。なお、この1/fゆらぎでは、周波数fの増加と 共に、その周波数に対応した振動成分のパワーが減少するという特徴を有してい る。
【0003】 一方、近年、罹患率が増加の傾向にあるストレスや老人性痴呆症の治療に音楽 療法が注目されている。この音楽療法では音楽自体が1/fゆらぎの音響効果を 脳に作用させることにより一層顕著な治療効果が得られる。
【0004】 ところで、従来、磁気治療の分野では、磁気治療が音楽と無関係に進められて おり、また音楽治療の分野では、磁気治療とは全く無関係に音楽治療が進められ ていた時代があった。しかし、これらの治療方法は互に周波数領域において1/ fゆらぎの点で共通した治療効果のあることが分り、1/fゆらぎを加味した磁 気治療と音楽治療とを併用する治療法が提案されるに至った。なお、前記1/f ゆらぎについての医学的な意義は、武者利光等編・秀潤社発行「ゆらぎの医学− 1/fゆらぎ健康法−」の文献に詳しく記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は1/fゆらぎを加味した磁気治療と音楽治療とを併用する治療法を踏 襲しつつ、1/fゆらぎに基づくパルス列をアルファ波に相当する周期で断続さ せた磁界を人体に作用させたり、1/fゆらぎに基づく光の点滅により視覚神経 をも刺激し得るようにして、新陳代謝を活発化させ、且つ、患部の血行を促進さ せて、より治療効果を向上させることができる治療器を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、直流電源の出力端子間にコイルと第2スイッチング素子と第1スイ ッチング素子とを直列に接続して設け、前記第1スイッチング素子の制御端子に この第1スイッチング素子を脳波のアルファ波に相当する周期で断続させるトリ ガー手段を設け、且つ、1/fゆらぎを示す音楽を再生するテープレコーダの出 力端子間にスピーカ、信号変換回路を介して前記第2スイッチング素子をオン・ オフさせる制御素子を接続して治療器を構成する。また、前記信号変換回路の出 力端子に1/fゆらぎに基づく光の変化で視神経を刺激するための発光ダイオー ドを接続して構成することもある。その結果、コイルに1/fゆらぎに基づくパ ルス列をアルファ波に相当する周期で断続させた磁界を得ることができる。また 、視神経を刺激するための発光ダイオードは1/fゆらぎに基づく光の変化を放 つようになる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本考案の実施の形態について詳細に説明する。 図1は本考案の治療器の構成を示す回路図である。治療器1は直流電源回路( 直流電源)2の複数の出力端子3と出力端子4の間に、選択スイッチ5、コイル 6及びフォトトランジスタ、トランジスタと組み合わされたシリコンフォトセル その他の第2スイッチング素子9、SCR、トライアックその他の第1スイッチ ング素子8を接続すると共に、この第1スイッチング素子8の制御端子(ゲート )に電源端子10と出力端子4との間に接続された可変抵抗器11、固定抵抗7 、コンデンサ12及びトリガーダイオード13からなるトリガー手段を接続し、 また、音楽再生用のテープレコーダ14の出力端子15、16の間にスピーカ1 7及び信号変換回路18及び前記第2スイッチング素子9に対し光結合する発光 ダイオード19(制御素子)を接続して構成されている。なお、出力端子4と電 源端子10との間に電源の断続確認用インジケータのネオンランプ20が接続さ れており、また、前記選択スイッチ5と前記出力端子4との間にはダイオード2 1を介して直流電圧計22が接続されている。なお、前記第2スイッチング素子 9及び前記発光ダイオード19は、いわゆるフォトカプラを構成しており、テー プレコーダ14の音声出力を前記第2スイッチング素子9のオン・オフ状態に変 換する。
【0008】 前記トリガー手段における前記可変抵抗器11、前記固定抵抗7及び前記コン デンサ12による時定数は直流電源回路による前記コイル6への励磁パルス、即 ち、後記の図2におけるAのパルスが脳波のアルファ波(人がリラックスしたと きに出る周波数が8Hz〜13Hzの範囲の脳波)に相当するパルスとなるよう に定めている。そして、前記可変抵抗器11によって8Hz〜13Hzの範囲の 周波数を選択できるようにしている。
【0009】 前記発光ダイオード19には並列に発光ダイオード24と発光ダイオード25 とを接続してある。そして、これらの発光ダイオードは、例えば、目覆(スリー ピングマスク)やゴーグル様のものの中に眼球に対峙するよう取り付けて、リー ド線を介して前記信号変換回路18の出力端子に接続する。なお、前記発光ダイ オード24と前記発光ダイオード25の発光色は緑色が好ましい。また、必要に よって、前記信号変換回路18の出力を増幅するドライバを介して前記発光ダイ オード24と前記発光ダイオード25を発光させるようにすることもできる。さ らに、前記発光ダイオード24と前記発光ダイオード25の光量を可変抵抗器等 によって調節できるようにしてもよい。
【0010】 而して、前記第1スイッチング素子8は前記可変抵抗器11、前記固定抵抗2 4及び前記コンデンサ12との時定数により周期的なトリガー信号を受け、導通 状態になる。また、前記コンデンサ12の電荷が放電して前記第1スイッチング 素子8がトリガー信号を受けない状態になると、前記第1スイッチング素子8は 遮断状態になる。この遮断状態と前記導通状態は前記時定数に従って周期的に繰 り返される。そして、その周波数を脳波のアルファ波に相当する周波数となるよ うにしてあるので、前記第2スイッチング素子9が導通状態を維持しているとす れば、前記コイル6には、図2のAに示すような間歇的なパルス電流が流れる。 従って、前記コイル6が人体の患部に当てられておれば、その患部に前記電流に 同期した磁界が発生し、それがアルファ波に相当するようにしてあるため、それ によって患部の血行が促進され、且つ、共振の原理に従って脳波のアルファ波の 発生を助長し、即ち、安静状態を維持しつつ新陳代謝が活発化する。なお、この 電流値は前記選択スイッチ5によって適当な値に設定することができる。
【0011】 一方、前記テープレコーダ14に治療用の音楽、例えば、ヴィヴァルディの「 四季」が掛けられると、その音声出力が前記信号変換回路18によって音楽に関 連したパルス列信号に変換される。即ち、前記信号変換回路18は微分回路又は ゼロクロス検出回路などによって構成されており、音声出力の変化と同期して、 図2のBに示すような不規則なパルス列信号を発生する。そして、このパルス列 信号は前記発光ダイオード19によって光に変換され、対面するフォトトランジ スタ、即ち、前記第2スイッチング素子9に作用し、この第2スイッチング素子 9は音楽の曲に合せてオン・オフされる。その結果、図2のAに示すパルスのオ ンの期間に図2のBに示すような不規則なパルス列信号を発生させることができ るようになる。従って、前記コイル6には図2のAに示すパルスのオンの期間に 音楽に同期した磁界がアルファ波の周期に従って断続的に発生することになる。 もちろん、前記音楽に同期した磁界の周期は、既に述べたように1/fゆらぎの もとに変化するものであれば、治療効果の上で最も好ましい。
【0012】 同時に、前記テープレコーダ14の音声信号は前記スピーカ17によって患者 の聴覚から聴覚神経を伝わって脳神経に伝達され、そこで音楽療法の効果、即ち 、除痛効果として作用し、例えば、神経痛や肩凝りの痛みを和らげる作用として 働く。
【0013】 更に、前記発光ダイオード24と前記発光ダイオード25による視神経への刺 激も併用すれば、1/fゆらぎに基づく光による視神経への刺激を脳神経に伝達 させることができ、治療効果が助長される。
【0014】 このように、磁気治療と音楽療法等とが同時に進められるため、物理的な治療 効果と精神的な治療効果とが同時に享受することができる。なお、このような動 作状況は、直流電圧計22の振れの状態から視覚的に確認することができる。な お、前記実施の形態にあっては音声信号で第2スイッチング素子9をオン・オフ させる手段としてフォトカプラ23を利用しているが、その機能は音声の大きさ にしきい値処理を行った後、スイッチング素子をオン・オフさせるような他の手 段であってもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、1/fゆらぎに基づくパルス列 をアルファ波に相当する周期で断続させたパルス電流でコイルを励磁するよう構 成したので、安静状態を維持しつつ新陳代謝が活発化し、治療効果が助長される 。また、聴覚による音楽療法も併用できるようにしたので、精神的な音楽療法と 同時に、磁気治療、即ち、血行の促進などの作用が同時に進められるから物理的 な治療と精神的な治療との相乗効果が得られる。さらに、1/fゆらぎに基づく 光による視神経への刺激を利用すれば一層治療効果が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の治療器の構成を示す回路図である。
【図2】Aは第1スイッチング素子により得られるアル
ファ波に相当するコイルの駆動信号の波形図、Bは1/
fゆらぎを示す音楽の波形とこれに基づいて第2スイッ
チング素子により得られるコイルの駆動信号の波形を対
称的に示す波形図である。
【符号の説明】
1 治療器 2 直流電源回路 3 出力端子 4 出力端子 5 選択スイッチ 6 コイル 7 固定抵抗器 8 第1スイッチング素子 9 第2スイッチング素子 10 電源端子 12 可変抵抗器 13 トリガーダイオード 14 テープレコーダ 15 出力端子 16 出力端子 17 スピーカ 18 信号変換回路 19 発光ダイオード 20 ネオンランプ 21 ダイオード 22 直流電圧計 23 フォトカプラ 24 発光ダイオード 25 発光ダイオード

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の出力端子間にコイルと第2ス
    イッチング素子と第1スイッチング素子とを直列に接続
    して設け、前記第1スイッチング素子の制御端子に該第
    1スイッチング素子を脳波のアルファ波に相当する周期
    で断続させるトリガー手段を設け、且つ、1/fゆらぎ
    を示す音楽を再生するテープレコーダの出力端子間にス
    ピーカ、信号変換回路を介して前記第2スイッチング素
    子をオン・オフさせる制御素子を接続して構成したこと
    を特徴とする治療器。
  2. 【請求項2】 直流電源の出力端子間にコイルと第2ス
    イッチング素子と第1スイッチング素子とを直列に接続
    して設け、前記第1スイッチング素子の制御端子に該第
    1スイッチング素子を脳波のアルファ波に相当する周期
    で断続させるトリガー手段を設け、且つ、1/fゆらぎ
    を示す音楽を再生するテープレコーダの出力端子間にス
    ピーカ、信号変換回路を介して前記第2スイッチング素
    子をオン・オフさせる制御素子を接続し、前記信号変換
    回路の出力端子に1/fゆらぎに基づく光の変化で視神
    経を刺激するための発光ダイオードを接続して構成した
    ことを特徴とする治療器。
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