JP3051401B1 - 電 池 - Google Patents

電 池

Info

Publication number
JP3051401B1
JP3051401B1 JP11085585A JP8558599A JP3051401B1 JP 3051401 B1 JP3051401 B1 JP 3051401B1 JP 11085585 A JP11085585 A JP 11085585A JP 8558599 A JP8558599 A JP 8558599A JP 3051401 B1 JP3051401 B1 JP 3051401B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
active material
current collector
battery
containers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11085585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000277183A (ja
Inventor
香津雄 堤
親徳 熊谷
敦司 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP11085585A priority Critical patent/JP3051401B1/ja
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to CA002508672A priority patent/CA2508672A1/en
Priority to KR10-2001-7011923A priority patent/KR100417595B1/ko
Priority to CNB00805763XA priority patent/CN1266797C/zh
Priority to RU2001128887A priority patent/RU2216076C2/ru
Priority to AU33288/00A priority patent/AU762009B2/en
Priority to CNA2005100526681A priority patent/CN1697231A/zh
Priority to CNA2005100526713A priority patent/CN1697234A/zh
Priority to CNA2005100526709A priority patent/CN1697233A/zh
Priority to EP00911378A priority patent/EP1174939A4/en
Priority to CA002363401A priority patent/CA2363401A1/en
Priority to CA002509536A priority patent/CA2509536A1/en
Priority to CA002508964A priority patent/CA2508964C/en
Priority to PCT/JP2000/001860 priority patent/WO2000059062A1/ja
Priority to CNA2005100526696A priority patent/CN1697232A/zh
Priority to ID20012184A priority patent/ID30457A/id
Priority to CNA2005100526728A priority patent/CN1697235A/zh
Publication of JP3051401B1 publication Critical patent/JP3051401B1/ja
Application granted granted Critical
Priority to US09/937,688 priority patent/US6689507B1/en
Publication of JP2000277183A publication Critical patent/JP2000277183A/ja
Priority to AU2003236411A priority patent/AU2003236411B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

【要約】 【課題】 スケールアップを可能とする。活物質・触媒
の劣化に対応する。電池内に伝熱面を設置する。エネル
ギー密度を大きくする。 【解決手段】 イオンが通過するフィルター10を介し
て接続された2つの容器の陰極セル12に陰極の粉体活
物質及び電解質溶液16が装填され、陽極セル14に陽
極の粉体活物質及び電解質溶液18が装填され、2つの
容器内に活物質である粉体と接触する導電体の集電器2
0、22が設けられ、活物質である粉体同士及び粉体と
集電器とが効率よく接触するように、2つの容器内で電
解質溶液中の活物質の粉体を流動化させるための液体又
は気体による流動化流体分散手段24及び撹拌手段の少
なくともいずれかが、2つの容器に接続されるか、又は
2つの容器内に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活物質を粉体にし
て構成した大電力貯蔵が可能な電池に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電池は活物質を板状あるいは円柱
状や円筒状にして電解質溶液に浸した構造をとってき
た。そして、カソードとアノードとの間に板状の電解質
板を挟み込み積層構造としている。また、例えば、特開
平7−169513号公報には、化石燃料の燃焼熱を利
用することにより、放電後の電池物質を熱的又は化学的
に再生して連続的に発電を行う方法及び装置が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電池には下記の
ような問題点がある。 (1) スケールアップが不可能である。電池を流れる
電流は膜の面積に比例している。例えば、膜の面積が1
m2で1Wの電池があるとすると、これを100万kWにす
るには10億m2の面積が必要となる。これは正方形にす
ると約32km四方となり、フランジなどをつくることは
現実的に不可能である。また、膜の枚数を増やして対応
しても、同様にスケールアップは不可能である。 (2) 活物質・触媒の劣化に対応できない。従来の電
池では、活物質・触媒などを電池の構造材に兼用してい
るので、劣化した場合は取り替えるしかないが、現実的
には取り替えは不可能で、劣化した電池は廃却されてい
る。
【0004】(3) 充放電に伴う発熱・吸熱に対応す
る伝熱面が設置できない。電池の充放電に伴って発熱、
吸熱があり、温度が高くなると電力変換効率が低下し、
逆に温度が低くなると反応速度が遅くなるという電池特
性から、電池の中に伝熱面を設ける必要がある。しか
し、従来の電池は構造が複雑なので、伝熱面は設置され
ていない。また、電池が小さく、出力に対して電池表面
積が小さいので、自然放冷、吸熱させている。また、温
度ヒューズなどを使って上限温度を設定しているが、温
度制御装置は設置されていない。 (4) エネルギー密度が小さい。従来の電池は、電流
が膜の面積に比例している。したがって、例えば、膜の
面積が1m2で1Wの電池では、1000kWの電池をつく
る場合、膜の面積が1m2で幅0.1mの膜状電池100
万個が必要となって、100000m3の大きさになり、
エネルギー密度を大きくすることはできない。
【0005】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、活物質を粉体にして容器の中に粉
体を入れた電池を構成することにより、スケールアップ
が可能で、劣化した活物質・触媒の再生や取り替え等に
対応でき、電池内に伝熱面を設置することができ、しか
も、エネルギー密度を大きくすることができる電池を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電池は、イオンが通過する部材を介して
接続された2つの容器の一方の容器に電解質溶液中に懸
濁させた電子を放出する活物質の粉体が装填され、他方
の容器に電解質溶液中に懸濁させた電子を吸収する活物
質の粉体が装填され、2つの容器内に活物質である粉体
と接触する導電体の集電装置が設けられ、活物質である
粉体同士及び活物質の粉体と集電装置とが効率よく接触
して、電子が粉体を介して移動し、又は電子が粉体と集
電装置との間を直接移動するように、2つの容器内で電
解質溶液中の活物質の粉体を流動化させるための液体又
は気体による流動化流体分散手段及び撹拌手段の少なく
ともいずれかが、2つの容器に接続されるか、又は2つ
の容器内に設けられてなる構成とされている(図1〜図
11参照)。
【0007】上記の本発明の電池において、活物質であ
る粉体と接触する集電装置を、棒状、板状及び管状のい
ずれかとすることができる(図1〜図3参照)。また、
上記の本発明の電池において、活物質である粉体と接触
する集電装置を、容器内の活物質である粉体を流動化さ
せる液体又は気体による流動化流体分散手段及び撹拌手
段の少なくともいずれかとすることができる(図4、図
5参照)。また、これらの本発明の電池において、2つ
の容器内に、電池内の反応温度を一定にするための伝熱
面を設けることが好ましい。伝熱面としては、活物質で
ある粉体と接触する管状の集電体及び板状の集電体のい
ずれかを用いることができる(図7、図8参照)。
【0008】また、これらの本発明の電池において、2
つの容器にそれぞれ、劣化した活物質である粉体を容器
から抜き出すための抜出手段及び活物質である粉体を容
器に供給するための供給手段を接続することが好ましい
(図9、図10参照)。この場合、抜出手段に、抜き出
した活物質である粉体を再生する再生手段及び活物質で
ある粉体の補充を行うメークアップ手段の少なくともい
ずれかを接続し、再生されるか、又は新しく取り替えら
れた活物質の粉体が供給手段から容器内に供給されるよ
うにすることができる(図9参照)。また、抜出手段
に、抜き出した活物質である粉体を熱反応又は化学反応
によって充電状態の粉体に変化させる反応手段を接続
し、充電状態となった活物質の粉体が供給手段から容器
内に供給されるようにすることができる(図10参
照)。
【0009】また、これらの本発明の電池において、陰
極側の活物質である粉体を水素吸蔵合金の粉体とし、陽
極側の活物質である粉体をニッケルの粉体とすることが
できる(図6参照)。また、これらの本発明の電池にお
いて、陰極側の活物質である粉体を水素吸蔵合金の粉体
とし、陰極側の流動化流体分散手段に導入される気体を
水素とし、陽極側の活物質である粉体をニッケルの粉体
とし、陽極側の流動化流体分散手段に導入される気体を
酸素又は空気とすることができる(図11参照)。
【0010】本発明の電池における改良点のポイントは
下記の通りである。 (1) スケールアップが可能である。電池を流れる電
流は反応物質の表面積に比例している。そこで、活物質
を粉体にして電池をつくると、容器の中に粉体を入れた
電池が構成される。すなわち、活物質を粉体にして電池
をつくると、電池構造は3次元的となり、例えば、1リ
ットルで1Wの電池ならば、1m立方にすれば1kW、10
m立方にすれば1000kW、100m立方にすれば100
万kWの電池となり、スケールアップが可能となる。ま
た、活物質を粉体にして電池をつくると、スケールメリ
ットが発揮される。例えば、従来の電池が1kWで10万
円とすれば、100万kWとするには100万個が必要と
なり1000億円になるが、本発明の電池では、スケー
ルメリット、すなわち、スケールが大きくなると製作単
価が減少する効果が発揮され、1億円程度で作ることが
できる。
【0011】(2) 劣化した活物質・触媒の再生や取
替え等が可能である。活物質・触媒は粉体にして電解質
溶液(電解液)の中で流動化させる。そして、活物質・
触媒の粉体が劣化した場合は抜き出し、再生するか、新
しい活物質・触媒に取り替えるか、又は熱反応や化学反
応で充電状態に戻して、再び供給する構造とする。例え
ば、活物質・触媒の粉体を容器から管によって電解液と
ともにスラリーとして抜き出し、粉体を電解液と分離し
て、再生又は新品の追加等を行って再び電解液と混合
し、スラリーにしてスラリーポンプで電池に供給する。
例えば、従来の電池は、小型のもので約500回の放充
電が可能で、大型のもので連続8000時間程度の作動
時間であったが、活物質・触媒の循環再生やメークアッ
プ等によって、常に活物質・触媒が最高の状態に保たれ
るので、電池の寿命は電池設備の寿命となって、電池の
寿命を約50倍から約100倍に延ばす効果がある。
【0012】(3) 電池内に伝熱面が設置できる。活
物質・触媒は粉体にして気体、液体又は撹拌装置で流動
化し、この中に伝熱面を設置する。電池内に設置した伝
熱面の伝熱は、粉体の流動化によって伝熱速度が速く伝
熱面積は小さくて良い。電池内に設置した伝熱面によっ
て電池内の反応温度を一定にすることができるようにな
り、温度が高くなると電力変換効率が低下し、逆に温度
が低くなると反応速度が遅くなるという電池特性に対応
できるようになる。また、回収した熱及び冷熱を冷暖房
や発電に利用することができることになり、エネルギー
発電効率、エネルギー利用率が増加する効果がある。
【0013】(4) エネルギー密度を大きくすること
ができる。電池を流れる電流は反応物質の表面積に比例
している。そこで、活物質を粉体にして電池を作る。活
物質を粉体にして電池を作ると表面積が増えて、例え
ば、1m3の粉体で約300000m2の表面積になってエ
ネルギー密度が大きくなる。また、例えば、従来の電池
が膜の面積1m2で1Wであれば、3000kWの電池をつ
くる場合、面積1m2で幅0.1mの膜状電池300万個
が必要となって、300000m3の大きさになる。本発
明の電池では、これと同じ出力の電池が粒子径1μmの
粉体を使用すれば約10m3の大きさになり、エネルギー
密度が30000倍になって、エネルギー密度を大きく
する効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、適宜変更して実施することが可能な
ものである。図1は、本発明の実施の第1形態による電
池を示している。図1に示すように、フィルター10を
介して陰極セル12、陽極セル14が設けられ、陰極セ
ル12には陰極の粉体活物質及び電解質溶液16が装填
され、陽極セル14には陽極の粉体活物質及び電解質溶
液18が装填されている。陰極、陽極の粉体活物質とし
ては、例えば、水素吸蔵合金とニッケル、カドニウムと
ニッケル等を用いることができる。水素吸蔵合金の具体
例としては、一例として、La0.3(Ce,Nd)0.15
Zr0.05Ni3.8Co0.8Al0.5等が挙げられる。ま
た、電解質溶液としては、例えば、KOH水溶液等が用
いられる。なお、フィルター10は、イオンを通すため
のフィルターで、粉体は通過しない膜であり、例えば、
素焼、イオン交換樹脂膜、金属繊維等が用いられる。
【0015】また、陰極セル12、陽極セル14の中に
は、それぞれ導電体からなる陰極集電器20、陽極集電
器22が設けられており、集電器20、22が負荷手段
(放電の場合)又は発電手段(充電の場合)26と接続
される。そして、粉体どうしの、あるいは粉体と集電器
20、22との接触効率を上げるために、気体又は液体
による流動化流体分散手段24により各セル12、14
内の粉体を流動化(撹拌)させる。流動化流体分散手段
24の代わりに、あるいは流動化流体分散手段24とと
もに、各セル12、14内に羽状の撹拌機等の撹拌手段
を設けて粉体を流動化(撹拌)することもできる。な
お、図1では図示を簡略化しているが、流動化流体分散
手段24としては、気体又は液体をセル内水平断面にお
いて均一に分散する分散板やスプレーノズル等の装置を
用いることができる。また、流動化流体分散手段24に
導入される気体(又は液体)としては、例えば、窒素、
アルゴン等が用いられる。気体により粉体を流動化させ
る場合、流動化流体分散手段24に導入された気体は、
各セル12、14の上部から抜き出される。また、液体
により粉体を流動化させる場合、流動化流体分散手段2
4に導入された液体は、各セル12、14の底部から抜
き出される。なお、28は電解液界面である。
【0016】つぎに、本実施形態の電池について充電及
び放電の詳細を説明する。 (充電)電池に電圧をかけ、陰極集電器20より電子を
供給する。電子は陰極集電器20より陰極の粉体活物質
に直接又は粉体を介して移動して反応する。反応によっ
て発生したイオンはフィルター10を通過して陽極セル
14に入り、ここで陽極の粉体活物質と反応して電子を
放出する。この電子は粉体を介して、あるいは直接、陽
極集電器22に移動して発電手段26に送られる。 (放電)電池に負荷をかけ、陰極集電器20より電子が
供給される。電子は陰極セル12内で陽イオン化した活
物質が放出し、陰極集電器20に直接又は粉体を介して
移動する。反応によって発生したイオンはフィルター1
0を通過して陽極セル14に入り、ここで陽極の粉体活
物質及び電子と反応する。電子は粉体を介して、あるい
は直接、陽極集電器22に移動して負荷手段26に供給
される。
【0017】図2、図3は、本発明の実施の第2形態に
よる電池を示している。図2は、集電器と活物質の粉体
との接触効率を良くするために、陰極集電器及び陽極集
電器を、それぞれ、板状陰極集電器30、板状陽極集電
器32として接触面積を大きくしたものである。また、
図3は、集電器と活物質の粉体との接触効率を良くする
ために、陰極集電器及び陽極集電器を、それぞれ、管状
陰極集電器34、管状陽極集電器36として接触面積を
大きくしたものである。なお、集電器の表面積が大きく
なる構成であれば、板状及び管状以外の形状を採用する
ことも可能である。他の構成及び作用は、実施の第1形
態の場合と同様である。
【0018】図4、図5は、本発明の実施の第3形態に
よる電池を示している。図4は、陰極集電器及び陽極集
電器を、それぞれ、液体又は気体による流動化流体分散
器としたものである。また、図5は、陰極集電器及び陽
極集電器を、それぞれ、モータ等(図示略)により回転
駆動される撹拌機としたものである。図4に示すよう
に、陰極集電器兼分散器38、陽極集電器兼分散器40
は、気体又は液体を各セル12、14内水平断面におい
て均一に分散する分散板やスプレーノズル等の装置であ
る。なお、各セル12、14内に羽状の撹拌機等の撹拌
手段を設けることも可能である。また、図5に示すよう
に、陰極集電器兼撹拌機42、陽極集電器兼撹拌機44
は、活物質の粉体を撹拌(流動化)するとともに粉体と
直流的に接触する機能を兼ねている。陰極集電器兼撹拌
機42、陽極集電器兼撹拌機44としては、モータ等
(図示略)により回転駆動される羽状の撹拌機等が用い
られるが、撹拌手段の構成は限定されるものではない。
なお、図5では、液体又は気体による流動化流体分散器
46も併用しているが、流動化流体分散器46を設けな
い構成とすることも可能である。他の構成及び作用は、
実施の第1形態の場合と同様である。
【0019】図6は、本発明の実施の第4形態による電
池を示している。本実施の形態は、活物質である粉体と
して、陰極側に水素吸蔵合金、陽極側にニッケルを用い
たものである。図6に示すように、陰極セル12には水
素吸蔵合金粉及び電解質溶液48が装填され、陽極セル
14にはニッケル粉及び電解質溶液50が装填されてい
る。水素吸蔵合金としては、例えば、La0.3(Ce,
Nd)0.15Zr0.05Ni3.8Co0.8Al0.5等が用いら
れる。また、電解質溶液としては、例えば、KOH水溶
液等が用いられる。本実施形態の電池について充電及び
放電の詳細を説明する。 (充電)電池に電圧をかけ、陰極集電器20より電子を
供給する。電子は陰極集電器20より陰極の粉体状の水
素吸蔵合金に直接又は粉体を介して移動して次の反応が
起こる。Mは水素吸蔵合金である。 M+xH2O+xe-→MHx+xOH- 反応によって発生した水酸基イオンはフィルター10を
通過して陽極セル14に入り、ここでニッケル粉と反応
して次の反応が起こり電子を放出する。 Ni(OH)2+OH-→NiOOH+H2O+e- 発生した電子は粉体を介して、あるいは直接、陽極集電
器22に移動して発電手段26に送られる。
【0020】(放電)電池に負荷をかけ、陰極集電器2
0より電子が供給される。電子は陰極セル12内で水素
化金属と水酸基が反応して放出され、陰極集電器20に
直接又は水素吸蔵合金粉を介して移動する。電子は陽極
集電器22からニッケル粉に移動し、ニッケル粉を介し
て、又は直接移動して水と反応し、水酸化ニッケルと水
酸基が生成される。水酸基はフィルター10を通過して
陰極セル12に導かれ、水素化金属と反応する。他の構
成及び作用は、実施の第1形態の場合と同様である。な
お、本実施形態の電池は、実施の第2、第3形態及び後
述する実施の第5、第6形態の構成で実施することも勿
論可能である。
【0021】図7、図8は、本発明の実施の第5形態に
よる電池を示している。本実施の形態は、電池内に伝熱
面を設置するとともに、伝熱面が集電器の機能を兼ねる
ようにしたものである。なお、伝熱面と集電器とを別個
に設ける構成とすることも可能である。図7に示すよう
に、陰極セル12内には陰極集電器兼伝熱管52が設け
られ、陽極セル14内には陽極集電器兼伝熱管54が設
けられる。また、図8に示すように、陰極セル12内に
は陰極集電器兼伝熱板56が設けられ、陽極セル14内
には陽極集電器兼伝熱板58が設けられる。図7を参照
しながら、本実施形態の電池について充電及び放電の詳
細を説明する。 (充電)電池に電圧をかけ、陰極集電器(兼伝熱管)5
2より電子を供給する。電子は陰極集電器52より陰極
の粉体活物質に直接又は粉体を介して移動して反応す
る。反応によって発生したイオンはフィルター10を通
過して陽極セル14に入り、ここで陽極の粉体活物質と
反応して電子を放出する。この電子は粉体を介して、あ
るいは直接、陽極集電器(兼伝熱管)54に移動して発
電手段26に送られる。上述したように、集電器は陰
極、陽極とも伝熱管と兼用であり、粉体の接触によって
電子と熱を同時に伝達する。陰極集電器兼伝熱管52、
陽極集電器兼伝熱管54には水や空気等の熱媒体が流さ
れ、熱回収、熱供給が行われる。
【0022】(放電)電池に負荷をかけ、陰極集電器5
2より電子が供給される。電子は陰極セル12内で陽イ
オン化した活物質が放出し、陰極集電器52に直接又は
粉体を介して移動する。反応によって発生したイオンは
フィルター10を通過して陽極セル14に入り、ここで
陽極の粉体活物質及び電子と反応する。電子は粉体を介
して、あるいは直接、陽極集電器54に移動して負荷手
段26に供給される。図8の場合は、集電器が陰極、陽
極とも中が空洞になった伝熱板と兼用であり、粉体の接
触によって電子と熱を同時に伝達する。陰極集電器兼伝
熱板56、陽極集電器兼伝熱板58には水や空気等の熱
媒体が流され、熱回収、熱供給が行われる。充電及び放
電の詳細は図7と同じである。なお、伝熱面の形状は管
状及び板状に限定されるものではなく、他の形状を採用
しても良い。他の構成及び作用は、実施の第1形態の場
合と同様である。なお、本実施形態の構成を、実施の第
2、第3形態及び後述する実施の第6形態の構成と組み
合わせることも可能である。
【0023】図9、図10は、本発明の実施の第6形態
による電池を示している。本実施の形態は、活物質であ
る粉体を容器から抜き出す抜出装置及び活物質である粉
体を容器に供給する供給装置を設け、さらに、抜き出し
た粉体を再生する装置、粉体のメークアップ(補充)を
行う装置、抜き出した粉体を熱反応又は化学反応によっ
て充電状態の粉体に変化させる装置等を設けたものであ
る。まず、本実施形態の電池について充電及び放電の詳
細を説明する。 (充電)電池に電圧をかけ、陰極集電器20より電子を
供給する。電子は陰極集電器20より陰極の粉体活物質
に直接又は粉体を介して移動して反応する。反応によっ
て発生したイオンはフィルター10を通過して陽極セル
14に入り、ここで陽極の粉体活物質と反応して電子を
放出する。この電子は粉体を介して、あるいは直接、陽
極集電器22に移動して発電手段26に送られる。 (放電)電池に負荷をかけ、陰極集電器20より電子が
供給される。電子は陰極セル12内で陽イオン化した活
物質が放出し、陰極集電器20に直接又は粉体を介して
移動する。反応によって発生したイオンはフィルター1
0を通過して陽極セル14に入り、ここで陽極の粉体活
物質及び電子と反応する。電子は粉体を介して、あるい
は直接、陽極集電器22に移動して負荷手段26に供給
される。他の構成及び作用は、実施の第1形態の場合と
同様である。
【0024】つぎに、図9を参照しながら、本実施形態
の電池について活物質(触媒)の再生、メークアップの
詳細を説明する。なお、図9では、陰極側の構成のみを
図示しているが、同様の装置等が陽極側にも設置されて
いる。図9に示すように、充放電によって劣化した活物
質である粉体は、電解質溶液(電解液)とともにスラリ
ーとして陰極セル12から抜き出され、セパレーター6
0で、必要な場合は一部又は全部が廃棄される。電解液
が分離され、セパレーター60から再生機62に供給さ
れた粉体は、再生機62で塩酸による洗浄等の酸処理な
どが行われる。再生機62で再生処理された粉体は、混
合機64に供給されて、ここでセパレーター60から廃
棄された粉体分に相当する量の新しい粉体がメークアッ
プ用粉体ホッパー66から供給される。再生・メークア
ップされた粉体は、混合機64で再び電解液と混合さ
れ、スラリーとしてスラリーポンプ(図示略)から陰極
セル12に供給される。なお、電解液を分離・混合する
構成は、図示を省略している。
【0025】また、図10を参照しながら、本実施形態
の電池について反応による再生、メークアップの詳細を
説明する。なお、図10では、陰極側の構成のみを図示
しているが、同様の装置等が陽極側にも設置されてい
る。図10に示すように、充放電によって生成された粉
体は電解液とともにスラリーとして陰極セル12から抜
き出され、セパレーター60で、必要な場合は一部又は
全部が廃棄される。電解液が分離され、セパレーター6
0から反応器68に供給された粉体は、反応器68で、
燃料供給管70から供給された燃料と反応して、再び放
電できる活物質となる。反応器68で充電状態となった
粉体は、混合機64に供給されて、ここでセパレーター
60から廃棄された粉体分に相当する量の新しい粉体が
メークアップ用粉体ホッパー66から供給される。再生
・メークアップされた粉体は、混合機64で再び電解液
と混合され、スラリーとしてスラリーポンプ(図示略)
から陰極セル12に供給される。なお、電解液を分離・
混合する構成は、図示を省略している。
【0026】反応器68では、例えば、ニッケル水素型
電池の場合、次の反応が行われる。 M+x/2H2→MHx これによって充電時に行われる以下の反応で生成される
MHxと同じ活物質が生成される。 M+xH2O+xe-→MHx+xOH- 陽極の反応器では、ニッケル水素型電池の場合、酸素又
は空気により次の反応が行われる。 Ni(OH)2+1/4O2→NiOOH+1/2H2O これによって充電時に行われる以下の反応で生成される
NiOOHと同じ活物質が生成される。 Ni(OH)2+OH-→NiOOH+H2O+e- なお、本実施形態の構成を、実施の第2、第3、第5形
態の構成と適宜組み合わせることも可能である。
【0027】図11は、本発明の実施の第7形態による
電池を示している。本実施の形態は、陰極の活物質であ
る粉体を水素吸蔵合金とし、陰極の撹拌(流動化)用気
体を水素とし、陽極の活物質である粉体をニッケルと
し、陽極の撹拌(流動化)用気体を酸素又は空気とした
ものである。図11に示すように、陰極セル12には水
素吸蔵合金粉及び電解質溶液48が装填され、陽極セル
14にはニッケル粉及び電解質溶液50が装填されてい
る。また、流動化流体分散手段24により、陰極セル1
2には水素が供給され、陽極セル14には酸素又は空気
が供給されている。なお、水素吸蔵合金としては、例え
ば、La0.3(Ce,Nd)0.15Zr0.05Ni3.8Co
0.8Al0.5等が用いられる。また、電解質溶液として
は、例えば、KOH水溶液等が用いられる。
【0028】陰極セル12では、水素吸蔵合金粉及び電
解質溶液48の中に水素が供給されて次の反応が起こ
る。 M+x/2H2→MHx 負荷手段26の負荷をかけると、水素吸蔵合金に吸蔵さ
れている水素は、電解質溶液中の水酸基と反応して電子
と水を放出する。 MHx+xOH-→M+xH2O+xe- 放出された電子は、陰極集電器20に直接又は水素吸蔵
合金粉を介して移動する。電子は陰極集電器20より負
荷手段26を通り、陽極集電器22に移動する。電子
は、陽極集電器22からニッケル粉に移動し、ニッケル
粉を介して、又は直接移動して水と反応し、水酸化ニッ
ケルと水酸基が生成される。水酸基はフィルター10を
通過して陰極セル12に導かれ、水素化金属と反応す
る。 NiOOH+H2O+e-→Ni(OH)2+OH- 陽極セル14では、ニッケル水素型電池の場合、酸素又
は空気により次の反応が行われる。 Ni(OH)2+1/4O2→NiOOH+1/2H2O これによって充電時に行われる以下の反応で生成される
NiOOHと同じ活物質が生成される。 Ni(OH)2+OH-→NiOOH+H2O+e- 他の構成及び作用は、実施の第1形態の場合と同様であ
る。なお、本実施形態の電池は、実施の第2、第3、第
5、第6形態の構成で実施することも勿論可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 活物質を粉体にして容器の中に粉体を入れた電
池を構成することにより、電池構造は3次元的となり、
スケールアップが可能になる。また、活物質を粉体にし
て電池を構成することにより、スケールが大きくなると
製作単価が減少することになり、スケールメリットが発
揮される。 (2) 活物質・触媒の粉体が劣化した場合は抜き出
し、再生するか、新しい活物質・触媒に取り替えるか、
又は熱反応や化学反応で充電状態に戻して、再び供給す
る構成とすることにより、常に活物質・触媒が最高の状
態に保たれるので、電池の寿命は電池設備の寿命となっ
て、電池寿命を大幅に延ばすことができる。 (3) 電池内に伝熱面を設置することができ、電池内
に設置した伝熱面によって電池内の反応温度を一定にす
ることができるようになり、温度が高くなると電力変換
効率が低下し、逆に温度が低くなると反応速度が遅くな
るという電池特性に対応できるようになる。また、回収
した熱及び冷熱を冷暖房や発電に利用することができる
ことになり、エネルギー発電効率、エネルギー利用率が
増加する。 (4) 活物質を粉体にして電池を構成することによ
り、反応物質の表面積が増えてエネルギー密度が大きく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による電池を示す概略
断面構成図である。
【図2】本発明の実施の第2形態による電池の一例を示
す概略断面構成図である。
【図3】本発明の実施の第2形態による電池の他の例を
示す概略断面構成図である。
【図4】本発明の実施の第3形態による電池の一例を示
す概略断面構成図である。
【図5】本発明の実施の第3形態による電池の他の例を
示す概略断面構成図である。
【図6】本発明の実施の第4形態による電池を示す概略
断面構成図である。
【図7】本発明の実施の第5形態による電池の一例を示
す概略断面構成図である。
【図8】本発明の実施の第5形態による電池の他の例を
示す概略断面構成図である。
【図9】本発明の実施の第6形態による電池の一例を示
す概略断面構成図である。
【図10】本発明の実施の第6形態による電池の他の例
を示す概略断面構成図である。
【図11】本発明の実施の第7形態による電池を示す概
略断面構成図である。
【符号の説明】
10 フィルター 12 陰極セル 14 陽極セル 16 陰極の粉体活物質及び電解質溶液 18 陽極の粉体活物質及び電解質溶液 20 陰極集電器 22 陽極集電器 24 流動化流体分散手段 26 負荷手段又は発電手段 28 電解液界面 30 板状陰極集電器 32 板状陽極集電器 34 管状陰極集電器 36 管状陽極集電器 38 陰極集電器兼分散器 40 陽極集電器兼分散器 42 陰極集電器兼撹拌機 44 陽極集電器兼撹拌機 46 流動化流体分散器 48 水素吸蔵合金粉及び電解質溶液 50 ニッケル粉及び電解質溶液 52 陰極集電器兼伝熱管 54 陽極集電器兼伝熱管 56 陰極集電器兼伝熱板 58 陽極集電器兼伝熱板 60 セパレーター 62 再生機 64 混合機 66 メークアップ用粉体ホッパー 68 反応器 70 燃料供給管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01M 10/30 H01M 10/30 Z (56)参考文献 特開 昭50−48422(JP,A) 特開 平4−144076(JP,A) 特開 昭53−92302(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/00 - 4/26 H01M 6/00 - 6/38 H01M 10/00 - 10/40 H01M 12/00 - 14/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオンが通過する部材を介して接続され
    た2つの容器の一方の容器に電解質溶液中に懸濁させた
    電子を放出する活物質の粉体が装填され、他方の容器に
    電解質溶液中に懸濁させた電子を吸収する活物質の粉体
    が装填され、2つの容器内に活物質である粉体と接触す
    る導電体の集電装置が設けられ、活物質である粉体同士
    及び活物質の粉体と集電装置とが効率よく接触して、電
    子が粉体を介して移動し、又は電子が粉体と集電装置と
    の間を直接移動するように、2つの容器内で電解質溶液
    中の活物質の粉体を流動化させるための液体又は気体に
    よる流動化流体分散手段及び撹拌手段の少なくともいず
    れかが、2つの容器に接続されるか、又は2つの容器内
    に設けられてなることを特徴とする電池。
  2. 【請求項2】 活物質である粉体と接触する集電装置
    が、棒状、板状及び管状のいずれかである請求項1記載
    の電池。
  3. 【請求項3】 活物質である粉体と接触する集電装置
    が、容器内の活物質である粉体を流動化させる液体又は
    気体による流動化流体分散手段及び撹拌手段の少なくと
    もいずれかである請求項1記載の電池。
  4. 【請求項4】 2つの容器内に、電池内の反応温度を一
    定にするための伝熱面を設けた請求項1、2又は3記載
    の電池。
  5. 【請求項5】 伝熱面が、活物質である粉体と接触する
    管状の集電体及び板状の集電体のいずれかである請求項
    4記載の電池。
  6. 【請求項6】 2つの容器にそれぞれ、劣化した活物質
    である粉体を容器から抜き出すための抜出手段及び活物
    質である粉体を容器に供給するための供給手段を接続し
    た請求項1〜5のいずれかに記載の電池。
  7. 【請求項7】 抜出手段に、抜き出した活物質である粉
    体を再生する再生手段及び活物質である粉体の補充を行
    うメークアップ手段の少なくともいずれかを接続し、再
    生されるか、又は新しく取り替えられた活物質の粉体が
    供給手段から容器内に供給されるようにした請求項6記
    載の電池。
  8. 【請求項8】 抜出手段に、抜き出した活物質である粉
    体を熱反応又は化学反応によって充電状態の粉体に変化
    させる反応手段を接続し、充電状態となった活物質の粉
    体が供給手段から容器内に供給されるようにした請求項
    6又は7記載の電池。
  9. 【請求項9】 陰極側の活物質である粉体が水素吸蔵合
    金の粉体であり、陽極側の活物質である粉体がニッケル
    の粉体である請求項1〜8のいずれかに記載の電池。
  10. 【請求項10】 陰極側の活物質である粉体が水素吸蔵
    合金の粉体で、陰極側の流動化流体分散手段に導入され
    る気体が水素であり、陽極側の活物質である粉体がニッ
    ケルの粉体で、陽極側の流動化流体分散手段に導入され
    る気体が酸素又は空気である請求項1〜9のいずれかに
    記載の電池。
JP11085585A 1999-03-29 1999-03-29 電 池 Expired - Fee Related JP3051401B1 (ja)

Priority Applications (19)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11085585A JP3051401B1 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 電 池
CA002508964A CA2508964C (en) 1999-03-29 2000-03-27 Battery and equipment or device having battery as part of its structure, and locally-distributed power generation method and power generation device therefor
CA002509536A CA2509536A1 (en) 1999-03-29 2000-03-27 Three-dimensional battery
RU2001128887A RU2216076C2 (ru) 1999-03-29 2000-03-27 Аккумуляторная батарея, устройство, содержащее аккумуляторную батарею, способ локально-распределенной выработки электроэнергии и устройство выработки электроэнергии указанным способом
AU33288/00A AU762009B2 (en) 1999-03-29 2000-03-27 Battery and equipment or device having the battery as part of structure and locally distributed power generation method and power generation device therefor
CNA2005100526681A CN1697231A (zh) 1999-03-29 2000-03-27 电池及以该电池作为部分结构的设备或装置以及区域分散型发电方法及其发电装置
CNA2005100526713A CN1697234A (zh) 1999-03-29 2000-03-27 电池及以该电池作为部分结构的设备或装置以及区域分散型发电方法及其发电装置
CNA2005100526709A CN1697233A (zh) 1999-03-29 2000-03-27 电池及以该电池作为部分结构的设备或装置以及区域分散型发电方法及其发电装置
EP00911378A EP1174939A4 (en) 1999-03-29 2000-03-27 BATTERY AND DEVICE OR DEVICE WHERE THE BATTERY IS A PART OF THE STRUCTURE AND LOCALLY DISTRIBUTED FORCING PROCESS AND DEVICE THEREFOR
PCT/JP2000/001860 WO2000059062A1 (fr) 1999-03-29 2000-03-27 Accumulateur et equipement ou dispositif integrant cet accumulateur dans sa structure, et procede de generation d'energie repartie localement et procede de generation d'energie utilise
CA002508672A CA2508672A1 (en) 1999-03-29 2000-03-27 Alkali primary battery
CNB00805763XA CN1266797C (zh) 1999-03-29 2000-03-27 电池
CA002363401A CA2363401A1 (en) 1999-03-29 2000-03-27 Battery and equipment or device having the battery as part of structure and locally distributed power generation method and power generation device therefor
CNA2005100526696A CN1697232A (zh) 1999-03-29 2000-03-27 电池及以该电池作为部分结构的设备或装置以及区域分散型发电方法及其发电装置
ID20012184A ID30457A (id) 1999-03-29 2000-03-27 Baterai dan peralatan atau piranti yang mempunyai baterai sebagai bagian strukturnya, dan metode pembangkitan daya yang didistribusikan secara lokal dan piranti pembangkit daya untuk itu
CNA2005100526728A CN1697235A (zh) 1999-03-29 2000-03-27 电池及以该电池作为部分结构的设备或装置以及区域分散型发电方法及其发电装置
KR10-2001-7011923A KR100417595B1 (ko) 1999-03-29 2000-03-27 전지, 및 그 전지를 구조의 일부로서 가지는 기기 또는장치, 및 지역 분산형 발전 방법, 및 그 발전 장치
US09/937,688 US6689507B1 (en) 1999-03-29 2000-09-27 Battery and equipment or device having the battery as part of structure and locally distributed power generation method and power generation device therefor
AU2003236411A AU2003236411B2 (en) 1999-03-29 2003-08-21 Battery and Equipment or Device having the Battery as part of Structure and Locally Distributed Power Generation Method and Power Generation Device Therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11085585A JP3051401B1 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 電 池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3051401B1 true JP3051401B1 (ja) 2000-06-12
JP2000277183A JP2000277183A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13862899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11085585A Expired - Fee Related JP3051401B1 (ja) 1999-03-29 1999-03-29 電 池

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3051401B1 (ja)
CN (5) CN1697232A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000059062A1 (fr) * 1999-03-29 2000-10-05 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Accumulateur et equipement ou dispositif integrant cet accumulateur dans sa structure, et procede de generation d'energie repartie localement et procede de generation d'energie utilise
WO2003092113A1 (fr) * 2000-10-31 2003-11-06 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Batterie
JP2012523103A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 24エム・テクノロジーズ・インコーポレイテッド レドックスフロー電池を使用した燃料システム
US11342567B2 (en) 2008-06-12 2022-05-24 Massachusetts Institute Of Technology High energy density redox flow device
US11909077B2 (en) 2008-06-12 2024-02-20 Massachusetts Institute Of Technology High energy density redox flow device

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100658255B1 (ko) * 2001-09-19 2006-12-14 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 고출력형 삼차원 전지
US7799464B2 (en) * 2001-09-19 2010-09-21 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Hybrid battery
CN102244222A (zh) * 2007-02-14 2011-11-16 川崎重工业株式会社 电池及其传热结构
US9786944B2 (en) 2008-06-12 2017-10-10 Massachusetts Institute Of Technology High energy density redox flow device
JP6110789B2 (ja) * 2010-08-18 2017-04-05 マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー 静止型流体レドックス電極
JP5912518B2 (ja) * 2011-06-22 2016-04-27 株式会社日立産機システム 静止機器
JP2014002941A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Sharp Corp 電池
US9362583B2 (en) 2012-12-13 2016-06-07 24M Technologies, Inc. Semi-solid electrodes having high rate capability
US8993159B2 (en) 2012-12-13 2015-03-31 24M Technologies, Inc. Semi-solid electrodes having high rate capability
CN117038869B (zh) * 2023-08-18 2024-04-12 长兴太湖能谷科技有限公司 一种电池硫化铅匀化用组合式插入导管

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH576707A5 (ja) * 1973-06-28 1976-06-15 Battelle Memorial Institute
JPS5392302A (en) * 1977-01-25 1978-08-14 Nat Res Inst Metals Electrolytic refining of metal
JPH081814B2 (ja) * 1990-10-05 1996-01-10 トヨタ自動車株式会社 亜鉛臭素電池用容量計

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000059062A1 (fr) * 1999-03-29 2000-10-05 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Accumulateur et equipement ou dispositif integrant cet accumulateur dans sa structure, et procede de generation d'energie repartie localement et procede de generation d'energie utilise
WO2003092113A1 (fr) * 2000-10-31 2003-11-06 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Batterie
US11342567B2 (en) 2008-06-12 2022-05-24 Massachusetts Institute Of Technology High energy density redox flow device
US11909077B2 (en) 2008-06-12 2024-02-20 Massachusetts Institute Of Technology High energy density redox flow device
JP2012523103A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 24エム・テクノロジーズ・インコーポレイテッド レドックスフロー電池を使用した燃料システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1697233A (zh) 2005-11-16
CN1697231A (zh) 2005-11-16
CN1697235A (zh) 2005-11-16
JP2000277183A (ja) 2000-10-06
CN1697232A (zh) 2005-11-16
CN1697234A (zh) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3051401B1 (ja) 電 池
KR100417595B1 (ko) 전지, 및 그 전지를 구조의 일부로서 가지는 기기 또는장치, 및 지역 분산형 발전 방법, 및 그 발전 장치
US8124296B1 (en) Thick electrode direct reaction fuel cells utilizing cross-flows and taylor vortex flows
US4147839A (en) Electrochemical cell with stirred slurry
EP0911896B1 (en) Fuel cell with means for rotating the electrolyte
US20050175890A1 (en) Battery
US20140255812A1 (en) Taylor vortex flow electrochemical cells utilizing particulate electrolyte suspensions
RU2001128887A (ru) Аккумуляторная батарея, устройство, содержащее аккумуляторную батарею, способ локально-распределенной выработки электроэнергии и устройство выработки электроэнергии указанным способом
WO2001067531A2 (en) Refuelable electrochemical power source and method of using the same
JP2003327402A (ja) 水素生成システム
CN100459268C (zh) 基于储存氢的可再充燃料电池系统
Mahlendorf et al. Secondary zinc-air batteries–mechanically rechargeable
US7008706B2 (en) Drive system incorporating a hybrid fuel cell
EP1501150A1 (en) Battery
CN108365238B (zh) 一种液态金属燃料电池
JP3510581B2 (ja) 電 池
JPWO2021095243A1 (ja) リバーシブル燃料電池
CN110400952B (zh) 一种钠燃料电池及含有该钠燃料电池的电池堆
JP2002165311A (ja) デュアルモード車両及びその駆動電源装置
Cooper et al. Demonstration of zinc/air fuel battery to enhance the range and mission of fleet electric vehicles: preliminary results in the refueling of a multicell module
KR100658254B1 (ko) 전지
JP2002186199A (ja) 三次元電池を用いた無停電電源装置及び電子機器
JP2002161385A (ja) 水素・酸素発生装置
CN117276614B (zh) 一种以双氧水为电子能量载体的储能系统
Panayiotou et al. Solar hydrogen production and storage techniques

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees