JP3051155U - 四層式組合せブロック知育玩具 - Google Patents
四層式組合せブロック知育玩具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 四層式組合せブロック知育玩具の提供。
【解決手段】 各組合せ面が縦横に分割されて16個の
活動ユニットで組成されている立方体のブロック体とさ
れ、各活動ユニットがいずれも回転、スライドして方向
の改変可能とされ、それにより立方体の6個の組合せ面
に色或いは模様の異なる組合せ変化を形成できるように
してあり、頭脳を刺激して知力を増進する効果を提供で
きる。
活動ユニットで組成されている立方体のブロック体とさ
れ、各活動ユニットがいずれも回転、スライドして方向
の改変可能とされ、それにより立方体の6個の組合せ面
に色或いは模様の異なる組合せ変化を形成できるように
してあり、頭脳を刺激して知力を増進する効果を提供で
きる。
Description
【0001】
本考案は一種の四層式組合せブロック知育玩具に関し、さらに詳しくは各1面 が縦横に分割されて16個の活動ユニットで組成されている立方体のブロック体 とされ、各活動ユニットがいずれも回転、スライドして方向の改変可能とされ、 それにより立方体の6個の組合せ面に色或いは模様の異なる組合せ変化を形成で きるようにしてあり、頭脳を刺激して知力を増進する効果を提供できるものに関 する。
【0002】
図1には、キュービックゲームと称される周知の組合せ知育ブロック玩具が示 されている。それは立方体Aの六面にそれぞれ9個の活動面を有する三層構造と され、一般には立方体Aの六面に一つの色が塗られ、即ち同一面にある9個の活 動面が同色区域とされ、いずれか一層の活動面を回転移動させることで、その周 囲の他の活動面が異なる色区域内に移動し、その区域の色が混雑するようにして ある。その遊戯の方法は、立方体Aの六個の色をいずれも混雑させた後、さらに 各層を回転させて同じ色の活動面をその中の一面に集中させて、最終的に全ての 立方体Aの6個の組合せ面がそれぞれ同じ色の活動面で組成されるように戻すも のである。
【0003】 上述の周知の三層式の組合せブロック知育玩具は市販されて久しく、一般によ く知られているが、組合せブロック玩具の複雑性を高める方法として最も直接的 に思いつくのは、三層構造を四層構造となすこと、即ち、組合せブロックの各組 合せ面を4×4=16個の活動ユニットで組成することである。ただし、研究し た結果、その実施は非常に困難であることが判明し、またそのために、市場には いまだ四層式組合せブロック知育玩具は出現していない。
【0004】 まず、周知の三層式組合せブロック知育玩具の構造について説明する。その構 成部品は図2に示されるようであり、一つの十字軸心1、6個の回転ブロック2 、12個の辺角ブロック3、及び8個の角部ブロック4を包括する。
【0005】 その中、該十字軸心1は三つの異なる垂直軸方向の中心軸の中間点が相互に交 差するように連接されてなり、十字軸心1の外端に6個の異なる方向にある連接 端5が形成されている。
【0006】 該回転ブロック2はそれぞれ十字軸心1の各一つの連接端5に連接され、ゆえ に各一つの回転ブロック2がそれぞれ立方体Aの六個の組合せ面の各面の中央に 対応し、その形状がほぼT形を呈して、平面が外に向けられて回転可能とされて いる。
【0007】 該辺角ブロック3は、二つの相互に隣り合う回転ブロック2の間に設けられ、 正面の回転ブロック2が基準ブロックとされ、それと上下及び左右の隣り合う四 つの回転ブロック2との間に、それぞれ四つの辺角ブロック3が置かれる。背面 の回転ブロック2とその他の四つの回転ブロック2との間にも同様に四つの辺角 ブロック3が設置され、上下及び左右の相互に隣り合う四つの回転ブロック2の 間にもそれぞれ一つの辺角ブロック3が置かれ、合計12個の辺角ブロック3が 設けられている。
【0008】 該角部ブロック4は各二つの相互に隣り合う辺角ブロック3の間に設けられ、 全部で8個が設けられ、それぞれ立方体Aの8個の角部を構成し、それと辺角ブ ロック3が共同で回転ブロック2の周囲を囲み、三層式組合せブロック知育玩具 のどの一層が回転されても、回転ブロック2が原点で自転し、角部ブロック4と 辺角ブロック3が角部ブロック4の回りを回転するようにしてある。
【0009】 上述の十字軸心1、複数の回転ブロック2、辺角ブロック3及び角部ブロック 4で組成された三層式組合せブロック知育玩具は、十字軸心1中の六個の連接端 5のどの一端もが、それに対応する面の複数の活動面の中央活動面、即ち回転ブ ロックの軸心とされ得て、このためちょうど立方体の六個の面中の各一面のいず れもが3×3=9個の活動面を有するものとされている。
【0010】 ただし、上述の十字軸心1を四層式組合せブロック知育玩具の中心として利用 すべく、その六個の面の中心点に位置する連接端が、各一つの面の中心にあって 、三層式組合せブロック知育玩具におけるようにちょうど9個の活動面の中央活 動面に位置することができないため、このため、四層式組合せブロック知育玩具 を構成するには、新たな構造形態を設計する必要があった。
【0011】
本考案は一種の四層式組合せブロック知育玩具を提供することを課題とし、そ れは、各1面が縦横に分割されて16個の活動ユニットで組成されている立方体 のブロック体とされ、各活動ユニットがいずれも回転、スライドして方向の改変 可能とされ、それにより立方体の6個の組合せ面に色或いは模様の異なる組合せ 変化を形成できるようにしてあり、頭脳を刺激して知力を増進する効果を提供で きるものとする。
【0012】
請求項1の考案は、立方体を呈して表面に6個の組合せ面B1を有し、各組合 せ面B1がそれぞれ縦向きに四個、横向きに四個に分割されて16個の活動ユニ ットに分割され、各活動ユニットが回転、スライドして方向を改変可能で、それ により六個の組合せ面B1が異なる色或いは図案による異なる組み合わせ変化を 発生できる、一種の四層式組合せブロック知育玩具とされて、以下のものを包括 する、即ち、 一つの中心軸部材10とされて、四層式組合せブロック知育玩具の中心に位置し 、立方体を呈する四層式組合せブロック知育玩具の六個の異なる方向の組合せ面 B1それぞれに対応する軸心11を有し、中心軸部材10に小方形ブロック状の 台座12が設けられ、該台座12が一つの角部で中心軸部材10の中心点を被覆 しているもの、 6個の回転板20とされて、略T形を呈し、底端が連接部21とされ、該連接部 21を以て前述の中心軸部材10の軸心11に回転自在に連接され、上部は正方 形の限位板22とされ、該限位板22の底端が円弧面とされているもの、 24個の第1スライドブロック30とされて、各回転板20の四辺に設けられ、 背部上方が当接部31とされて限位板22の側辺に当接し、背部下方が連接部2 1に向けて突出する限位部32とされ、当接部31の前端上部に外向きに突出し て底端が円弧形とされた凸縁33が設けられ、限位部32の上端が円弧形を呈し て上向きに限位板22底端の円弧面に当接し、これにより第1スライドブロック 30の上向きの脱出が防止され、且つ限位部32の幅が当接部31より小さく、 当接部31の両側が突出し、当接部31の突出する両側の底端が一つの小円弧面 とされているもの、 12個の第2スライドブロック40とされて、各二つの相互に対応する第1スラ イドブロック30の間に設けられ、その形状は略三角形とされ、その上部の幅が 当接部31の幅と同じとされて連接部41が形成され、且つ連接部41の両端が 円弧形を呈して二つの対応する凸縁33の底端面に当接し、こうして第2スライ ドブロック40の外向きの脱出が防止され、第2スライドブロック40の底部の 幅が連接部41の係止部42より小さく、連接部41の両側が突出し、且つ連接 部41の突出する両側の底面が円弧面を有して、これにより当接部31底部両側 の円弧面と相互に連接し、係止部42は限位部32と等幅とされて、限位部32 の幅と相互に連接するようにしてあるものと、 24個の中央活動ユニット50とされて、いずれも一つの内スライドブロック5 1、及び一つの外板52を包括し、その中、内スライドブロック51がそれぞれ 各一つの回転板20の四角の外側に設けられてその左側或いは右側の第1スライ ドブロック30に伴い移動可能とされ、該内スライドブロック51の底部が下係 止ブロック511とされて第1スライドブロック30の接合部31の底端に置か れ、上部は上係止ブロック512とされて第1スライドブロック30の当接部3 1の上端よりやや突出し、該外板52は薄片状を呈し、上面は正方形とされ、各 四片の外板52が一組とされて四層式組合せブロック知育玩具の6個の組合せ面 B1の中央に位置し、その底部が内スライドブロック51の上端に固定されて、 内スライドブロック51がスライド移動する時に、外板52も同時にスライドす るようにしてあり、四層式組合せブロック知育玩具の各組合せ面の中央の四つの スライド可能な部品を形成するもの、 24個の辺縁活動ユニット60とされ、二つが一組とされ、各辺縁活動ユニット 60は内活動ブロック62と外活動ブロック61を包括し、その中、外活動ブロ ック61は正方形のブロック状を呈して四層式組合せブロック知育玩具の各二つ の組合せ面の連接部分に設けられ、内活動ブロック62は三角片状を呈して内向 きに、第1スライドブロック30、第2スライドブロック40の側辺へと延伸さ れ、並びに前述の第1スライドブロック30、第2スライドブロック40の上部 の両側に向けて突出する接合部31と連接部41に対応して円弧形の滑り溝62 1が設けられて内活動ブロック62の底部が制限されて上向きに脱出しないよう にしてあるが、ただし前述の接合部31及び連接部41両側底部と相互に連接す る円弧に沿って縦向きにスライドでき、またあるものは前述の中央活動ユニット 50と横向きに同期スライドし、こうして四層式組合せブロック知育玩具の各二 つの組合せ面の連接部分に設けられた辺縁活動ユニットとされているもの、 8個の角部活動ユニット70とされ、各一つの角部活動ユニット70は外方形ブ ロック71と内三角ブロック72を含み、該外方形ブロック71が四層式組合せ ブロック知育玩具の8個の角部に設けられ、内三角ブロック72は各三つの辺縁 活動ユニット60の連接部分の空隙内に嵌め込まれて上への脱落防止がしてあり 、内三角ブロック72の上面が円弧面とされ、内三角ブロック72が任意の方向 の辺縁活動ユニット60に従い移動可能であるもの、 上述の一つの中心軸部材10、6個の回転板20、24個の第1スライドブロッ ク30、12個の第2スライドブロック40、24個の中央活動ユニット50、 24個の辺縁活動ユニット60、及び8個の角部活動ユニット70を組み合わせ て構成された、四層式組合せブロック知育玩具としている。
【0013】
本考案の四層式組合せブロック知育玩具の内部構造は、一つの中心軸部材、6 個の回転板、24個の第1スライドブロック、12個の第2スライドブロック、 24個の中央活動ユニット、24個の辺縁活動ユニット、及び8個の角部活動ユ ニットを包括し、中心軸部材の6個の方向にそれぞれ回転板を回転自在に連接し 、隣り合う回転板の間に異なる形状の第1スライドブロックと第2スライドブロ ックを嵌め、並びに第1スライドブロックと第2スライドブロックを利用して各 一つの組合せ面の外表の四つの中央活動ユニットを制限し、8個の辺縁活動ユニ ットと4個の角部活動ユニットが制限された活動範囲内で回転、スライドして方 向を改変できるようにし、即ち四層式組合せブロック知育玩具の各組合せ面に異 なる色或いは図案が形成されるようにしてある。本考案は操作時に、活動ユニッ トをスライドさせてその位置を改変させて、四層式組合せブロック知育玩具の各 組合せ面に異なる組合せ変化を発生させることができ、その操作の複雑度は周知 の三層式組合せブロック知育玩具より高く、高い知力増進効果を提供することが できる。
【0014】
図3、4、5に示されるように、本考案の四層式組合せブロック知育玩具Bの 六個の組合せ面B1はそれぞれ縦向きに四個、横向きに四個に分割されて、各組 合せ面B1がそれぞれ16個の活動ユニットを有している。各活動ユニットは回 転、スライドして方向を改変可能で、それにより六個の組合せ面B1が異なる色 或いは図案による異なる組み合わせ変化を発生でき、頭脳を刺激して知力を増進 する効果を提供できる。その組み合わせ変化の複雑度は周知の組合せブロック知 育玩具よりも高く、商品の市場における寿命を延長可能である。その内部構造は 図6から図22に示されるように、一つの中心軸部材10の六個の方向に、それ ぞれ一つの回転板20を回転自在に連接し、隣り合う回転板20の間に二つの第 1スライドブロック30と、該二つの第1スライドブロック30の間に挟持され る一つの第2スライドブロック40が設けられ、この第1スライドブロック30 と第2スライドブロック40の制限を利用して、各一つの組合せ面B1の外表に ある四つの中央活動ユニット50、8個の辺縁活動ユニット60及び4個の角部 活動ユニット70が制限活動範囲内で回転、スライドして方向を変えられるよう にしてある。四層式組合せブロック知育玩具の各組合せ面B1には異なる色或い は図案が設けられ、操作時には、各活動ユニットをスライドさせて位置を変える ことで、6個の組合せ面B1に異なる組合せ変化を発生させることができ、これ により組合せブロック知育玩具の複雑度を増加する効果が提供される。以下に、 本考案の各部分の構造について説明する。
【0015】 図6、7には本考案の中心軸部材10の構造が示されている。該中心軸部材1 0は四層式組合せブロック知育玩具の中心に位置し、立方体を呈する四層式組合 せブロック知育玩具の六個の異なる方向の組合せ面B1それぞれに対応する軸心 11を有する。且つ中心軸部材10には小方形ブロック状の台座12が設けられ 、該台座12は一つの角部で中心軸部材10の中心点を被覆する。
【0016】 図8、9には本考案の回転板20の構造が示されている。該回転板20は全部 で6個あり、形状は略T形を呈し、底端が連接部21とされ、該連接部21を以 て前述の中心軸部材10の軸心11に回転自在に連接され、上部は四角形の限位 板22とされ、該限位板22の底端は円弧面とされている。
【0017】 図10、11に示されるように、中心軸部材10と回転板20を組み合わせる 時には、回転板20の限位板22中央に下向きに連接部21の底端に貫通する貫 通孔23が設けられ、並びに貫通孔23内にスリーブ24が挿入される。スリー ブ24の底端と軸心11の位置が合わされた後、ネジ25がスリーブ24の内孔 に通されて軸心11にねじ込まれ、こうして回転板20が軸心11上に位置制限 されるが、軸心11を中心として回転可能とされる。
【0018】 図12、13には第1スライドブロック30の構造が示されている。該第1ス ライドブロック30は全部で24個あり、各回転板20の四辺に設けられている 。該第1スライドブロック30の背部上方は当接部31とされて限位板22の側 辺に当接し、背部下方は連接部21に向けて突出する限位部32(図17)とさ れている。その中、当接部31の前端上部に外向きに突出して底端が円弧形とさ れた凸縁33が設けられ、限位部32の上端は円弧形を呈して上向きに限位板2 2底端の円弧面に当接し、これにより第1スライドブロック30の上向きの脱出 が防止され、且つ限位部32の幅は当接部31より小さく、当接部31の両側が 突出し、当接部31の突出する両側の底端が一つの小円弧面とされている。
【0019】 図14、15は第2スライドブロック40の構造を示している。該第2スライ ドブロック40は合計12個あり、それぞれが、各二つの相互に対応する第1ス ライドブロック30の間(図16)に設けられ、その形状は略三角形とされ、そ の上部の幅が当接部31の幅と同じとされて連接部41が形成され、且つ連接部 41の両端が円弧形を呈して二つの対応する凸縁33の底端面に当接し、こうし て第2スライドブロック40の外向きの脱出が防止されている。第2スライドブ ロック40の底部は幅が連接部41の係止部42より小さく、連接部41の両側 が突出し、且つ連接部41の突出する両側の底面が円弧面を有して、これにより 当接部31底部両側の円弧面と相互に連接し、係止部42は限位部32と等幅と されて、限位部32の幅と相互に連接する。
【0020】 図16、17には第1スライドブロック30と第2スライドブロック40の、 前述の中心軸部材10及び回転板20との組合せ関係が示されている。図に示さ れるように、中心軸部材10に回転板20を立方体の6面の方向に組み付けて、 各一つの正方形の回転板20の四辺それぞれに第1スライドブロック30を設け 、且つ相互に対応する第1スライドブロック30の間に第2スライドブロック4 0を設け、各二つの隣り合う回転板20の間に二つの第1スライドブロック30 と一つの第2スライドブロック40が相互に当接するように設けられている。図 中の上部の回転板20を例として説明すると、各一つの辺に沿った外側にそれぞ れ下向きに傾斜するように一つの第1スライドブロック30、一つの第2スライ ドブロック40が連接されて、その後、さらに一つの第1スライドブロック30 が反対方向に連接され、且つこの反対方向の第1スライドブロック30の背部が もう一つの回転板20に当接している。言い換えると、該上部の回転板20が一 つの中心点を形成し、その周囲に外向きに順に、四つの第1スライドブロック3 0、四つの第2スライドブロック40、四つの第1スライドブロック30及び四 つの回転板20が設けられ、こうして四層式組合せブロック知育玩具の内部構造 が形成されている。
【0021】 図18には中央活動ユニット50の構造が示されている。該中央活動ユニット 50は合計24個設けられ、いずれも一つの内スライドブロック51、及び一つ の外板52で組成されている。その中、内スライドブロック51はそれぞれ各一 つの回転板20の四角の外側に設けられ、即ち各二つの相互に隣り合う第1スラ イドブロック30の連接部分(図16、18)に設けられ、その左側或いは右側 の第1スライドブロック30に伴い移動可能とされ、その形状は略Z形を呈し、 底部は下係止ブロック511とされて第1スライドブロック30の接合部31の 底端に置かれ、上部は上係止ブロック512とされて、その上端がやや第1スラ イドブロック30の当接部31の上端より突出し、上向きに隆起する固定部51 3が設けられ、該固定部513上にネジ孔514が設けられている。該外板52 は薄片状を呈し、上面は正方形とされ、各四片の外板52が一組とされ、四層式 組合せブロック知育玩具の6個の組合せ面B1の中央の四つのスライド可能な部 品とされる。その底部には、内スライドブロック51の固定部513に対応する 凹所521と固定孔522が設けられ、該凹所521に固定部513が嵌合され 、並びに小ネジ523の固定孔522とネジ孔514との結合により、内スライ ドブロック51と外板52が固定される。内スライドブロック51がスライドす ることで、外板52も同時にスライドする。また外板52の底部にも凹所524 が設けられて外板52のスライド時の回転板20、第1スライドブロック30及 び第2スライドブロック40の上部との衝突、干渉が防止されている。
【0022】 図19、20に示されるのは辺縁活動ユニット60の構造である。該辺縁活動 ユニット60は二つが一組とされ、四層式組合せブロック知育玩具の各二つの組 合せ面の連接部分に設けられ、即ち中央活動ユニット50の周囲に設けられて、 全部で12組、24個がある。各1個の辺縁活動ユニット60の構造は内活動ブ ロック62、外活動ブロック61に分けられ、その中、外活動ブロック61は立 方体状を呈して前述の位置にあり、内活動ブロック62は三角片状を呈して内向 きに、第1スライドブロック30、第2スライドブロック40の側辺へと延伸さ れ、並びに前述の第1スライドブロック30、第2スライドブロック40の上部 の両側に向けて突出する接合部31と連接部41に対応して(図17)円弧形の 滑り溝621が設けられ、内活動ブロック62の底部が制限されて上向きに脱出 しないようにしてあるが、ただし前述の接合部31及び連接部41両側底部と相 互に連接する円弧に沿って縦向きにスライドでき、またあるものは前述の中央活 動ユニット50と横向きに同期スライドし、こうして四層式組合せブロック知育 玩具の各二つの組合せ面の連接部分に設けられた辺縁活動ユニットが形成されて いる。
【0023】 図21、22には角部活動ユニット70の構造が示されている。該角部活動ユ ニット70は全部で8個あり、四層式組合せブロック知育玩具の8個の角部に設 けられている。各一つの角部活動ユニット70は外方形ブロック71と内三角ブ ロック72を含み、その中、外方形ブロック71は正方形で前述の位置にあり、 内三角ブロック72は各三つの辺縁活動ユニット60の連接部分の空隙内に嵌め 込まれて上に脱落しないものとされ、内三角ブロック72の上面も円弧面とされ 、任意の方向の辺縁活動ユニット60に従い移動可能である。内三角ブロック7 2の上面に円弧面が設けられて外方形ブロック71の内側角部に連接し、両者の 間には連接部73が設けられて、接合強度が増加している。
【0024】 以上が本考案の四層式組合せブロック知育玩具の各組成部材の構造及び連接関 係であり、組合せ時には、各部材の相互連接において、6個の回転板20が最先 の限位部とされ、このため、回転板20上部の中央活動ユニット50の外板52 が最後に組み付けられ、これにより各部品の組合せが行えなくなる状況を防止す る。実施時には図23から図35のステップに従い組み合わせる。
【0025】 図23に示されるように、組合せ時にはまず一つの回転板20の限位板22を 下に向け、並びにその貫通孔23内にスリーブ24とネジ25を挿入し、その後 、この回転板20を中心点として、その四辺に四つの第1スライドブロック30 と四つの内スライドブロック51を嵌め合わせて一つの小方形ブロック形状とな し、以上を以て組合せ第1ステップとなす。
【0026】 図24から図25に示されるように、前述の部品の組合せが完成した後、四つ の第1スライドブロック30の凸縁33上方にそれぞれ第2スライドブロック4 0を設置し、第2スライドブロック40の両側に辺縁活動ユニット60を、合計 8個設置し、四つの角部に角部活動ユニット70をそれぞれ設置し、こうして組 合せ第2ステップを完成する。
【0027】 図26から図27に示されるように、前述の組合せ第2ステップが完成した後 、中央活動ユニット50の外板52がまだ取り付けられていないだけで、四層式 組合せブロック知育玩具の最下層の形成が完了する。この時、完成した底層中、 四つの第2スライドブロック40の上方に第1スライドブロック30を設置し、 その後、第1スライドブロック30の両側に内スライドブロック51を合計8個 設置した後、四つの角部活動ユニット70の上方に辺縁活動ユニット60を重ね 置き、こうして組合せ第3ステップを完成し、即ち四層式組合せブロック知育玩 具の第2層を完成する。
【0028】 図28から図29に示されるように、組合せ第3ステップが完成した後、第2 層の中央部分に凹所が形成されるので、回転板20の連接部21のネジ25を貫 通させて突出させ、組合せ第4ステップにおいてまず、該ネジ25を中心軸部材 10底部の軸心11と螺合させ、それにより回転板20を中心軸部材10の底部 に回転自在に連接する。その後、中心軸部材10のその他の軸心11をそれぞれ 四層式組合せブロック知育玩具の6個の組合せ面のその他の5個の方向に位置さ せ、さらに第1層の4個の辺縁活動ユニット60の内活動ブロック62の上方そ れぞれに第2スライドブロック40を合計4個設置し、第2スライドブロック4 0の両側に第1スライドブロック30を合計8個設置し、最後に各二つの第1ス ライドブロック30の間の、各水平方向の軸心11上に回転板20を合計4個連 接し、こうして組合せ第4ステップを完成する。
【0029】 図30から図31に示されるように、組合せ第4ステップが完成した後、その 組合せ部品は四層式組合せブロック知育玩具の第2層中央で突出した形状を呈し 、このため第5ステップではその上方に第3ステップと同じくただし上下の方向 を逆とした部品を組み付け、即ち、まず4個の辺縁活動ユニット60を設置し、 並びにその両側に内スライドブロック51を合計8個設置し、さらに各二つの内 スライドブロック51の間に第1スライドブロック30を合計4個置き入れれば 、組合せ第5ステップが完成し、即ち四層式組合せブロック知育玩具の第3層が 完成する。
【0030】 図32から図33に示されるように、四層式組合せブロック知育玩具の第3層 完成後、第6ステップにおいて上層を組み合わせる。該上層を組成する部品と底 層のものは同じく、このため組合せ時には第2ステップと同じく但し上下反対の 方向の部品を用い、即ち4個の角部に四つの角部活動ユニット70を設置し、並 びにその両側に辺縁活動ユニット60を合計8個設置し、さらに各二つの隣り合 う辺縁活動ユニット60の滑り溝621空間内に第2スライドブロック40を合 計4個置き入れれば、組合せ第6ステップが完成し、四層式組合せブロック知育 玩具の上層が完成する。
【0031】 図34から図35に示されるように、四層式組合せブロック知育玩具の上層完 成後、第3層及び上層を組み付ける時、中心軸部材10の上端の軸心11はいま だ回転板20及びその周囲の対応する部品と組付けられていないため、上層の組 合せ部品はただ相互に接触するだけで限位されておらず、且つ中央部分に凹所が 形成されている。このため組合せ第7ステップでは上層の中央に第1ステップと 同じく但し上下反対の部品を設置し、即ち、上部の軸心11を中心点として、そ の周囲に四つの第1スライドブロック30及び四つの内スライドブロック51を 当接させ、最後に一つの回転板20の連接部21を下向きにし、並びにその貫通 孔23内にスリーブ24とネジ25を挿入し、それにより回転板20、第1スラ イドブロック30及び内スライドブロック51を小方形ブロック形状となし、前 述の上層中央の凹所に嵌め込み、並びにネジ25を中心軸部材10の上端の軸心 11と螺合させ、こうして回転板20の限位板22を中央に位置づけて、前述の 各組合せステップで組み合わせた部品がいずれも該限位板22により一層ずつ係 止されるようにし、以上を以て組合せ第7ステップを完成する。
【0032】 図36から図37に示されるように、前述の第7ステップ完成後、中央活動ユ ニット50の外板52はまだ組付けられていないが、四層式組合せブロック知育 玩具の基本構造はすでに完成しており、且つ表面の且つ活動ユニットがスライド して位置を改変できるようにしてある。これにより組合せ第8ステップでは小ネ ジ523を外板52の固定孔522に通して内スライドブロック51上部の上係 止ブロック512の固定部513に固定することで、中央活動ユニット50の組 合せを完成でき、即ち四層式組合せブロック知育玩具の表面が整えられ、各組合 せ面の活動ユニットのスライドによる位置変換を遂行できるようになる。
【0033】 図38に示されるように、本考案の最後の組合せステップは、四層式組合せブ ロック知育玩具Bの6個の組合せ面B1それぞれに異なる色或いは図形を設けて 、各活動ユニットの表面に着色すれば完成する。これにより前述の固定孔522 の小ネジ523が外観に影響するのを防ぐ。実施時には異なる色或いは図形を有 する貼り紙B2を各活動ユニットの外表に貼ってもよく、以上により本考案の四 層式組合せブロック知育玩具の組合せが完成する。
【0034】 前述の図6に示される中心軸部材10の台座12の、全体構造における役割に ついて、以下に説明する。周知の三層式組合せブロック知育玩具はどの一層を回 転させてもその十字軸心(図1、2参照)はいずれも中間層と同期に動作する。 本考案の四層式組合せブロック知育玩具は四層の構造体であり、並びに三層構造 のように一つの中間層を有するものはないため、図4中b、図5中aに示される 方式で中間の二層を相対的に回転させた場合に、中心軸部材10が中間の二層の 間に位置して該心軸部材10がその二層のいずれの一層にも付随しないものとす ると、中間の二層を相対的に90度回転させた時、中心軸部材10がただ0〜9 0度のいずれか一つの角度だけ回転して、四層式組合せブロック知育玩具の中間 二層が回転した後、中心軸部材10が偏向し、この時、さらに図5中bに示され る方向に回転させると、内部構造全体(図16参照)の各部品位置の混乱、ひっ かかりが生じて四層式組合せブロック知育玩具全体が破壊されてしまう。このた め、本考案の構造設計において、中間の二層を相対回転させる時に中心軸部材1 0がその中のいずれか一層に付随して同期に回転するようにする必要が生じる。 実施時には、この台座12が、中心軸部材1を、中間の二層のいずれか一層に付 随し同期回転できるようにするための必要な部品とされる。台座12と他の部品 の相対関係は図17、22、28、29に示される。これらの図に示されるよう に、台座12は小方形ブロック状とされ、且つ台座12は一つの角部を以て中心 軸部材10の中心点を被覆し、もう一つの角部が偏向し、これによりこの偏向の 角部の各面が、対応する位置にある一部中央活動ユニット50の下係止ブロック 511及び第1スライドブロック30の限位部32と抵触し、こうして中心軸部 材10が中心位置より偏った位置にある時に、四層式組合せブロック知育玩具の 中間二層が相対回転させられる時、中心軸部材10がその中の一層と同期に回転 して現在位置を保持できるようにしてある。
【0035】 上述の各部品の名称及び図示の形状は、本考案の構造を説明を容易とするため に定められたもので、本考案の請求範囲を限定するものではない。即ち、以下に 述べる本考案に基づく局部的な改変や修飾は、いずれも本考案の請求範囲に属す るものとする。
【0036】 図39から図44は前述の各部品をプラスチック射出成形技術により製造した 実施例を示し、溶融プラスチックの冷却による収縮変形防止と重量軽減のために 、各部品の実体部分は中空とされる。その中、図39に示される実施例では、中 心軸部材10の台座12内部が中空とされ、図40に示される実施例では、第1 スライドブロック30の当接部31の上部が中空とされ、図41では第1スライ ドブロック30の限位部32底部が中空とされ、図42では第2スライドブロッ ク40の連接部41上部が中空とされ、図43では辺縁活動ユニット60の内部 が中空とされ、図44では角部活動ユニット70の内部が中空とされている。こ のほか、製造時に各部品は辺縁がいずれも小円弧案内角とされて、スライド時の 滑らかさを増進するようにしてある。
【0037】 図45は中央活動ユニット50の内スライドブロック51と外板52の組合せ 実施例を示し、図中、内スライドブロック51の底部の下係止ブロック511内 は中空とされ、上係止ブロック512の固定部513に方形孔515が設けられ 、外板52底部に方形孔515に対応して下向きに止め合わせ部材525が設け られ、組合せ時には止め合わせ部材525が方形孔515に嵌め込まれて止め合 わせられ、こうして内スライドブロック51と外板52の組合せが完成する。
【0038】 図46は中央活動ユニット50の内スライドブロック51と外板52のもう一 つの組合せ実施例を示し、図中、内スライドブロック51の底部の下係止ブロッ ク511内は中空とされ、上係止ブロック512の固定部513に円孔516が 設けられ、外板52底部に円孔516に対応して下向きに固定ロッド526が設 けられ、組合せ時には固定ロッド526が円孔516に嵌め込まれて緊密に嵌合 されるか或いは接着剤で固定され、こうして内スライドブロック51と外板52 の組合せが完成する。
【0039】
本考案の四層式組合せブロック知育玩具は、各組合せ面が縦横に分割されて1 6個の活動ユニットで組成されている立方体のブロック体とされ、各活動ユニッ トがいずれも回転、スライドして方向の改変可能とされ、それにより立方体の6 個の組合せ面に色或いは模様の異なる組合せ変化を形成できるようにしてあり、 頭脳を刺激して知力を増進する効果を提供できる。
【図1】周知の三層式組合せブロック知育玩具の斜視図
である。
である。
【図2】周知の三層式組合せブロックの構造表示図であ
る。
る。
【図3】本考案の望ましい実施例の斜視図である。
【図4】本考案の望ましい実施例の使用表示図である。
【図5】本考案の望ましい実施例の使用表示図である。
【図6】本考案の中心軸部材の斜視図である。
【図7】本考案の中心軸部材の正面図である。
【図8】本考案の回転板の斜視図である。
【図9】本考案の回転板の正面図である。
【図10】本考案の回転板と中心軸部材の組合せ表示図
である。
である。
【図11】本考案の回転板と中心軸部材の組合せ完成後
の斜視図である。
の斜視図である。
【図12】本考案の第1スライドブロックの斜視図であ
る。
る。
【図13】本考案の第1スライドブロックの側面図であ
る。
る。
【図14】本考案の第2スライドブロックの斜視図であ
る。
る。
【図15】本考案の第2スライドブロックの側面図であ
る。
る。
【図16】本考案の第1スライドブロックと第2スライ
ドブロックの組合せ位置を示す斜視図である。
ドブロックの組合せ位置を示す斜視図である。
【図17】本考案の第1スライドブロックと第2スライ
ドブロック、及び回転板と中心軸部材の組合せ側面断面
図である。
ドブロック、及び回転板と中心軸部材の組合せ側面断面
図である。
【図18】本考案の中央活動ユニットの構造及び取付け
位置表示図である。
位置表示図である。
【図19】本考案の辺縁活動ユニットの構造及び取付け
位置表示図である。
位置表示図である。
【図20】本考案の辺縁活動ユニットの位置表示図であ
る。
る。
【図21】本考案の角部活動ユニットの構造及び取付け
位置表示図である。
位置表示図である。
【図22】本考案の角部活動ユニットの位置及び台座当
接面表示図である。
接面表示図である。
【図23】本考案の組合せの第1ステップを示す分解組
合せ表示図である。
合せ表示図である。
【図24】本考案の組合せの第2ステップに係る分解図
である。
である。
【図25】本考案の組合せの第2ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図26】本考案の組合せの第3ステップに係る分解図
である。
である。
【図27】本考案の組合せの第3ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図28】本考案の組合せの第4ステップに係る分解図
である。
である。
【図29】本考案の組合せの第4ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図30】本考案の組合せの第5ステップに係る分解図
である。
である。
【図31】本考案の組合せの第5ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図32】本考案の組合せの第6ステップに係る分解図
である。
である。
【図33】本考案の組合せの第6ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図34】本考案の組合せの第7ステップに係る分解図
である。
である。
【図35】本考案の組合せの第7ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図36】本考案の組合せの第8ステップに係る分解図
である。
である。
【図37】本考案の組合せの第8ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図38】本考案の組合せの第9ステップを示す組合せ
表示図である。
表示図である。
【図39】本考案の中心軸部材の実施例斜視図である。
【図40】本考案の第1スライドブロックの実施例斜視
図である。
図である。
【図41】本考案の第1スライドブロックの実施例を時
計回りに90度回転させた斜視図である。
計回りに90度回転させた斜視図である。
【図42】本考案の第2スライドブロックの実施例斜視
図である。
図である。
【図43】本考案の辺縁活動ユニットの実施例斜視図で
ある。
ある。
【図44】本考案の角部活動ユニットの実施例斜視図で
ある。
ある。
【図45】本考案の中央活動ユニットの内スライドブロ
ックと外板の組合せ実施例図である。
ックと外板の組合せ実施例図である。
【図46】本考案の中央活動ユニットの内スライドブロ
ックと外板のもう一つの組合せ実施例図である。
ックと外板のもう一つの組合せ実施例図である。
B 四層式組合せブロック知育玩具 B1 組合せ面 10 中心軸部材 11 軸心 12 台座 20 回転板 21 連接部 22 限位板 23 貫通孔 24 スリーブ 25 ネジ 30 第1スライドブロック 31 当接部 32 限位部 33 凸縁 40 第2スライドブロック 41 連接部 42 係止部 50 中央活動ユニット 51 内スライドブロック 52 外板 511 下係止ブロック511 512 上係止ブロック 513 固定部 514 ネジ孔 515 方形孔 516 円孔 521 凹所 522 固定孔 523 小ネジ 524 凹所 525 止め合わせ部材 526 固定ロッド 60 辺縁活動ユニット 61 外活動ブロック 62 内活動ブロック 621 滑り溝 70 角部活動ユニット 71 外方形ブロック 72 内三角ブロック 73 連接部 B2 貼り紙
Claims (1)
- 【請求項1】 立方体を呈して表面に6個の組合せ面B
1を有し、各組合せ面B1がそれぞれ縦向きに四個、横
向きに四個に分割されて16個の活動ユニットに分割さ
れ、各活動ユニットが回転、スライドして方向を改変可
能で、それにより六個の組合せ面B1が異なる色或いは
図案による異なる組み合わせ変化を発生できる、一種の
四層式組合せブロック知育玩具とされて、以下のものを
包括する、即ち、一つの中心軸部材10とされて、四層
式組合せブロック知育玩具の中心に位置し、立方体を呈
する四層式組合せブロック知育玩具の六個の異なる方向
の組合せ面B1それぞれに対応する軸心11を有し、中
心軸部材10に小方形ブロック状の台座12が設けら
れ、該台座12が一つの角部で中心軸部材10の中心点
を被覆しているもの、6個の回転板20とされて、略T
形を呈し、底端が連接部21とされ、該連接部21を以
て前述の中心軸部材10の軸心11に回転自在に連接さ
れ、上部は正方形の限位板22とされ、該限位板22の
底端が円弧面とされているもの、24個の第1スライド
ブロック30とされて、各回転板20の四辺に設けら
れ、背部上方が当接部31とされて限位板22の側辺に
当接し、背部下方が連接部21に向けて突出する限位部
32とされ、当接部31の前端上部に外向きに突出して
底端が円弧形とされた凸縁33が設けられ、限位部32
の上端が円弧形を呈して上向きに限位板22底端の円弧
面に当接し、これにより第1スライドブロック30の上
向きの脱出が防止され、且つ限位部32の幅が当接部3
1より小さく、当接部31の両側が突出し、当接部31
の突出する両側の底端が一つの小円弧面とされているも
の、12個の第2スライドブロック40とされて、各二
つの相互に対応する第1スライドブロック30の間に設
けられ、その形状は略三角形とされ、その上部の幅が当
接部31の幅と同じとされて連接部41が形成され、且
つ連接部41の両端が円弧形を呈して二つの対応する凸
縁33の底端面に当接し、こうして第2スライドブロッ
ク40の外向きの脱出が防止され、第2スライドブロッ
ク40の底部の幅が連接部41の係止部42より小さ
く、連接部41の両側が突出し、且つ連接部41の突出
する両側の底面が円弧面を有して、これにより当接部3
1底部両側の円弧面と相互に連接し、係止部42は限位
部32と等幅とされて、限位部32の幅と相互に連接す
るようにしてあるものと、24個の中央活動ユニット5
0とされて、いずれも一つの内スライドブロック51、
及び一つの外板52を包括し、その中、内スライドブロ
ック51がそれぞれ各一つの回転板20の四角の外側に
設けられてその左側或いは右側の第1スライドブロック
30に伴い移動可能とされ、該内スライドブロック51
の底部が下係止ブロック511とされて第1スライドブ
ロック30の接合部31の底端に置かれ、上部は上係止
ブロック512とされて第1スライドブロック30の当
接部31の上端よりやや突出し、該外板52は薄片状を
呈し、上面は正方形とされ、各四片の外板52が一組と
されて四層式組合せブロック知育玩具の6個の組合せ面
B1の中央に位置し、その底部が内スライドブロック5
1の上端に固定されて、内スライドブロック51がスラ
イド移動する時に、外板52も同時にスライドするよう
にしてあり、四層式組合せブロック知育玩具の各組合せ
面の中央の四つのスライド可能な部品を形成するもの、
24個の辺縁活動ユニット60とされ、二つが一組とさ
れ、各辺縁活動ユニット60は内活動ブロック62と外
活動ブロック61を包括し、その中、外活動ブロック6
1は正方形のブロック状を呈して四層式組合せブロック
知育玩具の各二つの組合せ面の連接部分に設けられ、内
活動ブロック62は三角片状を呈して内向きに、第1ス
ライドブロック30、第2スライドブロック40の側辺
へと延伸され、並びに前述の第1スライドブロック3
0、第2スライドブロック40の上部の両側に向けて突
出する接合部31と連接部41に対応して円弧形の滑り
溝621が設けられて内活動ブロック62の底部が制限
されて上向きに脱出しないようにしてあるが、ただし前
述の接合部31及び連接部41両側底部と相互に連接す
る円弧に沿って縦向きにスライドでき、またあるものは
前述の中央活動ユニット50と横向きに同期スライド
し、こうして四層式組合せブロック知育玩具の各二つの
組合せ面の連接部分に設けられた辺縁活動ユニットとさ
れているもの、8個の角部活動ユニット70とされ、各
一つの角部活動ユニット70は外方形ブロック71と内
三角ブロック72を含み、該外方形ブロック71が四層
式組合せブロック知育玩具の8個の角部に設けられ、内
三角ブロック72は各三つの辺縁活動ユニット60の連
接部分の空隙内に嵌め込まれて上への脱落防止がしてあ
り、内三角ブロック72の上面が円弧面とされ、内三角
ブロック72が任意の方向の辺縁活動ユニット60に従
い移動可能であるもの、上述の一つの中心軸部材10、
6個の回転板20、24個の第1スライドブロック3
0、12個の第2スライドブロック40、24個の中央
活動ユニット50、24個の辺縁活動ユニット60、及
び8個の角部活動ユニット70を組み合わせて構成され
た、四層式組合せブロック知育玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000683U JP3051155U (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 四層式組合せブロック知育玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000683U JP3051155U (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 四層式組合せブロック知育玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3051155U true JP3051155U (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=43185328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998000683U Expired - Lifetime JP3051155U (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 四層式組合せブロック知育玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3051155U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119890A (ja) * | 2003-05-21 | 2010-06-03 | Verdes Panayotis | キュービックロジック玩具 |
CN107661637A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-02-06 | 骆运章 | 一种拼插式积木 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP1998000683U patent/JP3051155U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119890A (ja) * | 2003-05-21 | 2010-06-03 | Verdes Panayotis | キュービックロジック玩具 |
CN107661637A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-02-06 | 骆运章 | 一种拼插式积木 |
CN107661637B (zh) * | 2017-10-17 | 2023-07-04 | 骆运章 | 一种拼插式积木 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |