JP3051049U - 手持ち切断工具用ホルダー - Google Patents

手持ち切断工具用ホルダー

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JP3051049U
JP3051049U JP1998000616U JP61698U JP3051049U JP 3051049 U JP3051049 U JP 3051049U JP 1998000616 U JP1998000616 U JP 1998000616U JP 61698 U JP61698 U JP 61698U JP 3051049 U JP3051049 U JP 3051049U
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JP
Japan
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cutting tool
holder
support
height
hand
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JP1998000616U
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English (en)
Inventor
俊之 細川
Original Assignee
俊之 細川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者の腰に吊って剪定作業などに用いる鋏や
鋸を保持する切断工具のホルダーに、切断工具を作業者
がホルダーや切断工具を目で視認することなく手探りだ
けで正確且つ確実に収容できるようにしようとするもの
である。 【解決手段】切断工具の収容部1の身長に比し、相当長
い身長を有する縦長の支持体2の下方部分に、切断工具
の収容部を、切断工具の収容部1の切断工具9を挿入す
る受口3が支持体2の上方に向かって開口するように設
けて、支持体2の切断工具の収容部1の所在部分より上
方部分を切断工具の誘導部4にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、作業者が腰に吊り下げて鋸や鋏等の手持ち切断工具を収容するた めのホルダーに関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のホルダーは図6や図7が示しているように、切断工具の収容部 7の上端に続いてホルダーを作業者の腰のベルトに係合させるための係合部8を 設けたものが多く使用されており、そして、収容部7に鋸や鋏等の切断工具を収 容させるときは作業者が収容部を目視してその挿入開口を確認しつつ切断工具を 収容部に挿入し収容しているものである。
【0003】 しかしながら、このような操作は、切断工具を収容部に収容させる度になされ るため大変面倒なものであって、この操作を怠って収容部の挿入開口を目で見て 確認せず、凡その見当で行うと、切断工具はホルダーに収まらず地上に落下させ る危険があり、特に樹木の枝の剪定作業にあって、樹上に登った作業者がこのよ うな曖昧な操作をすると切断工具は下方に落下して下に控えている者に危害を与 えることになったり、地上に工具を落とすとその都度作業を中止して工具を拾う ため樹木から上がり下りをしなげればならぬ面倒があって、剪定作業の能率に影 響を及ぼすものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の切断工具のホルダーは、上記するように作業者が腰に着用するホルダー に切断工具を収容させたり取り出したりする際、特にホルダーに切断工具を収容 させる場合、ホルダーの収容部へ正確に切断工具を挿入させるため作業者は必ず ホルダーの収容部を目で視認しながら切断工具を収容部へ挿入しなければならな い面倒なものであったがため、作業者はホルダーに対する切断工具の出し入れに 難渋しているものであって、本考案はホルダーを目で視認しなくてもホルダーに 対し切断工具の出し入れ特に挿入の操作を正確且つ確実にして安全な作業の確保 をしつつ、作業能率を向上させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達するため、切断工具の収容部1の身長に比し、相当長 い身長を有する縦長の支持体2の下方部分に、切断工具の収容部1を、切断工具 収容部1の切断工具を挿入する受口3が支持体2の上方に向かって開口するよう に設けることで、支持体2の切断工具収容部1の所在部分より上方部分を切断工 具の誘導部4にし切断工具のホルダーえの出し入れ、特に、切断工具の収容部1 えの切断工具9の挿入操作において、切断工具の収容部1の受口3を目で視認せ ずとも手探りだけで切断工具9を切断工具の収容部1へ容易に収めることを可能 にするものであり、さらに、支持体2の切断工具の誘導部4は、縦方向の長さが 支受するべき切断工具9の身長と略同一しておくとよく、また、支持体2の切断 工具の誘導部4は、切断工具9と向き合う面が支持体2の長手方向に向かい横断 面を凹状の溝にしたものであってもよく、さらに、支持体2の切断工具の誘導部 4は、その左右両側縁部に支持体2の長手方向に沿って向かう突縁5をそれぞれ 設けたものであってもよい。
【0006】
【考案の実施の形態】
この考案の実施例を、剪定鋏や剪定鋸を収容するホルダーで説明すると、この 物品は皮革や合成皮革を素材としてこれらを縫合し形成するものであった、合成 樹脂の金型による成形品であってもよく、要は本考案の目的が達成できる構成の ものであれば上記の手段以外のものであってもよい。
【0007】 ホルダーを構成する支持体2はその身長を収容する鋏や鋸等の切断工具9の身 長に近いものとし、この支持体2の下方には切断工具9を保持するため、切断工 具9の刃体部が収容できる切断工具の収容部1を受口3が支持体2の上方を向く ようにして設け、支持体2の切断工具の収容部1より上方の部分を切断工具の誘 導部4とし、誘導部4の上部分に作業者の腰等に係合させる係合部6を設けてい る。なを、この係合部5は実施例では作業者の腰のベルトを挿入する環状になっ ているが、このほかベルトに引っ掛ける鉤であってもよい。
【0008】 支持体2の誘導部4を樋状にしたり、誘導部4の左右両側部にそれぞれ突縁5 を設けておくと切断工具9の切断工具の収容部1えの誘導が容易にできるもので あって、誘導部4の樋状は誘導部4の横断面が凹弧状となったものや、切断工具 9との向き合う面のみが凹状に窪んだものであってもよく、要はこの部分が溝に なったものであればよく、また、このほか、誘導部4の左右両端の突縁5も、一 体形成で誘導部4に設けたものであったり、この部分に突縁5を止着したもので あってもよい。
【0009】 このような本考案のホルダーを使用するときは、支持体2の係合部6を作業者 の腰のベルトに係着して腰からホルダーを吊り下げた状態のもとで支持体2の切 断工具の収容部1内に剪定鋏や剪定鋸等の切断工具9を収容させて所定の場所で 所定の作業をするものであるが、作業の途中で切断工具9をホルダーに収納させ る必要が生じると、切断工具の収容部1に切断工具9を挿入してこれを支持させ るものである、この切断工具7を切断工具の収容部1に収容させることについて 、従来の操作の要領は、従来のホルダーが切断工具の収容部7の上端に直接ベル トえの係合部8を有した構成のものであるから、切断工具を収容部に挿入すると きは作業者が必ず目で目視しながら受口から切断工具を挿入しないと正確な収容 ができないものであって、この目による目視の操作を怠ると、切断工具は収容部 内え正しく収まらず、この状態で切断工具を持つ手を外すと切断工具は下方に落 下し正確な収容をすることができないこととなる。そして、これが背の高い樹木 などに登って剪定作業をしているときでは、切断工具は地上に落下し、もし樹木 の下に人がいるとこれらに危害を及ぼすことになりかねないし、樹上の作業者は 切断工具を落下させる度にこれを拾うため木から降りて拾い直し再び樹上に登ら ねばならぬ面倒な仕種の繰り返しをするから、ホルダーに切断工具を収容させる ときには作業者は必要以上に気を使うことから能率の悪い作業をすることになっ ていた。
【0010】 ところで、本考案によると、切断工具9を切断工具の収容部1に収容させよう とするときは、目で目視することなく支持体2の切断工具の誘導部4に切断工具 7を沿わせて定位させることで切断工具は誘導部4上で正しく定位することがで き、このあとは、切断工具9を誘導部4に沿って切断工具の収容部2に向かって 移動させると、切断工具9は切断工具の誘導部4に誘導され、その前方が切断工 具の収容部2の受口3の正しい位置に到り、以後切断工具9を切断工具の収容部 1に向かって移動させると切断工具9は確実に切断工具の収容部1内に収まるこ とになる。即ち、本考案によれば、切断工具9を切断工具の収容部1に収容させ るとき、作業者が切断工具の収容部1を目で目視しなくとも、手の感覚だけで切 断工具の誘導部4に切断工具9を正しく沿わせることができ、そのあとの切断工 具9の切断工具の収容部1への挿入を正確且つ確実にすることができるものであ る。
【0011】 本考案において、切断工具を切断工具の収容部1内に収容させるにおいて、切 断工具の誘導部4に切断工具を正確な位置へ定位させるためには、切断工具の誘 導部4を樋状にしたり、切断工具の誘導部4ぎ左右両側縁部分にそれぞれ突縁5 を設けておくと、切断工具をさらに正しい位置え定位させることが容易にできる ものである。なお、本考案のホルダーは上記する切断工具の外ペンチやドライバ ーなどの作業工具の収容にも用いることができるものである。また実施例では切 断工具の収容部1が有底になっているが、このほか、この切断工具の収容部1が 筒状であってもよく、この場合では筒型の収容部は下方の開口を上方の受口3よ り小さくしておくとよい。
【0012】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によると、切断工具9の切断工具の収容部1えの収容は、 支持体2の切断工具の誘導部4に切断工具9を沿わせる操作をすることで、従来 のように、作業者が目で収容部の受口を目視しながら収容部え切断工具9を挿入 させる面倒な操作を必要とせずに、作業者は切断工具の誘導部4に切断工具9を 定位させるだけで、切断工具の収容部1の受口3を目で目視して位置の確認をし なくとも正確且つ確実に切断工具9を切断工具の収容部1内に収めることができ 、いやしくも、切断工具9を切断工具の収容部1に収容する際に、収め損なって 取り落とすような不調法をすることがなく安全作業の確保ができるとともに能率 のよい作業が出来るという効果を奏する。
【0013】 請求項2記載の考案によると、切断工具の誘導部4の長さを、切断工具7の身 長にほぼ等しいものとすることで、切断工具7を切断工具の収容部1に収容させ る際、切断工具を切断工具の誘導部4に定位させると切断工具の先部分が切断工 具の収容部1の受口3の直近で受口3と向き合うところから、切断工具7の切断 工具の収容部1えの挿入がより正確且つ確実で失敗のない収容ができ、安全で能 率のよい作業が容易にできるという効果を奏する。
【0014】 請求項3記載の考案によると、切断工具の誘導部4に切断工具9を定位する際 に、この部分が樋状になっていると切断工具が切断工具の誘導部4へ正確且つ確 実に定位することができ、切断工具の収容部1えの切断工具9の正確な挿入を容 易にし安全作業の確保と能率のよい作業が容易であるという効果を奏する。
【0015】 請求項4記載の考案によると、切断工具の誘導部4に切断工具9を定位する際 に、この部分が樋状になっていると切断工具9が切断工具の誘導部4へ正確且つ 確実に定位することができ、特に剪定鋸のような持柄の大柄な切断具9を保持さ せる場合には、切断工具の誘導部4の左右両側縁に背の高い突縁5を設けておく ことで切断工具9は誘導部4え正確に定位ができるため、切断工具の収容部1え の切断工具9の正確な挿入を容易にし安全作業の確保と能率のよい作業が容易で あるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図
【図2】A−A線断面図
【図3】切断工具の誘導部の部分を示す図
【図4】B−B線端面図
【図5】切断工具の誘導部の他の実施例の横断面図
【図6】従来の切断工具のホルダーを示す正面図
【図7】C−C線断面図
【符号の説明】
1─切断工具の収容部、2─支持体、3─受口、4─切
断工具の誘導体、5─突縁、6─係合部、7─切断工具
の収容部、8─係合部,9─切断工具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断工具の収容部1の身長に比し、相当長
    い身長を有する縦長の支持体2の下方部分に、切断工具
    の収容部1を、切断工具の収容部1の切断工具9を挿入
    する受口3が支持体2の上方に向かって開口するように
    設けて、支持体2の切断工具の収容部1の所在部分より
    上方部分を切断工具の誘導部4としたことを特徴とする
    手持ち切断工具用ホルダー。
  2. 【請求項2】支持体2の切断工具の誘導部4は、縦方向
    の長さが支受するべき切断工具9の身長と略同一である
    ことを特徴とする請求項1記載の手持ち切断工具用ホル
    ダー。
  3. 【請求項3】支持体2の切断工具の誘導部4は、切断工
    具9と向き合う面が支持体2の長手方向に向かい横断面
    を凹状の溝にしたものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の手持ち切断工具用ホルダー。
  4. 【請求項4】支持体2の切断工具の誘導部4は、その左
    右両側縁部に支持体2の長手方向に沿って向かう突縁5
    をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の手持ち切断工具用ホルダー。
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