JP3051015U - ワイシャツ - Google Patents

ワイシャツ

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JP3051015U
JP3051015U JP1998000569U JP56998U JP3051015U JP 3051015 U JP3051015 U JP 3051015U JP 1998000569 U JP1998000569 U JP 1998000569U JP 56998 U JP56998 U JP 56998U JP 3051015 U JP3051015 U JP 3051015U
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pocket
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JP1998000569U
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秀光 角銅
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秀光 角銅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体裁が良好で、入れた携帯電話機が邪魔にな
らず、しかも落ちないようにする。 【解決手段】 ワイシャツ1の左前見頃3に胸ポケット
10を設け、この胸ポケットよりも下方であって袖5寄
りに、上部に開口部11を有し、上下長さを横幅よりも
大きくした携帯電話機用ポケット12を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯電話機を入れる専用のポケットを備えたワイシャツに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機(PHSを含む携帯可能な電話機)は、近年、急激に普及してお り、外出の機会が多いビジネスマンにとっては必需品ともいわれている。 従来、この様な携帯電話機を携帯するには、バッグの中に入れたり、ズボンの ベルトに取り付けた専用のホルダー内に入れたり、あるいはズボンのポケット、 上着の脇ポケット、ワイシャツの胸ポケット内に入れたりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、バッグ内に入れておくと、着信音が聞き取り難く、着信バイブ レータの振動も感じ取ることができない。
【0004】 一方、腰に着けた専用ホルダーに入れるようにすると、着換える度にホルダー も着脱しなければならず、面倒である。さらに、専用ホルダーは見かけも大げさ になり、美的感覚からもスマートとは言い難い。
【0005】 また、ズボンのポケット内に入れておくと、歩行に支障を生ずるし、膨らんだ ポケットが目立って体裁を損ねる。そして、上着の脇ポケット内に入れておくと 、膨らんだポケットが体裁を損ねるばかりでなく、身体を動かすと中に入れた携 帯電話機の慣性力によって揺れが増幅されてしまい、身体の動きよりも脇ポケッ トが大きく揺れてしまう。このため、身体を動かしたときにポケット内の電話機 が周りの物に不用意に当ってしまう不都合が生じる。さらに、上着の脇ポケット 内に入れておくと、着信バイブレータの振動を感じ取り難い。
【0006】 また、ワイシャツの胸ポケット内に入れておくと、前かがみになったときに落 とす可能性が大きく、電話機を損傷するおそれがあり、上着の胸ポケットも同様 である。さらに、従来のズボン、上着、ワイシャツなどのポケット内に携帯電話 機を入れると、身体を動かしたときに不快な異物感があり、腕を動かしたときに 当たる場合には特に不快である。
【0007】 本考案は、上記事情に鑑み提案されたものであり、携帯電話機を入れても腕な どの動きに悪影響を及ぼすことがなく、また、体裁を損なうことがなく、着信バ イブレータの振動を感じ取り易く、さらには取り出しが容易である携帯電話機用 ポケットを備えたワイシャツを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のもの は、前見頃の脇腹部分に、上部に開口部を有し、上下長さを横幅よりも大きくし た携帯電話機用ポケットを設けたことを特徴とするワイシャツである。
【0009】 請求項2に記載のものは、前記前見頃の脇腹部分が、重ねて着た上着のボタン を外した状態においても当該上着の前見頃に重合する部分であることを特徴とす る請求項1に記載のワイシャツである。
【0010】 請求項3に記載のものは、携帯電話機用ポケットが、前見頃に開口部を開口し 、この開口部の開口縁から前見頃の裏側に袋体を縫着してなることを特徴とする 請求項1または2に記載のワイシャツである。
【0011】 請求項4に記載ものは、前見頃に設けた胸ポケットよりも下方であって袖寄り に開口部を配置して携帯電話機用ポケットを設けたことを特徴とする請求項1か ら3のいずれかに記載のワイシャツである。
【0012】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 ワイシャツ1は、図1に示すように、後見頃の一側(図中左側)に右前見頃2を 、他側(図中右側)に左前見頃3をそれぞれ縫着し、後見頃と左右両前見頃2, 3の上部に衿4を縫着し、後見頃と左前見頃3の上部に左袖5を、後見頃と右前 見頃2の上部に右袖6をそれぞれ縫着し、右前見頃2の側縁部にはボタン7を逢 着し、左前見頃3の側縁部にはボタン穴を設け、左前見頃3の上部、詳しくは左 袖5の付根下端とほぼ同じ高さに上開口部が位置するようにして胸ポケット10 を設けてある。そして、このワイシャツ1には、前見頃の脇腹部分、具体的には 胸ポケット10よりも下方であって左袖5寄りに開口部11を配置した状態で携 帯電話機用ポケット12を設ける。なお、携帯電話起用ポケット12は、ズボン をはいたときにベルトの位置B.Lよりも上方に配置する。
【0013】 図1及び図2に示す携帯電話機用ポケット12は、胸ポケット10と同様に、 左前見頃3の表面に、縫い代12aをポケット内部に向けた状態でポケット布1 2bを縫い着けることにより、上部に開口部11を有するポケットを構成したも のであり、上下長さを横幅よりも大きくしてある。これは、携帯電話機13が縦 長であり、これを取り出しやすい姿勢(向き)、即ち縦長の姿勢であって安定し た状態で収納するためである。具体的な寸法を説明すると、上下長さを約13cm 、横幅を約5cmに設定して携帯電話機用ポケット12を構成すると、機種に拘わ らず過不足なく、安定した状態で収納することが出来る。なお、携帯電話機用ポ ケット12は、図1で示す位置よりもさらに左袖5の方(後見頃との境目近傍) に寄せて、腋下の下方に配置してもよい。
【0014】 上記した構成からなる携帯電話機用ポケット12内に携帯電話機13を入れる 場合には、右手で携帯電話機13を持ち、左脇腹部分に開口している開口部11 から携帯電話機13を滑り込ませるだけで良い。そして、ワイシャツ1の上から 上着を着れば、携帯電話機用ポケット12を設けた左前見頃3の脇腹部分は、重 ねて着た上着のボタンを外した状態においても当該上着の前見頃に重合する部分 であるので、携帯電話機用ポケット12は上着の前見頃に覆い隠される。したが って、外から携帯電話機用ポケット12が見えることがない。さらに、ワイシャ ツ1の脇腹部分が携帯電話機13で少し膨らんでも、この脇腹部分であれば胴の くびれによって上着を膨らませることはない。このため、上着を着てしまえば、 携帯電話機用ポケット12の存在も判らず、膨らみも殆ど認識されることがない ので、体裁を損ねることがない。
【0015】 携帯電話機用ポケット12内に携帯電話機13を入れた状態で身体を動かした 場合、例えば左腕を動かしても、ポケット12が左脇腹部分に位置しているので 、日常生活の動きであれば腕が当たることは殆どない。したがって、左腕の動き の邪魔になることはない。特に、携帯電話機用ポケット12を腋下の下方に配置 した場合には、携帯電話機13による膨らみを上着の上からは判別できないし、 腕の動きには何等支障がない。 また、歩行時においてはワイシャツ1の前見頃2,3は身体にフィットしてい るので、歩行による揺れが与えられても増幅して揺れることはない。そして、身 体を前屈しても、脇腹部分は単に傾斜するだけ出会って開口部11が下向きには ならないなので、内部の携帯電話機13が滑り落ちることはない。
【0016】 携帯電話機用ポケット12内に入れておいた状態で着信した場合、着信音が良 く聞こえ、また、着信バイブレータモードに切り換えておけば、ワイシャツ1の 脇腹部分は身体に接しているので、バイブレータの振動を確実に感じ取ることが できる。そして、着信音あるいは着信バイブレータの振動により着信を認識した ならば、右手を開口部11内に差入れて携帯電話機13を容易且つ即座に取り出 して応答することができる。
【0017】 また、携帯電話機13をワイシャツ1の脇腹部分に位置しているポケット内に 入れておくと、体温が伝わって電話機13内の電池が昇温しやすい。従って、寒 冷地などにおいても電池が活性化されて本来の機能を十分に発揮することができ る。
【0018】 上記した実施形態では携帯電話機用ポケット12を左前見頃3に設けたので、 右利きの人にとって出し入れが容易であり、また、胸ポケット10よりも下方で あって袖寄りに配置したので、胸ポケット10を従来通り設けて支障なく使用で きる。そして、図1中一点鎖線で示すように、前記した携帯電話機用ポケット1 2とは左右対称の位置、即ち右前見頃2の脇腹部分に携帯電話機用ポケット12 ′を設けてもよく、この場合には左利きの人にとって出し入れが容易である。
【0019】 上記した携帯電話機用ポケット12,12′は、いずれも前見頃2,3の表面 にポケット布12bを縫いつけて上部が開口したポケットを構成したが、本考案 にかかる携帯電話機用ポケット12は、上部に開口部11を有し、上下長さが横 幅よりも大きなポケットであればどのような構成でも良い。例えば、図3に示す ように、前見頃2(3)に開口部11を横長に切り開き、この開口部11の開口 縁から前見頃の裏側に袋体15を縫い着けて携帯電話機用ポケット12を構成し てもよい。この様にすると、携帯電話機用ポケット12の縁取り(外縁)が外側 から見えないので、上着を脱いだ状態でも体裁が良い。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば以下の効果を奏する。 請求項1の考案によれば、前見頃の脇腹部分に、上部に開口部を有し、上下長 さを横幅よりも大きくした携帯電話機用ポケットを設けたので、このポケットに 携帯電話機を入れるようにすれば、着替える度に着脱しなければならない専用ホ ルダーの様な面倒がないし、専用ホルダーほど目立つこともない。 そして、携帯電話機用ポケットの位置が前見頃の脇腹部分なので、身体を動か しても邪魔にならず、特に腕を自由に動かしてもなんら支障がないし、歩行の際 の邪魔にもならず、また、前にかがんでも滑り落ちることがない。 また、この携帯電話機用ポケットに携帯電話機を入れておくと、着信バイブレ ータの振動を感じやすいばかりでなく、電池が体温によって温められるので電池 の使用条件を向上することができる。
【0021】 請求項2の考案によれば、前記前見頃の脇腹部分は、重ねて着た上着のボタン を外した状態においても当該上着の前見頃に重合する部分であるため、このワイ シャツの上に上着を着てしまえば、上着のボタンをかけなくても携帯電話機用ポ ケットを上着によって覆い隠すことができる。したがって、ワイシャツに携帯電 話機用ポケットを設けても、体裁を損ねることがなく、良好な美観を維持するこ とができる。
【0022】 請求項3の考案によれば、前見頃に開口部を開口させ、この開口部の開口縁か ら前見頃の裏側に袋体を縫着して携帯電話機用ポケットを構成したので、ワイシ ャツの前見頃に開口部が見えるだけで携帯電話機用ポケットの外縁も見えないの で、一層目立つことがなく、さらに体裁を良好にすることができる。
【0023】 請求項4の考案によれば、前見頃に設けた胸ポケットよりも下方であって袖寄 りに開口部を配置して携帯電話機用ポケットを設けたので、一層腕が当たりにく くなり、また、一層目立つことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイシャツの正面図である。
【図2】(a)は携帯電話機用ポケットの拡大正面図、
(b)は(a)に示す携帯電話機用ポケットの断面図で
ある。
【図3】前見頃に開口部を開口し、開口縁から前見頃の
裏側に袋体を縫着して構成した携帯電話機用ポケットの
正面図である。
【符号の説明】
1 ワイシャツ 2 右前見頃 3 左前見頃 4 衿 5 左袖 6 右袖 10 胸ポケット 11 開口部 12,12′ 携帯電話機用ポケット 13 携帯電話機 15 袋体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前見頃の脇腹部分に、上部に開口部を有
    し、上下長さを横幅よりも大きくした携帯電話機用ポケ
    ットを設けたことを特徴とするワイシャツ。
  2. 【請求項2】 前記前見頃の脇腹部分は、重ねて着た上
    着のボタンを外した状態においても当該上着の前見頃に
    重合する部分であることを特徴とする請求項1に記載の
    ワイシャツ。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話機用ポケットは、前見頃に
    開口部を開口させ、この開口部の開口縁から前見頃の裏
    側に袋体を縫い着けて構成したことを特徴とする請求項
    1または2に記載のワイシャツ。
  4. 【請求項4】 前見頃に設けた胸ポケットよりも下方で
    あって袖寄りに開口部を配置して携帯電話機用ポケット
    を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のワイシャツ。
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