JP3050464U - 植木鉢掛け具 - Google Patents

植木鉢掛け具

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JP3050464U
JP3050464U JP1998000650U JP65098U JP3050464U JP 3050464 U JP3050464 U JP 3050464U JP 1998000650 U JP1998000650 U JP 1998000650U JP 65098 U JP65098 U JP 65098U JP 3050464 U JP3050464 U JP 3050464U
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flower pot
flowerpot
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JP1998000650U
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Inventor
和弘 寺本
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和弘 寺本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の支柱や壁などを傷つけること
なく、簡単に安定して植木鉢を据え付ける。 【構成】 支柱の厚さより大きい内のり寸法を有
する枠組み構造と、植木鉢の重量を支える支持部材を連
結させて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、建築物の支柱、壁などへの植木鉢の据え付け器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、植木鉢を柱に簡単に据え付ける方法はほとんどなく、植木鉢を針金など で柱に縛るか、梁からひもなどで吊るすか、あるいは壁に掛けるかなどの場当り 的な方法が採られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのいずれの方法においても、植木鉢の安定性が乏しく、 また外観上も好ましくない。さらに、梁から吊るす場合、風などで揺れて鉢が破 損するおそれがある。
【0004】 さらにまた、いずれの場合でも、固定するために柱、壁、梁などに釘や木ネジ を打込む必要があり、建築物を傷つけるという点で好ましい方法ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係る植木鉢掛け具は、植木鉢の据え付け対象物の厚さより 大きい内のり寸法を有する枠組み構造と、 植木鉢の重量を支える支持部材と、 を有することを特徴としている。
【0006】 本考案の請求項2に係る植木鉢掛け具は、植木鉢の据え付け対象物の厚さより 大きい内のり寸法を有する枠組み構造と、 植木鉢の重量を支える支持部材と、 両者の相対角度を任意に変更可能とした連結部材と、 を有することを特徴としている。
【0007】 本考案の請求項3に係る植木鉢掛け具は、内のり寸法を任意に変更可能とした 連結部材と、植木鉢の重量を支える支持部材と、 を有することを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記構成の植木鉢掛け具を用いれば、建築物の支柱、壁などの任意の位置に手 軽に自由に安定して植木鉢を固定することができる。また、本構成の植木鉢掛け 具を用いれば、建築物の支柱、壁などに傷をつけることもない。
【0009】
【実施例】
以下本考案の具体的実施例を添付図面に基づき説明する。 図1は、本考案の一実施例に係る植木鉢掛け具の構成を示しており、斜視図であ る。図2は、同じく側面図であり、実際に植木鉢掛け具を使用して柱に植木鉢を 固定している状態を示している。また、図3は本考案の請求項3の一実施例に係 る植木鉢掛け具の斜視図である。また、図4は同じく本考案の請求項3の別の一 実施例に係る植木鉢掛け具の斜視図である。
【0010】 図1に示すように、本考案の基本構成は植木鉢の据え付け対象物の厚さより大 きい内のり寸法を有するコの字型の枠組み本体1と、植木鉢の重量を支える植木 鉢受け具3と、両者を連結するアーム2から成り立っている。
【0011】 この実施例においては、枠組み本体1には柱を傷つけることを防止するためと 柱との摩擦係数を大きくし枠組み本体1がずれ落ちにくくすることを防止する目 的で4個の緩衝材4が嵌装されている。
【0012】 また、枠組み本体1とアーム2は任意の角度での結合を可能とするために、ス プライン嵌合により結合されている。すなわち、枠組み本体1には外側をオスス プラインにより構成された円筒5が固着されており、アーム2の端部には内側を メススプラインにより構成された円筒6が固着されている。
【0013】 その結果、両者は軸方向には摺動可能な状態で、かつ回転方向には回転不可能 な状態に維持され、任意の角度に固定されるものの、異なる角度に変更させたい 場合は一旦円筒5と円筒6の結合を軸方向にずらすことにより解除させ、希望す る角度で再度嵌装させることにより、簡単にその角度を変更することができる。
【0014】 枠組み本体1と、植木鉢受け具3およびアーム2は、鋼管をベンダーで曲げ、 必要に応じて溶接することにより簡単に製作が可能で、図1の例に限らず意匠的 な点より任意の形状にすることが可能である。
【0015】 緩衝材4は、一般的にはゴム製円筒が望ましいが、緩衝効果とスリップ防止効 果が得られれば他の材質でもよく、枠組み本体1に適切な表面処理を施すことに より省略も可能である。
【0016】 図2に表わされるように、植木鉢の重量Wは植木鉢受け具3にかかるが、この 重量はアーム2により増幅され、大きな回転モーメントMとして枠組み本体1を 反時計方向に回転させる方向に作用し、その結果緩衝材4が柱を締めつける方向 に荷重Nとして作用する。
【0017】 この荷重Nは、緩衝材4と柱との間に存在する摩擦係数μを乗じたF=μNの スリップ反力を生む。NとWの間には、図2のab寸法により、N=(b/a) ×Wの関係があるので、結果としてF=μ×(b/a)×Wが成り立ち、スリッ プ反力Fが植木の重量Wより大きく、柱との間でスリップを生じさせないために は、(F/W)>1とする必要があり、μ×(b/a)>1となり、結果として μ>(a/b)となる。
【0018】 一般的に、緩衝材4と柱の間の静摩擦係数μは0.3程度であるので、b寸法 がa寸法の約3.3倍以上あれば、本考案による掛け具はスリップせずその目的 を実現する。なお、本説明においては掛け具本体の重量は無視して論じているが 、掛け具全体の重心点が柱よりも受け具3側に存在すればモーメントMは増加す る方向に働き、結果としてよりスリップしにくくなる。
【0019】 図3および図4は、ことなる柱の厚さにも対応して常にaをなるべく小さくす るために、枠組み本体1の内のり寸法を可変とした実施例で、図3においては枠 組み本体1の1’部分の寸法を伸び縮み可能とした例で、図4は緩衝材4の形状 を偏心カム状にし、柱の厚さにあわせて旋回させることにより、結果としてa寸 法を最小にセット可能とした例である。
【0020】 以上、本考案の説明においては、本考案の特定の実施例について詳細に説明し たが、本考案は係る実施例に限定されるものではなく、本考案の請求の範囲内に て種々の実施形態が可能であることは、当業者にとって明らかである。
【0016】 例えば、枠組み本体はコの字型に限定されるものではなく、三角形状や円状で もよく、また材質も鋼管に限定されるものではなく、木材であっても、樹脂製で あってもよい。同様に植木鉢受け具3も円状に限定されるものではなく、さらに はアーム2と一体形状をなしていてもよく、材質も鋼管に限定しない。
【0017】 また、請求項2における相対角度変更可能な連結部材としては、スプラインに 限定されるものではなく、多角形断面を有する嵌装筒でもよいし、円筒の回転方 向に多数の異なる穴を設けピン等を挿すことにより段階的な角度変更を可能とし ても良い。
【0018】 さらにまた、請求項3における内のり寸法の変更構造もネジ利用によるものや 異なる寸法の緩衝材の取付等種々の形式が考えられる。
【0019】
【考案の効果】
以上、詳述した本考案の植木鉢掛け具を用いれば、植木鉢を建築物の支柱、壁 などの任意の箇所に安定して、簡単に据え付けることが可能であり、しかも支柱 等に釘や木ネジ等を打ちつけることもないので、傷つけることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る植木鉢掛け具の斜視
図である。
【図2】 本考案の一実施例に係る植木鉢掛け具の断面
図である。
【図3】 本考案の請求項3の一実施例に係る植木鉢掛
け具の斜視図である。
【図4】 本考案の請求項3の一実施例に係る植木鉢掛
け具の斜視図である。
【符号の説明】
1 枠組み本体 2 アーム 3 植木鉢受け具 4 緩衝材 5 オススプライン 6 メススプライン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植木鉢の据え付け対象物の厚さより大き
    い内のり寸法を有する枠組み構造と、植木鉢の重量を支
    える支持部材と、を有する事を特徴とする植木鉢掛け
    具。
  2. 【請求項2】 植木鉢の据え付け対象物の厚さより大き
    い内のり寸法を有する枠組み構造と、植木鉢の重量を支
    える支持部材と、両者の相対角度を任意に変更可能とし
    た連結部材と、を有する事を特徴とする植木鉢掛け具。
  3. 【請求項3】 内のり寸法を任意に変更可能な枠組み構
    造と、植木鉢の重量を支える支持部材と、を有する事を
    特徴とする植木鉢掛け具。
JP1998000650U 1998-01-08 1998-01-08 植木鉢掛け具 Expired - Lifetime JP3050464U (ja)

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