JP3050381U - 車椅子足載せ板回転装置 - Google Patents

車椅子足載せ板回転装置

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JP3050381U
JP3050381U JP1998000559U JP55998U JP3050381U JP 3050381 U JP3050381 U JP 3050381U JP 1998000559 U JP1998000559 U JP 1998000559U JP 55998 U JP55998 U JP 55998U JP 3050381 U JP3050381 U JP 3050381U
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JP
Japan
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wheelchair
pulley
rotating
footrest
footrest plate
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998000559U
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English (en)
Inventor
俊明 安藤
健逸 吉田
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SUNYOU CO., LTD.
Original Assignee
SUNYOU CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 車椅子に乗降する際には足載せ板を開
閉しなければならないが、足を使うことは下肢の不自由
な人、女性には問題があり、しゃがんで手で行うのは苦
痛を伴い、病院では院内感染の恐れがあり、衛生上問題
があった。 【解決手段】 足を使うことなく、搭乗者または看護
者側のどちらからも容易に手を使って間接的に足載せ板
を開閉する装置であって、車椅子前方上部にあるノブを
回転させることで足載せ板を回動する歯車、カム、プー
リ、ベルトを使用した動力伝達手段を提案している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
高齢者、身体障害者、交通事故等による、特に下肢の不自由な人々に利用される 車椅子の足載せ板の開閉を行う機械装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車椅子の足載せ板は乗り降りする際に邪魔になるため、上下に90度近く回転、 あるいは水平方向に回転する等の工夫が行われている。 ただこれらは直接足載せ板を動かすものであった。間接的にこの動きを行うもの としては、リンク機構を使った実用新案出願昭61−84661、および平9− 8521がある。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】
前記実用新案による機構では、次のような問題点があった。 (1) 前案はリンクの回転、および接合部はすべてピン接合となっており、 手元の長穴を案内として動かすため、一平面内でとらえるとガタがで やすく不安定な操作となり、耐久性に乏しい。 (2) 後述の案は足載せ板の回転方向は上下運動のみを説明しており、水平 方向に回転させる記述が十分されていない。 本案は上記(1)の問題点を改良し、(2)に関する既出願平9−8521での 不明確さを補う態様を示すものである。
【0004】 足載せ板を水平に回動させると、開口部は上下に回動させるより大きくなり、乗 降者に対してより安心感をあたえる効果がある。
【0005】 エアーあるいはバッテリ等の駆動源を持つ車椅子であれば、操作するロッドはそ れら駆動源を利用してボタン、スイッチ等による自動化も考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
部品点数を減らし、構成される部品はシンプル、かつ安価にするため動力伝達手 段に歯車、プーリ、カム、ベルトを利用し、ロッド固定部は既存の車椅子に容易 な方法で取り付けられるようにしたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下本考案に関わる回転装置の実施の形態を図面に即して詳しく説明する。 図1〜図4に本考案の実施の態様が示されている。
【0008】 図1は車椅子に装着された足載せ板回転装置の位置関係を示し、本装置を1コ、 または2コを左右対称に取り付ける。以下プーリを応用した例で説明する。 図2は側面図、図3は構成を示す展開図で、搭乗者または看護者が搭乗状態また は搭乗前に手を延ばした位置でノブ1を握り、ノブ1を図の矢印方向に回転させ るとロッド2はプーリ3と共にノブ1と同じ方向に回転し、ベルト4を介してプ ーリ5を回転させる。
【0009】 図3で解るようにプーリ5は足載せ板6を支持する軸部7と直角をなすプーリ軸 ケース8と一体になっており、該プーリ軸ケースは軸ポスト9に回転可能なスキ マをもって嵌合されており、軸ポスト9は本体部フレームパイプ11にはめ込ま れてボルト10およびナット12で従来と同じように固定される。 したがって、プーリ5が回転することにより足載せ板6とそれを支持する軸部7 およびプーリ軸ケース8は一体となって軸ポスト9のまわり(矢印方向A)に水 平に回転する。
【0010】 図3に示したプーリの代わりにギヤーを使用し直結した場合には、足載せ板はノ ブ1の回転と逆方向に回動する。
【0011】 また図4に示すようにカムを利用する方法もある。この場合一方のアームの先端 にローラ14をつけて、噛み合い部の動きを滑らかにすることもできる。
【0012】
【考案の効果】
車椅子は通常、家庭、屋外、あるいは病院等どこにおいても使用されている。 足載せ板の開閉は手または足でおこなわれるが、下肢の弱い人、看護婦、女性が 足を使うことは問題があり、手を使う場合もしゃがまねばならず、毎回の作業に は苦痛である。 手を使う場合には衛生上の問題があり、まして病院においては院内感染が社会問 題となっており解決策が望まれている。 本案はどの方向からも足載せ板の開閉ができるように車椅子の前方にノブを設け 、衛生的に、しゃがむことなく、誰にでもできるように軽く、スムーズに行える ようにし、壊れにくく、かつ安価に既製品に取り付けられるようにしたものであ る。
【0013】 また本案は水平方向に回転させる方法であるが、そのまま従来と同じように上方 にも回転させることができる(図3,矢印方向B)ため、90度水平に回転させ てさらに上方に回転させればベッドの足に足載せ板6の先端が当たるのを防ぐこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車椅子に取り付けた状態と位置関係を示す側面
図。
【図2】取り付けた状態を拡大した側面図。
【図3】プーリを使用した場合の構成を示す展開図。
【図4】カムを使用した場合の機構を示す実施例。
【符号の説明】 1 ノブ 2 ロッド 3 プーリ 4 ベルト 5 プーリ 6 足載せ板 7 足載せ板を支持する軸部 8 プーリ軸ケース 9 軸ポスト 10 軸ポスト固定ボルト 11 本体部フレームパイプ 12 ナット 13 カム(オス側) 14 ローラ 15 カム(メス側)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子の足載せ板を回動させる装置に
    おいて、回動部と一対となって回転する歯車、プーリ、
    またはカム等の動力伝達手段を有し、伝達するロッドの
    他端は上方へ延び、支持部を介して本体部フレームパイ
    プに保持され、他端を回転させることによって一体とな
    った先端部も同様に回転させ、連動する動力伝達手段に
    よって足載せ板を水平に回動させる車椅子足載せ板回転
    装置。
JP1998000559U 1998-01-05 1998-01-05 車椅子足載せ板回転装置 Expired - Lifetime JP3050381U (ja)

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