JP3049635U - 拡大鏡型文鎮 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】長期間使用しても、円柱状下部の下面に傷又は
磨耗を生じることがなく、良好な視野を確保できるプラ
スチック製拡大鏡型文鎮を提供する。 【解決手段】下部(2) が円柱状をなし、上部(1) が凸レ
ンズ状をなしている透明なプラスチックからなる拡大鏡
型文鎮にあって、前記円柱状下部(2) の下面を凹面状に
引っ込ませて形成されている。そのため、前記円柱状下
部(2) の下面に傷又は磨耗を生じさせることなく、且つ
良好な視野が確保される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、透明なプラスチックからなる、拡大鏡と文鎮の両機能を備えた拡大 鏡型文鎮の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

下部が円柱状をなし、上部が凸レンズ状をなしている透明なプラスチック製の 拡大鏡型文鎮は、既に公知であるが、従来の拡大鏡型文鎮は、プラスチックの柔 らかさ故に、長期間使用していると、机等との接触により円柱状下部の下面に傷 又は磨耗が生じ、視野が不明瞭になって、実用性が損なわれるという問題があっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記問題点を解消し、長期間使用しても、円柱状下部の下面に傷又 は磨耗を生じることがなく、良好な視野を確保できるプラスチック製拡大鏡型文 鎮の提供を課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題は、下部が円柱状をなし、上部が凸レンズ状をなしている透明なプラ スチックからなる拡大鏡型文鎮において、円柱状下部の下面を凹面状となしたこ とを特徴とする拡大鏡型文鎮によって解決される。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下図示した実施例に基づいて、本考案を説明する。 図１は本考案に係わるプラスチック製拡大鏡型文鎮の一例を示す縦断側面図、 図２はその下面図で、図１において、上部１は凸レンズ状をなしており、下部２ は円柱状をなしている。円柱状下部２の下面３は、周辺部４を平面状に残して凹 面状に研削してあるので、周辺部４以外は机等との接触が防がれる。しかも、レ ンズの視野はレンズ直径より小さいため、研削されていない周辺部４との境界部 ５に歪みを生ずることがなく、良好な視野を確保できる。尚、凹面状下面３の深 さは、机等と接触しない範囲で小さくした方が、像の歪み防止の点より好ましい 。

【０００６】

【考案の効果】

本考案の拡大鏡型文鎮は、下面が凹面状になっているので、机等との接触が防 がれ、長期間使用しても傷や磨耗が生じることがなく、良好な視野を確保するこ とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる拡大鏡型文鎮の一例を示す縦断
側面図である。

【図２】図２に示す、拡大鏡型文鎮の下面図である。

【符号の説明】

１ 凸レンズ状上部 ２ 円柱状下部 ３ 凹面状下面 ４ 非研削周辺部 ５ 研削部と非研削部との境界部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 下部が円柱状をなし、上部が凸レンズ状
   をなしている透明なプラスチックからなる拡大鏡型文鎮
   において、前記円柱状下部の下面を凹面状となしたこと
   を特徴とする拡大鏡型文鎮。