JP3049587U - 磁気つぼ治療器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、磁気ヘッドが固定しやすく、
しかも人体の治療部位に相対向する磁場を形成できる磁
気つぼ治療器を提供する。 【解決手段】 磁気つぼ治療器は、気嚢１、負圧室２、
永久磁石５を含む。負圧室２は気嚢１と連結されてい
る。 永久磁石５は負圧室２内に配置されている。 負圧室
２は固着部２１、負圧室部２２及び連結部２３を含む。
固着部２１は気嚢１の気嚢口部１２と連結され、負圧室
部２２は負圧室部２２内に連結部２３を配置し、連結部
２３は中空筒体４を連結している。中空筒体４は、嵌合
部４１と磁石固定部４２を含み、嵌合部４１は連結部２
３と連結するとともに通気孔４３が形成され、磁石固定
部４２は、その内側に永久磁石５を配設している。永久
磁石５は永久磁石ブロック５１と磁気ヘッド５２を含
み、磁気ヘッド５２は永久磁石ブロック５１とともに閉
磁路を形成している。磁気ヘッド５２はＮ極又はＳ極を
持っている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、医療、健康分野の物理治療装置に係り、詳しくは磁気つぼ治療器に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

医療、健康分野では、人体のつぼを通して磁気にて治療する方法が新しい物理 治療としてよく知られている。臨床針灸磁気治療法を用いて治療を施すとき、患 者の病気と関係のある経絡（気血が体内を循行するルート）に主つぼと多数の補 佐つぼを選んで治療する必要がある。従来の磁気つぼ治療器を用いて治療すると き、該治療器の先端部を選定した人体のつぼ固定させて治療することが多い。

【０００３】 ところで、この治療器は単向（一方向）から定量の磁力を与えてつぼを刺激す るものであるため、双方（二方向）から又はより大きな磁気エネルギーを必要と するつぼに対しては、双方治療、強い刺激を形成することはできない。しかも、 指定したつぼに磁気エネルギーを集中的に加えることもできなかった。その結果 、磁極のつぼに対する刺激が減衰され、磁気治療における十分な効果を達成する ことができなかった。

【０００４】 そこで、例えば、専利申請号８９２０６１８４．７号で示す磁気つぼ治療器で は、磁気針の先端を指定のつぼにぴったり合わせて磁気脈動エネルギーをそのつ ぼに集中させている。従って、人体はその磁気脈動的な物理因子エネルギーをよ く吸収することができる。その結果、治療効果をより向上させ、磁気治療の効き 目を十分に発揮させている。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、上記磁気つぼ治療器では、負圧室における負圧を生成するための吸 気口が治療器の先端に設けられているため、前記吸気口が人体の表皮に塞がれて しまうことがある。又、この磁気つぼ治療器では、該治療器に設けられた磁極は 、全てＮ極であって、しかも、一方向の磁気板しかないので、より優れた磁気治 療効果を得ることができない。

【０００６】 本考案の第１の目的は、構造が簡単で、磁気ヘッドが固定しやすい磁気つぼ治 療器を提供することにある。 本考案の第２の目的は、人体の治療部位に相対向する磁場を形成できる磁気つ ぼ治療器を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１に記載の考案は、 気嚢、負圧室、永久磁石を含み、前記負圧室はその 一端が開放され、他端部が前記気嚢と連通するように連結し、前記永久磁石は前 記負圧室内に配置した。

【０００８】 請求項２に記載の考案は、 請求項１に記載の磁気つぼ治療器において、負圧室 は固着部、負圧室部及び連結部を含み、前記固着部は前記気嚢の気嚢口部と連結 され、前記負圧室部はその負圧室部内に前記連結部を配置し、前記連結部は前記 永久磁石を固定する中空筒体を連結した。

【０００９】 請求項３に記載の考案は、 請求項２に記載の磁気つぼ治療器において、前記中 空筒体は、嵌合部と磁石固定部を含み、前記嵌合部は連結部と連結するとともに 、側壁に通気孔が形成され、前記磁石固定部は、その内側に前記永久磁石を配設 した。

【００１０】 請求項４に記載の考案は、 請求項１乃至３のいずれか１に記載の磁気つぼ治療 器において、前記永久磁石は永久磁石ブロックと磁気ヘッドを含み、前記永久磁 石の気嚢側に磁気ヨークが設けられ、前記磁気ヘッドは前記永久磁石ブロックに 固着され、その永久磁石ブロックとともに閉磁路を形成した。

【００１１】 請求項５に記載の考案は、 請求項４に記載の磁気つぼ治療器において、前記磁 気ヘッドはＮ極を持っている。 請求項６に記載の考案は、 請求項４に記載の磁気つぼ治療器において、前記磁 気ヘッドはＳ極を持っている。

【００１２】 請求項７に記載の考案は、 請求項１乃至６のいずれか１に記載の磁気つぼ治療 器において、前記気嚢の気嚢口部は、吸排気孔を備えた換気筒体が配設されてい る。

【００１３】 請求項８に記載の考案は、 請求項４乃至６のいずれか１に記載の磁気つぼ治療 器において、前記磁気ヘッドは、円錐型、球面型、又は平板の形状である。 請求項９に記載の考案は、 請求項４〜６、８のいずれか１に記載の磁気つぼ治 療器において、前記磁気ヘッドは、その外表面には金メッキ層又は銀メッキ層が 施されている。

【００１４】 請求項１０に記載の考案は、 請求項２又は３に記載の磁気つぼ治療器において 、前記中空筒体は磁気ヘッドの磁極を識別する色が施されている。 請求項１１に記載の考案は、 請求項１、２、４又は７に記載の磁気つぼ治療器 において、前記気嚢は磁気ヘッドの磁極を識別する色が施されている。

【００１５】 請求項１２に記載の考案は、 請求項１又は２のいずれか１に記載の磁気つぼ治 療器において、前記負圧室は磁気ヘッドの磁極を識別する色が施されている。 請求項１３に記載の考案は、 請求項１乃至７のいずれか１に記載の磁気つぼ治 療器において、前記換気筒体、前記気嚢口部及び前記負圧室の固着部は外側から 固着リングにて一体的に連結されている。

【００１６】 請求項１４に記載の考案は、 請求項１、２、１２及び１３のいずれか１に記載 の磁気つぼ治療器において、前記負圧室は透明材料又は有機ガラスで製造されて いる。

【００１７】 請求項１５に記載の考案は、 請求項１乃至７のいずれか１に記載の磁気つぼ治 療器において、前記気嚢は、ゴム又は軟質プラスチックより製造されている。 請求項１６に記載の考案は、 請求項１３に記載の磁気つぼ治療器において、前 記負圧室、換気筒体、中空筒体及び固着リングは、ゴム、プラスチック、軟質プ ラスチック又は金属材料より製造されている。

【００１８】 請求項１７に記載の考案は、 請求項４乃至６のいずれか１に記載の磁気つぼ治 療器において、前記磁気ヘッドは磁気性（導磁性）のよい金属材料（導磁金属材 料）より製造されている。

【００１９】 請求項１８に記載の考案は、 請求項１７に記載の磁気つぼ治療器において、前 記磁気ヘッドは純鉄又は低炭素鋼より製造されている。 請求項１９に記載の考案は、 請求項２又は３に記載の磁気つぼ治療器において 、前記負圧室の連結部と前記中空筒体との連結構造は、はめ込み固着構造又は接 着剤にて接着する接着構造である。

【００２０】 （作用） 請求項１に記載の考案によれば、 磁石が配置されている負圧室はその一端が開 放され、他端部が前記気嚢と連通される。

【００２１】 請求項２に記載の考案によれば、 負圧室の固着部は前記気嚢の気嚢口部と連結 され、負圧室の連結部は負圧室の負圧室部内に配置され、連結部は永久磁石を固 定する中空筒体と連結される。

【００２２】 請求項３に記載の考案によれば、 中空筒体の嵌合部は前記連結部と連結される とともに、中空筒体の磁石固定部は、その内側に永久磁石が配設される。また、 中空筒体の嵌合部の側壁には通気孔が形成されるため、気嚢を握る又は緩めると き、 人体の表皮に塞がれることなく、空気は前記通気孔から吸入又は排出される。

【００２３】 請求項４に記載の考案によれば、 永久磁石の気嚢側に磁気ヨークが設けられ、 磁気ヘッドは永久磁石ブロックに固着されるため、磁気ヘッドと永久磁石ブロッ クは閉磁路が形成される。

【００２４】 請求項５に記載の考案によれば、 磁気ヘッドはＮ極を持っているため、人体の 治療部位に相対向する磁場を形成するときの一方の磁極を形成することができる 。

【００２５】 請求項６に記載の考案によれば、 磁気ヘッドはＳ極を持っているため、人体の 治療部位に相対向する磁場を形成するときの一方の磁極を形成することができる 。

【００２６】 請求項７に記載の考案によれば、 気嚢の気嚢口部は、吸排気孔を備えた換気筒 体が配設され、その吸排気口を空気が通過する。 請求項８に記載の考案によれば、 磁気ヘッドは、円錐型、球面型、又は平板の 形状であるため、人体の異なる部位に適用される。

【００２７】 請求項９に記載の考案によれば、 磁気ヘッドは、その外表面には金メッキ層又 は銀メッキ層が施されている。特に銀メッキ層は殺菌効果を持っている。 請求項１０〜請求項１２に記載の考案によれば、 磁気ヘッドの磁極が簡単に識 別される。

【００２８】 請求項１３に記載の考案によれば、 固着リングは換気筒体、気嚢口部及び負圧 室の固着部を一体的に連結する。 請求項１４に記載の考案によれば、 外から使用と治療の状況を直接観察するこ とができる。

【００２９】 請求項１５に記載の考案によれば、 気嚢は、ゴム又は軟質プラスチックより製 造されているため、気嚢が塑性変形しやすいと共に、 磁気つぼ治療器が軽量で持 ちやすい。

【００３０】 請求項１６に記載の考案によれば、 磁気つぼ治療器の軽量化を図ることができ る。 請求項１７，１８に記載の考案によれば、 磁気が磁気ヘッドを介して効率よく つぼを刺激することができる。

【００３１】 請求項１９に記載の考案によれば、 負圧室と中空筒体とは、簡単に連結固定さ れる。

【００３２】

【考案の実施の形態】

以下、本考案を具体化した一実施形態を図１に従って説明する。 図１は本考案を具体化した磁気つぼ治療器の断面図である。磁気つぼ治療器は 、気嚢１、負圧室２、換気筒体３、中空筒体４及び永久磁石５を備えている。前 記気嚢１は中空室であって、その上部には気嚢室１１が形成され、その気嚢室１ １の下には気嚢口部１２が延出形成されている。気嚢口部１２の外周には、前記 負圧室２が固定配設されている。

【００３３】 前記負圧室２は固着部２１と負圧室部２２を備え、その固着部２１と負圧室部 ２２との交差部から下に向けて小径の連結部２３が延出形成されている。連結部 ２３の外周には前記中空筒体４が配設されている。

【００３４】 前記換気筒体３は中央に吸排気孔３１が設けられ、前記気嚢１の気嚢口部１２ を支持するように気嚢口部１２の中に配置されている。 前記中空筒体４は嵌合部４１と磁石固定部４２を備えている。その嵌合部４１ は前記負圧室２の連結部２３に嵌合固定されている。この嵌合部４１と負圧室２ の連結部２３との連結構造は、接着剤にて接着する構造にしてもよい。その嵌合 部４１の一側面には通気孔４３が形成されている。磁石固定部４２は、その中に 永久磁石５を嵌合固定している。

【００３５】 又、前記中空筒体４は、永久磁石５のＮ極、Ｓ極を区別するために色が付され ている。つまり、中空筒体４から外に露出している永久磁石５の磁極によって異 なる色を付されている。例えば、中空筒体４は、該中空筒体４から露出している 永久磁石５の磁極がＮ極ならば青色、中空筒体４から露出している永久磁石５の 磁極がＳ極ならば赤色となる。尚、気嚢１と負圧室２に色をつけることによって 、露出する永久磁石５の磁極を区別するようにしてもよい。

【００３６】 前記永久磁石５は、前記中空筒体４の磁石固定部４２内に嵌合固定されている 。永久磁石５は永久磁石ブロック５１とそのブロック５１に固着された磁気ヘッ ド５２とを備えている永久磁石ブロック５１の上側には、磁気ヨーク５３が設け られている。そして、永久磁石ブロック５１の下側には、磁気性（導磁性）のよ い金属材料（導磁金属材料）よりなる磁気ヘッド５２が固着される。前記磁気ヘ ッド５２は純鉄又は低炭素鋼にて製造され、磁力線の長さが１０〜２０ｍｍほど 増加した。又、前記磁気ヘッド５２は、球状、平面状又は円錐状に作られること によって、人体の異なる部位に適用される。

【００３７】 磁気ヘッド５２と永久磁石ブロック５１は閉磁路が形成されている。患者は垂 直横断磁場のもとで人体のつぼに磁気治療が施される。磁気ヘッド５２は、その 表面に金メッキ層又は殺菌効果のある銀メッキ層が設けられている。

【００３８】 前記負圧室２には筒状の固着リング６が設けられ、その固着リング６により換 気筒体３、気嚢１及び負圧室２が一体的に連結固定される。 上記のように構成した磁気つぼ治療器においては、前記永久磁石５のＮ極が外 に露出した磁気つぼ治療器と、永久磁石５のＳ極が外に露出した磁気つぼ治療器 が設けられる。そして、このＮ極が外に露出した磁気つぼ治療器と、Ｓ極が外に 露出した磁気つぼ治療器とを組みにしての治療に使用される。そして、磁気つぼ 治療する際には、１〜３６個のＮ極が外に露出した磁気つぼ治療器と、１〜３６ 個のＳ極が外に露出した磁気つぼ治療器とが１セットとして用意される。

【００３９】 本実施形態の気嚢１はゴム又は軟質プラスチックで製造される。負圧室２、換 気筒体３、中空筒体４及び固着リング６は、ゴム、プラスチック、軟質プラスチ ック又は金属材料で製造される。永久磁石５は永久磁石材料で製造される。又、 負圧室２は透明材料又は有機ガラス（アクリル樹脂製ガラス）で製造してもよい 。この場合、外から使用と治療の状況を直接観察することができる。

【００４０】 本実施形態の磁気つぼ治療器を使用する際、気嚢１を握って扁平状にした状態 で負圧室２を負圧室部２２を人体のつぼ部位に表面に接触させる。そして、手を 緩めると、気嚢１が元の状態に戻るとき、空気が通気孔４３から気嚢１の中に吸 入されることによって、負圧室２の負圧室部２２の中が負圧状態となる。この時、 中空筒体４の通気孔４３はその側壁に形成されるため、 人体の表皮によって塞 がれることなく、確実に吸引作用が行われる。 その結果、磁気つぼ治療器がしっ かり人体表面のつぼの上に付けられる。

【００４１】 Ｎ極が外に露出さた磁気つぼ治療器と、Ｓ極が外に露出した磁気つぼ治療器と をそれぞれ人体の両側に付けると、両治療器により相対向する磁場が人体表面の つぼを作用し、垂直な横断磁力線が人体のつぼに作用し負圧磁気つぼ押しの作用 効果が得られる。

【００４２】 又、銀メッキされた磁気ヘッド５２は、負圧によりつぼを圧す。又、磁気ヘッ ド５２は、磁気性（導磁性）のよい金属材料（導磁金属材料）よりなり、永久磁 石ブロック５１とともに閉磁路を形成する。従って、患者は垂直横断磁場のもと で人体のつぼに磁気治療が施され、より優れた磁気治療効果を得ることができる 。

【００４３】 本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない 範囲での変更は全て本考案の技術範囲に属する。

【００４４】

【考案の効果】

本考案によれば、 構造が簡単で、磁気ヘッドが固定しやすい磁気つぼ治療器を 提供することができるとともに、人体の治療部位に相対向する磁場を形成でき、 磁気つぼ治療器として優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を具体化した磁気つぼ治療器の断面図で
ある。

【符号の説明】

１…気嚢、２…負圧室、３…換気筒体、４…中空筒体、
５…永久磁石、６…固着リング、１１…気嚢室、１２…
気嚢口部、２１…固着部、２２…負圧室部、２３…連結
部、３１…吸排気孔、４１…嵌合部、４２…磁石固定
部、４３…通気孔、５１…永久磁石ブロック、５２…磁
気ヘッド。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１０年２月９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (19)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 気嚢（１）、負圧室（２）、永久磁石
   （５）を含み、前記負圧室（２）はその一端が開放さ
   れ、他端部が前記気嚢（１）と連通するように連結し、
   前記永久磁石（５）は前記負圧室（２）内に配置した磁
   気つぼ治療器。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の磁気つぼ治療器にお
   いて、 負圧室（２）は固着部（２１）、負圧室部（２２）及び
   連結部（２３）を含み、 前記固着部（２１）は前記気嚢（１）の気嚢口部（１
   ２）と連結され、 前記負圧室部（２２）はその負圧室部（２２）内に前記
   連結部（２３）を配置し、 前記連結部（２３）は前記永久磁石（５）を固定する中
   空筒体（４）を連結した。
3. 【請求項３】 請求項２に記載の磁気つぼ治療器にお
   いて、 前記中空筒体（４）は、嵌合部（４１）と磁石固定部
   （４２）を含み、 前記嵌合部（４１）は連結部（２３）と連結するととも
   に、側壁に通気孔（４３）が形成され、 前記磁石固定部（４２）は、その内側に前記永久磁石
   （５）を配設した。
4. 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれか１に記載の
   磁気つぼ治療器において、 前記永久磁石（５）は永久磁石ブロック（５１）と磁気
   ヘッド（５２）を含み、 前記永久磁石（５）の気嚢（１）側に磁気ヨーク（５
   ３）が設けられ、 前記磁気ヘッド（５２）は前記永久磁石ブロック（５
   １）に固着され、その永久磁石ブロック（５１）ととも
   に閉磁路を形成した。
5. 【請求項５】 請求項４に記載の磁気つぼ治療器にお
   いて、前記磁気ヘッド（５２）はＮ極を持っている。
6. 【請求項６】 請求項４に記載の磁気つぼ治療器にお
   いて、前記磁気ヘッド（５２）はＳ極を持っている。
7. 【請求項７】 請求項１乃至６のいずれか１に記載の
   磁気つぼ治療器において、前記気嚢（１）の気嚢口部
   （１２）は、吸排気孔（３１）を備えた換気筒体（３）
   が配設されている。
8. 【請求項８】 請求項４乃至６のいずれか１に記載の
   磁気つぼ治療器において、前記磁気ヘッド（５２）は、
   円錐型、球面型、又は平板の形状である。
9. 【請求項９】 請求項４〜６、８のいずれか１に記載
   の磁気つぼ治療器において、前記磁気ヘッド（５２）
   は、その外表面には金メッキ層又は銀メッキ層が施され
   ている。
10. 【請求項１０】 請求項２又は３に記載の磁気つぼ治
    療器において、前記中空筒体（４）は磁気ヘッド（５
    ２）の磁極を識別する色が施されている。
11. 【請求項１１】 請求項１、２、４又は７に記載の磁
    気つぼ治療器において、前記気嚢（１）は磁気ヘッド
    （５２）の磁極を識別する色が施されている。
12. 【請求項１２】 請求項１又は２のいずれか１に記載
    の磁気つぼ治療器において、前記負圧室（２）は磁気ヘ
    ッド（５２）の磁極を識別する色が施されている。
13. 【請求項１３】 請求項１乃至７のいずれか１に記載
    の磁気つぼ治療器において、 前記換気筒体（３）、前記気嚢口部（１２）及び前記負
    圧室（２）の固着部（２１）は外側から固着リング
    （６）にて一体的に連結されている。
14. 【請求項１４】 請求項１、２、１３、及び１４のい
    ずれか１に記載の磁気つぼ治療器において、前記負圧室
    （２）は透明材料又は有機ガラスで製造されている。
15. 【請求項１５】 請求項１乃至７のいずれか１に記載
    の磁気つぼ治療器において、前記気嚢（１）は、ゴム又
    は軟質プラスチックより製造されている。
16. 【請求項１６】 請求項１３に記載の磁気つぼ治療器
    において、前記負圧室（２）、換気筒体（３）、中空筒
    体（４）及び固着リング（６）は、ゴム、プラスチッ
    ク、軟質プラスチック又は金属材料より製造されてい
    る。
17. 【請求項１７】 請求項４乃至６のいずれか１に記載
    の磁気つぼ治療器において、前記磁気ヘッド（５２）は
    磁気性（導磁性）のよい金属材料（導磁金属材料）より
    製造されている。
18. 【請求項１８】 請求項１７に記載の磁気つぼ治療器
    において、前記磁気ヘッド（５２）は純鉄又は低炭素鋼
    より製造されている。
19. 【請求項１９】 請求項２又は３に記載の磁気つぼ治
    療器において、 前記負圧室（２）の連結部（２３）と前記中空筒体
    （４）との連結構造は、はめ込み固着構造又は接着剤に
    て接着する接着構造である。