JPH05154206A - 複合健康器具 - Google Patents

複合健康器具

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JPH05154206A
JPH05154206A JP3332568A JP33256891A JPH05154206A JP H05154206 A JPH05154206 A JP H05154206A JP 3332568 A JP3332568 A JP 3332568A JP 33256891 A JP33256891 A JP 33256891A JP H05154206 A JPH05154206 A JP H05154206A
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JP
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permanent magnet
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JP3332568A
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English (en)
Inventor
Shuji Sawai
修治 沢井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 熱灸治療法、磁気治療法、指圧治療法(針点
穴治療法ともいう)、缶抜き治療法、電気治療法等の多
様な東洋医学的治療が総合的且つ合理的になし得る複合
健康器具を提供する。 【構成】 携帯可能な電源盤と、それにコードにより取
り付けられる一対の定着器とからなり、定着器について
は、負圧により皮膚に吸着させる逆カップ状の座台の上
端に、その負圧を生じさせる中空のゴム球を突設し、内
部には通電による発熱体を設け、中心部に先端が小径の
尖頭永久磁石を通電可能および発熱体からの熱伝可能に
設けるとともに、その先端を吸着座の下端よりも少し突
出させてあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、東洋医学や漢方の考
えを多様に取り入れた多機能を有する複合健康器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】中国では、指圧治療法を始め、熱灸治療
法、缶抜き治療法等が開発され、この漢方的な治療法が
我が国に渡来し、さらに発達を遂げて広く用いられてい
る。また、500〜2000ガウス程度の磁気や、微小
な電流が身体に良好に作用することが知られており、こ
れを用いる健康器具も現在多用される。これらもどちら
かと言えば漢方的ないし東洋医学的な考え方によるもの
である。
【0003】東洋医学では、人体に多数の経絡が存在
し、それを整えることによって、健康を回復することが
できると考える。人体には、内蔵器官に異常をきたす
と、それによって必ず変化の現れる部位、すなわち、機
能に関係のある系統が存在する。これを経絡といい、頭
の中から背中(内蔵)や手足の末端までつながってい
て、それぞれ機能的な関連をもった12の対の経と、前
面胸腹部の中心の経と、背面中心の経を合わせた14の
規則的な線条の系統がある。
【0004】経絡には、気血という人体を養うエネルギ
ーが流れていて、この気血がよどみなく順調に循環して
いれば、健康が保たれる。それは、健康をあずかる内蔵
に、この経絡が直接つながっているからである。ここ
に、「気」とは、自然現象や人間の行動を指し、「血」
とは、スタミナ源、食べ物を指す。
【0005】内蔵には、肺臓、脾臓、心臓、腎臓、肝臓
の他に、心包(心臓を包む膜)とを加えて六臓がある。
また、臓に対して腑があり、これは、大腸、胃、小腸、
膀胱、胆のうの他、三焦(消化と排泄系)を加え、六腑
と称している。この六臓六腑を各々中心とする十二経
と、別に奇脈(八)のうちから任脈と督脈の二経を加
え、十四経が連なり合い全身を循環している。
【0006】上記の東洋医学的な治療法は、経絡(気血
が巡るルート)と、それに点在する経穴(ツボ)を重要
視する思想によるもので、経絡の気血の過不足を整え、
病を癒し、または健康の増進を図るものである。
【0007】特に、指圧治療法や熱灸治療法はその最た
るものである。なお、缶抜き治療法は、空き罐や竹筒等
を熱して逆さに背中へ当て、冷却に伴う負圧により吸着
させるもので、真空治療法とも称され、これによれば、
負圧により皮膚が持ち上がり、充血状態になって、肩凝
り、リュウマチ等の様々の症状の改善に効果がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
それぞれの治療法は、ほとんどの場合、単独の器具また
は単独操作によるものであって、数多く複合されたもの
はなかった。ツボを押さえる器具に通電させる、言わば
指圧と電気治療法とを複合させた治療法(瞼穴治療法と
称される)のように、複合されていても、二つの複合程
度であった。
【0009】そこで、従来の健康器具によれば、治療効
果が偏りがちであって、相乗効果が期待できなく、ま
た、長期に亘って使用すると、効果が減退することもあ
るという問題があった。
【0010】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
熱灸治療法、磁気治療法、指圧治療法(針点穴治療法と
もいう)、缶抜き治療法、電気治療法等の多様な東洋医
学的治療が総合的且つ合理的になし得る複合健康器具を
提供することを目的とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明による複合健康器具は、携帯可能な電源
盤と、それにコードにより取り付けられる一対の定着器
とからなり、定着器については、負圧により皮膚に吸着
させる逆カップ状の座台の上端に、その負圧を生じさせ
る中空のゴム球を突設し、内部には通電による発熱体を
設け、中心部に先端が小径の尖頭永久磁石を通電可能お
よび発熱体からの熱伝可能に設けるとともに、その先端
を吸着座の下端よりも少し突出させてあることを特徴と
する。
【0012】
【作用】複合健康器具を上記のように構成したから、こ
れを使用するには、両方の定着器を身体に取り付けるも
ので、その取り付けについては、ゴム球を摘んで押し縮
めながら、ツボまたは患部に座台を当て、ゴム球をその
弾力に任せて復帰させると、座台の内部に負圧が生じる
ので、これで皮膚に吸着させることができる。
【0013】定着器がこのようにして身体に安定して取
り付けられるだけでなく、負圧により皮膚が持ち上が
り、それに適度に尖頭永久磁石が突いた状態に保持され
るから、指圧、磁石、缶抜きの各治療効果が得られる状
態となる。
【0014】加えて、通電すると、尖頭永久磁石から皮
膚に通電され、電気治療効果が得られるだけでなく、発
熱体が熱して尖頭永久磁石に熱が帯びるために、熱灸治
療効果も得られる。また、指圧状態と通電状態とによる
瞼穴治療効果が得られることにもなる。
【0015】このような諸治療効果は、一局に集中して
総合的に作用するから、相乗効果が得られることはもち
ろん、大自然を具現する自然治癒条件が整うため、慢性
化することがなく、長期間使用しても、効果が減退する
ことは全くない。
【0016】さらに、治療効果、特に瞼穴治療効果を高
めるためには、両方の定着器の尖頭永久磁石に正負の異
なる通電をなすことが望ましい。
【0017】
【実施例】次に、この発明を実施例の図面に基づいて説
明する。
【0018】図面は一実施例を示したもので、その複合
健康器具は、電源盤Pと、一対の定着器T,Tとから構
成される。
【0019】電源盤Pは、ケースの中に電源としての電
池や電気回路その他が内装され、ケースから一対のコー
ド1,1が引き出されている。また、上面には、スイッ
チとして開始ボタン3、停止ボタン5、および電気量を
調整する増減ボタン7,9、さらには、液晶により電気
量等を表示する表示窓11が配列される。
【0020】定着器Tは、コード1の先端に取り着けら
れ、座台13と、ゴム球15と、発熱体17と、尖頭永
久磁石19とから構成される。
【0021】座台13は、プラスチック製であって、皮
膚に負圧により吸着させるものであるため、発熱体17
との組み合わせにより逆カップ状、つまり、下面が開放
された形態であって、その他は、ゴム球15とのみ空気
孔16により通じている。
【0022】座台13の上端には、短筒形の突部21を
突設し、その上端部に中空のゴム球15の下端部を結合
し、下端部に発熱体17が密着される。また、発熱体1
7の下に尖頭永久磁石19を突設してある。そして、コ
ード1がゴム球15の中心を貫通し、発熱体17および
尖頭永久磁石19に通電可能に連結される。
【0023】発熱体17は、コード1からの通電により
発熱すると、抵抗の増加により一定温度に保持される。
その温度は35℃ないし45℃が程度が適当である。
【0024】尖頭永久磁石19は、座台13の中心部に
位置し、皮膚に突き刺さらないように先端が丸く尖っ
て、少し座台13の下端より突出している。また、座台
13には、その尖頭永久磁石19の保持片20が形成さ
れる。
【0025】以上のように、定着器Tを皮膚に単に取り
付けても良いが、座台の内部の温度と缶抜き作用による
血流の増加とから、皮膚が薬液の吸収の良い状態となっ
ているので、予め目的とする薬液を塗布してから、その
上に吸着させると、目的の疾患の治療効果が特に高ま
る。
【0026】使用については、前記した如くであるが、
付け加えると、電源盤Pの開始ボタン3を押してから
は、増ボタン7を押しながら通電量は徐々に増加させ、
増減ボタン7,9で刺激強度を調整する。そして、疾病
の状況に応じて20〜30分の時間で治療を施す。そう
すると、病気によっては数回の治療で良くなった。例え
ば、疼痛、疲労回復等である。慢性病については、十数
回の治療を必要とする。例えば、前立腺炎、肩凝りであ
る。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、次のような優れた効果がある。
【0028】1)両方の定着器に多様な作用をするよう
に巧みな構造を付与したもので、ワンタッチで身体に取
り付けることができるため、使用が簡便であることはも
とより、熱灸治療法、磁気治療法、指圧治療法(針点穴
治療法)、缶抜き治療法、電気治療法等が総合的に作用
し、その相乗効果が極めて高く、自然的治癒条件が整う
ために、長期間に亘って使用しても、治療効果が減退す
ることがなく、毎日使用することにより健康が増進され
るし、また、ほとんどの病気の治療に効果があり、例え
ば、各種の疼痛性疾患、腰痛、肩周炎、高血圧、神経官
能性気管支炎、男性・婦産科疾病、痔疾、疲労等の治療
に特に効果がある。
【0029】2)治療効果については、定着器を取り付
ける患部に治療目的の薬液を予め塗布しておけば、相乗
効果によりさらに目的治療を早期に果たすことができ
る。外傷、挫傷等に特に良好である。
【0030】3)多様な治療作用を果たすにもかゝわら
ず、定着器が小型となり、しかも、電源盤が携帯可能で
あるから、取り扱いに非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠した複合健康器具の全体斜視図であ
る。
【図2】同実施例の定着器を示す縦断面図である。
【符号の説明】
P 電源盤 T 定着器 1 コード 13 座台 15 ゴム球 17 発熱体 19 尖頭永久磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な電源盤と、それにコードによ
    り取り付けられる一対の定着器とからなり、定着器につ
    いては、負圧により皮膚に吸着させる逆カップ状の座台
    の上端に、その負圧を生じさせる中空のゴム球を突設
    し、内部には通電による発熱体を設け、中心部に先端が
    小径の尖頭永久磁石を通電可能および発熱体からの熱伝
    可能に設けるとともに、その先端を吸着座の下端よりも
    少し突出させてあることを特徴とする複合健康器具。
  2. 【請求項2】 両定着器のうち、一方の定着器の尖頭永
    久磁石に正の通電を、他方の定着器の尖頭永久磁石に負
    の通電をそれぞれなすように構成してあることを特徴と
    する請求項1記載の複合健康器具。
JP3332568A 1991-11-21 1991-11-21 複合健康器具 Pending JPH05154206A (ja)

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JP3332568A JPH05154206A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 複合健康器具

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JPH05154206A true JPH05154206A (ja) 1993-06-22

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ID=18256379

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JP3332568A Pending JPH05154206A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 複合健康器具

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2118054A1 (es) * 1996-11-29 1998-09-01 Guo Liwen Aguja magnetica de acupuntura con ventosa.
JP2004008671A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Hashimoto Chuzo Kogyo Kk 治療器
CN102671246A (zh) * 2011-03-14 2012-09-19 李建书 一种多极点磁疗拔罐器
JP2016209405A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社日本メディックス 電気的刺激装置およびこれに用いる移動電極

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JP2004008671A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Hashimoto Chuzo Kogyo Kk 治療器
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