JP3049461U - 車両用安全拘束装置のインフレータ - Google Patents

車両用安全拘束装置のインフレータ

Info

Publication number
JP3049461U
JP3049461U JP1997010682U JP1068297U JP3049461U JP 3049461 U JP3049461 U JP 3049461U JP 1997010682 U JP1997010682 U JP 1997010682U JP 1068297 U JP1068297 U JP 1068297U JP 3049461 U JP3049461 U JP 3049461U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
piston
pressure
inflator
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997010682U
Other languages
English (en)
Inventor
エル.ジョンソン ダリン
ディー.ハリス ブラッドリー
Original Assignee
オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド filed Critical オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
Application granted granted Critical
Publication of JP3049461U publication Critical patent/JP3049461U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/264Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/276Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means to vent the inflation fluid source, e.g. in case of overpressure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御された手段により圧力を解放することに
より液体型インフレータの爆発および破壊を防止する。 【解決手段】 車両用安全拘束装置のインフレータは液
体火薬の容器を有するハウジングを備える。ハウジング
内には液体火薬容器と流通する燃焼室が配置される。液
体火薬容器と燃焼室とを分離するために再利用型ピスト
ンがハウジング内に可動に配置される。ピストンヘッド
は液体火薬を燃焼室へ制御して運ぶための複数の射出ポ
ートを有する。液体火薬容器内の圧力を解放するため
に、通常はピストンステムにより密閉された圧力解放穴
がハウジング内に配置される。液体火薬容器内の分解ま
たは燃焼はピストンを動かし、圧力解放穴を開け、液体
火薬を減圧してインフレータの破壊および破裂を防止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は車両用安全拘束装置の液体火薬ガスジェネレータまたは液体火薬ガス インフレータに関し、特に液体火薬の燃焼反応または分解反応により発生したイ ンフレータ内の圧力を解放してインフレータの破壊や破砕を防止するために制御 された手段を有するインフレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の乗員を保護するために従来の技術では膨張可能な車両用安全拘束装置 が採用されている。この車両用安全拘束装置はガスジェネレータまたはガスイン フレータと膨張せしめられていない状態のエアバッグとを収容した反応容器を有 する。インフレータを作動するには電気的に爆発可能な装置を具備するインフレ ータ発火器またはインフレータ点火器がインフレータ材料の燃焼を開始する。イ ンフレータ発火器は当該インフレータ発火器の近くに或いは車両内の離れた場所 に配置された衝突センサに接続されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
膨張可能なエアバッグを拡張させるための多くの異なるタイプのインフレータ が従来の技術で開示されている。一つのタイプのインフレータは保管シリンダ内 または本体内に貯蔵された大量の高圧ガスを用いるものであり、ここでは高圧ガ スが選択的に解放されてエアバッグを膨張する。他のタイプのインフレータは燃 焼可能なガス発生材からガス源を得るものであり、ここではガス発生材がエアバ ッグを膨張するための大量の高温ガスを発生する。さらに他のタイプのインフレ ータはエアバッグを膨張するために貯蔵された圧縮ガスとガス発生材との両方を 有するものである。
【0004】 圧縮ガスを用いるエアバッグの欠点は長期間のうちにはガスが漏れてしまうと いうことである。検出されないガス漏れによりボトル内のガス圧が予め定められ たレベル以下に低下してしまうとエアバッグの効果が低下し、システムが適切に 動作しないこととなる。一方、固形火薬はガスから濾過しなければならない有毒 な副生成物やパティキュレートを発生してしまう。これら有毒な副生成物を除去 するのに必要なフィルタはインフレータを大きくし且つ重くするため、製造コス トが高くなる。
【0005】 他のタイプのインフレータは膨張ガスを生成するために液体火薬を用いるもの である。液体火薬は加圧状態での保管を必要としない。他の利点は液体火薬は環 境に好ましく、生成ガスを解放するまえに濾過する必要がないことである。しか しながら、液体火薬を含む材料の選択は液体火薬の腐食性により限定されてしま う。また、液体火薬は汚染に弱い。
【0006】 米国特許第5060973号にはエアバッグ膨張ガスを生成するために液体火 薬を用いた乗員拘束安全装置用インフレータが開示されている。米国特許第54 87561号には液体火薬を用いたインフレータが開示されており、ここではピ ストンが燃焼室と液体火薬の容器とを分離している。ピストンは燃焼により駆動 され、液体火薬をピストンヘッドのポートを通って燃焼室へ運ぶ。
【0007】 上記液体火薬インフレータの欠点は貯蔵されている液体火薬内で燃焼または分 解が起こったときに、その結果としての素早い加圧によりインフレータが壊れる 可能性があることである。過剰な圧力を解放するための標準的な解決策は基準と なる作動圧以上で且つ燃焼室を破壊する圧力以下の圧力でのみ壊れる破壊ディス クを設けることである。しかしながら、このような解決策はコストを高くし、複 雑にし、作動圧以上の圧力での分解および/または燃焼率は高いので効果的に圧 力を解放する公知の手段は実用的ではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は制御された手段により圧力を解放することにより液体型インフ レータの爆発および破壊を防止することにある。本考案の再利用型ピストンは火 薬保管容器内の圧力にさらされたときにピストン軸を支持する穴が開くまで反対 方向へと移動する。
【0009】 本考案の他の目的はゆっくりとした燃焼にさらされること、液体火薬の汚染、 火薬の密閉シールが損なわれること、または作動中に保管されている火薬を点火 してしまう燃焼行程の反転による壊滅的な結果を防止することにある。
【0010】 本考案の上記目的および他の目的を達成するために、液体火薬の容器を有する ハウジングを備えた車両用安全拘束システムのインフレータが提供される。液体 火薬容器と流通する燃焼室がハウジング内に配置される。液体火薬容器と燃焼室 とを分離するために再利用型ピストン手段がハウジング内に可動に配置される。 ピストン手段は液体火薬を燃焼室に制御して運ぶための複数の射出ポートを有す る。液体火薬の燃焼反応および分解反応により生じた液体火薬容器内の圧力を解 放するための圧力解放手段がハウジング内に配置される。
【0011】 渦形成管保持部材が燃焼室を包囲しており、ピストンのヘッドが渦形成管保持 部材に当接する。圧力解放手段はハウジング内に穴を具備し、その穴を通ってピ ストン軸が延びる。
【0012】 一実施形態の渦形成管保持部材は上方部分と破壊可能な連結部を介して上方部 分に接続された下方部分とを有し、液体火薬容器内で燃焼または分解が起こった ときに、その結果として高められた圧力がピストンを動かして渦形成管保持部材 に押しつけ、破壊可能な連結部に沿って渦形成管保持部材の上方部分および下方 部分を壊し、上方部分を下方部分内に摺動させ、ハウジング内の穴を開けてイン フレータ内の圧力を解放するために通常の作動方向とは反対方向へピストンが動 けるようにする。
【0013】 他の実施形態の渦形成管保持部材はその長さ方向に沿って複数の溝を有し、液 体火薬容器内で燃焼または分解が起こったときに、その結果として高められた圧 力がピストンを動かして渦形成管保持部材に押しつけ、渦形成管保持部材の側壁 を潰す。
【0014】 さらに他の実施形態の渦形成管保持部材はその下方部分に複数のフィンガを有 し、液体火薬容器内で燃焼または分解が起こったときに、その結果として高めら れた圧力がピストンを動かして渦形成管保持部材に押しつけ、フィンガが拡がり 、渦形成管保持部材が渦形成管上を摺動することを可能とする。
【0015】 本考案の他の特徴および利点は図面を参照した本考案の以下の詳細な説明から 明らかとなる。
【0016】
【考案の実施の形態】
図1には車両用安全拘束システムのエアバッグ(図示せず)を展開するための インフレータが参照番号10で示されている。インフレータ10のガス発生材は Han/Tean(90gm)のような液体火薬である。インフレータ10は例 えばアルミニウムのような軽量の材料から作製されたハウジング12を有する。 ハウジング12の一端には渦形成管16とハウジング12の当該端部を密閉する 端部蓋または基部スタッド14とが配置されている。渦形成管16は後述する渦 形成管保持部材20内に納められる上方部分を具備する。
【0017】 渦形成管16は複数のガス入口開口17と複数のガス出口開口18とを有し、 これらガス出口開口18はハウジング12に設けられた出口ポート22と連通し ている。後述するように生成ガスはガス入口開口17を介して渦形成管16内に 入る。渦形成管16内ではガス出口開口18を通って出てゆく前に生成ガスが一 回ほど循環して冷える。ガス出口開口18は所望の流量および流速に応じて径方 向または接線方向へと切り込まれている。上述したように生成ガスは渦形成管1 6を出てハウジング12内へと入り、それから出口ポート22を通ってインフレ ータから出てゆく。
【0018】 渦形成管保持部材20は互いに分離した開口17および18に加えて燃焼室2 4を包囲形成しており、この燃焼室24は例えば空気のような適切なガスを含む 。後述するように燃焼室24は燃焼中に加圧される。
【0019】 図示したようにハウジング12は燃焼室24と液体火薬室または液体火薬容器 30とに分離されている。燃焼室24および液体火薬容器30はピストンヘッド またはピストン面42を有する再利用型ピストン40により分離されており、ピ ストン40はカプセル型カップ50内に摺動可能に受容されている。ピストンヘ ッド42は燃焼室24と液体火薬容器30との間で流体の流通ができるように破 壊箔46で密閉された複数の射出ポート44を有する。ピストン40は火薬を活 性化しない材料、すなわち金属またはプラスチックから作製されている。
【0020】 カプセル、すなわちカプセル型カップ50は例えばテフロンのような液体火薬 の腐食効果に耐えられる材料から作製され、液体火薬との直接接触からハウジン グ12を保護する。ピストンヘッド42は液体火薬容器から液体火薬が漏出する のを防止するのに十分なほど密にカプセル50内に受容されるが、ピストンヘッ ド42はカプセル50内で摺動可能である。必要に応じて例えばOリングのよう な密閉手段を漏れ防止のために設けることができる。カプセル50は基部52を 有する。基部52は挿入シールとして働き、テフロン(商標名)をコーティング したアルミニウムから作製されている。軸48は基部52を通って摺動可能に受 容され、Oリング54または他の均等の手段を介し基部52とは密閉状態にある 。
【0021】 ピストン40は液体火薬容器30を通って延びる軸48を有する。軸48の腐 食を防止するために張り56が設けられている。張り56は例えばテフロン(商 標名)またはフルオロカーボンといった非腐食性材料から作製される。軸48は 点火材58を収容するために中空とされている。ピストンヘッド42は点火材5 8と燃焼室24との間の一端に中央穴38を有する。軸48とは反対側の端部に は接続挿入部材62を介して点火装置60が取り付けられている。
【0022】 点火装置60を点火した通常の作動中においては、点火材58が点火され、ガ スがポート38を出て燃焼室24内での燃焼反応を引き起こす。燃焼室24内で 増大せしめられた圧力は射出ポート44を覆っている破壊箔46を破壊し、ピス トンヘッドを駆動して液体火薬を押し、初期量の液体火薬がポート44を通って 燃焼室24へと運ばれる。この初期量の液体火薬が燃焼し、燃焼室24内の圧力 をさらに高める。初期量の燃焼により発生したエネルギはピストンを液体火薬容 器内へと駆動するのに用いられ、さらなる液体火薬が燃焼室内へと射出される。 破壊箔26が破壊されたとき、生成ガスはガス入口開口17を介して渦形成管1 6内に入り、ガス出口開口18およびハウジング12のポート22を通って外へ 出る。
【0023】 ピストンが駆動されて液体火薬をさらに押し、液体火薬が移動せしめられるほ ど多くのガスが発生する。この再利用サイクルにより液体火薬の燃焼が制御され 、インフレータの爆発を引き起こすような急激な液体火薬の燃焼が防止される。
【0024】 しかしながら、液体火薬が燃焼または素早く分解したときに、その結果として 起きる素早い加圧によりインフレータが壊れるかもしれない。液体火薬の燃焼ま たは分解はゆっくりとした燃焼にさらされること、液体火薬が汚染されること、 液体火薬の密封シールが損なわれること、または貯蔵されている火薬を点火して しまう燃焼行程の反転が生じることにより起こる。
【0025】 本考案はインフレータの爆発または破壊を防止する手段を利用する。図2に示 したようにピストン40は通常の作動方向とは反対方向へ動き、液体火薬を減圧 し、インフレータの破裂および破壊を防止する圧力解放穴70を開くことができ る。均衡のとれた燃焼室の圧力もなく液体火薬の圧力が高くなると、ピストンが 動いて解放穴が開かれる。
【0026】 図2から図4を参照すると、渦形成管保持部材20は破壊可能な連結部または 刻み目ライン36に沿って取り付けられた上方部分32と下方部分34とを有す る。ピストン40は液体火薬室30内の圧力にさらされたときに反対方向であっ て図2に示したような左方向に移動する。ピストン40がこの方向へと動くと、 ピストンヘッド42が渦形成管保持部材20の上方部分32に当接し、上方部分 32と下方部分34とがライン36に沿って分離せしめられ、上方部分32が図 4に示したように下方部分34の内側へと摺動する。ピストンヘッド42が渦形 成管保持部材20の上方部分32を下方部分34内へと潰すと、ピストンの軸4 8を支持する穴に開口70が形成される。穴70が形成されたとき、液体火薬が 解放されるため、インフレータが破壊される前に素早い燃焼または分解が停止さ れる。
【0027】 図5および図6の実施形態の渦形成管保持部材20は一つの部品からなり、そ の長さ方向に沿って溝28を有する。液体火薬容器30内の圧力が高くなると、 ピストンヘッド42が動かされて渦形成管保持部材20に押しつけられ、図6で 示したように渦形成管保持部材20の側壁が溝により脆弱とされているため渦形 成管保持部材20が潰れる。渦形成管保持部材が潰れる圧力は溝の量による。す なわち溝の量が多ければ多いほど、解放されるときの圧力は小さくなる。
【0028】 図7および図8は本考案の第三実施形態を示している。図7に示すように渦形 成管保持部材20はその下方部分に破壊可能な溝66を有し、この溝66は渦形 成管保持部材の下方部分を複数のフィンガ68に分割する。液体火薬室30内の 圧力が高くなると、ピストンヘッド42が動かされて渦形成管保持部材20に押 しつけられ、フィンガ68が拡がり、渦形成管保持部材が渦形成管16上を摺動 し、ピストン40が穴70を開く方向へ動き、上記圧力を解放する。渦形成管保 持部材20は通常の作動圧には耐えられ、作動中においてはポート22への内部 容積部から燃焼室24を分離するように設計されている。
【0029】 したがって本考案は火薬保管容器のために圧力解放を制御することによりイン フレータの破壊または粉砕の問題を解決する。通常の作動方向とは反対方向へピ ストンを移動可能とすることにより、保管室内の火薬が圧力解放弁を形成する。
【0030】 本考案は特定の実施形態について説明したが、多くの他の変更実施形態および 修正実施形態ならびに他の使用が可能であることは当業者には明らかである。し たがって本考案はここでの特定の開示に限定されず、実用新案登録請求の範囲に よりのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施形態の圧力解放手段を備えた
インフレータの断面図である。
【図2】インフレータの圧力が解放された後における図
1のインフレータの断面図である。
【図3】図1の渦形成管保持部材を示す図である。
【図4】図2の渦形成管保持部材を示す図である。
【図5】本考案の第二実施形態の圧力解放装置を備えた
インフレータの部分断面図である。
【図6】本考案の第二実施形態の圧力解放装置を備えた
インフレータの部分断面図である。
【図7】本考案の第三実施形態の圧力解放手段を備えた
インフレータの部分断面図である。
【図8】本考案の第三実施形態の圧力解放手段を備えた
インフレータの部分断面図である。
【符号の説明】
10…インフレータ 12…ハウジング 16…渦形成管 20…渦形成管保持部材 24…燃焼室 30…液体火薬容器 40…再利用型ピストン 70…解放穴

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体火薬の容器を有するハウジングと、
    該ハウジング内に配置され且つ前記液体火薬容器と連通
    する燃焼室と、前記ハウジング内に配置され且つ前記燃
    焼室を包囲する渦形成管保持部材と、前記液体火薬容器
    と前記燃焼室とを分離するために前記ハウジング内に可
    動に配置された再利用型ピストン手段とを具備し、該ピ
    ストン手段が前記燃焼室を前記液体火薬容器から分離す
    るピストンヘッドと前記ハウジングを通って延びるピス
    トンステムとを有し、前記ピストンヘッドが前記液体火
    薬を前記燃焼室へと制御して運ぶための複数の射出ポー
    トを有し、前記液体火薬の燃焼反応および分解反応によ
    り生じた前記液体火薬容器内の圧力を解放するために前
    記ハウジング内に配置された圧力解放手段をさらに具備
    する車両用安全拘束装置のインフレータ。
  2. 【請求項2】 前記圧力解放手段が前記ハウジング内に
    穴を具備し、前記ピストン軸が該穴を通って延びる請求
    項1に記載のインフレータ。
  3. 【請求項3】 前記ピストンヘッドが前記渦形成管保持
    部材に当接する請求項2に記載のインフレータ。
  4. 【請求項4】 前記渦形成管保持部材が上方部分と破壊
    可能な連結部を介して該上方部分に接続された下方部分
    とを有し、前記圧力解放手段が前記ハウジング内に穴を
    具備し、前記ピストン軸が該穴を通って延び、前記液体
    火薬容器内で燃焼または分解が起こったときに、その結
    果として高められた圧力が前記ピストンを動かして前記
    渦形成管保持部材に押しつけ、前記渦形成管保持部材の
    前記上方部分および下方部分を前記破壊可能な連結部に
    沿って壊し、前記上方部分と前記下方部分内へと摺動さ
    せ、前記ハウジング内の前記穴を開けて前記インフレー
    タ内の圧力を解放するために通常の作動方向とは反対方
    向へ前記ピストンが動くことを可能とした請求項3に記
    載のインフレータ。
  5. 【請求項5】 前記渦形成管保持部材がその長さ方向に
    沿って複数の溝を有し、前記圧力解放手段が前記ハウジ
    ング内に穴を具備し、前記ピストン軸が該穴を通って延
    び、前記液体火薬容器内で燃焼または分解が起こったと
    きに、その結果として高められた圧力が前記ピストンを
    動かして前記渦形成管保持部材に押しつけ、該渦形成管
    保持部材の側壁が潰れ、前記ハウジング内の前記穴を開
    けて前記インフレータ内の圧力を解放するために通常の
    作動方向とは反対方向へ前記ピストンが動くことを可能
    とした請求項3に記載のインフレータ。
  6. 【請求項6】 前記渦形成管保持部材がその下方部分に
    沿って複数のフィンガと前記ハウジング内に配置され且
    つ前記燃焼室と流通する渦形成管とを有し、前記圧力解
    放手段が前記ハウジング内に穴を具備し、前記ピストン
    軸が該穴を通って延び、前記液体火薬容器内で燃焼また
    は分解が起こったときに、その結果として高められた圧
    力が前記ピストンを動かして前記渦形成管保持部材に押
    しつけ、前記渦形成管保持部材が前記渦形成管上で摺動
    できるように前記フィンガが拡がり、前記ハウジング内
    の前記穴を開けて前記インフレータ内の圧力を解放する
    ために通常の作動方向とは反対方向へ前記ピストン軸が
    動くことを可能とした請求項3に記載のインフレータ。
JP1997010682U 1996-12-03 1997-12-03 車両用安全拘束装置のインフレータ Expired - Lifetime JP3049461U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/770,382 US5719351A (en) 1996-12-03 1996-12-03 Anti-rupture method for liquid propellant gas inflator
US08/770382 1996-12-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3049461U true JP3049461U (ja) 1998-06-09

Family

ID=25088361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997010682U Expired - Lifetime JP3049461U (ja) 1996-12-03 1997-12-03 車両用安全拘束装置のインフレータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5719351A (ja)
JP (1) JP3049461U (ja)
DE (1) DE19753489B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3486085B2 (ja) 1996-12-18 2004-01-13 リブバ エス.エヌ.セ. 発火式熱ガス発生器とその製造方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5851030A (en) * 1996-12-03 1998-12-22 Autoliv Asp, Inc. Regenerative monopropellant airbag inflator
US6039347A (en) * 1997-02-03 2000-03-21 General Dynamics Armament Systems, Inc. Liquid propellant airbag inflator with dual telescoping pistons
US6036226A (en) * 1997-02-03 2000-03-14 General Dynamics Armament Systems, Inc. Inflator capable of modulation air bag inflation rate in a vehicle occupant restraint apparatus
EP0978424B1 (de) 1998-08-04 2003-06-18 TRW Airbag Systems GmbH Gasgenerator mit steuerbarer Flüssigkeitseinspritzung
DE10203710C1 (de) * 2002-01-31 2003-02-13 Thomas Magnete Gmbh Pyrotechnischer Aktor
US7438313B2 (en) * 2003-08-06 2008-10-21 Arc Automotive, Inc. Compact multi-level output gas generator
DE10361349B4 (de) * 2003-12-17 2005-12-08 Lechler Gmbh Kegeldüse
US20060011495A1 (en) * 2004-06-28 2006-01-19 Brian Hood Pyrotechnic safety device and method of use
US7318599B2 (en) * 2004-08-09 2008-01-15 Indiana Mills & Manufacturing Inc. Modular inflatable restraint apparatus
FR2877297B1 (fr) * 2004-11-02 2007-01-12 Livbag Soc Par Actions Simplif Generateur pyrotechnique de gaz destine a la securite automobile
US8297652B2 (en) * 2009-01-13 2012-10-30 Tk Holdings, Inc. Gas generating system
DE102014016521A1 (de) * 2014-11-10 2016-05-12 PYRAFOR GmbH Pyrotechnischer Gasgenerator

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3618974A (en) * 1969-04-07 1971-11-09 Eaton Yale & Towne Vehicle safety apparatus
US3689105A (en) * 1970-07-07 1972-09-05 Shunji Matsui Inflatable vehicular safety device
US3690255A (en) * 1970-10-01 1972-09-12 Us Air Force Liquid propellant cartridge
US3960390A (en) * 1974-04-17 1976-06-01 Eaton Corporation Inflator
US4326377A (en) * 1980-01-18 1982-04-27 Rockwell International Corporation Injection shut-off valve for regenerative injection
US4394033A (en) * 1981-02-26 1983-07-19 The Firestone Tire & Rubber Company Temperature compensating elastic cone
US5060973A (en) * 1990-07-23 1991-10-29 General Electric Company Liquid propellant inflator for vehicle occupant restraint apparatus
DE4108857C1 (en) * 1991-03-19 1992-05-14 Bayern-Chemie Gesellschaft Fuer Flugchemische Antriebe Mbh, 8261 Aschau, De Cylindrical gas generator for inflating gas sack of impact protection unit - has combustion chamber with housing, propellant, ignition device and filter unit
DE4135547A1 (de) * 1991-10-28 1993-04-29 Dynamit Nobel Ag Gasgenerator, insbesondere fuer ein aufblasbares aufprallkissen zum schutz eines kraftfahrzeug-insassen vor verletzungen
FR2691706B1 (fr) * 1992-06-02 1994-07-22 Livbag Snc Generateur pyrotechnique de gaz muni d'une ouverture de securite.
US5345876A (en) * 1993-02-04 1994-09-13 Atlantic Research Corporation Hybrid inflator
US5487561A (en) * 1994-12-09 1996-01-30 Martin Marietta Corporation Safety bag inflation apparatus using a liquid propellant gas generator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3486085B2 (ja) 1996-12-18 2004-01-13 リブバ エス.エヌ.セ. 発火式熱ガス発生器とその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE19753489A1 (de) 1998-07-02
US5719351A (en) 1998-02-17
DE19753489B4 (de) 2006-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100392750B1 (ko) 차량탑승자구속장치및그구속장치의전개방법
US3806153A (en) Safety bag inflation for vehicles
US3788667A (en) Vehicle safety device
JP3040975U (ja) 発射体ガス解放型ハイブリッドインフレータ
KR970011515B1 (ko) 하이브리드 팽창기
KR950008147B1 (ko) 가스쿠션의 주입방법 및 에어백형 안전시스템
JP2609428B2 (ja) インフレータ
US5803493A (en) Hybrid blowdown inflator with reduced pressure buildup
US5690357A (en) Dual stage air bag inflator
US6543806B1 (en) Inflator for vehicle protection apparatus
KR0184040B1 (ko) 에어 백 팽창 장치와 그 팽창 장치의 제조 방법
JP3049461U (ja) 車両用安全拘束装置のインフレータ
US5653463A (en) Hybrid inflating assembly using a projectile
KR920002409A (ko) 승객 보호장치용 액체 추진제 팽창기
KR19980070057A (ko) 에어백용 하이브리드 팽창기
JPH0781513A (ja) 膨張器具の膨張装置
KR100190891B1 (ko) 에어백 팽창용 장치 및 그 제조방법
JPH06206512A (ja) 自動車の乗員の負傷を防止するための膨らまし可能な衝突保護クッション用の液体ガス発生器
JP6751363B2 (ja) ハイブリッドインフレータ、ハイブリッドインフレータを作動する方法、エアバッグモジュール、及び車両用安全システム
JP2001511734A (ja) 車両搭乗者安全装置のための改良型エアバッグ膨張装置
EP0790158B1 (en) Inflator assembly
JPH09506058A (ja) ハイブリッド膨脹装置
JP4115087B2 (ja) 二段階式ガス発生器
US5584504A (en) Inflator assembly
US5746445A (en) Injection termination feature

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term