JP3049332U - 痛み記録セット - Google Patents

痛み記録セット

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JP3049332U
JP3049332U JP1997008898U JP889897U JP3049332U JP 3049332 U JP3049332 U JP 3049332U JP 1997008898 U JP1997008898 U JP 1997008898U JP 889897 U JP889897 U JP 889897U JP 3049332 U JP3049332 U JP 3049332U
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JP
Japan
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pain
day
headache
pocket
diary
Prior art date
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Application number
JP1997008898U
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English (en)
Inventor
文彦 坂井
Original Assignee
シュウワ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】痛みが生じたときにその痛みの種類や原因を或
る程度わかる小冊子と、患者が頭痛などの痛みの起きた
時刻、痛みの続いた時間、回数、痛みの程度を的確に記
録することができ、この記録に基づいて医師が患者の痛
みの分類を的確に判断でき、適切な治療法、投薬を決め
ることができる日記帳を患者が常に携帯できるようにす
る。 【解決手段】左右の折板部1a、1bを見開き可能に二
つ折りにしたケース1の両折板部の内面にそれぞれポケ
ット2a、2bを設けて、一方のポケット2aには痛み
に関する事項を内容とする小冊子5を収納し、他方のポ
ケットには、一日枠8があって、この一日枠の中に月
日、曜日欄9と、座標欄10、備考欄13があり、座標
欄10には横軸もしくは縦軸に24時間の時刻表示部1
1を、縦軸もしくは横軸に痛みの度合表示部12を設
け、このような表示のある一日枠8を用紙7に連続して
設けた痛み記録用の日記帳6を収納した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は頭痛等の痛みの起きた時間や度合いなどを記録するための日記帳と、 痛みに関する事項が記述されている小冊子とがケース内に収納された痛み記録セ ットに関する。
【0002】
【従来の技術】
痛み、例えば頭痛には脳に病気、異常があるときのほかに、脳波やCT検査で は脳に異常が見つからなくても繰り返し起きる慢性頭痛がある。この慢性頭痛に は分類上、片頭痛、緊張型頭痛、群発型頭痛などがあり、これらの頭痛はそれぞ れ治療法や投薬を異にする。 しかし頭痛がどの分類の頭痛であるかの判断は医師の熟練、技術によるところ であるが、医師としても数少ない診断、情報では判断でき兼ねることがある。
【0003】 慢性頭痛では起きる頻度、回数、時刻、頭痛の続く時間、痛みの度合いが診断 の重要な資料となるが、脳波やCT検査では脳の異常を発見できても、頭痛の続 く時間や殊に痛みの度合いまで測定することは不可能であり、これらについては その都度患者に問診しなければ分からない。
【0004】
【課題】
しかし、患者が頭痛の起きた時刻、頭痛の続いた時間、回数、痛みの度合いを 日常(好ましくは毎日)記録しておけば、その記録に基づいて医師はより的確に どの分類の頭痛であるかを判断でき、適切な治療法、薬を決めることができる。
【0005】 また、痛みに関する小冊子があれば、痛みが生じたときに小冊子をひもとくこ とによりその痛みの種類や原因が或る程度わかり、本人にとってはかなり安心で ある。
【0006】 このような問題に対処できるようにしたのが本考案に係る痛み記録セットであ る。
【0007】
【本考案の手段】
上述した課題を達成するために、本考案の痛み記録セットは、左右の折板部を 見開き可能に二つ折りにしたケースの両折板部の内面にそれぞれポケットを設け て、一方のポケットには痛みに関する事項を内容とする小冊子を収納し、他方の ポケットには、一日枠があって、この一日枠の中に月日、曜日欄と、座標欄、備 考欄があり、座標欄には横軸もしくは縦軸に24時間の時刻表示部を、縦軸もし くは横軸に痛みの度合表示部を設け、このような表示のある一日枠を用紙に連続 して設けた痛み記録用の日記帳を収納したものとしてあり、また前記カバーに筆 記具取付部を設けたものとしてある。
【0008】
【実施例】
図1は本考案に係る頭痛用に使用する痛み記録セットの実施例を示す。 同図において符号1はケースを示し、塩化ビニール製の適度の硬さをを有する ハードケースとしてあって、二つ折りの見開きできるものとしてあり、その一方 の折板部1aの内面にはポケット2a、2cを、他方の折板部1bの内面にはポ ケット2bをそれぞれ設けてある。 また、ケースの適所、たとえば背部の内面にはボールペンなどの筆記具3を挿 入するバンド等からなる筆記具取付部4を設けてある。
【0009】 しかして前記ポケット2aには痛み、例えば頭痛に関する事柄、例えば頭痛に ついて知っておきたいことや頭痛の種類、頭痛を癒す方法、頭痛日記をつける必 要性、そのつけ方等が記された内容の小冊子5を収納してあって、ポケット2b には頭痛記録用の日記帳6を収納してあり、またポケット2cには日記帳6へ記 入する際に使用する下敷き18を収納してある。
【0010】 本考案に使用される日記帳は独特なもので、以下頭痛記録用に例をとった日記 帳にについて説明する。 日記帳6は用紙7に一日枠8があり、この一日枠8には左側に月日、曜日欄9 を設け、続いて座標欄10を設け、座標欄には横軸として上辺部に時刻表示部1 1を午前と午後に左右に区別して設ける。 すなわち、図示では午前零時と6時、12時に0、6、12の数字を打ち、続 いて18時、24時に18、24の数字を打ち、これらの間の時刻をポイントで 表示してある。
【0011】 また、座標欄には縦軸として左辺に頭痛の度合表示部12を設け、痛みの度合 いは10段階として目盛りを打ち、今までで最もひどい痛みを目盛りの1O、そ の半分くらいの痛みを5、痛みのないばあいを0として、これらの三つの目盛り にだけ10、5、0の目盛りの数字を表示してある。 さらに、座標欄10の右側に頭痛の前ぶれや誘因等の気づいたことを記入する 備考欄13を設けてある。
【0012】 このような一日枠8の例えば一週間分を図2のように縦に設け、一週間分を例 えば一か月分横に設けて、図中二点鎖線で示す折りたたみ線19で一週ごとに折 りたためるフォルダ式のものとしてある。 また、上述した構成の用紙7は例えば2枚綴りの複写式のものとし、例えば上 側の用紙7aは患者の控えとし、下側の用紙7bは切り取って医師への提出用と する。
【0013】 図3は一日枠8の記入例を示しており、頭痛が起きたら、座標欄10内の頭痛 が始まった時刻と痛みの度合いに該当する座標へ例えば「●」等の痛みの印14 を記入し、また、隣合う痛みの印14、14間に矢印15を記入し、痛みの度合 いの経時変化、すなわち痛みが重くなったり軽くなったりする変化が矢印よりな る折れ線グラフにより一目で分かるようにする。
【0014】 また、前記座標欄10内に服用した薬のマーク16や症状のマーク17も記入 し、服用した薬のマーク17は例えば薬の名前の頭文字を丸で囲んだものとして 、薬を飲んだ時刻に該当する位置に記入し、症状のマーク17は例えば脈打つ痛 みであれば「脈」、重い痛みであれば「重」、はき気があれば「は」、嘔吐した ばあいには「吐」などを記入する。症状のマーク17には症状が生じた部位を書 き添えるのが望ましく、例えば頭部の右側に脈打つ痛みがあるばあいには「右・ 脈」のように記入する。
【0015】 以上の実施例は頭痛記録用のばあいを示したが、頭痛記録に止まらず、胃の痛 み、神経痛、五十肩(肩関節周囲炎)等、その他の痛みを伴う症例の記録用にも 有効に利用できる。
【0016】
【考案の効果】
本考案の痛み記録セットは上述した構成のものとしてあるので、患者に頭痛な どの痛みの起きたときにはケースのポケットから日記帳6を取り出し、備えつけ の筆記具3で痛みの起きた時刻や痛みの続いた時間、回数、痛みの程度を日記帳 へ的確に記録することができ、この記録を医師へ提示することにより医師は患者 の痛みの分類を的確に判断でき、適切な治療法、投薬を決めることができる。
【0017】 また、本人は痛みが起きたときにはケースのポケットから小冊子を取り出して 読むことによりどんな種類の痛みであるか、そしてその応急処置法等を知ること ができ、当座の対処を講ずることができる。
【0018】 さらに、日記帳や小冊子はケースに入れてあるので、ケースごと携帯でき、常 時身につけておいて、外出中や旅行先等で痛みの状況を記録できるし、当座の対 処も可能で、本人、医師にとっても有効に利用できる。
【提出日】平成9年12月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【本考案の手段】
上述した課題を達成するために、本考案の痛み記録セットは、左右の折板部を 見開き可能に二つ折りにしたケースの両折板部の内面にそれぞれポケットを設け て、一方のポケットには痛みに関する事項を内容とする小冊子を収納し、他方の ポケットには、一日枠があって、この一日枠の中に月日、曜日欄と、座標欄、備 考欄があり、座標欄には横軸もしくは縦軸に24時間の時刻表示部を、縦軸もし くは横軸に痛みの度合表示部を設け、このような表示のある一日枠を用紙に連続 して設けた痛み記録用の日記帳を収納したものとしてあり、また前記ケースに筆 記具取付部を設けたものとしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る痛み記録セットの実施例を示す斜
視図。
【図2】頭痛記録用の日記帳を開いて示す平面図。
【図3】同上の記入例を示す一日枠の拡大図。
【符号の説明】
1 ケース 1a、1b 折板部 2a、2b ポケット 3 筆記具 4 筆記具取付部 5 小冊子 6 日記帳 7 用紙 8 一日枠 9 月日、曜日欄 10 座標欄 11 時刻表示部 12 頭痛の度合表示部 13 備考欄 14 痛みの印 15 痛みの変化を示す矢印 16 薬のマーク 17 症状のマーク 18 下敷き 19 折りたたみ線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の折板部を見開き可能に二つ折りにし
    たケースの両折板部の内面にそれぞれポケットを設け
    て、一方のポケットには痛みに関する事項を内容とする
    小冊子を収納し、他方のポケットには、一日枠があっ
    て、この一日枠の中に月日、曜日欄と、座標欄、備考欄
    があり、座標欄には横軸もしくは縦軸に24時間の時刻
    表示部を、縦軸もしくは横軸に痛みの度合表示部を設
    け、このような表示のある一日枠を用紙に連続して設け
    た痛み記録用の日記帳を収納してなる痛み記録セット。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカバーに筆記具取付部を
    設けてなる痛み記録セット。
JP1997008898U 1997-09-19 1997-09-19 痛み記録セット Expired - Lifetime JP3049332U (ja)

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