JP3049186U - 薬剤名表示テープ式ラベル - Google Patents

薬剤名表示テープ式ラベル

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JP3049186U
JP3049186U JP1997010891U JP1089197U JP3049186U JP 3049186 U JP3049186 U JP 3049186U JP 1997010891 U JP1997010891 U JP 1997010891U JP 1089197 U JP1089197 U JP 1089197U JP 3049186 U JP3049186 U JP 3049186U
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JP1997010891U
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Inventor
喜一 小原
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小原医科産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤の識別を容易にして、薬液の注入ミスや
薬物の投与ミス等の人的ミスを確実に防止すると共に、
薬剤の管理を確実にでき、それに、作業環境を美しく且
つ衛生的に整えて、不快感を抱かせるのを防止する。 【解決手段】 高級サテン紙のシート材1の表面に、臨
床の現場で使用されている複数種類の薬剤名2を片仮
名、漢字、平仮名等の日本語で別々に表示し、且つこの
シート材1を前記各薬剤の作用、使用目的毎に複数種類
のカテゴリーに色分けしてなるラベル単体3を夫々形成
し、これらの同種類のラベル単体3を、 1枚ずつ指で切
取自在になるようにミシン目4を入れて長いテープ状に
夫々連設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、大勢の患者を診察及び治療を行う病院の麻酔科、救命室、救急室、 ナースステーション、手術室、看護室、精神神経科等の緊急を要する部署で薬剤 を使用するのに便利な薬剤名表示テープ式ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のラベルは、シート材の表面に薬剤名を英語や独語等で表示した ものや、シート材を薬剤別に色分けしたもの等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のラベルは、シート材の表面に薬剤名が英語や独語等で表示さ れているため、薬剤がわかりにくいばかりでなく、シート材が薬剤別に単なる色 分けされているのみであるため、薬剤の作用や使用目的を含めて識別しにくく、 緊急時に、薬剤を探すのに時間がかかり、且つ薬剤を間違える虞があって、薬液 の注入ミスや薬物の投与ミス等の人的ミスを起す要因になっていた。
【0004】 また、薬剤の識別が面倒であることから、薬剤の在庫がわかりにくく、緊急時 に必要な薬剤がなかったり、或いは薬剤が紛失してもわからなかったり、薬剤の 管理が杜撰であった。
【0005】 それに、シート材の色や薬剤名の表示の仕方がまちまちで、作業環境が汚く且 つ不衛生で不快感を抱かせる虞があった。
【0006】 そこで、本考案の課題は、上述のような観点に鑑みて案出されたもので、薬剤 の識別を容易にして、薬液の注入ミスや薬物の投与ミス等の人的ミスを確実に防 止できるようにすると共に、薬剤の管理を確実にできるようにし、それに、作業 環境を美しく且つ衛生的に整えて、不快感を抱かせるのを防止できるような薬剤 名表示テープ式ラベルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の薬剤名表示テープ式ラベルは、上述のような課題を解決するために、 高級サテン紙のシート材の表面に、臨床の現場で使用されている複数種類の薬剤 名を片仮名、漢字、平仮名等の日本語で別々に表示し、且つこのシート材を前記 各薬剤の作用、使用目的毎に複数種類のカテゴリーに色分けしてなるラベル単体 を夫々形成し、これらの同種類のラベル単体を、 1枚ずつ指で切取自在になるよ うにミシン目を入れて長いテープ状に夫々連設したものである。
【0008】 また、各ラベル単体の裏面に耐熱性特殊糊を貼剥自在に塗布したものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態として、大勢の患者を診察及び治療を行う病院の麻 酔科、救命室、救急室、ナースステーション、手術室、看護室、精神神経科等の 緊急を要する部署で薬剤を使用する状態を図面に基づいて説明する。
【0010】 本考案の薬剤名表示テープ式ラベルは、図1乃至図4に示すように、表面がコ ーティング加工された高級サテン紙のシート材1の表面に、臨床の現場で使用さ れている複数種類の薬剤名2を片仮名、漢字、平仮名等の日本語で別々に表示し 、且つこのシート材1を前記各薬剤の作用、使用目的毎に複数種類のカテゴリー に色分けしてなるラベル単体3を夫々形成し、これらの同種類のラベル単体3を 、 1枚ずつ指で切取自在になるようにミシン目4を入れて長いテープ状に夫々連 設する。
【0011】 また、前記各ラベル単体3の裏面には耐熱性特殊糊5(耐熱温度−90°〜180 ℃)を貼剥自在に塗布するように形成する。
【0012】 即ち、本考案の薬剤名表示テープ式ラベルは、図1及び図2に示すように、シ ート材1の表面の上側に薬剤名2として14種類のマスキュラックス、その他ケタ ラール、ドルミカム、アネキセート、フェンタネスト、ナロキソン、ホスミシン 、ドーパミン、ペルジピン、リスモダン、アドナ・トランサミン、硫酸プロタミ ン・KN 1A、リバース、キシロカイン等を略片仮名の日本語で別々に表示し、 且つシート材1の表面の下側には 1回分又は 1日分として定められた用量を前記 各薬剤名2に対応させて書き込むための用量単位6としてmg/ml 、その他μg/m l 、g 、γ、mg、%等を別々に表示し、それに、このシート材1を前記各薬剤の 作用、使用目的として筋弛緩薬、その他静脈麻酔薬、トランキライザー、トラン キライザー拮抗薬、オピオイド、オピオイド拮抗薬、抗生剤、昇圧剤、降圧剤、 抗不整脈剤、止血剤、止血剤拮抗薬、その他、局所麻酔薬等毎に14種類のカテゴ リーに対応させて蛍光赤、その他イエロー、オレンジ、ホワイト/オレンジのス トライプ、ブルー、ホワイト/ブルーのストライプ、黄緑、バイオレット、ホワ イト/バイオレットのストライプ、グリーン、ピンク、ホワイト/ピンクのスト ライプ、ホワイト、グレー等に色分けしてなるラベル単体3を夫々形成し、これ らの同種類のラベル単体3を、 1枚ずつ指で切取自在になるようにミシン目4を 入れて長いテープ状に連設されている。
【0013】 次に、本考案の薬剤名表示テープ式ラベルの使用状態について説明すると、図 3に示すように、枠線7内の右側上部に、薬剤名2としてのマスキュラックスと 、これに対応する用量単位6としてのmg/ml とが表示され且つ前記薬剤のマスキ ュラックスの作用、使用目的のカテゴリーの蛍光赤に色分けされたラベル単体3 を貼付けると共に、枠線7内の左側上部に、前記薬剤のマスキュラックスの作用 、使用目的としてのカテゴリー名8としての筋弛緩薬と、前記薬剤のマスキュラ ックスのラベル色名9としての蛍光赤とを記載し、且つ枠線7内の下部に、前記 薬剤のマスキュラックスのカテゴリーに属するマスキュラックスを初めとしてミ オブロック、レラキシン等の数種類の同類薬剤名10と、これらに対応する用量 単位11及び商品番号12を記載する。このように、薬剤名2としての前記ケタ ラール、ドルミカム、アネキセート、フェンタネスト、ナロキソン、ホスミシン 、ドーパミン、ペルジピン、リスモダン、アドナ・トランサミン、硫酸プロタミ ン・KN 1A、リバース、キシロカイン等も同様に、枠線7内の右側上部に、前 記各薬剤に対応するラベル単体3を別々に貼付けると共に、枠線7内の左側上部 に、前記各薬剤に対応する作用、使用目的のカテゴリー名8及びラベル色名9を 別々に記載し、且つ枠線7内の下部に、前記各薬剤のカテゴリーに属する数種類 の同類薬剤名10と、これらに対応する用量単位11及び商品番号12を別々に 記載して、14種類のカテゴリー別に一覧表図に表示しておくようにする。
【0014】 そして、図4に示すように、例えば、薬剤名2としてマスキュラックスが表示 され、且つ前記薬剤のマスキュラックスの作用、使用目的のカテゴリーの蛍光赤 に色分けされたラベル単体3をミシン目4から指で 1枚ずつ切取って、注射筒B 、薬瓶、点滴バック等に貼付けることによって、この注射筒B、薬瓶、点滴バッ ク等の内部の薬剤は、図3に示すように、ラベル色名9が蛍光赤であるから、マ スキュラックス、ミオブロック、レラキシン等の同一カテゴリーのマスキュラッ クスであって、この薬剤の作用、使用目的のカテゴリー名8は、筋弛緩薬である こと等の識別を誰にでも容易にできるようになっている。
【0015】
【考案の効果】
本考案の薬剤名表示テープ式ラベルは、上述のように、高級サテン紙のシート 材1の表面に、臨床の現場で使用されている複数種類の薬剤名2を片仮名、漢字 、平仮名等の日本語で別々に表示し、且つこのシート材1を前記各薬剤の作用、 使用目的毎に複数種類のカテゴリーに色分けしてなるラベル単体3を夫々形成し 、これらの同種類のラベル単体3を、 1枚ずつ指で切取自在になるようにミシン 目4を入れて長いテープ状に夫々連設したことにより、使用時には、ラベル単体 3をミシン目4から指で 1枚ずつ切取って、注射筒B、薬瓶、点滴バック等に簡 単に貼付けることができる。
【0016】 そして、各ラベル単体3のシート材1の表面に、臨床の現場で使用されている 複数種類の薬剤名2が片仮名、漢字、平仮名等の日本語で別々に表示されている ことと、このシート材1が前記各薬剤の作用、使用目的毎に複数種類のカテゴリ ーに色分けされていることとが相俟って、薬剤の識別を誰にでも容易にできるた め、緊急時に、薬剤を短時間で探すことができ、且つ薬剤を間違える虞もなく、 薬液の注入ミスや薬物の投与ミス等の人的ミスを確実に防止することができる。
【0017】 しかも、薬剤の識別を誰にでも容易にできることから、薬剤の在庫がわかりや すく、従来のように緊急時に必要な薬剤がなかったり、或いは薬剤が紛失しても わからなかったりすることなく、薬剤の管理を確実にすることができる。
【0018】 また、各ラベル単体3を薬剤の作用、使用目的毎に複数種類のカテゴリーに色 分けし、且つ各ラベル単体3の薬剤名2を片仮名、漢字、平仮名等の日本語で別 々に表示したことによって、各ラベル単体3の色分けや薬剤名の表示の仕方が統 一されているため、作業環境を美しく且つ衛生的に整えることができ、不快感を 抱かせるのを防止することができる。
【0019】 それに、各ラベル単体3の裏面に耐熱性特殊糊5を貼剥自在に塗布したことに よって、汚れていない乾いた表面であれば、ガラス、金属、プラスチック、塩化 ビニール、ポリエチレン、木製品、紙等のどんな所でも、確実に貼付けることが でき、且つこの貼付けた状態で、フリーザーからオートクレーブ殺菌まで可能で あり、また、常温に戻れば、これを剥して別の所に貼り換えることができるばか りでなく、剥した後には糊も残らず、奇麗である。
【0020】 更に、各ラベル単体3のシート材1に高級サテン紙を使用していることから、 丈夫で剥す時に破損する虞がないばかりでなく、各ラベル単体3のシート材1表 面の薬剤名2の下側等に薬剤の用量等を鉛筆、ボールペン、油性サインペン等で 書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の薬剤名表示テープ式ラベルの一実施例
を示す一部表面図である。
【図2】図1のA−A矢視線拡大断面図である。
【図3】本考案の薬剤名表示テープ式ラベルの使用状態
を示す一覧表図である。
【図4】同じく薬剤名表示テープ式ラベルを注射筒に貼
付けた状態の正面図である。
【符号の説明】
1 シート材 2 薬剤名 3 ラベル単体 4 ミシン目 5 耐熱性特殊糊 6 用量単位 7 枠線 8 カテゴリー名 9 ラベル色名 10 同類薬剤名 11 用量単位 12 商品番号 B 注射筒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高級サテン紙のシート材の表面に、臨床
    の現場で使用されている複数種類の薬剤名を片仮名、漢
    字、平仮名等の日本語で別々に表示し、且つこのシート
    材を前記各薬剤の作用、使用目的毎に複数種類のカテゴ
    リーに色分けしてなるラベル単体を夫々形成し、これら
    の同種類のラベル単体を、 1枚ずつ指で切取自在になる
    ようにミシン目を入れて長いテープ状に夫々連設したこ
    とを特徴とする薬剤名表示テープ式ラベル。
  2. 【請求項2】 各ラベル単体の裏面に耐熱性特殊糊を貼
    剥自在に塗布した請求項1の薬剤名表示テープ式ラベ
    ル。
JP1997010891U 1997-11-25 1997-11-25 薬剤名表示テープ式ラベル Expired - Lifetime JP3049186U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502485A (ja) * 2003-05-27 2007-02-08 カーディナル・ヘルス・テクノロジーズ・エルエルシー 貼換え可能なラベルを利用する薬管理用システム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007502485A (ja) * 2003-05-27 2007-02-08 カーディナル・ヘルス・テクノロジーズ・エルエルシー 貼換え可能なラベルを利用する薬管理用システム及び方法

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