JP3048394B2 - ワイヤレス移動量センサー - Google Patents
ワイヤレス移動量センサーInfo
- Publication number
- JP3048394B2 JP3048394B2 JP3848191A JP3848191A JP3048394B2 JP 3048394 B2 JP3048394 B2 JP 3048394B2 JP 3848191 A JP3848191 A JP 3848191A JP 3848191 A JP3848191 A JP 3848191A JP 3048394 B2 JP3048394 B2 JP 3048394B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- unit
- transmitting
- receiving
- receiving antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波を利用したリモ
ートセンシング装置に関する。
ートセンシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモートセンシングの信号伝送手
段として可視光、赤外線、或いはマイクロ波領域の電磁
波を使用した物があった。
段として可視光、赤外線、或いはマイクロ波領域の電磁
波を使用した物があった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
方法ではセンサー部に電源が必要となり、電池切れによ
り測定の不安定をおこしたり、測定不能となる。また、
電池交換の手間を必要とする。更に、センサー部の小型
化が困難である。
方法ではセンサー部に電源が必要となり、電池切れによ
り測定の不安定をおこしたり、測定不能となる。また、
電池交換の手間を必要とする。更に、センサー部の小型
化が困難である。
【0004】本発明のワイヤレス移動量センサーは以上
のような問題点に鑑みてなされた物で、センサー部に電
源を必要としない、小形で誤動作等の少ないワイヤレス
移動量センサーを提供する事を目的とする。
のような問題点に鑑みてなされた物で、センサー部に電
源を必要としない、小形で誤動作等の少ないワイヤレス
移動量センサーを提供する事を目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明の1のワイヤレ
ス移動量センサーは、被測定物に接触し被測定物の移動
に応じて移動するコアを持つ可変インダクタンスコイ
ル、コンデンサ、共振子及び送受信用アンテナからな
り、単一または複数の周波数の電磁波を受けて共振する
センサー部並びに、センサー部から発信された電磁波を
受ける送受信用アンテナ、該送受信用アンテナと受信・
監視部もしくは発振部を切り替え可能に接続するための
切替スイッチ、単一または複数の周波数の電磁波を発生
する発振部、受信・監視部並びに、上記切替スイッチの
切替タイミングと上記発振部が発信する電磁波の周波数
切替を制御する制御部からなることを特徴とするワイヤ
レス移動量センサーであり、これにより上記問題点が解
決される。
ス移動量センサーは、被測定物に接触し被測定物の移動
に応じて移動するコアを持つ可変インダクタンスコイ
ル、コンデンサ、共振子及び送受信用アンテナからな
り、単一または複数の周波数の電磁波を受けて共振する
センサー部並びに、センサー部から発信された電磁波を
受ける送受信用アンテナ、該送受信用アンテナと受信・
監視部もしくは発振部を切り替え可能に接続するための
切替スイッチ、単一または複数の周波数の電磁波を発生
する発振部、受信・監視部並びに、上記切替スイッチの
切替タイミングと上記発振部が発信する電磁波の周波数
切替を制御する制御部からなることを特徴とするワイヤ
レス移動量センサーであり、これにより上記問題点が解
決される。
【0006】本発明において、発振部から発信された電
磁波を受けて共振するセンサー部は、電源を必要としな
いため、従来の電池使用による不具合を解消する事がで
きる。また、センサー部は、受動部品のみで構成され、
構成が簡単で且つ小型化が可能であり安価に出来る本発
明の2のワイヤレス移動量センサーは、請求項1記載の
センサー部が、コイル、コンデンサ、共振子及び、送受
信用アンテナからなり、単一または複数の周波数の電磁
波を受けて共振するセンサーがXYZ軸上で互いに等角
度となるよう三個以上配置されていることを特徴とする
ワイヤレス移動量センサーであり、これにより上記問題
点が解決される。
磁波を受けて共振するセンサー部は、電源を必要としな
いため、従来の電池使用による不具合を解消する事がで
きる。また、センサー部は、受動部品のみで構成され、
構成が簡単で且つ小型化が可能であり安価に出来る本発
明の2のワイヤレス移動量センサーは、請求項1記載の
センサー部が、コイル、コンデンサ、共振子及び、送受
信用アンテナからなり、単一または複数の周波数の電磁
波を受けて共振するセンサーがXYZ軸上で互いに等角
度となるよう三個以上配置されていることを特徴とする
ワイヤレス移動量センサーであり、これにより上記問題
点が解決される。
【0007】本発明において、発振部から発信された電
磁波を受けて共振するセンサー部は、電源を必要としな
いため、従来の電池使用による不具合を解消する事がで
きる。また、センサー部は、受動部品のみで構成され、
構成が簡単で且つ小型化が可能であり安価に出来るさら
に、センサー部に共振子を用い、コイルとコンデンサー
のみの構成に比べエコーの減衰が穏やかであり、スイッ
チ切り替え後のエコーレベルが高く、エコー検出が容易
となると同時にエコー検出距離が延びる。
磁波を受けて共振するセンサー部は、電源を必要としな
いため、従来の電池使用による不具合を解消する事がで
きる。また、センサー部は、受動部品のみで構成され、
構成が簡単で且つ小型化が可能であり安価に出来るさら
に、センサー部に共振子を用い、コイルとコンデンサー
のみの構成に比べエコーの減衰が穏やかであり、スイッ
チ切り替え後のエコーレベルが高く、エコー検出が容易
となると同時にエコー検出距離が延びる。
【0008】また、共振周波数帯域が狭く、同じチャン
ネル数でも通信占有周波数帯域が狭くなる。本発明を図
を参照して説明する。図1は本発明に係わるワイヤレス
移動量センサーを示すブロック図である。図1におい
て、1、1’・・・1n'はセンサー部であり被測定物に
取り付けられている。
ネル数でも通信占有周波数帯域が狭くなる。本発明を図
を参照して説明する。図1は本発明に係わるワイヤレス
移動量センサーを示すブロック図である。図1におい
て、1、1’・・・1n'はセンサー部であり被測定物に
取り付けられている。
【0009】2は送受信用アンテナであり、磁界結合に
より、切替スイッチ3を介して発振部4からの電磁波を
センサー部1、1’・・・1n'へ、センサー部からの信
号を受け切替スイッチ3を介して受信・監視部5へ送
る。発振部4は、単一または複数の周波数の電磁波を間
欠的に発信する6は制御部であり、発振部4の発振周波
数の切り替え及び、切替スイッチ3の切り替えタイミン
グを制御する。
より、切替スイッチ3を介して発振部4からの電磁波を
センサー部1、1’・・・1n'へ、センサー部からの信
号を受け切替スイッチ3を介して受信・監視部5へ送
る。発振部4は、単一または複数の周波数の電磁波を間
欠的に発信する6は制御部であり、発振部4の発振周波
数の切り替え及び、切替スイッチ3の切り替えタイミン
グを制御する。
【0010】今、切替スイッチ3がa側に倒されると、
発振部4からの電磁波は切替スイッチ3を介して送受信
用アンテナ2に送られ、磁界結合によりセンサー部1、
1’・・・1n'が共振を起こし、回路内にエネルギーを
蓄積する。発振部4は間欠的に電磁波を発信するので、
電磁波が停止すると今度はセンサー部1、1’・・・1
n'が徐々にエネルギーを放出し、このエネルギーによる
相互誘導により送受信用アンテナ2に電圧が誘起され
る。
発振部4からの電磁波は切替スイッチ3を介して送受信
用アンテナ2に送られ、磁界結合によりセンサー部1、
1’・・・1n'が共振を起こし、回路内にエネルギーを
蓄積する。発振部4は間欠的に電磁波を発信するので、
電磁波が停止すると今度はセンサー部1、1’・・・1
n'が徐々にエネルギーを放出し、このエネルギーによる
相互誘導により送受信用アンテナ2に電圧が誘起され
る。
【0011】このとき、制御部6は切替スイッチ3をb
側に倒し、送受信用アンテナ2に誘起された電磁波は切
替スイッチ3を介して受信・監視部5へ送られる。受信
・監視部5は、検出した信号の大きさを識別し情報とす
る。また、発振部4は複数の周波数の電磁波を発信し、
センサー部は発信された複数の周波数信号の内、割り当
てられたいずれか一つの周波数の信号に共振するので、
複数のセンサー部からの信号を取り扱うことが出来る。
側に倒し、送受信用アンテナ2に誘起された電磁波は切
替スイッチ3を介して受信・監視部5へ送られる。受信
・監視部5は、検出した信号の大きさを識別し情報とす
る。また、発振部4は複数の周波数の電磁波を発信し、
センサー部は発信された複数の周波数信号の内、割り当
てられたいずれか一つの周波数の信号に共振するので、
複数のセンサー部からの信号を取り扱うことが出来る。
【0012】また、図2は本発明に係わるワイヤレス移
動量センサーのセンサー部を示す模式図である。図にお
いて、7はコアであり、コイル8の中心部を摺動自在と
され一端は被測定物に接触し、被測定物の動きに応じコ
イル8の中心部を摺動し、コイル8のインダクタンスを
変化させる。
動量センサーのセンサー部を示す模式図である。図にお
いて、7はコアであり、コイル8の中心部を摺動自在と
され一端は被測定物に接触し、被測定物の動きに応じコ
イル8の中心部を摺動し、コイル8のインダクタンスを
変化させる。
【0013】8’はコイルの一部をなす送受信アンテナ
であり、9はコンデンサーであり、10は共振子であ
り、Q値の大きい水晶振動子或いはセラミック共振子等
が用いられる。このセンサーにおいて、共振子があるた
めエコーの減衰時間が長く、また検出周波数が一定とな
るため、エコーの大きさで移動量が測定できる。
であり、9はコンデンサーであり、10は共振子であ
り、Q値の大きい水晶振動子或いはセラミック共振子等
が用いられる。このセンサーにおいて、共振子があるた
めエコーの減衰時間が長く、また検出周波数が一定とな
るため、エコーの大きさで移動量が測定できる。
【0014】図3は本発明に係わる他のワイヤレス移動
量センサーのセンサー部を示す模式図である。図におい
て、11、11’、11”はそれぞれ共振周波数の異な
るセンサーであり、XYZ軸上で互いに等角度となるよ
う配置される。従って、3個のセンサーのエコーの大き
さを比較し、演算を行い、センサーの向いている方向、
位置を測定することが出来る。
量センサーのセンサー部を示す模式図である。図におい
て、11、11’、11”はそれぞれ共振周波数の異な
るセンサーであり、XYZ軸上で互いに等角度となるよ
う配置される。従って、3個のセンサーのエコーの大き
さを比較し、演算を行い、センサーの向いている方向、
位置を測定することが出来る。
【0015】この場合、三個のセンサーは互いに90度
の角度で取り付けられた時最も感度が高いが、場合によ
ってはそれ以外の角度であっても良い。また、取り付け
るセンサーは3個に限らない。このセンサーにおいて、
共振子があるためエコーの減衰時間が長く、また検出周
波数が一定となるため、エコーの大きさで移動量が測定
できる。
の角度で取り付けられた時最も感度が高いが、場合によ
ってはそれ以外の角度であっても良い。また、取り付け
るセンサーは3個に限らない。このセンサーにおいて、
共振子があるためエコーの減衰時間が長く、また検出周
波数が一定となるため、エコーの大きさで移動量が測定
できる。
【0016】
【作用】送受信用アンテナを介して受信した電磁波によ
りセンサー部が共振し、共振電流による応答信号が磁界
結合により送受信用アンテナで受信され、受信・監視部
へ入力されるので、その信号レベルの大きさから被測定
物の移動量を測定することが出来る。
りセンサー部が共振し、共振電流による応答信号が磁界
結合により送受信用アンテナで受信され、受信・監視部
へ入力されるので、その信号レベルの大きさから被測定
物の移動量を測定することが出来る。
【0017】
【発明の効果】センサー部に共振子を用いたため、エコ
ーの減衰時間が長く、また検出周波数が一定となるた
め、エコーの検出制度が向上する。また、磁界結合を利
用し、センサー部は電源を必要としないうえ、受動部品
のみを使し構成が簡単で小型化出きるうえ、安価に出来
る。
ーの減衰時間が長く、また検出周波数が一定となるた
め、エコーの検出制度が向上する。また、磁界結合を利
用し、センサー部は電源を必要としないうえ、受動部品
のみを使し構成が簡単で小型化出きるうえ、安価に出来
る。
【図1】は、本発明のワイヤレス移動量センサーを説明
するブロック図である。
するブロック図である。
【図2】は、本発明1のワイヤレス移動量センサーのセ
ンサー部を示す模式図である。
ンサー部を示す模式図である。
【図3】は、本発明2の他のワイヤレス移動量センサー
のセンサー部を示す模式図である。図において、 1、1’、・・・、1n' センサー部 2 送受信用アンテナ 3 切替スイッチ 4 発振部 5 受信・監視部 6 制御部 7 コア 8 コイル 8’ 送受信用アンテナ 9 コンデンサー 10 共振子 11、11’、11” センサー
のセンサー部を示す模式図である。図において、 1、1’、・・・、1n' センサー部 2 送受信用アンテナ 3 切替スイッチ 4 発振部 5 受信・監視部 6 制御部 7 コア 8 コイル 8’ 送受信用アンテナ 9 コンデンサー 10 共振子 11、11’、11” センサー
Claims (2)
- 【請求項1】被測定物に接触し被測定物の移動に応じて
移動するコアを持つ可変インダクタンスコイル、コンデ
ンサ、共振子及び送受信用アンテナからなり、単一また
は複数の周波数の電磁波を受けて共振するセンサー部並
びに、センサー部から発信された電磁波を受ける送受信
用アンテナ、該送受信用アンテナと受信・監視部もしく
は発振部を切り替え可能に接続するための切替スイッ
チ、単一または複数の周波数の電磁波を発生する発振
部、受信・監視部並びに、上記切替スイッチの切替タイ
ミングと上記発振部が発信する電磁波の周波数切替を制
御する制御部からなることを特徴とするワイヤレス移動
量センサー。 - 【請求項2】請求項1記載のセンサー部が、コイル、コ
ンデンサ、共振子及び、送受信用アンテナからなり、単
一または複数の周波数の電磁波を受けて共振するセンサ
ーがXYZ軸上で互いに等角度となるよう三個以上配置
されていることを特徴とするワイヤレス移動量センサ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3848191A JP3048394B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | ワイヤレス移動量センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3848191A JP3048394B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | ワイヤレス移動量センサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04330599A JPH04330599A (ja) | 1992-11-18 |
JP3048394B2 true JP3048394B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=12526449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3848191A Expired - Lifetime JP3048394B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | ワイヤレス移動量センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048394B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6806808B1 (en) * | 1999-02-26 | 2004-10-19 | Sri International | Wireless event-recording device with identification codes |
CN117927883A (zh) * | 2024-03-21 | 2024-04-26 | 成都天传科技有限公司 | 一种水利工程管道的漏点无源无线定位方法及系统 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3848191A patent/JP3048394B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04330599A (ja) | 1992-11-18 |
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