JP3048280U - 組立式軌道玩具 - Google Patents

組立式軌道玩具

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JP3048280U
JP3048280U JP1997009361U JP936197U JP3048280U JP 3048280 U JP3048280 U JP 3048280U JP 1997009361 U JP1997009361 U JP 1997009361U JP 936197 U JP936197 U JP 936197U JP 3048280 U JP3048280 U JP 3048280U
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plate
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plates
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JP1997009361U
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千鶴子 桐渕
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Konami Sports Club Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行玩具を案内走行するための、組み替えの
可能な組立式軌道玩具であって、年少の幼児であっても
安易に安全に自由にその組み替えができる。 【解決手段】 複数の軌道プレートP1 ,P2 …は非磁
性体により正方形に形成されて、その上面に連結軌道の
一部を形成するための軌道部分L1 ,L2 …がそれぞれ
形成され、かつ各軌道プレートP1 ,P2 …の4つの端
辺3…には、それぞれ永久磁石ML,MRが埋設されて
いて、2つの軌道プレートのどの端辺3,3同志でも自
由に吸着結合させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車玩具、電車玩具等の走行玩具を案内走行させるための、組立 式軌道玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来走行玩具を案内走行させる組立式軌道玩具として図9に示すものが良く知 られている。ところでこの従来の軌道玩具は、軌道の組み替えや軌道の長さの変 更等が自由に行なえるように、細長く形成される複数の軌道部分l1 ,l2 の両 端に、鳩尾状の、雄連結部mと雌連結部fとが形成されていて、それらの軌道部 分l1 ,l2 は、前記雄連結部mと雌連結部fとを上下方向(図9において紙面 と直交する方向)から互いに嵌め合わせて連結するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがかかる従来の組立式軌道玩具では、次のような問題点がある。
【0004】 複数の軌道部分は、その両端にのみ雌、雄連結部が設けられるので、組み替 えのパターンに限界がある。
【0005】 各軌道部分は、細長く形成されているため、組立後の軌道玩具は、広い場所 を必要とする。
【0006】 雄連結部と雌連結部との嵌め合せ連結であるので、年少(1〜2歳)の子供 では、能力的にその連結、分解が難しい。
【0007】 雄連結部と雌連結部とを連結操作するとき、手を挟むことがある。
【0008】 本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、年少の幼児でも組み合わせや組 み替えが安易かつ安全に自由にできるようにして、前記問題点をすべて解決した 、新規な組立式軌道玩具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のため、本請求項1記載の考案によれば、複数の軌道プレートを 一平面上に組み替え連結することにより、上面に走行玩具を走行案内するための 、複数のパターンの連結軌道を形成するようにした、組立式軌道玩具であって、 各軌道プレートは、非磁性材料により正方形の板状に形成されて、その上面に 前記連結軌道の一部を構成するための軌道部分が形成され、また各軌道プレート の四つの端辺には、それぞれ永久磁石が埋設されており、2つの軌道プレートを 連結すべく、それらの端辺同志を対面させるとき、それらのいずれの端辺同志で あっても前記永久磁石により、両端辺が吸着連結されるようにしたことを特徴と している。
【0010】 また前記目的達成のため、本請求項2記載の考案によれば、前記請求項1記載 のものにおいて、前記軌道プレートの4つの端辺にそれぞれ埋設される永久磁石 は、そのN極とS極が、各端辺の中間点から略同じ間隔を隔て、かつその端辺に 向かって左右同じ配列で配置されていることを特徴としている。
【0011】
【作用】
前記各請求項記載の考案によれば、互いに連結すべき軌道プレートの端辺同志 を近づけるだけで、それらの軌道プレートを自動的に吸着連結することができ、 年少の子供であっても組立式軌道の組み合わせ、組み替えを自由に行なうことが でき、子供の知育、教育玩具としてきわめて有効である。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面により本考案の好適な実施例について説明する。
【0013】 まず図1〜7を参照して本考案の実施例について説明すると、図1は、本考案 組立式軌道玩具の全体平面図、図2は、1つの軌道プレートの平面図、図3は、 図2の3−3線に沿うその軌道プレートの断面図、図4は、その軌道プレートの 斜視図、図5は、複数の軌道プレートの吸着連結直前の状態を示す平面図、図6 は転轍部を有する他の軌道プレートの平面図、図7は、図6の7−7線に沿う他 の軌道プレートの断面図である。
【0014】 図1に示すように、連結軌道玩具TLは、複数の軌道プレートP1 〜P5 を組 み合わせ連結することにより構成され、各軌道プレートP1 〜P5 の上面には、 それぞれパターンの違う軌道部分L1 〜L5 が形成される。なお、複数の軌道プ レートP1 〜P5 は、その上面に形成される軌道部分L1 〜L5 の形状が違うだ けで他の構成は同じである。
【0015】 以下、図2〜4を参照して、組立式軌道玩具を構成する複数の軌道プレートP 1 〜P5 のうち、その一つP1 を選んで、その構成を詳細に説明すると、この軌 道プレートP1 のプレート本体1は、硬質もしくは軟質の合成樹脂材よりなる非 磁性体により、厚さ約20mmの正方形状に形成されており、このプレート本体 1の上面には、連結軌道Lの一部を形成する、軌道部分L1 が形成される。この 軌道部分L1 は、互いに等間隔を存して延びる一対の軌道溝2,2を有して、プ レート本体1の一つのコーナーを中心として描かれるクオータ円弧状に形成され ている。そして前記一対の軌道溝2,2は、図3に鎖線で示すように、走行玩具 Tvの左右走行輪Wl,Wrを受けて案内走行させることができるようなってい る。
【0016】 正方形のプレート本体1の4つの端辺3…には、その中間点nの両側に略等間 隔をあけて対をなすV字状の雌、雄係合部4,5がそれぞれ形成され、これらの 係合部4,5は、他のプレート本体1の4つの端辺3…に同じように形成される 他の雌、雄係合部4,5に係合できるようになっており、互いに連結されるプレ ート本体1,1の端辺3,3同志が連結されるとき、それらの雌、雄係合部4, 5同志は互いに係合されて、それらのプレート本体1,1の端辺3,3同志を、 左右にズレないように案内する。
【0017】 プレート本体1の4つの端辺3…には、それぞれ一対の永久磁石MR,MLが 一体にモールド成形されて埋設される。図2に明瞭に示すように、一対の永久磁 石MR,MLは、プレート本体1の各端辺3…の中間点nの左右に略等間隔をお き、かつそれらの磁極すなわちN極とS極とを逆向きにして配設され、しかも各 端辺3…の一対の永久磁石MR,MLは、向かって見て(図2矢印A方向からみ て)N極とS極とが左右同じ配置、すなわち右側の永久磁石MRはN極が、左側 の永久磁石MLはS極が外側を向くように配置される。
【0018】 プレート本体1の4つの端辺3…には、前記のようにそれぞれ一対の永久磁石 MR,MLが配置されることにより、2つのプレート本体1,1のどの端辺3… 同志であっても一方の永久磁石MRのN極と、他方の永久磁石MLのS極とが対 向してそれらの端辺3,3同志を吸着連結することが可能になる。
【0019】 複数の軌道プレートP1 〜P5 には、種々の形態の無端状連結軌道Lを形成で きるように、パターンの違う軌道部分L1 〜L5 が形成されており、図1,5に 示すように、軌道プレートP1 はクオータ円弧状の軌道部分L1 が形成され、軌 道プレートP2 は円弧状の軌道部分L3 が形成され、軌道部分P3 は直線状の軌 道部分L3 が形成され、軌道プレートP4 は、中心Oまわりに回転自在な転向盤 7を備えた、十字路よりなる軌道部分L4 が形成され、軌道プレートP5 は、3 つの転轍部8を有するT字路よりなる軌道部分L5 が形成されている。そして図 5に示すように、複数の軌道プレートP1 〜P5 は、互いに対向する端辺3,3 同志を近づけることにより、それらの端辺3,3同志を、N極とS極とが対向す る永久磁石の吸着力により吸着連結することができ、その際、端辺3,3の雌、 雄係合部4,5同志が互いに係合して両端辺3,3を位置ズレが生じないように 案内することができる。
【0020】 図6,7には、3つの転轍部8を有する軌道部分L5 を備えた他の軌道プレー トP5 の詳細が示される。このT字状軌道部分L5 の分岐部に設けられる3つの 転轍部8には、それぞれ軌道溝2,2の間で転轍片9が左右に切換揺動可能に枢 支される。そして駆動溝2,2を走る走行玩具Tvは、転轍片9の左右切換によ り走行方向が切り換えられる。
【0021】 前述したように種々の形態の軌道部分L1 ,L2 ,L3 …を有する複数の軌道 プレートP1 ,P2 ,P3 …を、前記した要領で順次に吸着連結することにより 、図1に示すように無端状の連結軌道Lが形成され、その連結軌道L上に走行玩 具Tvを走らせることができる。
【0022】 また前記複数の軌道プレートP1 ,P2 ,P3 …の吸着連結を組み替えること により、種々のパターンの連結軌道Lを形成することができ、たとえば図8には 、その一例が示される。
【0023】 なお、前記の軌道部分L1 〜L5 以外の、他の軌道部分を有する他の複数の軌 道プレートを用意すれば、さらに多種多様な連結軌道のパターンを組み替え形成 することができる。
【0024】 以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案はその実施例に限定され ることなく、本考案の実用新案登録請求の範囲内で種々の実施例が可能である。 たとえば前記実施例では、軌道プレートの各端辺にそれぞれ一対の永久磁石を埋 設した場合を説明したが、これに代えてその各端辺に複数対の永久磁石を埋設し てもよく、また各端辺に、両端にN極とS極を有する、たとえばコ字状、馬蹄形 状の一つの永久磁石を埋設するようにしてもよい。さらに前記実施例では、軌道 プレートが合成樹脂材により構成されるが、これを木材等の他の非磁性材料によ り構成してもよいことは勿論である。
【0025】
【考案の効果】
以上のように各請求項記載の考案によれば、一方の軌道プレートの端辺に、他 方の軌道プレートの端辺を近づけるだけで、それらの軌道プレートのどの端辺同 志でも自動的に吸着連結することができるので、年少の子供でも組立式軌道の組 み合わせ、組み替えを安易に、安全に行なうことができ、知育、教育玩具として きわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立式軌道玩具の全体平面図
【図2】1つの軌道プレートの平面図
【図3】図2の3−3線に沿うその軌道プレートの断面
【図4】その軌道プレートの斜視図
【図5】複数の軌道プレートの吸着連結直前の状態を示
す平面図
【図6】転轍部を有する他の軌道プレートの平面図
【図7】図6の7−7線に沿う他の軌道プレートの断面
【図8】組立式軌道玩具の組み替えの一例を示す全体平
面図
【図9】従来の組立式軌道玩具の一部の平面図
【符号の説明】
3 端辺(軌道プレートの) L 連結軌道 L1 ,L2 ,L3 … 軌道部分 P1 ,P2 ,P3 … 軌道プレート MR,ML 永久磁石 Tv 走行玩具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の軌道プレート(P1 ,P2 ,P3
    …)を一平面上に組み替え連結することにより、上面に
    走行玩具(Tv)を走行案内するための、複数のパター
    ンの連結軌道(L)を形成するようにした、組立式軌道
    玩具であって、 各軌道プレート(P1 ,P2 ,P3 …)は、非磁性材料
    により正方形の板状に形成されて、その上面に前記連結
    軌道(L)の一部を構成するための軌道部分(L1 ,L
    2 ,L3 …)が形成され、また各軌道プレート(P1
    2 ,P3 …)の4つの端辺(3…)には、それぞれ永
    久磁石(MR,ML)が埋設されており、2つの軌道プ
    レートを連結すべく、それらの端辺(3,3)同志を対
    面させるとき、それらのいずれの端辺(3,3)同志で
    あっても前記永久磁石(MR,ML)により、両端辺
    (3,3)が吸着連結されるようにしたことを特徴とす
    る、組立式軌道玩具。
  2. 【請求項2】 前記軌道プレート(P1 ,P2 ,P
    3 …)の4つの端辺(3…)にそれぞれ埋設される永久
    磁石(MR,ML)は、そのN極とS極が、各端辺(3
    …)の中間点(n)から略同じ間隔を隔て、かつその端
    辺(3…)に向かって左右同じ配列で配置されているこ
    とを特徴とする、前記請求項1記載の組立式軌道玩具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014023709A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Marusho:Kk 走行車周回走路自動分岐盤装置
JP2017119088A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 ソヨン チォェ 磁石が内蔵されるブロック玩具におけるブロック間の接合のための表面構造
WO2020153252A1 (ja) * 2019-01-21 2020-07-30 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 制御システム、制御方法、プログラムおよびシートセット

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