JPH0425195Y2 - - Google Patents

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JPH0425195Y2
JPH0425195Y2 JP1985080379U JP8037985U JPH0425195Y2 JP H0425195 Y2 JPH0425195 Y2 JP H0425195Y2 JP 1985080379 U JP1985080379 U JP 1985080379U JP 8037985 U JP8037985 U JP 8037985U JP H0425195 Y2 JPH0425195 Y2 JP H0425195Y2
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running
magnet
toy car
track
running track
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の属する技術分野] この考案は、帯状の走行軌道の走行面に沿つて
玩具自動車を走行させるようにした走行玩具に関
するものである。
[従来技術とその欠点] 従来のこの種の玩具における軌道は、合成樹脂
によりソリツドに形成されており、かつ、走行時
の自動車の脱落又は転落を防止するため走行面の
両側にガイドレールを突設してなるものである
(特開昭59−20190号公報)。従つて、軌道の形態
が一定不変であつて変化に乏しいばかりでなく、
軌道の成形に複雑な形状の金型が必要であり、ま
た玩具自動車は走行軌道に対して単に摩擦力又は
遠心力と摩擦力により走行面に対して保持されて
いるから、走行路が反転する形態の場合には、走
行速度が低下した時に自重により落下することが
避けられず、まして捻られた走行路に沿つて走行
させることは不可能であつた。
特公昭47−16629号公報に、走行玩具に永久磁
石を取付けるとともに、任意の方向に転動しうる
前輪を取付け、走行面に鉄等の磁性材料で軌道を
描画することより、軌道に沿つて走行させるよう
にした走行玩具が開示されている。
しかし、この走行玩具は、走行玩具の前部に取
付けた永久磁石と軌道の磁性材料との吸引力のみ
で方向性を誘導・規制するものであるため、とく
に急カーブを高速走行するときは遠心力が吸引力
に優つて軌道から外れ、いわゆる迷走をし易いと
いう問題があつた。
[この考案の目的] この考案は、上記の点に鑑み、走行軌道と玩具
自動車の双方に改良を加えることにより、走行路
が直線、湾曲、反転又は捩れ等いずれの形態にお
いても、玩具自動車がその速度の大小に係わりな
く、軌道から外れて迷走・脱落・転落などをする
ことなく走行を継続することができるようにした
走行玩具を提供することを目的とする。
[目的達成手段] 上記目的を達成するため、この考案は、走行面
を有する可撓性帯材の中央線に沿つて可撓性磁石
を備え、かつ、その磁石の上面に案内凹条を設け
て走行軌道を形成することにより、走行面を任意
の形状に変化させることを可能にし、かつ、自走
式玩具自動車の従動輪を前記走行軌道の案内凹条
内を転動しうる磁性材料製ボールベアリングで形
成するとともに、シヤーシの走行面に対向する面
に前記走行軌道の磁石との間で吸引作用をする磁
石を備えたことを特徴とする。
[この考案の実施例] 次に、この考案の一実施例を、図面に基いて説
明する。
この考案の第1の構成要素である走行軌道A
は、例えばゴム又は軟質合成樹脂等の可撓性を有
する長尺帯材1と、この帯材の幅方向略中央にお
いて帯材の軸線に沿つて延長する可撓性磁石2と
からなつている。磁石2は帯材1の玩具自動車の
走行面となる面3に一つの磁極を有する磁界が形
成されるように帯材に装着されている。このよう
な磁石の装着は、第2図イに示すように、溝4を
有する帯材1を成形し、その後にその溝4に磁石
2を嵌合し接着するか、又は第2図ロに示すよう
に、帯材1の成形と同時に接合することができ
る。そして、いずれの場合も、前記磁石の上面に
は、案内凹条5が形成されている。ここで、磁石
の上面とは、第2図イの場合のほか、ロのよう
に、帯材の磁石被覆面をも含むものである。
他方、この考案のもう一つの構成要素である玩
具自動車Bは、第3図に示すように、シヤーシ6
と、ボデイ7と、前記シヤーシに取付けられたゼ
ンマイ又は電池とモータ等の駆動体8と、及びそ
の駆動体により回転される駆動輪9を従来と同様
に有するほか、特にこの考案により、シヤーシ6
の下面に磁性材料で形成されたボールベアリング
を用いる従動輪10とそのシヤーシの走行面と対
向する面に前記走行軌道の磁石の極性と異なる極
性を走行面に向けた磁石11が設けられている。
ここで、前記従動輪は、これと二つの駆動輪9を
結ぶ直線によつて形成される二等辺三角形の頂点
に位置するように設けられて、いわゆる三点構造
とされている。
上記構成により、玩具自動車のゼンマイを巻い
た後又は電池のスイツチを入れた後、その玩具自
動車Bを走行軌道の走行面に載せて従動輪を磁石
2の凹条5に位置させとともに、玩具自動車の磁
石11を走行軌道の磁石2に対向させた状態で、
この玩具自動車から手を離し、前進させると、前
記従動輪は走行軌道の磁石2に吸引され、また玩
具自動車の磁石と走行軌道の磁石が互いに吸引す
るので、玩具自動車Bは走行軌道Aの幅方向中央
において走行軌道の長手方向に延長する磁石2に
案内されながら走行することとなる。ボールベア
リングで作られた従動輪10が案内凹条5に位置
させてあるため、走行中に玩具自動車に遠心力が
作用しても、従動輪が軌道から外れることがない
ので、走行方向案内性が著しく向上している。
従つて、この考案による走行軌道Aには、従来
の走行路の両側に突設されたガイドレールのよう
なものを必要としないから、帯材1は平板状のも
のを使用することができる。従つてまた、この帯
材1は容易に湾曲又は捻ることが可能であり、し
かも、そのように湾曲又は捻つた場合にも、走行
し続ける玩具自動車は前記両磁石2,11の吸引
作用により走行面から離脱又は転落することなく
保持される。
第4図は走行軌道Aを環状に湾曲し、かつ両走
行軌道の両端部を近接し、磁性金属薄板などの連
結片12を磁石2の裏面に吸着させて、環状に連
続させた形態を保持することにより無端式の走行
軌道を形成し、かつ、水平に寝かせて走行面を垂
直にした例であり、又第5図は同無端式走行軌道
Aを垂直に立てた例である。第6図は走行軌道A
をl字状に旋回して、玩具自動車Bが反転走行す
るように形成した例である。さらに第7図のよう
に、走行面を一度捻つて走行軌道の両端部を近接
して、連結片12で連結することにより略8字状
に連続する捩れ無端走行路を形成した例を示す。
無端式走行路の場合は、玩具自動車が走行エネ
ルギーを有する間は、走行面に沿つて走行継続す
ることができ、玩具自動車が上向き、下向き、捩
れのいずれの場合においても、走行面に吸引され
たまま走行を継続することができる。そして、こ
の考案による走行軌道Aは、前述のように走行面
の両側に突設するガイドレールを有しないので、
走行面のいずれの部分を走る間も玩具自動車が良
く見えるため、アクロバツト走行が遊戯者に良く
見えて、非常に楽しい。そして、この考案に係わ
る玩具自動車Bは、二つの駆動輪と一つの従動輪
により三輪構造となつているので、四輪構造の場
合と異なつて非常に走行安定性が高いから、走行
面が上述のような湾曲、反転、捩れのいずれの場
合においても、安定した走行ができる。
[この考案の効果] 上述のように、この考案によれば、走行軌道は
可撓性帯材に可撓性磁石を装着してなるから、直
線、湾曲、捩れ等任意の形態に変化させることが
可能である。
また、玩具自動車は前記走行軌道の磁石に吸引
される磁石を有し、かつ走行軌道の磁石に吸引さ
れる従動輪を備えており、その従動輪は走行軌道
の案内凹条内を転動するので、曲進により玩具自
動車が左右に振られても従動輪が案内凹条に誘導
されるため、湾曲された垂直走行面を回転、反転
もしくは捩れ走行するいずれの場合にも、軌道か
ら外れたり走行面から離脱又は落下したりするこ
となく、軌道に沿つて走行を継続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の基本的構成を示す斜視図、
第2図は走行軌道の構造を示す断面図、第3図は
玩具自動車の底面図、第4図は〜第7図はこの考
案に係わる走行玩具の各使用形態の例を示す斜視
図である。 A……走行軌道、B……玩具自動車、1……帯
材、2……磁石、3……走行面、4……溝、5…
…凹条、6……シヤーシ、7……ボデイ、8……
駆動体、9……駆動輪、10……従動輪、11…
…磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 走行面を有する可撓性帯材の中央線に沿つて
    可撓性磁石を装着し、前記磁石の上面に案内凹
    条が形成されている走行軌道と、 (ロ) 二つの駆動輪と、前記走行軌道の案内凹条内
    を転動しうる、磁性ボールベアリングからなる
    一つの従動輪とを三角形の各頂点に配置し、シ
    ヤーシの走行面に対向する面に前記走行軌道の
    磁石との間で吸引作用をする磁石を設けた玩具
    自動車とからなる走行玩具。
JP1985080379U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0425195Y2 (ja)

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JP1985080379U JPH0425195Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JP1985080379U JPH0425195Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JPS61196795U JPS61196795U (ja) 1986-12-08
JPH0425195Y2 true JPH0425195Y2 (ja) 1992-06-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920190A (ja) * 1982-07-21 1984-02-01 マ−ビン・グラス・アンド・アソシエイツ がん具乗物装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6188795U (ja) * 1984-11-15 1986-06-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5920190A (ja) * 1982-07-21 1984-02-01 マ−ビン・グラス・アンド・アソシエイツ がん具乗物装置

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JPS61196795U (ja) 1986-12-08

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