JP3048226U - 作動玩具 - Google Patents

作動玩具

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JP3048226U
JP3048226U JP1997009809U JP980997U JP3048226U JP 3048226 U JP3048226 U JP 3048226U JP 1997009809 U JP1997009809 U JP 1997009809U JP 980997 U JP980997 U JP 980997U JP 3048226 U JP3048226 U JP 3048226U
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toy
flywheel
mounting table
rotating shaft
concrete
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JP1997009809U
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茂 叶内
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誰でも簡単に、しかも、確実にフライホイール
を回転させることができるとともに、外観上ではフライ
ホイールを駆動力として作動させることを感じさせない
自然な形状の作動玩具を提供すること。 【解決手段】玩具体1の内部にフライホイール6を配置
し、該フライホイール6の回転軸7の先端を上記玩具体
1の下端から下方に突出させ、上記玩具体1を載置する
載置台2の内部には、玩具体1を載置した際に上記フラ
イホイール6の回転軸7に係合する係合部材40と、該
係合部材40を回転させる駆動装置36とを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、フライホイールを内装した玩具体と、該フライホイールを回転させ る駆動装置を有する載置台との組み合わせからなる作動玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フライホイールを駆動力とする玩具としてコマ玩具が多数提案され、実 際に遊びに供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、フライホイールを回転させるためには、回転軸を何らかの方法 で回転させなければならないため、玩具の下端から大きく突出させ、回転軸にゴ ムを取着し、このゴムを接地面に接触させながら転がすように移動するか、回転 軸にピニオンギヤを取着し、ラックギヤに噛合させながらラックギヤに沿って移 動しなければならないため、回転軸の周囲には障害になるものを形成することは できないため、玩具の形状がコマ状に限定されてしまう問題があった。
【0004】 本考案は、上記問題点を解消し、誰でも簡単に、しかも、確実にフライホイー ルを回転させることができるとともに、外観上ではフライホイールを駆動力とし て作動させることを感じさせない自然な形状の作動玩具を提供することをその課 題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る作動玩具は、玩具体の内部にフライホ イールを配置し、該フライホイールの回転軸の先端を上記玩具体の下端から下方 に突出させることを特徴とする。
【0006】 なお、上記玩具体の下端には、上記フライホイールの回転力で接地面上を移動 する玩具体が揺動した際に、上記接地面に接触する係合突部が下方に突出して形 成されていることが好ましい。
【0007】 また、上記玩具体は、該玩具体を載置する載置台上に着脱可能に載置され、該 載置台の内部には、玩具体を載置した際に上記フライホイールの回転軸に係合す る係合部材と、該係合部材を回転させる駆動装置とが設けられ、該駆動装置によ り上記フライホイールを回転するようにしてもかまわない。
【0008】 さらに、上記載置台には、上記玩具体が載置台上に載置されたことを検出する 検出手段が設けられ、該検出手段の検出結果に基づいて前記駆動装置が作動する ようにしてもよい。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る作動玩具を示し、この作動玩具は玩具体1と、この玩具 体を載置する載置台2とから構成されている。
【0010】 上記玩具体1はローラースケート靴を履いた女の子を模した人形で構成され、 この玩具体1は、図2に示すように、プラスチック等の合成樹脂製の人形本体3 に、ドレスを着せたもので、人形本体3の腰部4は略半球状で中空に形成され、 この中空部5にはフライホイール6が水平方向に回転可能に配置されている。こ のフライホイール6の回転軸7は、中空部5から人形本体3の下端に開口した貫 通孔8に沿って配置され、先端は人形本体3の下端から下方に突出し、その先端 には先端が半球状に形成された樹脂製のキャップ9が取着されている。このキャ ップ9の先端は後述する装飾部材20、21より若干下方に突出するように形成 され、フライホイール6を勢いよく回転させた時にはキャップ9によって玩具体 1が立つことができるように構成されている。
【0011】 そして、回転軸7は中空部5の上部に配置された軸受15と、貫通孔8の途中 に設けられた軸受16とで回転可能に軸支されるとともに、フライホイール6と 軸受16との間に設けられたスペーサー17で中空部5内におけるフライホイー ル6の上下位置が決定され、フライホイール6が中空部5の内壁に接触すること なく円滑に回転できるように構成されている。
【0012】 また、人形本体3の下端に形成された靴部18、19にはそれぞれローラース ケートを模した装飾部材20、21が取着され、一方の装飾部材20の後端には 係合突部22が斜め後方に突出して形成されている。この係合突部22は、人形 本体3がフライホイール6の回転力で立った状態で移動する際に揺動して係合突 部22が接地面に接触した時に、係合突部22の接触抵抗が負荷となって、玩具 体の進行方向を転換させるように作用するものである。
【0013】 載置台2は、上面に玩具体1を立たせた状態で靴部18、19を嵌め合わせる ことにより保持する嵌合保持部25、26が形成され、上面前部は手前に傾斜し 、長穴27が左右方向に形成されている。この長穴27には電源スイッチである スライドスイッチ28を操作する操作ボタン29が左右にスライド可能に配置さ れ、この操作ボタン29に連動してスライドスイッチ28がON/OFFするよ うに構成されている。
【0014】 上記保持部25と保持部26との間には開口部35が形成され、この開口部3 5の下方には駆動装置であるモータ36が配置されている(図4参照)。このモ ータ36は回転軸37が垂直方向になるように、下端が載置台2の底部に形成さ れた支持部38によって支えられ、上端が載置台2の天板から下方に突出して形 成された筒状の保持筒39に嵌合し、支持部38と保持筒39とで載置台2内に 固定されている。モータ36の回転軸37の先端にはゴム製で円柱状の係合部材 40が、モータ36の回転軸37と同一軸心で回転するように取着されている。 この係合部材40には上端から下方に向かって嵌合孔41が形成されている。こ の嵌合孔41の径は玩具体1の回転軸7の先端に設けられたキャップ9が嵌合す るように形成されたもので、玩具体1を載置台2上の嵌合保持部25、26に保 持させた時、キャップ9が係合部材40の嵌合孔41に嵌合するように、その径 の大きさと、深さが設定されている。
【0015】 そして、一方の嵌合保持部26の内部には、玩具体1を嵌合保持部25、26 に保持させた時、これを検出する検出手段42が設けられている。この検出手段 42は、図5に示すように、リーフスイッチで構成され、玩具体1の靴部18、 19を嵌合保持部25、26に保持させた時に、ローラースケート(装飾部材) 20でリーフスイッチ42の一方の接点42aを押し下げて他方の接点42bに 接触させることによりリーフスイッチ42がONするように構成されている。こ のリーフスイッチ42はスライドスイッチ28と直列に接続され、スライドスイ ッチ28がONしている時にリーフスイッチ42がONすることにより電池43 の電力がモータ36に供給されるように回路が構成されているので、スライドス イッチをOFFにしておけば玩具体1を載置台2に載置してもモータ36が回り 出すようなことはない。
【0016】 なお、検出手段はリーフスイッチに限定されるものではなくレバー付きのマイ クロスイッチで構成し、装飾部材20がレバーを押し下げた時にマイクロスイッ チがONするように設置すればよい。
【0017】 上記構成の作動玩具によれば、先ずスライドスイッチ28をONしておく。次 に、玩具体の靴部18、19が保持部25、26に保持されるように、載置台2 の上方から玩具体1を保持させる。この時、キャップ9が係合部材40の嵌合孔 41に挿入されながら、ローラースケート20が検出手段であるリーフスイッチ 42をONするので、モータ36に電池43の電力が供給されてモータ36が回 転を始める。
【0018】 モータ36が回転を始めると、係合部材40が回転し、この係合部材40に嵌 合したキャップ9を介して回転軸7が回転し、フライホイール6が回転を始める 。
【0019】 フライホイール6の回転が十分に上昇するまで玩具体1を載置台2上に載置し ておく。回転が十分に上昇したと判断したら、玩具体1を摘みあげて載置台2か ら外す。
【0020】 玩具体1が載置台2から外れるとリーフスイッチ42の接点42aの押圧が解 除され、接点42aと接点42bとが開放されてOFFになるのでモータ36へ の電力の供給が遮断され、モータ36は停止する。
【0021】 一方、玩具体1の内部のフライホイール6は慣性で回り続けているので、その 状態で、図6に示すように、テーブル等の接地面に置く。フライホイール6の回 転軸7の先端に設けたキャップ9が玩具体1の下端から下方に突出しているので 、フライホイール6が勢いよく回転している時は、玩具体1はコマのようにキャ ップ9のみで立たせることができ、しかも、玩具体1は接地面上に立った状態で 移動を始める。この時、玩具体1が揺動してローラースケート20の後端に突出 して形成された係合突部22が接地面に接触すると、玩具体1は向きを変えてあ たかもスピンしてローラースケートをしているように作動させることができる。
【0022】 フライホイールの回転速度が落ちると、玩具体は起立状態を維持することがで きなくなって転倒してしまうが、載置台に載置することにより再び回転速度を上 昇させることができ、フライホイールを回転させるための特別な操作やテクニッ クを必要とすることなく誰でもフライホイールを十分に回転させることができ、 繰り返し玩具体の動きを楽しむことができる。
【0023】 なお、上述の玩具体は人形に限定されるものではなく、ロボットや動物等を模 して形成してもかまわない。
【0024】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、玩具体に内装したフライホイールの回転軸の先端が 玩具体の下端より下方に突出しているので、フライホイールの回転力で玩具体を 立たせた状態で移動させることができる。
【0025】 請求項2の考案によれば、玩具体の下端には、作動中の玩具体が揺動した時に 接地面に接触する係合突部が形成されているので、玩具体の進行方向をランダム に変えることができ、玩具体の動きが複雑になり、より作動玩具の動作を楽しむ ことができる。
【0026】 請求項3の考案によれば、載置台に玩具体を載置するだけで玩具体に内装され たフライホイールを特別な操作やテクニックを必要とすることなく最大限回転さ せることができるので、誰でも簡単に作動玩具を楽しむことができる。
【0027】 請求項4の考案によれば、玩具体が載置台に載置されたことを検出する検出手 段を設け、この検出手段を駆動装置に連係させたので、玩具体を載置台に乗せる だけで駆動装置が自動的に作動し、特別な操作をすることなく玩具体に内装され たフライホイールに回転を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る作動玩具の斜視図
【図2】玩具体の構成を説明する要部断面図
【図3】靴部の構成を説明する側面図
【図4】載置台の構成を説明する要部縦断面図
【図5】上記載置台の要部拡大断面図
【図6】玩具体の作動状態図
【符号の説明】
1 玩具体 2 載置台 6 フライホイール 7 回転軸 22 係合突部 36 駆動装置(モータ) 40 係合部材 42 検出手段

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具体の内部にフライホイールを配置
    し、該フライホイールの回転軸の先端を上記玩具体の下
    端から下方に突出させることを特徴とする作動玩具。
  2. 【請求項2】 前記玩具体の下端には、前記フライホイ
    ールの回転力で接地面上を移動する玩具体が揺動した際
    に、上記接地面に接触する係合突部が下方に突出して形
    成されている請求項1記載の作動玩具。
  3. 【請求項3】 前記玩具体は、該玩具体を載置する載置
    台上に着脱可能に載置され、該載置台の内部には、玩具
    体を載置した際に前記フライホイールの回転軸に係合す
    る係合部材と、該係合部材を回転させる駆動装置とを設
    けた請求項1又は2記載の作動玩具。
  4. 【請求項4】 前記載置台には、前記玩具体が載置台上
    に載置されたことを検出する検出手段が設けられ、該検
    出手段の検出結果に基づいて前記駆動装置が作動する請
    求項3記載の作動玩具。
JP1997009809U 1997-10-20 1997-10-20 作動玩具 Expired - Lifetime JP3048226U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102005761B1 (ko) * 2018-03-21 2019-07-31 서병만 팽이 및 그의 회전장치
KR102526676B1 (ko) * 2022-11-09 2023-04-28 한정숙 팽이수단이 구비되는 미니카

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