JP3048134U - 防寒用ウエア - Google Patents
防寒用ウエアInfo
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- JP3048134U JP3048134U JP1997007933U JP793397U JP3048134U JP 3048134 U JP3048134 U JP 3048134U JP 1997007933 U JP1997007933 U JP 1997007933U JP 793397 U JP793397 U JP 793397U JP 3048134 U JP3048134 U JP 3048134U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】着用した際に軽くて暖かく、しかも身体の挙動
が容易にでき、特にウインタースポーツ用ウエアとして
好適な防寒用ウエアを提供することを課題とする。 【解決手段】比較的薄手の表地2と、金属糸4、金属平
箔5および合成繊維糸6を素材として、織成又は編成し
た裏地3とによって縫製した。
が容易にでき、特にウインタースポーツ用ウエアとして
好適な防寒用ウエアを提供することを課題とする。 【解決手段】比較的薄手の表地2と、金属糸4、金属平
箔5および合成繊維糸6を素材として、織成又は編成し
た裏地3とによって縫製した。
Description
【0001】
本考案は、防寒用ウエアに係り、詳しくは、断熱保温性、通気性を維持するも のでありながら、着用した際に非常に軽く、身体の挙動が軽快かつ容易にでき、 特にウインタ−スポ−ツ用ウエアとして好適な防寒用ウエアに関するものである 。
【0002】
従来の防寒用ウエアは、断熱保温性にのみ重点を置いて縫製され、着用した際 に軽くて暖かく、しかも身体の挙動が容易にできるという視点から縫製されたの もがないため、従来の防寒用ウエアは、ウインタ−スポ−ツ用ウエアとしては不 向きなものであった。
【0003】 そこで、近時においては、ウインタ−スポ−ツ用ウエアについて、着用時の軽 量化と、断熱保温化を図るために、織成した布地の全面に金属メッキを施したも のを裏地として使用することが提案されているが、金属メッキによって裏地の通 気性が損なわれ、発汗に対する配慮に欠けていることから、このような布地をウ インタ−スポ−ツ用ウエアの裏地として使用することは、裏地本来の機能の視点 からみても、衛生上の視点からみても不適当である。
【0004】
本考案は、上記のような実状に鑑み、全く新しい着想に基づいて創案されたも のであって、その意図するところは、断熱保温性、通気性を維持するものであり ながら、着用した際に非常に軽く、身体の挙動が軽快かつ容易にでき、特にウイ ンタ−スポ−ツ用ウエアとして好適な防寒用ウエアを提供することを課題とする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本考案が採用した技術手段は、比較的薄手の表地と 、金属糸、金属平箔および合成繊維糸を素材として織成又は編成した裏地とから なり、上記表地と裏地とを使用して縫製したことを特徴とするものである。
【0006】
本考案の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は防寒用ウエ アとしての上衣を示し、図2は裏地を示すものであって、上衣1は比較的薄手の 表地2が使用されており、裏地3は金属糸4、金属平箔5、合成繊維糸6を素材 として織成又は編成されて、表裏面全域に金属膜7を形成した通気性を有する布 地が使用され、上記表地2と裏地3とによって上衣1が縫製されている。
【0007】 裏地3の構成素材である金属糸4は、アセテート、ポリエステル、ポリカーボ ネート、ポリ塩化ビニルなどで形成したフィルムに、金、銀、アルミニウムなど をメッキしたものを繊維状に細断して金銀糸としたものであり、金属平箔5は、 上記金属粉末を樹脂塗料に混入して、上記フィルムに塗膜したものを細断して金 銀箔にしたものである。 また、合成繊維糸6は、ポリアミド系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩化ビ ニル系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリエステル系、ポリアクリル系などの繊維糸 であれば、どの系統のものでもよいが、本実施例では、ポリアミド系のナイロン 糸が使用されている。
【0008】 裏地3は、上記素材を織糸又は編糸として織成又は編成したものを使用するが 、素材の選択、組合せは自由であり、また織地、編地の組織も自由であって、特 定の組織に限定されるものではないが、本実施例では、地合が平滑で摩擦に強い ことから、平織に織成した裏地3が使用されている。
【0009】 叙上のように構成した裏地3を縫着した防寒用ウエアとしての上衣1を着用す ると、着用者は、本来備えている自律的な体温保持機能によって保持される体温 よりも著しく低い外気温の環境下にあっても、裏地3の機能によって自律的な体 温保持機能が補われ、寒さは殆ど感じられない。
【0010】 すなわち、着用者の身体より発散する熱は、肌着を介して裏地3側に伝導する が、裏地3の表面全域には金属糸4、金属平箔5などで金属膜7が形成されてい るので、裏地3側に伝導した熱は金属膜7に反射されて、外界に逸散することな く肌着側に跳ね返る。
【0011】 そして、この現象が繰り返されることにより、肌着と裏地3との間で反射熱の 対流、放射が行われ、外気温と飽和する状態に近づくにつれて、熱の伝導、対流 、放射の程度が少なくなり肌着と裏地3との間に断熱保温の空気層が形成されて 、外気温を遮断することができる。
【0012】 したがって、防寒用ウエアとしての上衣1が薄手のものであっても、上記空気 層によって着用者の自律的な体温保持機能が補われ、十分に防寒機能を維持する ことができる。そのうえ、裏地3は織成又は編成されているので、通気性が保持 されているとともに、非常に軽くて身体の挙動が軽快かつ容易にできるため、特 にウインタースポーツ用ウエアとして好適な防寒用ウエアとすることができる。
【0013】
これを要するに本考案は、比較的薄手の表地と、金属糸、金属平箔および合成 繊維糸を素材として織成又は編成した裏地とを使用して防寒用ウエアを縫製して なるものであるから、防寒用ウエアが薄手の表地と、薄手の裏地とで縫製された ものでありながら、着用者の身体から発散する熱を裏地で反射させて外界への逸 散を防止することができ、着用者が本来備えている自律的な体温保持機能を補っ て、断熱保温性を維持することができるとともに、着用した際に非常に軽く、身 体の挙動が軽快かる容易にできるので、特にウインタースポーツ用ウエアとして 好適な防寒用ウエアを廉価で市場に提供することができる効果を奏する。
【図1】防寒用ウエアの上衣の一例を示す正面図
【図2】裏地の一例を示す平面図 〔符号の説明〕 1 上衣 2 表地 3 裏地 4 金属糸 5 金属平箔 6 合成繊維糸 7 金属膜
Claims (1)
- 【請求項1】比較的薄手の表地と、金属糸、金属平箔お
よび合成繊維糸を素材として織成又は編成した裏地とか
らなり、上記表地と裏地とを使用して縫製してなること
を特徴とする防寒用ウエア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007933U JP3048134U (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 防寒用ウエア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007933U JP3048134U (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 防寒用ウエア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048134U true JP3048134U (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=43182422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007933U Expired - Lifetime JP3048134U (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 防寒用ウエア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048134U (ja) |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP1997007933U patent/JP3048134U/ja not_active Expired - Lifetime
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