JP3047919U - 揺動玩具 - Google Patents

揺動玩具

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JP3047919U
JP3047919U JP1997007081U JP708197U JP3047919U JP 3047919 U JP3047919 U JP 3047919U JP 1997007081 U JP1997007081 U JP 1997007081U JP 708197 U JP708197 U JP 708197U JP 3047919 U JP3047919 U JP 3047919U
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JP
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swinging
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toy
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JP1997007081U
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秀知 笹部
四十三 広瀬
太加良 杉野
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Sugino Machine Ltd
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Sugino Machine Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易構造でありながら、振動や打撃により多
様な動作を行い、老若男女を問わず安全に安心して多く
の人々を面白く楽しくさせ、また、心を和ませる振動玩
具を提供する。 【解決手段】 保持手段に空間を形成する板状の枠を揺
動自在に第1の弾性部材を介して連結し、さらに、板状
の枠に第2の弾性部材を係止し、その先端に別の揺動部
材を取付けた構成として、2種類の揺動部材を独立させ
た多様な動作を行わせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、球技のボールを模した円盤を揺動自在の板バネ等の弾性部材に係止 し、競技の動きを平面的に揺動させて楽しむ玩具に関するものである。例えば、 自動車の後部窓ガラス内に取付け、走行振動で全体及び円盤がそれぞれ独立して 揺動するのを見て楽しむことができるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、支持台にバネ等の弾性部材を取り付け、その先端部に動物形状や植 物形状さらに抽象形状等さまざまな形状の揺動部材を係止して、振動や打撃によ る外部からの刺激で弾性部材の先端に係止した揺動部材を揺動させて、その動作 を楽しむ玩具や、支持台の代わりに固定吸盤を用いて家屋や車両の窓ガラスに取 り付けて、前述と同様に、外部からの刺激によって揺動する玩具がアクセサリー として老若男女に利用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、揺動するさまざまな形状の部材全体が動くだけでは動作が単純 で、かつ、単調であるため、見ている人々、特に大人たちにはすぐあきられてし まった。
【0004】 そこで、ゼンマイバネ,電池とモータ等の動力を利用して外部からの刺激を定 期的に与える揺動玩具も開発されたが、構造が煩雑になり加えて高価な玩具にな ってしまった。
【0005】 また、従来の揺動玩具を固定吸盤を用いて自動車の後部窓ガラス内面に取り付 ける場合には、後部窓ガラスが傾斜しているために玩具自体も全体的に斜めに取 り付けられてしまうため、視覚状態が悪く、アクセサリーとしての機能が半減す るといった問題もあった。
【0006】 つまり、揺動玩具において玩具の取付け姿勢と、玩具を揺り動かす多様な振動 に敏感に反応して揺動する構造とすることが重要な解決すべき課題であった。
【0007】 本考案は、振動や打撃により揺動する従来の簡易構造を維持しながらも多様な 動作を行い、老若男女を問わず安全に安心して多くの人々を面白く楽しくさせ、 また、心を和ませる揺動玩具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴による揺動玩具(第1請求項)は、前述の目的を達成するために 、空間を形成する板状の枠と、該枠を揺動自在に係止する第1の弾性部材と、該 第1の弾性部材を保持する保持手段からなる揺動玩具であって、前記板状の枠に 係止された第2の弾性部材と、該第2の弾性部材の先端にさらに揺動自在に係止 された揺動部材とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】 本考案の別の特徴による揺動玩具は、第1請求項において、前記揺動部材が回 転手段を備えた円盤とし、前記空間を形成する板状の枠内周に突起を設けて前記 円盤が揺動する時に前記回転手段と干渉する構成としたことを特徴とするもので ある。
【0010】 さらに、本考案の別の特徴による揺動玩具は、第1及び第2請求項において、 前記保持手段が固定吸盤であって、該固定吸盤に対する吸盤軸の取付け固定方向 を限定角度内に調節可能としたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
本考案による揺動玩具によれば、第1と第2の2種類の弾性部材を使用し、そ れぞれの先端部に第1及び第2の揺動部材を備える構成としたため、外部からの 1つの刺激によりそれぞれの揺動部材が独立した多様な動作を行うようにできる ものである。なお、第2の揺動部材を複数個連結させても、視覚的によりおもし ろい玩具となる。また、第1の揺動部材に係止する第1および第2の弾性部材の 位置は、上下左右任意に可能であり、用途によっては、吊り下げ方式にできる。
【0012】 たとえば、第1の揺動部材を空間を形成する板状の枠とし、第2の弾性部材と 第2の揺動部材を前記板状の枠の空間内に位置するように枠に係止すると、第1 の揺動部材としての枠が右側に動いたとしても空間内に位置させた第2の揺動部 材がかならずしも右側に動かず、第2の弾性部材の動きにあわせて枠内で左右前 後自由に動かすことが可能となった。
【0013】 なお、第2の揺動部材を剛固な腕部材に係止させた場合には、取付け姿勢によ って、揺動部材と腕部材の係止部分において摩擦等により作動不良を起こしてし まうため、本考案では第1の弾性部材と別の第2の弾性部材を独立させて採用し 、確実に第2の揺動部材が作動するように考慮したものである。
【0014】 請求項2に記載の考案によれば、左右等に揺動する第2の揺動部材が揺動しな がら、しかも、回転するという新たな動作を加えることが可能となった。
【0015】 つまり、第2の揺動部材に歯車等の回転部材を取り付け第2の弾性部材に係止 させ、前記回転部材が板状の枠の内周に沿って左右に往復揺動するように調整し て、第2の弾性部材を板状の枠に取り付ける。板状の枠の内周には回転部材の凹 部に噛み合うような突起部を設けてあるため、回転部材を板状の枠の内周に沿っ て移動させると回転運動を行い、第2の揺動部材も回転する構成である。
【0016】 第2の揺動部材をサッカーや野球等のボールに見立てた円盤形状として左右揺 動させ、それぞれの競技者を型取った板状の模型を板状の枠に固定させたものや 、競技者を型取って切り抜いた板状の枠内で競技の動きを振り子運動として平面 的に表現させることも可能である。もちろん、円盤を球技のボール相当以外のも のにしたり、円盤の揺動する場所を枠の上部のみならず下部、または側面部にな るように第2の弾性部材を枠に取り付けたり、揺動方向を左右のみならず上下ま たは斜めになるように取り付け、さまざまな動きを楽しむことも可能となった。
【0017】 請求項3に記載の考案によれば、保持手段を固定吸盤とし自動車の後部窓ガラ スに吸着可能にし、さらに、後部窓ガラスの傾斜に対してできるだけ立てに起こ して玩具を装着するように調節可能とするために、球頭吸盤軸の球頭部を吸盤の 弾性で包み込むように締め付けて係止させる構成としたので、傾斜した窓ガラス に平行に取り付けられて視覚的にやや見えにくい状態の玩具が、見えやすい方向 に玩具全体を起こして調節することが可能となった。
【0018】
【考案の実施の形態】
本考案の一つの実施形態を図面を用いて説明する。図1から図4に示すように この実施形態における揺動玩具は、第1の揺動部材としての枠1,第1の弾性部 材の板バネ7,保持手段の吸盤13を基本構成とし、吸盤軸11と枠1の下部に 設けた突起A4を板バネ7で連結し,さらに、第2の弾性部材の板バネ8の先端 に第2の揺動部材の円盤9を取り付け、下端を枠1の下部に設けた前記突起A4 と別の突起B5に固着して、枠1の揺動用板バネ7と円盤9の揺動用板バネ8が 外部の刺激によりそれぞれ独立した動作を行うことを可能としたものである。つ まり、玩具を揺り動かすことにより、枠1と円盤9がそれぞれ独立した揺動動作 を行うのである。玩具を揺り動かす力は、走行する自動車の揺れと慣性力がおも しろいが、これと同程度の力であれば、力の発生源と玩具の置き場所に制限はな い。なお、人の手で故意に揺り動かしてももちろんよい。または、揺れの発生源 を、電動機など特別に用意しても実施可能である。なお、本実施例では、保持手 段を吸盤としたが、据え置き固定型の支持台としても揺動動作にはなんら問題は ない。また、本実施形態では弾性部材として板バネを利用しているが、コイルス プリングや適度の強度を持った板状ゴムでも代用できる。
【0019】 図1に示すように、枠1の中央部は切り抜きで競技者Aと競技者Bを型取りな がら空間を形成させており、円盤9をサッカーボールに見立て、空間の中央部分 に位置するように板バネ8を枠に取り付けて、平面的ではあるが競技の動きを視 覚的に楽しませることが可能である。なお、競技者を型取った板状の模型の競技 者A2と競技者B3を枠1に固着しても同様な効果が得られるのは明らかである 。空間部の形成は視野の遮りが従来のものより少なく、比較的に見通しが良くな っている。
【0020】 本考案では、円盤9をサッカーボールに、また、競技者をサッカープレーヤー に見立てているため、サッカーファンには十分に魅力のある玩具となったが、円 盤9を野球ボールやテニスボールに見立てて、野球ファン,テニスファン用玩具 としても提供できるし、円盤形状を他の形状としても利用できることは述べるま でもない。
【0021】 また、本考案の実施形態では、円盤9を回転可能に構成している。図3及び図 4に示すように、円盤9は2枚の円盤板を歯車14を間に嵌合させ円盤軸10に 回転自在に取り付けている。さらに、2枚の円盤板で枠1を挟み込み、左右往復 揺動が枠1の内周形状に沿って移動となるように構成されている。また、円盤9 が揺動する枠1の内周には、歯車14の凹部と噛み合うように凸部の突起C6を 設けており、振動等の外部からの刺激により二人の競技者A,B間を、円盤9が ゆるやかに揺動し、且つ、少しづつ回転して、如何にも現実の競技を連想させ、 視覚的に強い魅力を期待できるように考慮してあるものである。なお、歯車の代 わりに、柔らかい緩衝材でも可能である。
【0022】 なお、円盤9は枠1を挟んでいるため扱い易く丈夫になっており、かつ、あま りにも激しい動作により板バネ8を壊れないようにもしている。
【0023】 玩具を揺り動かす多様な振動、つまり前後左右と上下振動方向と微弱振動にも 適応するため、図1の枠1を支える板バネ7は、斜めに吸盤13に固定した。こ れで多様な取付け姿勢にも適応する。
【0024】 図2に示すように、玩具を垂直に立てた状態で家屋の窓ガラスや車両の側面の 窓ガラスにアクセサリーとして吸着できる場合には、視覚的になんら問題はない 。ところが、普通乗用自動車の後部窓ガラスは、水平に対して45〜80度のさ まざまな角度に傾斜しているため、ガラスと平行に吸着した玩具をできる限り垂 直方向に起こして視覚的に楽しめるように調整する必要がある。そこで、玩具を 見やすく、併せて、揺動作動を容易にするため、吸盤軸11の球頭12を吸盤1 3内で回して取付け姿勢を調整することができる。つまり、吸盤13は球頭12 を中心にして、図2内の矢印のように回動できるようにしている。
【0025】
【考案の効果】
本考案の玩具は、多くは自動車の側面または後部ガラス内面に取付けるが、自 動車以外の揺れ発生源のある場所にも利用可能である。また、円盤を他種のもの に変え、且つ、動き方と競技者を他の種類にも変えて幅広く利用できるため、構 造が簡単で安価な玩具だが多様な動作を行い視覚的にも面白くなり、老若男女を 問わず多くの人々の心を和ませることができる。
【0026】 また、引き戸又は回転扉に取り付けて、開閉の都度にさまざまに揺動する玩具 の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係る揺動玩具全体の正面
図で、円盤9は矢印のように揺動する。
【図2】本考案の一実施形態に係る揺動玩具全体の側面
図で、吸盤13は断面を表している。
【図3】図1における円盤9の正面断面図である。枠1
との組立て関係を表している。
【図4】枠1と円盤9の組立て関係を表す側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・・・・枠 2・・・・・・競技者A 3・・・・・・競技者B 4・・・・・・突起A 5・・・・・・突起B 6・・・・・・突起C 7・・・・・・板バネ 8・・・・・・板バネ 9・・・・・・円盤 10・・・・・円盤軸 11・・・・・吸盤軸 12・・・・・球頭 13・・・・・吸盤 14・・・・・歯車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間を形成する板状の枠と、該枠を揺動
    自在に係止する第1の弾性部材と、該第1の弾性部材を
    保持する保持手段からなる揺動玩具であって、前記板状
    の枠に係止された第2の弾性部材と、該第2の弾性部材
    の先端にさらに揺動自在に係止された揺動部材とを備え
    たことを特徴とする揺動玩具。
  2. 【請求項2】 前記揺動部材が回転手段を備えた円盤と
    し、前記空間を形成する板状の枠内周に突起を設けて前
    記円盤が揺動する時に前記回転手段と干渉する構成とし
    たことを特徴とする請求項1の揺動玩具。
  3. 【請求項3】 前記保持手段が固定吸盤であって、該固
    定吸盤に対する吸盤軸の取付け固定方向を限定角度内で
    調節可能としたことを特徴とする請求項1及び請求項2
    に記載の揺動玩具。
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