JP3047663B2 - 移動端末装置 - Google Patents

移動端末装置

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JP3047663B2
JP3047663B2 JP3968793A JP3968793A JP3047663B2 JP 3047663 B2 JP3047663 B2 JP 3047663B2 JP 3968793 A JP3968793 A JP 3968793A JP 3968793 A JP3968793 A JP 3968793A JP 3047663 B2 JP3047663 B2 JP 3047663B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時刻表示機能を有する移
動端末装置に関し、特に標準時の互いに異なる複数の地
域で使用する自動車電話機等に好適な移動端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の移動端末装置をホームメモリ局
とは異なる標準間帯に属する地域に移動して使用すると
きには、この装置の表示時刻が自動的に使用地域の標準
時に設定されることが望ましい。また、ICカード装着
型の移動端末装置では、移動端末装置の使用地域の時刻
ではなく、逆にICカードの主使用地域(ホームタウ
ン)での標準時刻を表示すると、ホームタウンとの連絡
において好都合である。
【0003】表示時刻を自動的に校正する移動端末装置
が、MCA(Mult Chan−nel Acce
s)システム用として、公開特許公報に開示されている
(特許出願公開番号:平2−58937,公開日:19
90,2,28,発明の名称:移動通信システム)。こ
の移動端末装置は、無線基地局から基準時刻データを受
け、この基準時刻データに従って自局の時刻を校正して
いる。従って、この種の移動端末装置は、所望地域の標
準時で時刻を表示するために用いることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のとおり
にデータ情報に時刻データを付加すると、時刻データ処
理のために移動端末装置の回路規模が増大し、できるだ
け簡単な構成の移動端末装置を必要とする自動車電話シ
ステム等では好ましくない。
【0005】本発明の第1の目的は、標準時の異なる地
域に移動しても使用地域の時刻を自動的に表示でき、し
かも簡単な構成の移動端末装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、使用する移動端末
装置の地域に関わりなくホームタウンの標準時時刻を自
動的に表示できるICカード装着型の移動端末装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の移動端末装置
では、位置情報作成手段が複数の標準時のうちのいずれ
の地域の標準時を表示するかを表わす位置情報を生じ
る。時差計算手段は、上記位置情報から得られる複数の
地域の標準時に関する時差情報を予め用意しており、上
記位置情報に対応する標準時と予め別に設定している上
記標準時の一つとの時差を計算する。また、時計手段が
上記標準時の一つに従って計時した時刻データを生じ
る。時刻データ補正手段は、上記時差に応答して上記時
刻データを上記位置情報に対応する地域の標準時の時刻
データに補正する。時刻表示手段がこの補正された時刻
データに対応する時刻を表示する。
【0008】この移動端末装置の実施の態様の一つはセ
ルラー方式の自動車電話機である。この自動車電話機
は、無線基地局からの無線信号に応答して上記位置情報
を生じる。この位置情報は、この自動車電話機の現在位
置登録エリアを示す地域識別コード信号であってよい。
【0009】この移動端末装置の実施の態様の別の一つ
は、セルラー方式におけるICカード装着型の自動車電
話機である。ICカードには複数の地域間を移動する人
物のホームタウン情報が格納されている。この自動車電
話機は、上記ホームタウン情報を上記位置情報として用
い、このホームタウン情報を上記時差計算手段に読み出
す。従って、この自動車電話機は、ホームタウンの標準
時を時刻表示手段に表示する。
【0010】この移動端末装置の実施の態様のさらに別
の一つも、ICカード装着型の自動車電話機である。こ
の自動車電話機は、この電話機の使用地域を位置情報と
して位置情報格納手段に格納する。一方、ICカードに
は、予め定めた上記ホームタウンの標準時と上記使用地
域を含む複数の使用地域の標準時との時差を予めそれぞ
れ格納する。ICカードインタフェース手段が上記使用
地域とホームタウンとの時差を上記ICカードから時刻
データ補正手段に読み出し、時刻補正手段は上記時差に
応答して時刻データを上記ホームタウンの時刻データに
補正する。従って、時刻表示手段はホームタウンの標準
時を表示する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の実施例を適用する自動車電
話システムの構成図である。
【0013】このセルラー方式の自動車電話システム
は、標準時の互いに異なる地域の自動車電話交換局(M
TSO)2aと2bとを固定網1を介して接続してい
る。MTSO2aは、複数のセル5からなる位置登録エ
リア4aをサービスエリアとし、セル5の各各に設置し
た無線基地局(BS)6にそれぞれ接続されている。M
TSO2bも、複数のセル5からなる位置登録エリア4
bをサービスエリアとし、セル5の各各に対応するBS
6にそれぞれ接続されている。また、この自動車電話シ
ステムは、MTSOの一つであるホームメモリ局(H
R)3の位置登録エリア4cを始め、図示されない多数
の位置登録エリアを固定網1に接続している。これら多
数の位置登録エリアは、互いに同じ標準時を持つことも
あれば異なる標準時を持つこともある。ここで、位置登
録エリア4aにいる自動車電話機等の移動端末装置(M
S)7Aは位置登録エリア4cをホームタウンとし、H
R3をホームメモリ局としている。
【0014】図2は本発明の実施例の一つブロック図で
ある。
【0015】図2を併せ参照すると、移動端末装置7A
は、BS6の一つを介して別の移動端末装置および固定
網1との間で通信を行う。即ち、MS7Aのアンテナ1
1がBS6から位置登録エリア4aの地域識別信号を含
む受信無線信号を受ける。なお、この地域識別信号は位
置登録エリアごとに予め定められている。アンテナ11
からの受信無線信号を無線部12が中間周波数信号に変
換する。この中間周波数信号に応答し、マイクロプロセ
ッサ(CPU)31,CPU31を動作させるプログラ
ムを格納するROM32Aおよび演算用のRAM33を
含む制御部16Aが、音声信号をマイクロフォン19に
供給するとともに上記地域識別信号をデジタル形式で再
生する。また、制御部16Aは、キーボード20からの
データおよびスピーカ21からの音声信号に応答して送
信信号を無線部12に送信する。無線部12はこの送信
信号を送信無線信号に変換してアンテナ11からBS6
に送信する。なお、BS6とMS7Aとの間における回
線接続手続き等は、公知の手段に従って実行する。ま
た、シンセサイザ部14は制御部16Aに制御されてB
S6との間のチャンネル切替を行う。
【0016】移動端末装置7Aの時計回路18は、位置
登録エリア4cの標準時で計時した時刻データを生じ
る。位置登録エリア4cはROM15Aにホームタウン
として地域コード信号の形で格納されている。また、R
OM15Aにはこの自動車電話システムで存在しうる上
記地域識別信号の各各に対応する標準時とエリア4cの
標準時との間の時差を示す時差データを予め用意してい
る。制御部16Aは、位置登録エリア4b内のBS6か
ら地域識別信号を得ると、この地域識別信号をROM1
5Aのアドレス信号として上記時差データを読み出し、
時計回路18の計時した時刻データに上記時差データを
加算する。そして、制御部16Aは、上記時差データで
補正された時刻データ,即ち、再生した地域識別信号に
対応する標準時の時刻データを表示部17に送信し、表
示部17は位置登録エリア4aにおける標準時刻を表示
する。
【0017】移動端末装置7Aが、位置登録エリア4a
からエリア4bに移動すると、このMS7Aは、位置登
録エリア4b内のBS6からの受信無線信号から地域識
別信号を再生し、位置登録エリア4bの存在する地域の
標準時刻を表示部17に表示する。
【0018】表1は、図1の無線基地局(BS)6が、
規格EIA/TIA553の自動車電話システム(Ce
llular System,アメリカ合衆国)に含ま
れ、またIS−54(Revision A)規格(D
ual−Mode Mob−ile Stat−ion
Compatibility Standard,J
an.1991,ELECTRONIC INDUST
RIES ASSOCIATION発行)に適合する場
合の上記地域識別信号の所在位置を示している。この地
域識別信号は、BS6からの受信無線信号中のシステム
・パラメータ・オーバーヘッド・メッセージ(Syst
em Parameter Over−head Me
ssage),Word1中に含まれ、14ビットのS
ID1(System identificatio
n)フィールドにある。
【0019】
【表1】
【0020】表2はROM15Aに格納する時差データ
を模式的に表わしている。
【0021】
【表2】
【0022】図1の自動車電話システムのサービスエリ
アが位置登録エリア4a,4b,4c,4dおよび4e
を含むとすると、位置登録エリア4a,4b,4c,4
dおよび4eをそれぞれ表わす5種類の地域識別信号う
ちのいずれかが上記SID1フィールドに含まれる。移
動端末装置7AのROM15Aは、SID1信号の示す
地域識別信号,つまり位置登録エリア4a,4b,4
c,4dおよび4eのいずれかに対応する時差を時差デ
ータとして格納している。位置登録エリア4cがMS7
Aのホームメモリ所在地であるので、エリア4cの時差
は当然0時間である。またMS7Aは、エリア4aにい
る場合には、エリア4cにいる場合より1時間だけ大き
い時刻を表示する。
【0023】図3は図2に示した移動端末装置7Aにお
ける時刻表示動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0024】図3をさらに併せ参照すると、移動端末装
置7Aの使用者もしくは運用者が、まず、位置登録エリ
ア4cの標準時で計時するように時計回路18を初期設
定する(ステップ21)。MS7Aの使用に際して、M
S7Aの電源(図示せず)を使用者がオンする(ステッ
プ22)と、制御部16Aはシンセサイザ部14を制御
して予め定めた複数のデジケーテッド・コントロール・
チャンネル(Ded−icated Control
Channel:以下、Dチャンネル)をスキャンする
(ステップ23)。無線部12の受信回路は最大受信電
界を示すDチャンネルを検出し、制御部16Aは検出さ
れたDチャンネルを選択する(ステップ24)。制御部
16Aは、アンテナ11,無線部12および復調部13
を介してBS6からの受信無線信号をDチャンネルで受
け、この受信無線信号に含まれるオーバーヘッド・イン
フォーメーション・メッセージを再生し、SID1信
号,つまり地域識別信号を更新するとともにページング
・チャンネル(PagingChannel:以下、P
チャンネル)情報を得る(ステップ25)。制御部16
Aは、このPチャンネル情報の指示に基づいて複数のP
チャンネルをスキャンする(ステップ26)。無線部1
2の受信回路は最大受信電界を示すPチャンネルを検出
し、制御部16Aは検出されたPチャンネルを選択する
(ステップ27)。MS7AはBS6からPチャンネル
を通してオーバーヘッド・インフォーメーション・メッ
セージを含む受信無線信号を受ける(ステップ28)。
【0025】制御部16Aは、Pチャンネルから受けた
オーバーヘッド・インフォーメーション・メッセージ中
のSID1信号とDチャンネルから受けたSID1信号
とが同じかどうかを照合する(ステップ29)。二つの
SID1信号が一致している場合には、このMS7Aは
周知の通話接続シーケンスによって通話モードに移り
(ステップ30)、同時に位置登録パラメータを受信し
て位置登録動作を行い(ステップ31)、さらに後述の
表示時刻補正動作(ステップ32,33および34)に
移る。一方、ステップ29において二つのSID1信号
が一致しない場合には、MS7Aはステップ23に戻
る。
【0026】ステップ32において、制御部16Aは、
このMS7Aの所在位置が位置登録エリア4a,4b,
4c,4dおよび4eのいずれであるかを識別できる地
域識別信号をSID1信号から検出する。制御部16A
のCPU31は、検出した地域識別信号をアドレス信号
としてROM15Aから対応する位置登録エリアの時差
データを読み出し、この時差データと時計回路18から
の時刻データとを加算して補正時刻データを生じる(ス
テップ33)。この補正時刻データは、ホームタウン4
cの標準時刻に位置登録エリア4aの時差データ(+1
時間)を加えた時刻を示す。表示部17は、制御部16
Aから補正時刻データを受け、アクセスしているBS5
の属する位置登録エリア4aの標準時刻を表示する(ス
テップ34)。
【0027】上述のとおり、移動端末装置7Aはどこで
使用されていてもその使用地域の時刻を自動的に表示す
るので、この装置7Aの使用者は使用地域の標準時を知
る必要がなく、装置7A使用者の利便性が向上するとい
う特徴がある。
【0028】図4は本発明の実施例の別の一つを示すブ
ロック図である。
【0029】図4および図1を併せ参照すると、位置登
録エリア4a内で使用されている移動端末装置(MS)
7Bは、移動端末装置7Aと同様のアンテナ11と無線
部12と復調部13とシンセサイザ部14と表示部17
と時計回路18とマイクロフォン19とキーボード20
とスピーカ21とを含む。このMS7Bの制御部16B
およびROM15Bも、MS7Aの制御部16Aおよび
ROM15Aとほぼ同じ回路であるが、後述するとお
り、制御部16B内蔵のROM32Bの格納するプログ
ラムおよびROM15Bの格納するデータがそれぞれい
くらか異なる。
【0030】このMS7Bは、マイクロプロセッサ(C
PU)231およびROM232を含むICカード23
と、このICカード23と制御部16Bとのインタフェ
ース回路を構成するICカードインタフェース部22と
をさらに含む。MS7BはICカード23とこのカード
23を除いた他の構成要素からなる移動端末装置本体4
1とで構成され、カード23はこの自動車電話システム
に属する移動端末装置本体41のいずれにも装着でき
る。ICカード23は、課金等のために使用されるもの
であり、MS7B使用者の個人識別番号およびホームタ
ウン(位置登録エリア4c)を表わす地域コード信号を
ROM232に格納している。上記個人識別番号はIC
カード23使用者のホームタウンであるホームメモリ局
3に登録されている。従って、このICカード装着型の
MS7B使用者は、ICカード23のみを持って移動す
ればよく、ICカード23をどこの移動端末装置本体4
1に装着しても自分宛の課金で通信できる。なお、本体
41は、一般に、ほぼ同一標準時の位置登録エリア内で
使用され、この本体41のROM15Bに格納される地
域コード信号は位置登録エリア4aである。
【0031】なお、ICカード装着型の移動端末装置7
Bは、自動車電話システム用に限られることはなく、他
の用途,例えばファクシミリ装置用の移動端末装置であ
ってもよい。この場合は、勿論ファクシミリ装置用の構
成要素を必要とする。
【0032】図4の移動端末装置7B用のICカード2
3の一つは、表3に示すとおり、時刻表示のデータ領域
をROM232にさらに用意している。
【0033】
【表3】
【0034】即ち、第1の種類のROM232は、RO
M15Bに格納されている地域コード信号をアドレス信
号として、ICカード23のホームタウンである位置登
録エリア4cと移動端末装置本体41の使用可能な位置
登録エリア4a,4b,4c,4dおよび4eとの間の
時差を時差データの形でそれぞれ格納している。位置登
録エリア4cがICカード23のホームメモリ所在地で
あるので、本体41がエリア4cにあると時差は当然0
時間になる。ICカード23を、図1に示すとおり、エ
リア4aで使用する場合には、時差が−1時間になる。
【0035】図5は、図4に示した移動端末装置7Bに
おける時刻表示動作の一つを説明するためのフローチャ
ートである。
【0036】図5をさらに併せ参照してICカード23
の一つを装着するMS7Bの時刻表示動作を説明する
と、移動端末装置本体41の時計回路18はROM15
Bに格納している位置登録エリア4aの標準時で計時し
ている(ステップ41)。MS7Bを使用するには、使
用者がICカード23を本体41に装着する(ステップ
42)。すると、制御部16Bは、ROM15Bから位
置登録エリア4aを示す地域コード番号を読み出し、こ
の地域コード番号をICカードインタフェース部22を
介してICカード23に送る(ステップ43)。ICカ
ード23のCPU231は、この地域コード信号に対応
する時差データ(−1時間)をROM232から読み出
し、この時差データをICカードインタフェース部22
を介して制御部16Bに送る(ステップ44)。制御部
16Bは、時計回路18からの時刻データと上記時差デ
ータとを加算して補正時刻データを計算する(ステップ
45)。この補正時刻データは位置登録エリア4cの標
準時で計時した時刻を表わしている。制御部16Bはこ
の補正時刻データを表示部17に送り、表示部17は補
正時刻データに対応する時刻を表示する(ステップ4
6)。従って、MS7Bの表示部17はICカード23
のホームタウン時刻を自動的に表示することになる。
【0037】次に、図4の移動端末装置7BがICカー
ド23の別の一つを装着する実施例について説明する。
この実施例では、ICカード23に時差データを格納せ
ず、代りに移動端末装置本体41側のROM15Bに、
表3と同じフォーマットの時差データを格納する。
【0038】図6は移動端末装置7Bにおける時刻表示
動作の別の一つを説明するためのフローチャートであ
る。
【0039】図6と図4を併せ参照してICカード23
の別の一つを装着するMS7Bの時刻表示動作を説明す
ると、ステップ51および52は図5のステップ41お
よび42とそれぞれ同じ動作である。ステップ53にお
いて、ICカード23は、ROM232から位置登録エ
リア4cを示す地域コード番号を読み出し、この地域コ
ード番号をICカードインタフェース部22を介して制
御部16Bに送る(ステップ53)。制御部16BのC
PU31は、この地域コード信号に対応する時差データ
(−1時間)をROM15Bから読み出す(ステップ5
4)。以下、ステップ55および56も図5のステップ
45および46とそれぞれ同じ動作であり、MS7Bの
表示部17はICカード23のホームタウン時刻を自動
的に表示する。
【0040】上述のとおり、移動端末装置7Bは、どこ
で使用されていてもICカード23のホームタウンの時
刻を自動的に表示するので、この装置7Bの使用者はホ
ームタウンとの連絡時に煩わしい時差計算をする必要が
ないという特徴がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の移動端
末装置は、自身の有する固有の地域コード信号と別に入
手する現在位置情報とによって現在位置とホームタウン
との時差を計算してホームタウン時刻や使用地域時刻を
自動的に表示するので、この移動端末装置の使用者の利
便性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を適用する自動車電話システム
の構成図である。
【図2】本発明の実施例の一つブロック図である。
【図3】図2に示した移動端末装置7Aにおける時刻表
示動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施例の別の一つを示すブロック図で
ある。
【図5】図4に示した移動端末装置7Bにおける時刻表
示動作の一つを説明するためのフローチャートである。
【図6】移動端末装置7Bにおける時刻表示動作の別の
一つを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 固定網 2a,2b 自動車電話交換局(MTSO) 3 ホームメモリ局(HR) 4a,4b,4c 位置登録エリア 5 セル 6 無線基地局 7A,7B 移動通信端末 11 アンテナ 12 無線部 13 復調部 14 シンセサイザ部 15A,15B ROM 16A,16B 制御部 17 表示部 18 時計回路 19 マイクロフォン 20 キーボード 21 スピーカ 22 ICカード 23 ICカードインタフェース部 32A,32B ROM 33 RAM 231 CPU 232 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−56780(JP,A) 特開 平4−119020(JP,A) 特開 平6−232800(JP,A) 特表 平4−504941(JP,A) 特表 平6−500629(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38 G04G 1/00 - 15/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の標準時のうちのいずれの標準時の
    地域に属するかを表わす位置情報を生じる位置情報作成
    手段と、予め設定した前記標準時の一つに従って計時し
    た時刻データを生じる時計手段と、前記標準時の一つと
    前記位置情報に対応する地域の標準時との時差を求める
    時差計算手段と、前記時差に応答して前記時刻データを
    前記位置情報に対応する標準時の時刻データに補正する
    時刻データ補正手段と、補正された前記時刻データに対
    応する時刻を表示する時刻表示手段とを備えた移動端末
    装置において、 前記位置情報作成手段が、前記標準時の一つに対応する
    使用地域を前記位置情報として格納する第2のROMで
    あり、前記時差計算手段が、主使用地域の標準時と複数
    の使用地域の標準時との時差を予めそれぞれ格納するI
    Cカードと、前記位置情報に対応する使用地域の前記時
    差を前記ICカードから前記時刻データ補正手段に読み
    出すICカードインタフェース手段とを備えることを特
    徴とす移動端末装置。
  2. 【請求項2】 前記移動端末装置が、セルラー方式の自
    動車電話機であることを特徴とする請求項1記載の移動
    端末装置。
  3. 【請求項3】 複数の標準時のうちのいずれの標準時の
    地域に属するかを表わす位置情報を生じる位置情報作成
    手段と、予め設定した前記標準時の一つに従って計時し
    た時刻データを生じる時計手段と、前記標準時の一つと
    前記位置情報に対応する地域の標準時との時差を求める
    時差計算手段と、前記時差に応答して前記時刻データを
    前記位置情報に対応する標準時の時刻データに補正する
    時刻データ補正手段と、補正された前記時刻データに対
    応する時刻を表示する時刻表示手段とを備えた移動端末
    装置において、 前記位置情報作成手段が、主使用地域を前記位置情報と
    して格納するICカードと、前記主使用地域を前記時差
    計算手段に読み出すICカードインタフェース手段とを
    含むことを特徴とする移動端末装置。
  4. 【請求項4】 前記移動端末装置が、セルラー方式の自
    動車電話機であることを特徴とする請求項3記載の移動
    端末装置。
  5. 【請求項5】 使用地域を表わす位置情報を予め格納す
    る位置情報格納手段と、 前記使用地域の標準時に従って
    計時した時刻データを生じる時計手段と、予め定めた主
    使用地域の標準時と前記使用地域を含む複数の使用地域
    の標準時との時差を予めそれぞれ格納するICカード
    と、前記位置情報に対応する使用地域の前記時差を前記
    ICカードから読み出すICカードインタフェース手段
    と、前記時差に応答して前記時刻データを前記主使用地
    域の時刻データに補正する時刻データ補正手段と、補正
    された前記時刻データに対応する時刻を表示する時刻表
    示手段とを備えることを特徴とする移動端末装置。
  6. 【請求項6】 前記移動端末装置が、セルラー方式の自
    動車電話機であることを特徴とする請求項5記載の移動
    端末装置。
  7. 【請求項7】 複数の標準時のうちのいずれの標準時の
    地域に属するかを表わす位置情報を格納するICカード
    と、予め定めた前記標準時の一つに従って計時した時刻
    データを生じる時計手段と、前記位置情報を読み出すと
    ともに前記標準時の一つと前記位置情報に対応する標準
    時との時差を計算する時差計算手段と、前記時差に応答
    して前記時刻データを前記位置情報に対応する標準時の
    時刻データに補正する時刻データ補正手段と、補正され
    た前記時刻データに対応する時刻を表示する時刻表示手
    段とを備えることを特徴とする移動端末装置。
  8. 【請求項8】 前記移動端末装置が、セルラー方式の自
    動車電話機であることを特徴とする請求項7記載の移動
    端末装置。
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