JP3046025B1 - Icウエハの検査装置 - Google Patents
Icウエハの検査装置Info
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- JP3046025B1 JP3046025B1 JP11137679A JP13767999A JP3046025B1 JP 3046025 B1 JP3046025 B1 JP 3046025B1 JP 11137679 A JP11137679 A JP 11137679A JP 13767999 A JP13767999 A JP 13767999A JP 3046025 B1 JP3046025 B1 JP 3046025B1
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Abstract
【要約】
【課題】テスター装置本体とICウエハ上の各ICチッ
プとを接続する信号線の大巾な削減を達成し、各ICチ
ップへの導入支線に保護抵抗を挿入することにより、グ
ループ内の一つのICチップにショート破損が生じてい
たとしても、この保護抵抗によりグループ内の他のIC
チップへの過電流の流入を有効に防止し、よってICウ
エハ上のICチップ群の上記グループ分け検査と線路数
の削減目的を適切に実現する。よってウエハレベルにお
けるバーンイン検査等の工業化を促進する。 【解決手段】ICチップ7群に接触して信号の授受を行
うプローブ装置とテスター装置本体1間を接続する信号
本線8を有し、該信号本線8から分岐してICウエハ6
上の各グループG′,G″内の各ICチップ7へ導入さ
れる支線9に保護抵抗Rを挿入したICウエハの検査装
置。
プとを接続する信号線の大巾な削減を達成し、各ICチ
ップへの導入支線に保護抵抗を挿入することにより、グ
ループ内の一つのICチップにショート破損が生じてい
たとしても、この保護抵抗によりグループ内の他のIC
チップへの過電流の流入を有効に防止し、よってICウ
エハ上のICチップ群の上記グループ分け検査と線路数
の削減目的を適切に実現する。よってウエハレベルにお
けるバーンイン検査等の工業化を促進する。 【解決手段】ICチップ7群に接触して信号の授受を行
うプローブ装置とテスター装置本体1間を接続する信号
本線8を有し、該信号本線8から分岐してICウエハ6
上の各グループG′,G″内の各ICチップ7へ導入さ
れる支線9に保護抵抗Rを挿入したICウエハの検査装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICウエハ上のIC
チップ群を複数のグループに分け、各グループ毎に検査
するICウエハの検査装置に関する。
チップ群を複数のグループに分け、各グループ毎に検査
するICウエハの検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICウエハ上には数百のICチップが縦
列と横列とに配置されており、これらICチップ群にプ
ローブ装置を接触させて、このプローブ装置とテスター
装置本体とを信号線で接続してICチップ群のバーンイ
ン検査等をウエハレベル上で行う検査法が試行されてい
る。
列と横列とに配置されており、これらICチップ群にプ
ローブ装置を接触させて、このプローブ装置とテスター
装置本体とを信号線で接続してICチップ群のバーンイ
ン検査等をウエハレベル上で行う検査法が試行されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、一つのI
Cウエハ上の一つのICチップは数十の外部接点を有
し、ICウエハ上の数百のICチップにアクセスするた
めには、一つのICチップが保有する外部接点の数にI
Cチップ群の数を乗じた本数の信号線が必要となる。
Cウエハ上の一つのICチップは数十の外部接点を有
し、ICウエハ上の数百のICチップにアクセスするた
めには、一つのICチップが保有する外部接点の数にI
Cチップ群の数を乗じた本数の信号線が必要となる。
【0004】例えば一つのICチップが50の外部接点
を持ち、200個のICチップでICウエハが形成され
ているとすると、50×200=1万本の信号線が必要
となり、その実現には超極小ピッチの高密度配線パター
ンを持つ多層配線基板を形成する非常に高度な技術と高
い製造コストが求められ、それが工業的な実施・普及を
妨げる要因となっている。
を持ち、200個のICチップでICウエハが形成され
ているとすると、50×200=1万本の信号線が必要
となり、その実現には超極小ピッチの高密度配線パター
ンを持つ多層配線基板を形成する非常に高度な技術と高
い製造コストが求められ、それが工業的な実施・普及を
妨げる要因となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題を
適切に解決するICウエハの検査装置を提供するもので
ある。
適切に解決するICウエハの検査装置を提供するもので
ある。
【0006】この検査装置は、ICウエハ上のICチッ
プ群を複数のグループに分けて各グループ毎に検査を行
う検査装置であって、上記ICチップ群に接触して信号
の授受を行うプローブ装置とテスター装置本体間を接続
する信号本線を有し、該信号本線から分岐して上記各グ
ループ内の各ICチップへ導入される支線を有し、該支
線に各ICチップの保護抵抗を挿入している。
プ群を複数のグループに分けて各グループ毎に検査を行
う検査装置であって、上記ICチップ群に接触して信号
の授受を行うプローブ装置とテスター装置本体間を接続
する信号本線を有し、該信号本線から分岐して上記各グ
ループ内の各ICチップへ導入される支線を有し、該支
線に各ICチップの保護抵抗を挿入している。
【0007】この検査装置によれば信号本線を各グルー
プ毎に共用することによって、共通信号本線の数は総支
線数をグループの数で除した数に大巾に減ずることがで
きる。
プ毎に共用することによって、共通信号本線の数は総支
線数をグループの数で除した数に大巾に減ずることがで
きる。
【0008】例えばアドレス信号線と入出力信号線につ
いて試算すると、例えば両信号線の数を30本、全IC
チップの数を200として試算すると、30×200=
6000本となるところ、本発明によれば上記200の
ICチップを10グループに分けたと仮定すると、60
00÷10=600本の共通信号本線で足りることにな
る。
いて試算すると、例えば両信号線の数を30本、全IC
チップの数を200として試算すると、30×200=
6000本となるところ、本発明によれば上記200の
ICチップを10グループに分けたと仮定すると、60
00÷10=600本の共通信号本線で足りることにな
る。
【0009】このことに加えて、各ICチップへの導入
支線に保護抵抗を挿入することにより、仮にグループ内
の一つのICチップにショート破損が生じていたとして
も、この保護抵抗により他のグループ内のICチップへ
の過電流の流入が有効に防止され、上記グループ分け検
査を適切に実現できる。
支線に保護抵抗を挿入することにより、仮にグループ内
の一つのICチップにショート破損が生じていたとして
も、この保護抵抗により他のグループ内のICチップへ
の過電流の流入が有効に防止され、上記グループ分け検
査を適切に実現できる。
【0010】又上記抵抗挿入を具体的に実現するため、
ICウエハの一方の表面に重ねられて該ICウエハ上の
ICチップ群との信号の授受を行う検査回路ボードと、
該検査回路ボードの他方の表面から離間して並行に対向
配置され、テスター装置本体を検査回路ボードに接続す
るための共通信号本線を有する共通配線ボードとを形成
し、そして上記検査回路ボードと共通配線ボード間に抵
抗アレーボードを設置し、この抵抗アレーボードに上記
共通配線ボード上の信号本線から分岐して上記各グルー
プ内の各ICチップへ導入される各支線に挿入した保護
抵抗を保有せしめる。
ICウエハの一方の表面に重ねられて該ICウエハ上の
ICチップ群との信号の授受を行う検査回路ボードと、
該検査回路ボードの他方の表面から離間して並行に対向
配置され、テスター装置本体を検査回路ボードに接続す
るための共通信号本線を有する共通配線ボードとを形成
し、そして上記検査回路ボードと共通配線ボード間に抵
抗アレーボードを設置し、この抵抗アレーボードに上記
共通配線ボード上の信号本線から分岐して上記各グルー
プ内の各ICチップへ導入される各支線に挿入した保護
抵抗を保有せしめる。
【0011】これによって、検査回路ボードと共通配線
ボードと抵抗アレーボードとの組立体が簡潔合理的に構
成でき、無数の保護抵抗群の挿入がグループ毎に仕分け
して整然と挿入でき、抵抗アレーボード毎に保守交換が
行える。
ボードと抵抗アレーボードとの組立体が簡潔合理的に構
成でき、無数の保護抵抗群の挿入がグループ毎に仕分け
して整然と挿入でき、抵抗アレーボード毎に保守交換が
行える。
【0012】上記抵抗アレーボードは一端を上記共通配
線ボードに取り付けた第1コネクタを介し抜き差し可能
に接続し、同他端を上記検査回路ボードに取り付けた第
2コネクタを介し抜き差し可能に接続することによっ
て、上記抵抗アレーボード毎の抜き差し、組立、保守交
換がより容易に行える。
線ボードに取り付けた第1コネクタを介し抜き差し可能
に接続し、同他端を上記検査回路ボードに取り付けた第
2コネクタを介し抜き差し可能に接続することによっ
て、上記抵抗アレーボード毎の抜き差し、組立、保守交
換がより容易に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1乃
至図5に基づいて説明する。
至図5に基づいて説明する。
【0014】図2,図5において1はテスター装置本
体、2はプローブ装置を示す。上記プローブ装置2は共
通配線ボード3と検査回路ボード4とから成る。検査回
路ボード4は多層配線回路基板から成り、その一方の表
面に多数の接触子5を保有し、該接触子5の一端を共通
配線ボード3上に形成された共通信号本線8から分岐す
る支線9の端部に設けた電極パッド20に固着接続さ
れ、同他端はICウエハ6上の各ICチップ7の各外部
接点に弾力的に加圧接触するバネ構造を有する。
体、2はプローブ装置を示す。上記プローブ装置2は共
通配線ボード3と検査回路ボード4とから成る。検査回
路ボード4は多層配線回路基板から成り、その一方の表
面に多数の接触子5を保有し、該接触子5の一端を共通
配線ボード3上に形成された共通信号本線8から分岐す
る支線9の端部に設けた電極パッド20に固着接続さ
れ、同他端はICウエハ6上の各ICチップ7の各外部
接点に弾力的に加圧接触するバネ構造を有する。
【0015】上記検査回路ボード4を形成する多層配線
回路基板は上記支線9を形成する配線パターンを有して
いる。
回路基板は上記支線9を形成する配線パターンを有して
いる。
【0016】他方共通配線ボード3はグループ分けされ
た各ICチップ7群に共通の信号本線8を形成する多層
配線基板である。
た各ICチップ7群に共通の信号本線8を形成する多層
配線基板である。
【0017】即ち本発明に係るICウエハの検査装置
は、ICウエハ6上のICチップ7群を複数のグループ
G1〜Gnに分けて各グループ毎に検査を行う検査装置
であり、例えばICウエハ6上に200のICチップ7
が形成されている場合、これを複数グループ、例えば1
0のグループに分け、一つのグループG内の20のIC
チップをグループ毎に検査する検査装置である。
は、ICウエハ6上のICチップ7群を複数のグループ
G1〜Gnに分けて各グループ毎に検査を行う検査装置
であり、例えばICウエハ6上に200のICチップ7
が形成されている場合、これを複数グループ、例えば1
0のグループに分け、一つのグループG内の20のIC
チップをグループ毎に検査する検査装置である。
【0018】上記共通信号本線8とは、メモリICであ
ればアドレス信号本線、入出力信号本線等である。
ればアドレス信号本線、入出力信号本線等である。
【0019】以下、メモリICを対象に説明する。その
他電源本線や縦列と横列のICチップ7群の選択を行う
縦横列選択信号本線や接地本線等が存在するが、説明を
簡略化するため省略し、図1においては、アドレス信号
本線8aと入出力信号本線8bを信号本線8として図示
している。
他電源本線や縦列と横列のICチップ7群の選択を行う
縦横列選択信号本線や接地本線等が存在するが、説明を
簡略化するため省略し、図1においては、アドレス信号
本線8aと入出力信号本線8bを信号本線8として図示
している。
【0020】共通配線ボード3の端部とテスター装置本
体1とは、ケーブル10を介して共通配線ボード3上の
上記信号本線8等と接続される。
体1とは、ケーブル10を介して共通配線ボード3上の
上記信号本線8等と接続される。
【0021】上記のようにICウエハの検査装置は、I
Cウエハ6上のICチップ7群を複数のグループG1〜
Gnに分けて各グループ毎に検査を行う構成を採りなが
ら、図1等に示すように、上記ICチップ7群に接触し
て信号の授受を行うプローブ装置2とテスター装置本体
1間を接続する信号本線8を形成し、該信号本線8から
分岐して上記各グループG内の各ICチップ7へ導入さ
れる支線9に保護抵抗Rを挿入する。
Cウエハ6上のICチップ7群を複数のグループG1〜
Gnに分けて各グループ毎に検査を行う構成を採りなが
ら、図1等に示すように、上記ICチップ7群に接触し
て信号の授受を行うプローブ装置2とテスター装置本体
1間を接続する信号本線8を形成し、該信号本線8から
分岐して上記各グループG内の各ICチップ7へ導入さ
れる支線9に保護抵抗Rを挿入する。
【0022】図2に従い上記保護抵抗Rを挿入するため
の具体構造例について説明すると、ICウエハ6の一方
の表面に重ねられて該ICウエハ6上のICチップ7群
との信号の授受を行う検査回路ボード4と、テスター装
置本体1を検査回路ボード4に接続するための共通信号
本線8を有する共通配線ボード3とを形成し、該共通配
線ボード3を検査回路ボード4の接触子5を配した側と
は反対側の表面から離間して並行に対向配置する。
の具体構造例について説明すると、ICウエハ6の一方
の表面に重ねられて該ICウエハ6上のICチップ7群
との信号の授受を行う検査回路ボード4と、テスター装
置本体1を検査回路ボード4に接続するための共通信号
本線8を有する共通配線ボード3とを形成し、該共通配
線ボード3を検査回路ボード4の接触子5を配した側と
は反対側の表面から離間して並行に対向配置する。
【0023】他方多数の保護抵抗Rを保有せる抵抗アレ
ーボード11を形成し、該抵抗アレーボード11を検査
回路ボード4と共通配線ボード3間に起立して並設し、
よって該抵抗アレーボード11により上記共通配線ボー
ド3上の共通信号本線8から分岐して上記各グループ内
の各ICチップ7へ導入される支線9に保護抵抗Rを挿
入する。
ーボード11を形成し、該抵抗アレーボード11を検査
回路ボード4と共通配線ボード3間に起立して並設し、
よって該抵抗アレーボード11により上記共通配線ボー
ド3上の共通信号本線8から分岐して上記各グループ内
の各ICチップ7へ導入される支線9に保護抵抗Rを挿
入する。
【0024】上記抵抗アレーボード11は一端が上記共
通配線ボード3に取り付けた第1コネクタ12を介し抜
き差し可能に接続し、同他端が上記検査回路ボード4に
取り付けた第2コネクタ13を介し抜き差し可能に接続
する。
通配線ボード3に取り付けた第1コネクタ12を介し抜
き差し可能に接続し、同他端が上記検査回路ボード4に
取り付けた第2コネクタ13を介し抜き差し可能に接続
する。
【0025】上記第1,第2コネクタ12,13は各ボ
ード3,4との対向面から側方へ張り出す多数の表面実
装片21を有し、各表面実装片21を各ボード3,4の
表面に形成した電極パッドにハンダペースト等を介して
融着し接続する。
ード3,4との対向面から側方へ張り出す多数の表面実
装片21を有し、各表面実装片21を各ボード3,4の
表面に形成した電極パッドにハンダペースト等を介して
融着し接続する。
【0026】図4に示すように、上記抵抗アレーボード
11には多数の保護抵抗Rを保有する多数の抵抗アレー
チップ14が搭載され、同ボード11の一端縁と他端縁
には各保護抵抗Rの一端と他端に接続された多数の電極
パッド15,16が列状に並設され、図2,図3に示す
ように、同ボード11の一方の端縁を第1コネクタ12
に挿入することによって、同コネクタ12内の各コンタ
クトに各電極パッド15を加圧接触せしめ、同様に同ボ
ード11の他端縁を第2コネクタ13に挿入することに
よって、同コネクタ13内の各コンタクトに各電極パッ
ド16を加圧接触せしめ、抜き差し可能とする。
11には多数の保護抵抗Rを保有する多数の抵抗アレー
チップ14が搭載され、同ボード11の一端縁と他端縁
には各保護抵抗Rの一端と他端に接続された多数の電極
パッド15,16が列状に並設され、図2,図3に示す
ように、同ボード11の一方の端縁を第1コネクタ12
に挿入することによって、同コネクタ12内の各コンタ
クトに各電極パッド15を加圧接触せしめ、同様に同ボ
ード11の他端縁を第2コネクタ13に挿入することに
よって、同コネクタ13内の各コンタクトに各電極パッ
ド16を加圧接触せしめ、抜き差し可能とする。
【0027】図5に従い上記保護抵抗Rを挿入するため
の他の具体構造例について説明すると、前記検査回路ボ
ード4を形成する多層回路基板の層内又は外表面に上記
保護抵抗Rを形成し、支線9内に挿入する。
の他の具体構造例について説明すると、前記検査回路ボ
ード4を形成する多層回路基板の層内又は外表面に上記
保護抵抗Rを形成し、支線9内に挿入する。
【0028】図5に示す検査回路ボード4は共通配線ボ
ード3に一体に重ねられ、この一体構造とする手段とし
て例えば図示のように、支線9の端部に接続された電極
パッド17を検査回路ボード4の一方の表面、即ち重ね
合わせ面に配設し、該電極パッド17と共通配線ボード
3の重ね合わせ面に配設した電極パッド18間をハンダ
等の導電金属を介して融着し、両ボード3,4を一体積
層構造にする。
ード3に一体に重ねられ、この一体構造とする手段とし
て例えば図示のように、支線9の端部に接続された電極
パッド17を検査回路ボード4の一方の表面、即ち重ね
合わせ面に配設し、該電極パッド17と共通配線ボード
3の重ね合わせ面に配設した電極パッド18間をハンダ
等の導電金属を介して融着し、両ボード3,4を一体積
層構造にする。
【0029】例えば電極パッド17又は18の一方の表
面にハンダボール19を設けておき、このハンダボール
19の融着を介して、両パッド17,18間を一体に接
合し、且つ両ボード3,4間を一体に接合する。
面にハンダボール19を設けておき、このハンダボール
19の融着を介して、両パッド17,18間を一体に接
合し、且つ両ボード3,4間を一体に接合する。
【0030】上記電極パッド18は共通信号本線8側に
設けられた支線9を分岐配線するためのパッドであり、
支線9及び保護抵抗Rは電極パッド17,18を介して
共通信号本線8に対し分岐接続される。
設けられた支線9を分岐配線するためのパッドであり、
支線9及び保護抵抗Rは電極パッド17,18を介して
共通信号本線8に対し分岐接続される。
【0031】図1は共通配線ボード3によって形成され
た共通信号本線8として、アドレス信号本線8aと入出
力本線8bとを示しており、同図に示すように、共通ア
ドレス信号本線8aから各グループG1〜Gn内の縦列
(又は横列)のグループG′に属する各ICチップ7に
支線9を分岐配線し、他方共通入出力信号本線8bから
各グループG1〜Gn内の横列(又は縦列)のグループ
G″に属する各ICチップ7に支線9を分岐配線し、各
支線9に保護抵抗Rを挿入する。
た共通信号本線8として、アドレス信号本線8aと入出
力本線8bとを示しており、同図に示すように、共通ア
ドレス信号本線8aから各グループG1〜Gn内の縦列
(又は横列)のグループG′に属する各ICチップ7に
支線9を分岐配線し、他方共通入出力信号本線8bから
各グループG1〜Gn内の横列(又は縦列)のグループ
G″に属する各ICチップ7に支線9を分岐配線し、各
支線9に保護抵抗Rを挿入する。
【0032】テスター装置本体1からのアドレス信号が
共通アドレス信号本線8aに流れ、該信号は支線9を介
してグループG′内の各ICチップに印加され、アドレ
スを開く。
共通アドレス信号本線8aに流れ、該信号は支線9を介
してグループG′内の各ICチップに印加され、アドレ
スを開く。
【0033】他方、テスター装置本体1からの入出力信
号が共通入出力信号本線8bに流れ、該信号は支線9を
介してグループG″内の各ICチップ7に印加され、上
記開かれたアドレスに検査信号を入力する。そしてこの
検査信号に対する応答信号を同じ支線9と共通入出力信
号本線8bを介してテスター装置本体1に入力し、検査
を実行する。
号が共通入出力信号本線8bに流れ、該信号は支線9を
介してグループG″内の各ICチップ7に印加され、上
記開かれたアドレスに検査信号を入力する。そしてこの
検査信号に対する応答信号を同じ支線9と共通入出力信
号本線8bを介してテスター装置本体1に入力し、検査
を実行する。
【0034】以上はメモリICの検査を対象に実施例を
説明したが、他種のICにおいても保護抵抗Rを介する
ことにより信号線の共用が可能である。
説明したが、他種のICにおいても保護抵抗Rを介する
ことにより信号線の共用が可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば信号本線を各グループ毎
に共用することによって、共通信号本線の数は総支線数
をグループの数で除した数に大巾に削減することができ
る。
に共用することによって、共通信号本線の数は総支線数
をグループの数で除した数に大巾に削減することができ
る。
【0036】即ち、各ICチップへの導入支線に保護抵
抗を挿入することにより、仮にグループ内の一つのIC
チップにショート破損が生じていたとしても、この保護
抵抗によりグループ内の他のICチップへの過電流の流
入が有効に防止され、上記グループ分け検査と線路数の
削減目的を適切に実現できる。よってウエハレベルにお
けるバーンイン検査等の工業化を促進できる。
抗を挿入することにより、仮にグループ内の一つのIC
チップにショート破損が生じていたとしても、この保護
抵抗によりグループ内の他のICチップへの過電流の流
入が有効に防止され、上記グループ分け検査と線路数の
削減目的を適切に実現できる。よってウエハレベルにお
けるバーンイン検査等の工業化を促進できる。
【0037】又検査回路ボードと共通配線ボードと抵抗
アレーボードとの組立体が簡潔合理的に構成でき、無数
の保護抵抗群の挿入がグループ毎に仕分けして整然と挿
入でき、抵抗アレーボード毎に保守交換が容易に行え
る。
アレーボードとの組立体が簡潔合理的に構成でき、無数
の保護抵抗群の挿入がグループ毎に仕分けして整然と挿
入でき、抵抗アレーボード毎に保守交換が容易に行え
る。
【0038】上記抵抗アレーボードは一端を上記共通配
線ボードに取り付けた第1コネクタを介し抜き差し可能
に接続し、同他端を上記検査回路ボードに取り付けた第
2コネクタを介し抜き差し可能に接続することによっ
て、上記抵抗アレーボード毎の抜き差し、組立、保守交
換がより容易に行える。
線ボードに取り付けた第1コネクタを介し抜き差し可能
に接続し、同他端を上記検査回路ボードに取り付けた第
2コネクタを介し抜き差し可能に接続することによっ
て、上記抵抗アレーボード毎の抜き差し、組立、保守交
換がより容易に行える。
【図1】ICウエハの検査装置の回路図の概要を1グル
ープのICチップ群を以て示す。
ープのICチップ群を以て示す。
【図2】検査装置を構成する共通配線ボードと検査回路
ボードと抵抗アレーボードの組立体の要部を示す側面
図。
ボードと抵抗アレーボードの組立体の要部を示す側面
図。
【図3】上記抵抗アレーボードを抜き差しするコネクタ
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図4】上記抵抗アレーボードの正面図。
【図5】上記共通配線ボードと検査回路ボードの組立体
における保護抵抗の他の挿入例を示す断面図。
における保護抵抗の他の挿入例を示す断面図。
【符号の説明】 1 テスター装置本体 2 プローブ装置 3 共通配線ボード 4 検査回路ボード 5 接触子 6 ICウエハ 7 ICチップ 8 共通信号本線 8a アドレス信号本線 8b 入出力信号本線 9 支線 10 ケーブル 11 抵抗アレーボード 12 第1コネクタ 13 第2コネクタ 14 抵抗アレーチップ 15,16 電極パッド 17,18 電極パッド 19 ハンダボール 20 電極パッド 21 表面実装片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−168991(JP,A) 特開 平6−230031(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66
Claims (3)
- 【請求項1】ICウエハ上のICチップ群を複数のグル
ープに分けて各グループ毎に検査を行うICウエハの検
査装置であって、ICウエハの一方の表面に重ねられて
該ICウエハ上のICチップ群との信号の授受を行う検
査回路ボードを有し;該検査回路ボードの他方の表面か
ら離間して並行に対向配置され、テスター装置本体を検
査回路ボードに接続するための上記グループ毎の各IC
チップ群に共通の共通信号本線を有する共通配線ボード
を有し;上記検査回路ボートと共通配線ボート間に設置
された、多数の保護抵抗を保有する抵抗アレーボードを
有し;上記共通配線ボードの共通信号本線から上記検査
回路ボードを介して上記グループ毎のICチップ群に分
岐接続せる各支線に上記各保護抵抗を挿入したことを特
徴とするICウエハの検査装置。 - 【請求項2】ICウエハ上のICチップ群を複数のグル
ープに分けて各グループ毎に検査を行うICウエハの検
査装置であって、ICウエハの一方の表面に重ねられて
該ICウエハ上のICチップ群との信号の授受を行う検
査回路ボードを有し;該検査回路ボードの他方の表面か
ら離間して並行に対向配置され、テスター装置本体を検
査回路ボードに接続するための共通信号本線を有する共
通配線ボードを有し;上記検査回路ボードと共通配線ボ
ード間に起立して並設され、上記共通配線ボードに対し
検査回路ボードを接続する多数の抵抗アレーボードを有
し;該抵抗アレーボードは上記共通配線ボード上の共通
信号本線から分岐して上記各グループ内の各ICチップ
へ導入される支線に挿入した保護抵抗を保有しているこ
とを特徴とするICウエハの検査装置。 - 【請求項3】上記抵抗アレーボードは一端が上記共通配
線ボードに取り付けた第1コネクタを介し抜き差し可能
に接続され、同他端が上記検査回路ボードに取り付けた
第2コネクタを介し抜き差し可能に接続されていること
を特徴とする請求項2記載のICウエハの検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11137679A JP3046025B1 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | Icウエハの検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP11137679A JP3046025B1 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | Icウエハの検査装置 |
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JP3046025B1 true JP3046025B1 (ja) | 2000-05-29 |
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JP11137679A Expired - Fee Related JP3046025B1 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | Icウエハの検査装置 |
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KR100978233B1 (ko) | 2008-05-19 | 2010-08-26 | 티에스씨멤시스(주) | 전기 검사 장치 그리고 이의 제조 방법, 이의 전기 신호인터페이싱 어셈블리, 및 이의 전기 신호 인터페이싱 방법 |
-
1999
- 1999-05-18 JP JP11137679A patent/JP3046025B1/ja not_active Expired - Fee Related
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