JP3045828U - バックル - Google Patents

バックル

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JP3045828U
JP3045828U JP1997007281U JP728197U JP3045828U JP 3045828 U JP3045828 U JP 3045828U JP 1997007281 U JP1997007281 U JP 1997007281U JP 728197 U JP728197 U JP 728197U JP 3045828 U JP3045828 U JP 3045828U
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JP
Japan
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substrate
belt
buckle
lower plate
bent
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997007281U
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English (en)
Inventor
稔 黒崎
智哉 稲垣
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Fujii Denko Co Ltd
Original Assignee
Fujii Denko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくし、管理を容易にすると共
に、安価に提供すること。 【解決手段】 締付摺動体2 を成す、上板と下板を一体
の板材より打抜き、押圧、折曲により加工製作するもの
で、従来の接合部を溶着するものと違い熱処理工程の省
略と、リベットによる組立時間の省略を行ない安価にし
た。又、部品点数をツーピースとして管理を容易にし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願は、高所作業者が墜落防止のために腰部に装着する安全帯のバックルに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より墜落防止用安全帯のバックルとして、図6,7に示すようなバックル や、本出願人が実公昭49−26034号公報で開示したものがあった。 しかし、前者は3つの部材よりなり、上板と下板をリベットによってカシメ作業 (重合組立工程)していたため組立時間を要するのと、部品の管理等でコスト高 であった。 又、後者のものは、引張辺の中央を溶着加工していたため、溶着後の歪みを取る ため熱処理を行なわなければならなかった。又、溶着が不十分であれば高強度を 得られないものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
よって、本願では部品点数を少なくし、管理を容易にすると共に、組立時間を 省略して安価に提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願は、上記の課題を解決するため、締付摺動体2 を成す上板部22と下板部23 を一体の板材より打抜き、押圧、折曲のプレス加工で製作し、基板1 と締付摺動 体2 のツーピースのバックルとしたものである。 よって、従来品のようにリベットによる組立時間が省略できると共に、部品点数 が少なくなり、管理が容易となって安価にできる。 又、従来のように下板中央部を溶着加工しないので、溶着後の歪み取りのための 熱処理工程の省略ができると共に、溶着の信頼性にバラツキがあるのに対し、バ ラツキの少ない高強度のバックルが得られる。
【0005】
【実施例】
本願の実施例を詳記すると、図示するように、基板1 と締付摺動体2 とのツー ピースから成り、基板1 は、先端辺部9 の後端部に曲起し部3 を設け、ベルト挿 通孔4,5,6 を穿設したものである。 締付摺動体2 は、ベルト押圧辺7 と引張辺8 とを2段状に形成してベルト挿通用 および基板嵌合用の中空部21を設けたもので、その締付摺動体2 の中空部21に上 記基板1 をその基端辺部12側から嵌合して両者を摺動自在に組合せた構造を有し ている。 締付摺動体2 は、図3に示すように、板材に基板挿通孔24,25 を穿設し、近似日 の字形状とし、該基板挿通孔24,25 の側縁部26を相対向してクランク状に折曲し 、その基板挿通孔24,25 を連通状に配して、中辺27を基板1 上を摺動する上板部 22とし、先端辺28と基端辺29を基板1 下を摺動する下板部23とし、前記上板部22 には、補強用のリブを設け、端部に歯状刻設を施したベルト押圧辺7 を設け、下 板部23の端部をベルトの挟圧方向への補助となる引張辺8 を設けたものである。
【0006】 本願を使用するには、基板1 の中辺部11にベルト30の基端部31を巻回して取付 け、ベルト先端部32を身体にまわした後に、バックルの裏側から表側へ向けて通 す、すなわち締付摺動体2 の下板部23のベルト挿通孔24,中空部21から基板1 の ベルト挿通孔4 へ通し、その状態でベルトを矢印A方向へ引張るとベルト30が引 締められる。その手を離せばベルト先端部32が矢印B方向へ戻ろうとする引張力 で引張辺8 が同じく矢印B方向へ引張って締付摺動体2 を同じく矢印B方向へ引 張って摺動させると共にベルト基端部31によって基板1 を矢印C方向へ引張るの で基板1 の先端辺部9 と締付摺動体2 のベルト押圧辺7 とによってベルト先端部 32を挾持締着する。そしてベルト先端部32をベルト挿通孔6 へ挿通して処理する 。 ベルトをバックルから外す場合は締付摺動体2 を矢印C方向に移動させて上記の 反対の操作をすれば容易にできる。
【0007】
【考案の効果】
本願は、上記したような構造なので、引張辺を引張ると、引張辺と押圧辺が基 板側にたがいに押えられる方向に力がかかり、凸,凹部は外れることなく、より 強く押えられる。 又、引張辺の中央部を溶着するものにくらべて一体ものなので高強度が得られる 効果がある。 又、溶着したものは、溶着後の歪み取りを行なわなければならないが、本願は、 そのような工程を省略できると共に、リベット等の組立て工程をも省略でき、又 部品点数が少ないので管理が容易となり、コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願ツーピースバックルの分解斜視図。
【図2】本願バックルの組立斜視図。
【図3】本願バックルの摺動体展開斜視図。
【図4】本願バックルの摺動体斜視図。
【図5】本願バックルにベルトを挿通したところの断面
図。
【図6】従来のバックル正面図。
【図7】図6の中央横断面図。
【符号の説明】
1 基板 2 締付摺動体 3 曲起し部 4,5,6 ベルト挿通孔 7 ベルト押圧辺 8 引張辺 9 先端辺部 10,11 中辺部 12 基端辺部 21 中空部 22 上板部 23 下板部 24,25 基板挿通孔 26 側縁部 27 中辺 28 先端辺 29 基端辺 30 ベルト 31 基端部 32 先端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端辺部9 の後端部に曲起し部3 を設
    け、ベルト挿通孔4,5,6 を穿設した基板1 に、ベルト押
    圧辺7 と引張辺8 とを一体の板材を折曲して2段状に形
    成して中空部21を設けた締付摺動体2 を摺動自在に嵌重
    合して成る構造のバックルにおいて、締付摺動体2 を形
    成する一体の板材に基板挿通孔24,25 を穿設し、近似日
    の字形状とし、該基板挿通孔24,25 の側縁部26を相対向
    してクランク状に折曲し、該基板挿通孔24,25 を連通状
    に配して、中辺27を基板1 上を摺動する上板部22,先端
    辺28と基端辺29を基板1 下を摺動する下板部23とし、上
    板部22の端部を歯状刻設を施したベルト押圧辺7 として
    曲起し部3 との間にベルトを挟圧し、下板部23の端部を
    ベルトの挟圧方向への補助となる引張辺8 としたことを
    特徴とするバックル。
JP1997007281U 1997-07-31 1997-07-31 バックル Expired - Lifetime JP3045828U (ja)

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