JP3044895U - 透視型チェック弁 - Google Patents

透視型チェック弁

Info

Publication number
JP3044895U
JP3044895U JP1997005625U JP562597U JP3044895U JP 3044895 U JP3044895 U JP 3044895U JP 1997005625 U JP1997005625 U JP 1997005625U JP 562597 U JP562597 U JP 562597U JP 3044895 U JP3044895 U JP 3044895U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
check valve
swing
body member
resin material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997005625U
Other languages
English (en)
Inventor
永 辻
Original Assignee
株式会社ショウエイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ショウエイ filed Critical 株式会社ショウエイ
Priority to JP1997005625U priority Critical patent/JP3044895U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044895U publication Critical patent/JP3044895U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁本体部材1と弁座2aを有する弁座部材2
間に、ヒンジ部3aを中心としてスイングするスイング
弁部材3を有する合成樹脂材料製のチェック弁におい
て、別置きの指示計や流量計等を設けることなく、弁本
体の側面から、チェック弁の作動状態や内部流体の流量
の程度を直接視認し得る透視型チェック弁を提供する。 【解決手段】 このため、弁本体部材1を透明性を有す
る例えばポリエチレン等の樹脂材料で成形すると共に、
その外側部から視認し得るスイング弁部材3の移動位置
と整合するよう弁3のスイング角度及び流量値の目安と
なるスケール目盛りを本体外側面に記入した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、流体用のチェック弁(一方向弁、または逆止弁)に、また特に、 内部透視式のチェック弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、冷水や温水等を処理するプールや風呂,温泉施設や海水循環装置、も しくは種々の液体を取扱う食品,飲料工場等の諸施設においては、種々の形式の チェック弁がそれぞれ各種の用途に使用されている。
【0003】 種々の形式のチェック弁中、この種の用途には、比較的構成の簡単なスイング 弁形式のチェック弁が多用されている。
【0004】 図1に、その代表的な構成の一例を示す中心線垂直断面側面図(a)及びその A−A線断面矢視図(b)を示す。
【0005】 図1において、1は、金属または合成樹脂材料製のチェック弁本体部材、2は 、本体部材1と同材質の弁座部材で、その内側に、傾斜した環状の平面弁座2a を備えている。
【0006】 3は、内部に鉄製の重錘コア部4を有するゴム製のスイング弁部材であり、両 部材1,2間に、上部をピン5により位置決めされ、それぞれ流入側フランジ部 6及び逆止側フランジ部7間に複数のボルト及びナット8により緊締固定され、 スイング弁部材3は、それぞれ両面いずれかの流体圧力に応じて、ヒンジ部3a を中心に、弁座位置2aと本体1内部のストッパ平面1a位置との間を図例の角 度α範囲間に自由にスイングすることができるよう構成されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来のこの種のチェック弁においては、弁本体部材1及び弁座 部材2は、いずれも金属もしくは通常の不透明性の合成樹脂材料で構成されてい るため、弁部材3の可動状態は外部から可視できないため、その作動状態及び内 部流体の流量の程度は、他に特別に設けられた作動指示計や流量計等によって読 取って関連作業の判断資料としていた。
【0008】 本考案は、以上のような局面にかんがみてなされたもので、上記のような特別 の指示計等を設ける必要なしに、直接その作業状態や流体流量を直接視認して関 連作業の判断に利用し得る手段の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案においては、下記(1)〜(3)項のいずれかの構成のチェ ック弁を提供することにより、前記目的を達成しようとするものである。
【0010】 (1)弁本体部材と弁座部材間に弁部材を有するチェック弁において、前記弁本 体部材を、透明性を有する合成樹脂材料で内部を視認し得るよう形成すると共に 、その本体部材の外側部に、前記弁部材の移動位置と対応するスケール目盛りを 有することを特徴とする透視型チェック弁。
【0011】 (2)前記チェック弁の弁部材はスイング弁部材であることを特徴とする前記( 1)項記載の透視型チェック弁。
【0012】 (3)前記チェック弁の弁本体部材の成形材料を合成樹脂材料に代えて透明ガラ スとしたことを特徴とする前記(1),(2)項のいずれか記載の透視型チェッ ク弁。
【0013】
【作用】
以上のような本考案構成によれば、実稼働中のチェック弁の作動状態が、透明 な弁本体部材の外部から直接視認し得るため指示計等を別個に設けることなく、 直接弁本体部材上の適当な弁開度もしくは流量値等をスケール目盛りにより読取 ることができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を、適切な一実施例に基づき詳細に説明する。
【0015】
【実施例】
本考案に関る透視型スイング弁形式チェック弁の一実施例を、前記従来例の説 明に使用した図1を、再度重複利用して説明する。
【0016】 一般的な構成及び動作については、前記従来例における説明と全く同一である ため、その重複説明は省略する。
【0017】 (構成) 本考案実施例の特徴は、従来例に用いられていた本体部材1用の不透明性の合 成樹脂材料に代えて、所定の耐蝕性,耐熱性,耐薬品性等を有する透明性の樹脂 材料(例えば、ポリエチレン,ポリカーボネートもしくはアクリル系,塩ビ系な ど)を使用して成形し、スイング弁3の作動状態及び対象流体の流れを本体部材 1の外部から直接視認し得るよう構成したことにある。
【0018】 また、さらに要すれば、本体部材1の外側面に、図2に示すように、スイング 弁3のスイング角度もしくはその対応流量値の目安となるスケール目盛等を、透 視されるスイング弁3の移動位置と整合するよう記載することにより、従来の別 設の指示計や流量計等に代替することができる。
【0019】 (他の実施例) なお、以上の実施例においては、弁本体部材の成形材料には透明性の合成樹脂 材料を使用したが、要すれば透明ガラス等を使用することもできる。
【0020】 また、透明材料は本体部材1のみでなく、同時に弁座部材2も同一材料を用い ても差支えないことはもちろんである。
【0021】 さらにまた、前記実施例は、スイング弁3を有する形式のチェック弁の実施態 様について説明したが、本考案の原理は、これのみに限定されることなく、例え ばフラップ弁,バタフライ弁等、透明な本体部材からその動作区分を確認し得る 弁部材を有する他形式のチェック弁にも適用し得る。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、チェック弁に透明性を有する弁本体部 材を使用したことにより、弁部材の作動状態及び対象流体の流れ状態が外部から 視認し得るため、別設の指示計や流量計等を要することなく、関連作業の諸判断 に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例及び従来のチェック弁の一例の中心線
垂直断側面図(a)及びそのA−A断面図(b)
【図2】 従来のチェック弁の外観側面図
【符号の説明】
1 弁本体部材 1a ストッパ部 2 弁座部材 2a 弁座 3 スイング弁部材 3a ヒンジ部 4 重錘コア 5 ピン 6 流入側フランジ 7 逆止側フランジ 8 ボルト,ナット 8a ボルト穴 O O−リング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体部材と弁座部材間に弁部材を有す
    るチェック弁において、前記弁本体部材を、透明性を有
    する合成樹脂材料で内部を視認し得るよう形成すると共
    に、その本体部材の外側部に、前記弁部材の移動位置と
    対応するスケール目盛りを有することを特徴とする透視
    型チェック弁。
  2. 【請求項2】 前記チェック弁の弁部材はスイング弁部
    材であることを特徴とする請求項1記載の透視型チェッ
    ク弁。
  3. 【請求項3】 前記チェック弁の弁本体部材の成形材料
    を合成樹脂材料に代えて透明ガラスとしたことを特徴と
    する請求項1,2のいずれか記載の透視型チェック弁。
JP1997005625U 1997-06-30 1997-06-30 透視型チェック弁 Expired - Lifetime JP3044895U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005625U JP3044895U (ja) 1997-06-30 1997-06-30 透視型チェック弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005625U JP3044895U (ja) 1997-06-30 1997-06-30 透視型チェック弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3044895U true JP3044895U (ja) 1998-01-16

Family

ID=43179302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997005625U Expired - Lifetime JP3044895U (ja) 1997-06-30 1997-06-30 透視型チェック弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044895U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111235A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Protechna Sa 液体の輸送及び保管用容器のためのチェックバルブ
JP2012202485A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd ウェハー形逆止弁

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111235A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Protechna Sa 液体の輸送及び保管用容器のためのチェックバルブ
US8561642B2 (en) 2009-11-24 2013-10-22 Protechna S.A. Check valve for transport and storage containers for fluids
JP2012202485A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd ウェハー形逆止弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4449692A (en) Drain construction for a radiator
FI892168A0 (fi) Kuristusventtiili, jossa on virtausnopeutta mittaava toiminto, sekä menetelmä virtausnopeuden mittaamiseksi kuristusventtiilin avulla
JP3044895U (ja) 透視型チェック弁
JP2603005Y2 (ja) ボールバルブ
ATE335150T1 (de) Umstellvorrichtung für eine sanitäreinrichtung mit mindestens zwei wasserverbrauchern
RU2000114630A (ru) Клапан с регулируемой деформацией шарика
US4501158A (en) Liquid flow indicator and valve device
US8616235B2 (en) Valves
CN213064833U (zh) 一种阀门手动头
JPH0594582U (ja)
JPS6039585Y2 (ja) 逆流防止具
CN213776482U (zh) 一种截止阀
DE59605743D1 (de) Hydraulisches Dämpfungsventil
KR0126964Y1 (ko) 수동 개폐식 체크밸브
CN2469270Y (zh) 球型水阀
JPS6028849Y2 (ja) 逆流防止器
JPS595256Y2 (ja) ボ−ルバルブ
JPH056535Y2 (ja)
DE29922272U1 (de) Volumenstromregler
CN1056154A (zh) 三通虹吸泵
JP3014392U (ja) 蛇口における節水駒
DE20218913U1 (de) Hahnblock mit Entleerungsvorrichtung für Ventilheizkörper
DE20013847U1 (de) Ventil für Druckbehälter
RU93055536A (ru) Водосчетчик
JPS58187660A (ja) 高性能蝶形弁閉鎖シ−ル装置